2012年2月26日(日)、北とぴあ14階カナリアホールにて行われた、「北区・宮城県女川町の災害廃棄物受入れに関する住民説明会」の模様。前半、他の区と同じように説明映像が流れる。
特集 震災がれき問題
2012年2月26日(日)、北とぴあ14階カナリアホールにて行われた、「北区・宮城県女川町の災害廃棄物受入れに関する住民説明会」の模様。前半、他の区と同じように説明映像が流れる。
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質疑応答において、はじめ北区住民からの「異常が出た場合は止めて欲しい」という要望に対して、東京二十三区清掃一部事務組合管理課長の森氏から「ごみの灰から8000ベクレルを越えた場合、排ガス中の濃度で検出された場合、排水で濃度限度を越えた場合には焼却炉を停止して調査し、一時受け入れを中止する」と返答があった。
次に「健康被害が出た場合どうするのか」という質問に対し、環境管理担当副参事塚越氏から「昨年6月の焼却灰に放射性セシウムが発見された。排ガスに含まれるものが二次拡散になるので、昨年20工場70検体、今年19工場30検体調査し、全て不検出だっため、二次拡散はしてないと判断している」と返答があり、東京都環境局一般廃棄物対策課長の今井正美氏から「放射能自体は焼却灰の中にあり、東京都の埋め立て処分場に運んで管理する。仮に被災地の廃棄物の搬入にあたって健康被害が起きた場合、東京都の責任になる」と説明があった。
その次に会場の男性から「悪魔の所業だ。石原慎太郎が自ら出てきて説明すべきだ。会場の都合といって早く終わらせようとしている」などと強い口調で叱咤がはじまり、それに対しもう一人の会場の男性が「関係ない話をするな」などとやりとりがあった。後者の男性が「福井県で反対してきたが国民に浸透しなかった。二機だけ動いてるのを止める運動を政府に働きかけないでこういう所に来て文句を言う人が多すぎる」などと意見を述べた。