九電・川内原発1、2号機の再補正申請を受理~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24取材地: テキスト動画
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 2014年6月24日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。本日24日13時半に規制庁は、九州電力川内原発1、2号機のこれまでの審査会合での指摘事項を修正した”再補正申請”を受理した。

■全編動画

    1. 平成26年度第14回規制委員会
    2. 議題 1 原子力規制委員会職員の人材育成の基本方針について
      先月、人材育成の基本方針を作成するという議論を開始したところ、案がまとまったので委員会で議論される
    3. 議題 2 東京電力「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更(敷地境界線量等)の認可について
      敷地境界線量を1mSv/y以下に抑えることを新たな規制要求としたことに基づき、目標達成の明確化、制限対象の排水の明確化などの実施計画変更を指示した。東電からこの指示に基づく変更申請があり、認可してよいか否かを委員会で議論する
    4. 議題 3 国際規制物資の使用等に関する規則の一部を改正する規則等の制定等について(修正版)
      6月11日の委員会で了承された、同規則改正案に対するパブコメの結果について、4件の報告漏れが見つかった。改めて、この4件の意見を紹介し、検討の結果を報告、規則の改正案がこれでいいかどうか、改めて審議する
      • 日時:6月25日(水) 10:30~12:00
      • 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A(東京都港区)

検討チームの会見、会合の予定

      • 6月24日(火)15:00旧独立行政法人原子力安全基盤機構評価委員会 第1回
        • 米谷総務課長出席。3月に規制委に統合された旧JNESについて、業績評価、財務諸表などを確定させるために行うもの
      • 6月25日(水)14:30 定例田中俊一委員長会見
      • 6月26日(木)14:00 第24回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
        • 大村審議官担当。GNF-J、三菱原子燃料(株)から、それぞれウラン加工施設について説明を受ける
      • 6月27日(金)13:30 第121回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
        • 島崎邦彦委員担当。事業者は未定
      • 6月27日(金)14:00 定例ブリーフィング

九電川内原発1、2号機の再補正申請

       九州電力川内原発1、2号機の再補正申請が本日24日13時30分にあり、規制庁は申請を受理した。  九州電力は4月30日に最初の補正申請を出したが、審査会合で規制委から不備の指摘があり、その指摘を受けて修正し、再補正申請した。再補正申請書は8千頁を超える膨大なものであり、まずは審査チームで審査官が中身を精査していくことになるという。

パブコメ、4件の意見取りこぼし

     6月11日の第11回原子力規制委員会で「国際規制物資の使用等に関する規則の一部を改正する規則等の制定」について、同規則改正案に対するパブコメの結果を反映した改正案が承認されている。  ところが、パブコメに4件の報告漏れが見つかった。そのため、明日6月25日の第14回規制委員会で改めてこの4件の意見を紹介し、改正案の検討結果を報告、規則の改正案について、改めて審議するという。

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