原子力規制委員会は11月13日、東京電力から新規制基準への適合性審査が申請されていた柏崎刈羽原発6,7号機(新潟県)について、近く本格的な審査を行うことを決定した。今後、規制委は公開の審査会合を開き、東電から申請内容についてヒアリングを行う。
原子力規制委員会は11月13日、東京電力から新規制基準への適合性審査が申請されていた柏崎刈羽原発6,7号機(新潟県)について、近く本格的な審査を行うことを決定した。今後、規制委は公開の審査会合を開き、東電から申請内容についてヒアリングを行う。
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この日行われた定例の会合で、田中俊一委員長が「(委員会の)皆さんにご意見をうかがいたいことがある」と唐突に発言。柏崎刈羽原発6,7号機の審査の進め方が話し合われた。事前に発表された議題には、柏崎刈羽原発の審査の件は盛り込まれていなかった。
柏崎刈羽原発6,7号機は、9月27日に東京電力から変更審査申請が提出されていた。しかし、福島第一原発の汚染水対策でトラブルが多数発生していることから、規制委はこれまで審査入りを保留にしていた。田中委員長は、「適合性審査は規制委員会及び規制庁に課せられた法的な義務であり、審査をいつまでも止めていられない」と発言、申請内容についての聴取、審査の前提となる問題点の指摘まで進めたいと提案した。他の委員がこれを了承し、審査入りが決まった。
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