TPPで「聖域」撤廃か 自民党の「嘘」を鈴木宣弘教授が糾弾 「このままでは“限界列島”に」~岩上安身によるインタビュー 第360回 ゲスト 東京大学・鈴木宣弘教授 2013.10.12

記事公開日:2013.10.13取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
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 自民党の西川公也TPP対策委員長は10月6日、コメや牛肉・豚肉など、これまで政府・自民党が「聖域」としてきた農産物の「重要5品目」について、「(重要品目から)抜けるか抜けないかの検討はしないといけない」と述べ、関税の撤廃を容認する考えを示唆した。

 民主党政権時から一貫してTPP交渉参加への反対を主張してきた、東京大学の鈴木宣弘教授(専門は農業経済学)は、12日、岩上安身の緊急インタビューに応じ、「TPPで『聖域』を守れないことなど、初めから分かっていたこと」と指摘。政府は、TPPで「聖域」を守れないと知っていながら情報を隠し、国民を騙したのだと語った。


「放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、対策を実現するために」〜都内で『第3回市民科学者国際会議』開催 2013.10.13

記事公開日:2013.10.13取材地: テキスト動画

 13日、渋谷区の青少年オリンピックセンターにて、「第3回 市民科学者国際会議」が開催された。

 この国際会議は、福島第一原発事故による被害と被ばくの最小化のため、国内外の市民と科学者が放射線による健康影響と、その対策について議論を深め、かつ国際的なネットワークを広げることを目指し、同会議実行委員会により、3年連続で開催されている。

 2日間の会議の初日であるこの日は、計10人のスピーカーが登壇した。


抗議行動が「特定有害活動」に!? 山本太郎議員が秘密保護法の危険性を訴え ~No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動 2013.10.13

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 「再稼働なんてありえない」「オリンピックより私たちの生活を」ー。

 10月13日(日)、「福島を忘れるな、再稼働を許すな」と題して、国会正門前で原発ゼロ統一行動の大集会が行われた。


「平和憲法を擁する日本が、皮肉にも『平和への権利』を阻んでいる」~9条国際会議 第3分科会「平和への権利」 2013.10.13

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 「『平和への権利』はすべての人にとっての権利」「語るだけでなく、自分の行動で示すこと」──。

 2013年10月13日(日)13時30分より、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで「9条国際会議」が行われた。第3分科会では「平和への権利」がテーマとなり、各国の代表者から自国での取り組みが報告された。その中では、国連の舞台において「平和への権利」の確立を阻んで来たのは、日本であることも明らかにされた。


「想像できないものは、実現もできない。本当の平和を想像しよう」 ~9条国際会議 第1分科会「戦争のない世界へ」 2013.10.13

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 「平和とは『戦争の不在』ということだけではない」「一人ひとりの胸に、憲法9条は宿っている」──。

 2013年10月13日(日)13時30分より、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで「9条国際会議」が開催された。第1分科会では「戦争のない世界へ」と題して4名のパネリストが登壇し、自国の現状と日本国憲法第9条との関わりなどを述べた。講演終了後は、会場の一般参加者からの質問にも答えた。


「日本はアメリカの圧力を口実として、軍事大国になりたいのかもしれない」各国ゲストから厳しい声 ~9条国際会議 全体会 2013.10.13

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 「大砲を作ってる人たち、あんた方の正体は丸見えだよ」──。ジーン・マイラー氏は、ボブ・ディランの歌を引用して反戦を訴えた。

 2013年10月13日(金)10時より、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで「9条国際会議・全体会」が行われた。日本政府が憲法改正の動きを進め、米軍とともに軍備の強化を急いでいることから、「9条が危機に瀕している」と懸念する声が多く上がった。それに歯止めをかけられるのは、一体誰なのか? 海外ゲストを中心に、日本に対し真摯なメッセージが伝えられた。


「安倍首相は、福島の汚染水と同様に『日本は水銀被害を克服』と発言。本当に破廉恥なことだ」 ~チッソ水俣病関西訴訟最高裁判決から10年目を控えて 2013.10.13

記事公開日:2013.10.13取材地: テキスト動画

 「水俣病問題には社会が直面する普遍的テーマが含まれている。企業競争の激化を背景に、規制が緩められ、人々の生命が脅かされてはならない」──。

 2013年10月13日、大阪市生野区のKCC(在日韓国基督教)会館において「チッソ水俣病関西訴訟最高裁判決から10年目を控えて MINAMATA 今の課題」が開かれた。関西訴訟において、行政の責任が認定されたにもかかわらず、補償、認定基準などで、今なお苦しめられる被害者の現状が浮き彫りとなった。


「安倍首相の言葉は、あきらかに嘘」 ~緊急集会「原発汚染水流出事故と柏崎刈羽原発 ~再稼働どころではない!柏崎刈羽原発の廃炉と支援法実現を求めて~」 2013.10.13

記事公開日:2013.10.13取材地: テキスト動画

 「福島の汚染水問題は、ようやく判明してきたところ。柏崎刈羽の再稼働審査を先行するのはおかしい」と阪上武氏──。

 2013年10月13日、東京都千代田区の日比谷図書館で、緊急集会「原発汚染水流出事故と柏崎刈羽原発 ~再稼働どころではない!柏崎刈羽原発の廃炉と支援法実現を求めて~」が行われた。

 阪上武氏が福島第一原発の汚染水問題を、新潟の金子貞男氏が「柏崎刈羽原発の再稼働は、なぜ許されないか」を語り、満田夏花氏は骨抜きにされた原発事故子ども・被災者支援法を「あきらめずに変えていこう」と訴えた。


基本方針の閣議決定後にパブコメを公開 ~子ども・被災者支援法の理念を逸脱した政府へ抗議の記者会見 2013.10.11

記事公開日:2013.10.11取材地: テキスト動画

─ 最後まで国民の声を無視し続けてきた政府 ─

 政府は11日、午前中に開かれた閣議の中で、「子ども・被災者支援法」の基本方針を決定した。

 これを受けて、12時15分から、法律の制定に関わってきた被災当事者や支援者が記者会見を開き、骨抜きの基本方針に強く抗議。今後も、法律に基づいた基本方針の見直しを求めていく粘り強い姿勢を見せた。


「被災者の分断生むだけ」 子ども・被災者支援法 閣議決定に抗議の声 2013.10.11

記事公開日:2013.10.11取材地: テキスト動画

 政府は11日、東京電力福島第一原発事故の被災者を支援する「子ども・被災者支援法」の基本方針を閣議決定した。この日の朝、同法の基本方針案に反対する市民ら約30人が首相官邸前で抗議の声をあげた。


【IWJブログ】 歪められたユダヤ教――「人工国家」イスラエルと米国の拡張主義~岩上安身による東京理科大学教授・菅野賢治氏インタビュー

記事公開日:2013.10.11 テキスト

 今年の8月21日、シリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使用されたとされる「惨劇」以降、急激に可能性が高まっていた米国によるシリアへの軍事介入は、化学兵器の国際管理というロシアの提案が受け入れられ、一時的に回避されることになった。9月14日のことである。


東電定例会見「福島第一沖防波堤の外でセシウム137を1.4Bq/L検出するも、翌々日にはNDに」 2013.10.11

記事公開日:2013.10.11取材地: テキスト動画

 2013年10月11日(金)17時30分頃から東電定例会見が開催された。東電は福島第一原子力発電所港湾口東側、防波堤の沖で、10月8日に行った海水サンプリング調査の分析結果を発表。セシウム137を1.4Bq/L検出したが、10日のサンプリングでは再びND(0.5)に低下した。東電は、濃度自然な変動範囲内との考えを示している。


2020年東京五輪メインスタジアムとなる国立競技場の改築に物申す ~シンポジウム「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」 2013.10.11

記事公開日:2013.10.11取材地: テキスト動画

 「新国立競技場案は、非常に粗雑な国際コンペで決まった」ーー。

 11日(金)夜、競技場にほど近い日本青年館で行われたシンポジウム「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」に約700人が参加し、建築家の槇文彦氏ら5人のパネリストがこの改築について問題提起を行った。


「今後、前進があるという言い方はごまかしである」閣議決定直後の政府交渉〜子ども・被災者支援法 2013.10.11

記事公開日:2013.10.11取材地: テキスト動画

 子ども・被災者支援法の基本方針案が閣議決定された11日、復興庁、環境省、文科省、国交省、農水省など関連省庁から18人の官僚が参加し、市民との間で政府交渉が行われた。

 冒頭、支援対象地域を福島県の中通りと浜通りに限定した点について復興庁の阿部直樹政策調査官は、その理由を、「これらの地域からの自主避難者が最も多いからだ」と説明。法律に書かれている「一定の基準」については今後、一年に一回見直される予定だが、その過程で「範囲の拡充については検討していく」と補足した。れに対し千葉県流山市の阿部治正市議会議員は、「これから議論を重ねて行けば前進があるという言い方はごまかしである」と、「年間1mSv以上を支援対象地域にすべき」という被災者や支援者らの要望を反映しなかった説明にはなっていないと指摘した。


「最後まで取材するジャーナリストでありたい」~岩上安身によるインタビュー 第359回 ゲスト DAYS JAPAN編集長 広河隆一氏 2013.10.10

記事公開日:2013.10.10取材地: テキスト動画独自

 ジャーナリストで『DAYS JAPAN』編集長の広河隆一氏は10日、岩上安身のインタビューに応え、『DAYS JAPAN』のこれからや、ジャーナリズムのあり方、中東、チェルノブイリ、福島での取材などを振り返りながら、これまでの自身の半生を語った。


福島県田村市で、除染上限値を超える放射線量を計測 国際NGOグリーンピース・ジャパンが発表 2013.10.10

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 国際環境NGOのグリーンピース・ジャパンは10日(木)、衆議院第一議員会館で記者会見を開き、福島第一原発から20キロ圏内に位置する「避難指示解除準備区域」の福島県田村市で、政府が除染作業をする際の上限として定めている毎時0.23μSvを上回る放射線量を検出したと発表した。


「民主主義が空洞化する」 超党派議員と市民が秘密保護法の勉強会を開催 2013.10.10

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 政府が10月15日から開かれる臨時国会で成立を目指す「特定秘密保護法」について、10日(木)、超党派の議員の呼びかけで勉強会が開催された。


「民主主義を揺るがしかねない」パブコメの公開を前に閣議決定に突き進む政府に批判の声〜子ども・被災者支援法 2013.10.10

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 政府は、パブリック・コメントを公開する前に「子ども・被災者支援法」の基本方針案を閣議決定する方針を明らかにした。10日に開かれた院内集会の場で、復興庁の阿部直樹政策調査官が報告した。

 集会に参加したのは福島県をはじめ、佐賀県、栃木県、大阪府、京都府に住む被災当事者や支援者など約100名。明日予定されている閣議決定の前に、最後の交渉を行った。


田中俊一原子力規制委員長、IAEA天野之弥事務局長と会談「11月下旬に海洋モニタリング専門家集団を派遣、共同で調査する方針」 2013.10.10

記事公開日:2013.10.10取材地: テキスト動画

 2013年10月10日 国際原子力機関(IAEA)天野之弥事務局長か原子力規制委員会を訪れ、田中俊一規制委員長と会談「11月下旬に海洋モニタリング専門家集団を派遣、共同で海洋モニタリング調査およびそのデータ公表を行う方針を確認した」


「東大生は頭が狂っている!」 安冨歩教授が学生を挑発?―東京大学教養学部「生きる上で役に立つ経済学」 2013.10.9

記事公開日:2013.10.9取材地: テキスト動画

 『原発危機と「東大話法」』などの著作で知られる東京大学東洋文化研究所の安冨歩教授が、東京大学駒場キャンパスで、1,2年生向けの講座「生きる上で役に立つ経済学」を開講、IWJは初回オリエンテーションの模様を中継した。