コンテンツ種別: テキスト
【IWJブログ】NHKでサザンがヒトラーの「チョビ髭」、タモリが「憲法改正」を疑問視―自主規制によってひたすらトボケ続けるメディアの中で、政府の暴走に国民的著名人が堂々プロテスト発言 2015.1.2
年末のNHK紅白歌合戦に31年ぶりの出演を果たした、J-Pop界のトップランナー、サザンオールスターズ。
紅白には出ないと思われていた国民的アーティストのサプライズ出演には誰もが驚いたが、それ以上に、桑田氏がステージ上で安倍政権批判を全面に出したことが大きな波紋を呼んだ。
【北星大脅迫事件・従軍慰安婦問題】元朝日新聞記者・植村隆氏への度を越したバッシングに対し、弁護士らが「名誉毀損」で訴訟提起! 植村氏自らが登壇する報告集会の模様を、17時から完全生中継 2015.1.9
★本日1月9日17時からの「元朝日新聞記者 植村隆氏 名誉毀損訴訟提起 報告集会」の配信Chはこちら
1991年8月11日、当時、朝日新聞の若手記者だった植村隆氏は同紙の大阪本社版に、自ら従軍慰安婦であったことを初めて公に明らかにした金学順(キム・ハクスン)さんに関する最初の記事を書いた。
それから25年たった今、苛烈な朝日新聞バッシングと連動するかたちで、植村氏が非常勤講師を務める北星学園大学に対し、2014年5月と7月、「植村をなぶり殺しにしてやる」「(植村氏を)辞めさせろ。辞めさせなければ、学生を傷めつけてやる」「くぎ入りガスボンベ爆弾を仕掛ける」などという脅迫文書が送りつけられた。
さらには、ネット上に植村氏の家族の顔写真とともに、「自殺するまで追い込む」などという文言が書き込まれるなど、植村氏個人に対しても誹謗中傷、罵詈雑言が浴びせられている。
こうした事態に、全国の弁護士、識者が立ち上がった。
【桜島噴火の予兆!?②】巨大噴火を予知できるとする規制委・九電は「頭がおかしい」!?火山学の権威が痛烈批判!岩上安身による日本火山学会元会長・荒牧重雄東大名誉教授インタビューを再配信! 2015.1.8
★本日1月9日20時より、会員限定で、日本火山学会の元会長で、噴火予知連の元委員でもある東大名誉教授・荒牧重雄氏インタビューを再配信予定!! 配信URLはこちら
いつ大規模噴火が起こってもおかしくない、鹿児島県・桜島。
2015年に入ってから桜島は、活動を活発化させるマグマと、それにより発生した大量の火山ガスに起因するとみられる山体膨張を続けており、鹿児島県地方気象台は「噴火が起きれば、火口から約2キロの範囲では噴石や火砕流に注意が必要」と呼びかけている。
火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(東大名誉教授)は、「長いこと山頂が膨脹しているようにみられるので大きな噴火になるかもしれない。一両日中に噴火の可能性もあるが、いつということは難しい(※)」と警告している。
規制委田中委員長、原発再稼働に「政治的パフォーマンスは全く考えていない」 2015.1.7
2015年1月7日14時30分より、新年第一回目の原子力規制委員会・田中俊一委員長の定例記者会見が行われた。原発再稼働が現実視され、稼働後はリスクが大きくなることから、実質的に安全が担保できる体制などに取組む姿勢を見せた。ただし、再稼働に「政治的パフォーマンスは全く考えていない」ことを強調した。
「戦争は秘密から始まるという真実」――国連を通じて働きかけ続ける英エセックス大学人権センター・フェロー藤田早苗氏に岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第499回 ゲスト 藤田早苗氏 2015.1.6
特集 秘密保護法
「戦争は秘密から始まる、ということは真実です」
2015年1月6日(火)午後6時より、IWJ事務所にて、岩上安身による英エセックス大学人権センター・フェロー藤田早苗氏インタビューを行なった。
国際人権法の専門家としての立場から秘密保護法への批判を続け、国連の人権問題専門家への精力的な働きかけを行ってきた藤田氏。人権をめぐる国際的標準をふまえつつ、特定秘密保護法の危険性や、自民党改憲案の人権意識の低さについて厳しい批判を展開した。
安倍政権が本腰を入れて取り組む憲法改正や、歴史修正を目論む安倍談話などの話題にふれつつ、藤田氏は、「国連を使って何ができるか」を考えていると語り、萎縮することのない草の根的な社会運動、市民によるジャーナリズムを呼びかけた。
ALPSで処理した後のトリチウム水の扱い、タンクに滞留するか海洋放出か、国の検討結果を待つ考え~東電定例会見 2015.1.8
2015年1月8日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。3月に予定されている凍土遮水壁の凍結開始に変更はないとの考えを示した。また、ALPSで処理した後のトリチウム水は、国の検討結果が出るまでタンクに溜め続ける考えだという。
【桜島噴火の予兆!?①】マグマ上昇!? 桜島で噴石・火砕流を伴う巨大な爆発的噴火の兆候が!? 「姶良カルデラの巨大噴火の前兆だったとしてもおかしくない」と警鐘を鳴らす火山学者・小山真人氏インタビューを緊急タイムリー再配信! 2015.1.8
★本日1月8日20時より、会員限定で、火山の「基礎」の部分から火山学の限界までうかがった小山真人氏インタビューを再配信予定!! 配信URLはこちら
重大な警告が2015年早々、発せられた。鹿児島の桜島で大規模な噴火の可能性があるというのだ。
鹿児島地方気象台は1月6日、鹿児島県・桜島で、「噴火に伴い、大きな噴石や火砕流が発生する可能性がある」と発表した。2015年に入り、桜島の山体が膨張しているのが継続的に確認されたという。
膨張の原因は、活動を活発化させるマグマと、それにより発生した大量の火山ガスだとみており、噴煙が火口から上空約5千メートルに達した2013年8月の爆発的噴火と同規模か、それ以上の噴火が起きる可能性があるという。
2013年の噴火では、大量の火山灰が鹿児島市などに降り、火口周辺では噴石が飛び散るなどしたという。現在、火口は火山灰など砕石物によってふさがれており、気象台は「噴火が起きれば、火口から約2キロの範囲では噴石や火砕流に注意が必要」としている。
日本は今年、未曾有の自然災害の猛威にさらされるのだろうか。
【饗宴アフター企画第4弾!】「ヨーロッパの成立と反ユダヤ主義は同時に進む」~「国家の解体・滅びの歴史」に通じる共通点に迫る!~ 岩上安身によるインタビュー 第498回 ゲスト 東京大学名誉教授・板垣雄三氏 2014.12.22
特集 中東
「ヨーロッパの成立と反ユダヤ主義は同時に進みます」――。
2014年12月22日、岩上安身は「饗宴アフター企画第4弾」と銘打ち、東京大学名誉教授・板垣雄三氏にインタビューした。
板垣氏は、18世紀あたりからヨーロッパがオスマン帝国に反逆し始め、宗教紛争にも発展、外交史でいう「東方問題」が勃発したことに言及。もともとは輝かしい外交関係を築いていたヨーロッパとオスマン帝国。ヨーロッパの軍服やYシャツもイスラームが起源だと板垣氏は話す。
検察は「加害者とともに笑う」のか? 鮫川村仮設焼却炉建設 偽の同意書をめぐる告発が「不起訴」に 2014.12.2
福島第一原発事故で汚染された稲わらなどの廃棄物(8000ベクレル/キロを超える高濃度放射性廃棄物)の減容化のため、福島県鮫川村に焼却施設を建設する際、環境省と鮫川村は近隣住民にほとんど知らせないまま、「その土地の共同地権者たちの同意を得ている」として建設を進めた。
それに対し、地権者のひとりである堀川宗則氏は、「同意はしていない。自分の署名と捺印は偽造された」と訴え、有印私文書偽造、同行使で告発。福島地裁に同施設の操業差し止め仮処分を申し立てた。
日本郵政の西室泰三社長が会見、ゆうちょ・かんぽの株式50%を売却し段階的にすべての株式を売却する方針 2014.12.26
※1月8日テキストUPしました!
日本郵政の西室泰三社長は、12月26日に記者会見し、日本郵政グループ3社(日本郵政株式会社・株式会社ゆうちょ銀行・株式会社かんぽ生命保険)の株式上場をする方針を決めたと発表した。ゆうちょ・かんぽの金融2社の株式については、まずは50%を売却して、段階的にすべての株式を売却していく方針だ。
「正社員をなくしましょう」自らが会長を務める人材派遣会社に利益誘導する竹中平蔵氏とは何者なのか? 8年もの取材を通して竹中氏の実像を明らかにしたジャーナリスト佐々木実氏へのインタビューを再配信! 2015.1.7
★1月7日20時より、Ch1で岩上安身によるジャーナリスト佐々木実氏インタビュー「『竹中平蔵』の正体」を再配信しました!配信URLはこちら
「新自由主義の申し子」と呼ばれる竹中平蔵氏の発言が注目を集めている。
問題の発言は、年が明けた2015年1月1日、テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!元旦スペシャル」で発せられた。「激論!戦後70年日本はどんな国を目指すのか!」をテーマに討論が繰り広げられた番組で、「改正派遣法の是非」を議論していた際、竹中氏は「正社員をなくしましょう」と発言。Twitterなどを中心に、この竹中氏の発言をめぐって賛否両論の意見が飛び交った。
番組で竹中氏は、「同一労働同一賃金」を主張する民主党の辻元清美衆院議員らに対し、こう言い放った。
「同一労働同一賃金と言うんだったら、『正社員をなくしましょう』って、やっぱり、あなた、言わなきゃいけない」
竹中氏はさらに、この発言の前提として、派遣労働をめぐるアンケート調査を例に出し、次のように語った。
舛添知事、都所有の迎賓館構想に理解求める 浜離宮恩賜庭園の建造物を復元、海外VIPなど向けの迎賓館にしていく考え 2015.1.6
東京都の舛添要一知事は1月6日、2015年初めての定例会見を行ない、浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)の建造物を復元し、海外VIPなど向けの迎賓館にしていく考えを改めて示した。舛添知事は昨年4月の定例会見で、都所有の迎賓館を整備していく方針を示唆していた。
【佐賀県知事選特別企画】写真でみる九州電力玄海原発の今 2015.1.6
昨年12月25日に告示された佐賀県知事選挙は、1月11日(日)まで、最後まで結果の見えない激しい選挙戦が予想されている。
立候補を表明しているのは、「元武雄市長・元総務官僚の樋渡啓祐氏(45)=自民党推薦」、「九州大大学院教授・元国土交通官僚の島谷幸宏氏(59)」、「小城市で農業を営んでいる飯盛良隆氏(44)」、「元総務官僚の山口祥義氏(49)=JA佐賀推薦」の4人である。
1月1日に発表された、地元、佐賀新聞の世論調査によると、原発再稼働容認派の樋渡氏と山口氏がリードしていると伝えられているが、まだ、35%もの有権者が投票者を決めておらず、4候補者の中で唯一、原発再稼働に反対している島谷氏の動向も注目される。
IWJでは、選挙の大きな争点の一つとなっている場所、「九州電力 玄海原子力発電所」を12月28日に改めて取材した。
「国家機能を持ち始めたイスラム国との戦いは長期化する」米空軍戦争大学助教授が指摘 ~国際地政学研究所ワークショップ 2014.12.19
特集 中東
「戦争は、始め方よりも終わらせ方のほうが難しい」──。2014年5月、オバマ米大統領は米軍中心の国際治安支援部隊(ISAF)が、同年12月末をもってアフガニスタンでの任務を終えることを発表した折に、このような言葉を口にした。
2014年12月19日、国際地政学研究所の第12回目のワークショップが東京都内で開かれた。「アメリカの軍事戦略―イラク・アフガン・シリア・ムスリム(国)―」とのタイトルのもと、アメリカ空軍戦争大学国際安全保障学部助教授の片桐範之氏と、国際政治学者で桜美林大学教授の加藤朗氏が、国家対非国家主体(アルカイダやイスラム国といった反政府勢力)の戦争について考察を行った。
福島第一、護岸エリア地下水観測孔で過去最大のセシウム濃度を検出~東電定例会見 2015.1.5
2015年1月5日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2-3号機間の地盤改良を行った護岸エリアにある地下水観測孔から、過去最大のセシウム濃度を検出。ウェルポイントからの地下水汲み上げが影響している可能性があるという。
【佐賀県知事選】無所属・島谷幸宏候補を嘉田由紀子・前滋賀県知事が応援「佐賀の美しい自然と文化を守っていきたい」 2014.12.29
※ 1月5日テキスト追加しました!
2015年1月11日に投開票を迎える佐賀県知事選挙に立候補した無所属の島谷幸宏候補が12月29日(月)13時30分から、佐賀市内で街頭演説を行った。演説には前滋賀県知事の嘉田由紀子氏が応援に駆け付け、島谷氏とともに政策を訴えた。
嘉田氏と島谷氏は、前日の28日(日)午前にも、玄海原発のゲート前で、原発再稼働に反対する街頭演説を行っている。
【饗宴アフター企画】「人生に意味はないが、価値はある。生きているだけで充分に幸せだ」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第497回 ゲスト 上村静氏 後編 2014.12.22
特集 中東
「アメリカの覇権主義者たちは終末思想を望んでいるから、人類消滅は本当にあり得る話です」──。
2014年12月22日に行われた、岩上安身による、尚絅(しょうけい)学院大学准教授の上村静氏インタビューの後半。前半で、ユダヤ教やキリスト教の成り立ち、キリスト教を真似て天皇国家を仕立て上げた明治の日本、その似非宗教国家としての構造などを語った上村氏。後半では、アメリカ帝国主義と世界の富の1%を占める新自由主義者たちの根底に流れるマモン(富魔)を、ユダヤ教とキリスト教の視点から解き明かしていった。
【饗宴アフター企画】「上から目線(ヘイト)は、16世紀に渡来したキリスト教宣教師が日本に伝えた」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第497回 ゲスト 上村静氏 前編 2014.12.22
特集 中東
「紀元1世紀頃のキリスト教は新興宗教。うさん臭かった。ゆえに善行に力を入れて、信用を求めた」──。
中東・イスラエルでの絶えない紛争、アメリカ帝国主義、格差を助長する新自由主義の実態。現在の世界が抱えるこれらの問題の根幹を、ユダヤ教とキリスト教に探るべく、岩上安身がユダヤ学と聖書学の研究者である上村静氏に話を聞いた。
【IWJウィークリー77号】(PDF版発行) 2015.1.3
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