日刊IWJガイド・非会員版「緊急のご寄付、カンパをお願いします! 月間目標額に、約50%も足りていません! 3月も残りあと3日! IWJの財政は崖っぷちです!」2025.3.28号~No.4491


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~緊急のご寄付、カンパをお願いします! 月間目標額に、あと半分足りません! 3月も残りあと4日! IWJの財政は崖っぷちです! 3月は1日から25日までの25日間で、58件、170万3811円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます! この金額は、月間目標額350万円の49%にあたります。月間目標をクリアするには、3月末までに目標額の51%、あと179万6189円必要です!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! 大阪万博のトンデモトイレ! トイレ難民激増! なんと2億円のトイレ!?】1970年の大阪万博というプロジェクトを見事に成功させた日本人が、2025年の大阪万博で、何もかもつまづいている現実! いったいなぜなのか!? (『毎日新聞』、2025年3月3日ほか)

■フランスの民主主義が危うい! まさかあのフランスが、好戦的なマクロンの事実上の独裁制に!?「フランスのトランプ」、マリーヌ・ルペン国民連合(RN)前党首が、2027仏大統領選挙への出馬が不可能に!? 検察がルペン氏に5年間の公職選挙立候補禁止を求めた裁判の判決が来週に迫る! ルペン氏は、2027年フランス大統領選挙の最有力候補! 検察の動きは、急速に支持を伸ばすルペン氏と国民連合の政治的生命を断つ「司法権の濫用」ではないかとの疑惑も!

■岩上安身による立花孝志氏インタビュー(その6)立花氏「悪い人を殺して、自分が有名になろう、みたいな、そういう動機に、僕は見えてますけどね」「(しかし、そそのかす空気を作った)その連中は、まさに『TBS』がそうですから」!

■<【IWJ号外】告知>「ドネツク国立大学政治学講座チェルカシン准教授著・松里公孝教授訳『ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策』(前半)『ドンバスの2共和国が生まれた諸前提』ほか」をお送りします!

■<【IWJ号外】告知>「タッカー・カールソンによるプーチン大統領インタビュー(第12回最終回)『イーロン・マスクを、止めることはできないと思います』『諜報機関は互いに連絡を取り合っています』」をお送りします!
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■はじめに~緊急のご寄付、カンパをお願いします! 月間目標額に、あと半分足りません! 3月も残りあと4日! IWJの財政は崖っぷちです! 3月は1日から25日までの25日間で、58件、170万3811円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます! この金額は、月間目標額350万円の49%にあたります。月間目標をクリアするには、3月末までに目標額の51%、あと179万6189円必要です!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 財政が危機的状況です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

 IWJの今期第15期は、8月にスタート、半期が経過し、8ヶ月目に入りました。残念ながら8月からの今期第15期は、2月までで7ヶ月連続で一度も、月間目標額に達していません! この不足総額は、今期だけの累計で、寄付部門だけの暫定ですが、1277万4502円にもなります。

 3月は1日から25日までの25日間で、58件、170万3811円です。この金額は、月間目標額350万円の49%にあたります。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!

 しかし、月間目標額をクリアするには、3月末までに、目標額の51%、あと179万6189円が必要です!

 3月末まであと4日間です! 今期は月間目標額を達成するだけではなく、累計1277万円のマイナスを少しでも埋められるよう、皆さまのご支援をお願いしてきました。なんとか、マイナス幅を縮めるべく、皆さまのお力をお貸し願いたいと思います!

 11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、その目標額にもまったく手が届かないようならば、IWJは今後、活動をさらに縮小し、続けてゆくことが困難になります!

 第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。一時期は、在宅で養生し、インタビューも1度もできない月もありました。しかし、昨年11月、12月、1月と、連続して重要なキーパーソンへのインタビューを実現し、配信しています!

 また、1月27日の、お台場のフジテレビ本社で行われた約10時間半にわたるロングラン記者会見にも参加し、現場で質問もし、乗り切りました。その後、夜中の2時近くに帰社して、徹夜で『日刊IWJガイド』の作業をしたので、疲れが数日間残り、ダウンしました。リカバリー力が明らかにコロナ感染以前より、格段に落ちています。

 それでも、休養の時間をとるようにしつつ、スタッフの力も借りて、仕事の質と量をアップさせていっております。

 またそうしなければいけない、重大なテーマが次々と起こりつつあり、しかもプロパガンダのレベルがひどくなっているからです。

 なお、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!

 サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます! 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。

 皆さま、会員登録をよろしくお願いします!

※会員登録のご案内
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 2月末現在、IWJ会員の総数は2009人、このうちサポート会員の方は773人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身 拝


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◆中継番組表◆

**2025.3.28 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆中継番組表◆

**2025.3.29 Sat.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

梶田隆章氏「国が何かをするときに、『科学にもとづいてどうあるべきか』ということについて意見を述べるということが、私達の使命だと思っている」~3.19「日本学術会議法人化への懸念」―講演:日本学術会議第25期会長・2015年ノーベル物理学賞受賞 梶田隆章氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526926

◆しばらくフルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆

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「財務省解体デモ」現場近くの路上で襲撃され深手を負った立花孝志氏に、岩上安身が事件後、最初の独占単独インタビュー!! 立花氏は「原因を作ったのは、『報道特集』では!?」とメディアの偏向報道が「テロリスト」を生む恐怖を激白!~岩上安身による立花孝志氏(NHK党党首)インタビュー 2025.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526915

※ロバート・パリーの調査報道シリーズ(IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%BC&area=

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その1)>ソ連崩壊後、米国の一極覇権プロジェクトが始まり、2003年のイラク戦争後、「欧州は完全に発言力を失った」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける!東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526942

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その2)>「ヨーロッパが米国の敵となることは危険だが、米国の友人となることは致命的である」!欧州には、本物の外交政策が必要! 日本も同様! 他人事ではない! 今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526967

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その3)>【質疑】「NATOと欧州の混同」こそ最悪、欧州は独自の現実主義的な外交をもつべき! NATOは米国の覇権維持装置、トランプ大統領が求める防衛費5%は「米国のためであって、あなた達のためではない」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526996

「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

◆しばらくフルオープン! フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題特集!◆

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特集 フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題!
https://iwj.co.jp/wj/open/fuji_nakai

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! 大阪万博のトンデモトイレ! トイレ難民激増! なんと2億円のトイレ!?】1970年の大阪万博というプロジェクトを見事に成功させた日本人が、2025年の大阪万博で、何もかもつまづいている現実! いったいなぜなのか!? (『毎日新聞』、2025年3月3日ほか)

 万博のような巨大イベントで、最も切実なのは、実はトイレです。

 会場内は飲食持ち込みは可ですし、場内にも飲食物が売っているので、気温や時間などによっては、トイレ需要が一気に高まる可能性があります。

 万博会場の広さは、東京ドーム33個分に相当する155ヘクタールです。

 158ヶ国・地域と9国際機関が参加を予定し(このうち、開幕日に、どれだけパビリオンの建設が間に合っているか、わかりませんが)、約2820万人の来場者を見込んでいます(これも、予定数を割り込む可能性があります)。

※万博工事で女性用トイレの設置要望 「切実なお願い」協会知らず(毎日新聞、2025年3月3日)
https://mainichi.jp/articles/20250228/k00/00m/040/101000c

 この規模の大きさの会場に、これだけの入場者を見込んでいるのに、トイレの数がなんと43ヶ所しかないのです。

※トイレ・ベビーケアルーム(expo2025、2025年3月27日閲覧)
https://www.expo2025.or.jp/universalinfo/toilets/?

 各パビリオン内部に、トイレがそもそもあるだろうと、考えがちですが、大阪関西万博の公式ホームページを見ると、各パビリオンにトイレが設置されるかどうか、なんと不明なのです。

 この点、大阪府に確認しましたが、万博専用の問い合わせ窓口へ電話が殺到していて確認できませんでした。

 すでに前売り券を買ってしまった人ほど、開幕間近になってきて、未完成の工事現場だらけの万博を見せられるのか、飲食物は、トイレは、休憩所は、雨が降ってきた時はどうするか、これから夏に向けて暑さ対策はなどと、気がかりなことだらけなのでしょう。

 仮に、パビリオン内部には、トイレがひとつも設置されないとすると、単純計算で、1トイレあたり、約3万6000平方メートル(東京ドーム約8割分)をカバーすることになります。

 これでは、人気パビリオンの行列よりも、トイレの待機列の方が、長時間化する可能性が高いでしょう。

 さらに、主催者の思惑通り、1日あたり約15万人(2820万人÷185日間)が来場すると想定すると、トイレ1ヶ所あたりで、1日約3500人に対応することになります。

 ピーク時にはさらに集中するため、トイレ待ちの問題は、確実に、深刻化しますし、中には間に合わない子供さんや、頻尿気味の高齢者など、アウトになってしまう人もいるでしょう。

 しかも、会場内に設置されたトイレ間の距離は離れており、高齢者・子ども・障がい者など移動に負担がある人々にとっては、利便性が著しく低くなっています。

 各国のパビリオンや人気施設の周辺にトイレが十分配置されていない場合、特定箇所のトイレが集中して混雑する可能性もあります。

 特にメインゲート、飲食エリア、人気展示施設周辺ではトイレへの需要が急増するため、場所ごとの混雑度に大きな偏りが生じることが予測されるのです。

 このため、トイレ難民が激増する可能性があります!

 このトイレですが、「2億円トイレ」と言われるものが、会場内に2ヶ所もあるのです。

 この「2億円トイレ」は、SNSで物議を醸しました。

 女優の毬谷友子さんは、3月10日付『X』でこうポストしています。

 「これがなんだかわかりますか?

 2億円かけて作られた
 万博のトイレだそうです。

 さすがに我慢の限界です。
 怒りで震えています。

 明細を国民に見せて下さい」。

※毬谷友子さんの3月10日付『X』へのポスト
https://x.com/mariyatomoko/status/1898946744366576032

 コストは、その後、1億5000万円まで削減したと、このトイレの設計者の米澤隆氏が、16日付『X』で説明しています。

 さらに、米澤氏は「実際には46基のトイレがあり」「(大規模トイレは)2箇所あり、平米単価は77万円と64万円です。建設物価調査会の調査では21~22年の公共トイレ施設の平米単価は98万円です」と、この「2億円トイレ」が、2ヶ所で46基あり、平米単価は、公共トイレよりも安いと弁明しています。

※米澤隆氏の16日付『X』へのポスト
https://x.com/yonezawatakashi/status/1901137999280435273

 こうした米澤氏の詳細な説明に対して、逆に多くの突っ込みが『X』で入っています。

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■フランスの民主主義が危うい! まさかあのフランスが、好戦的なマクロンの事実上の独裁制に!?「フランスのトランプ」、マリーヌ・ルペン国民連合(RN)前党首が、2027仏大統領選挙への出馬が不可能に!? 検察がルペン氏に5年間の公職選挙立候補禁止を求めた裁判の判決が来週に迫る! ルペン氏は、2027年フランス大統領選挙の最有力候補! 検察の動きは、急速に支持を伸ばすルペン氏と国民連合の政治的生命を断つ「司法権の濫用」ではないかとの疑惑も!

 「フランスのトランプ」ともいわれる、マリーヌ・ルペン国民連合(RN)前党首ですが、出馬が不可能になる可能性があると、指摘されています。『ロイター』が18日付で報じています。ルペン氏は、2027年フランス大統領選挙の最有力候補です。

 来週、3月31日、マリーヌ・ルペン氏と国民連合(RN)の幹部ら20数名に対する、300万ユーロ(約4億8587億円)の欧州基金を、国内の職員への支払いに流用したという疑惑に関する判決が出る予定です。

 すでに裁判は昨年11月27日に終わっており、最終判決は4月3日までに下される予定です。

 検察側は、ルペン氏に対し、30万ユーロの罰金、5年間の懲役、5年間の公職への立候補禁止を求めています。国民連合に対しては、200万ユーロの罰金、RNの幹部らにはそれぞれ、1年から5年間の公職への立候補禁止を求めています。

 ルペン氏らが有罪となれば、仮に控訴しても、判決は仮執行され、ルペン氏は来週にも獄中につながれる可能性があると、『ロイター』は報じています。これも、三審制を前提とすれば、判決が最高裁で罪状が確定していないうちに、罰が先行してしまうという、およそ近代の法治国家の裁判とは思えません。

※Despite her outrage, Le Pen risks a political ban that is increasingly common in France(Reuter、2025年3月18日)
https://www.reuters.com/world/europe/proposed-political-ban-frances-le-pen-increasingly-prevalent-despite-her-outrage-2025-03-18/

 ルペン氏は、昨年、検察の申し立ては過剰で「憤慨すべき行為」だと抗議しています。

 昨年11月14日付の『ル・モンド』によると、ルペン氏は、検察が「(RN)党を破滅させようとしている」、2027年の大統領選出馬に対して前代未聞の政治的な攻撃を仕掛けており、彼女の「政治的死」を狙っていると非難しています。

 ルペン氏はこう語ります。

 「検察の狙いは、フランス国民から、自分が希望する候補者に投票する権利を奪うことだと思う」

※Far-right fake jobs trial: French prosecutors request Marine Le Pen be banned from running for public office(Le Monde、2024年11月14日)
https://www.lemonde.fr/en/france/article/2024/11/13/far-right-fake-jobs-trial-french-prosecutors-request-marine-le-pen-be-banned-from-election-to-office_6732729_7.html

 この裁判については、ルペン氏の政治生命を断つための、司法権の濫用ではないかという疑惑をぬぐえません。詳しくは、昨年の『日刊IWJガイド』11月18日号をお読みください。

※【第3弾! フランス検察が国民連合のマリーヌ・ルペン前党首に5年間の被選挙権停止を求刑! 認められればルペン氏は2027年仏大統領選に出馬不可能に!】ルペン氏は前回、前々回と2回連続で大統領選の決選投票に駒を進め、直近の国民議会選挙でも国民連合は勢いに乗っている! マクロン政権による国策捜査では!? マクロン政権の方こそ、ファシストではないのか!?(『ル・モンド』、2024年11月13日)(日刊IWJガイド2024年11月18日号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241118#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54128#idx-7

 ルペン氏は、2024年12月に行われたフランス世論研究所(IFOP)による世論調査で、2027年大統領選挙の首位を走っています。IFOPによる支持率は以下の通りです。

1位 マリーヌ・ルペン(RN)34~38%(対立候補によって異なる)
*ジョーダン・バルデラ(RN党首)34%
2位 エドワール・フィリップ(共和党)24~26%
3位 ガブリエル・アタリ(現首相、ルネッサンス、マクロンの後継)20%
4位 ジャン・リュック・メランション(不服従のフランス、左派)12%

 ルペン氏は、マクロン大統領の後継候補であるアタリ氏の2倍近い支持率を得ています。

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■岩上安身による立花孝志氏インタビュー(その6)立花氏「悪い人を殺して、自分が有名になろう、みたいな、そういう動機に、僕は見えてますけどね」「(しかし、そそのかす空気を作った)その連中は、まさに『TBS』がそうですから」!

 岩上安身は、3月17日、街頭活動中にナタで暴漢に襲撃され、殺されかけたNHK党の立花孝志氏に緊急インタビューを行いました。

 立花氏は、3月14日の夕方5時ごろ、東京・霞ヶ関の財務省前で行われていた「財務省解体デモ」の道路を挟んだ向かい側の路上で、支持者らと握手をしているところ、支持者を装って握手の行列に並んでいた宮西詩音容疑者に、ナタで襲撃されました。

※「財務省解体デモ」現場近くの路上で襲撃され深手を負った立花孝志氏に、岩上安身が事件後、最初の独占単独インタビュー!! 立花氏は「原因を作ったのは、『報道特集』では!?」とメディアの偏向報道が「テロリスト」を生む恐怖を激白!~岩上安身による立花孝志氏(NHK党党首)インタビュー 2025.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526915

 立花氏は、「僕は犯人を見てるか、犯人の顔を見てても、政治的な思惑は、たぶんないと思います」と述べて、今回のテロが、政治的な動機からの政治テロではないと否定しています。

 そのうえで、「今、世捨て人みたいな人が、いっぱいいるんですよ。で、何か注目をされたい。結局、世間から無視されるぐらいだったら、嫌われてもいいから、注目されたいっていう。だったら、悪い人を殺して、自分が有名になろう、みたいな、そういう動機に、僕は見えてますけどね」と述べています。

 これに対して、岩上が、「意外に有名なテロって、やった人間(実行犯)は純粋に、そう思い込んでやっちゃうんですけど、そういう人間を、そそのかすような空気を作る連中がいるんですよ」と話を向けると、立花氏は「その連中は、まさに『TBS』がそうなんで。『TBS』とか、望月衣塑子さんとかも、そうですから」と返しています。

 以下に、岩上安身による立花孝志氏インタビューの文字起こしの続編をお送りします。インタビュー(その1)と(その2)と(その3)と(その4)と(その5)の文字起こしは、『日刊IWJガイド』3月19日号、3月21日号、3月22日号、3月25日号、3月26日号に掲載しています。

※昨日配信、再生数11万回超え!「財務省解体デモ」現場近くの路上で襲撃され深手を負った立花孝志氏に、岩上安身が事件後、最初の独占単独インタビュー!! 立花氏は「原因を作ったのは、『報道特集』では!?」とメディアの偏向報道が「テロリスト」を生む恐怖を激白! NHK党の浜田聡参議院議員は4回も立花氏を個人攻撃した『報道特集』を放送したTBSを「停波すべき」と訴え!!(日刊IWJガイド、2025年3月19日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250319#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54516#idx-2

※岩上安身による立花孝志氏インタビュー(その2)岩上は「もしあれを袈裟に切る切り方をされたら、(立花氏は犯人の)間合いの中に入っているから、頸動脈を確実に切られた」と指摘! 立花氏は「もう正直、外で選挙活動など政治活動をするのはもうやめようって決めてます」と告白!(日刊IWJガイド、2025年3月21日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250321#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54524#idx-4

※岩上安身による立花孝志氏インタビュー(その3)立花氏は「複数犯とか、その混乱に乗じて何かする人はいるんじゃないかっていう、その2人目、3人目の犯人が出てくる方が怖い雰囲気があったんですよ」と告白!(日刊IWJガイド、2025年3月22日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250322#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54527#idx-4

※岩上安身による立花孝志氏インタビュー(その4)立花氏は「いや、もう、『報道特集』のおかげで殺されかけたと思ってますよ」と表明! 昨年3月の元県民局長による告発文書送付以降、姫路西高校の卒業生4人が相次いで死んでいることも明らかに!(日刊IWJガイド、2025年3月25日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250325#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54534#idx-4

※岩上安身による立花孝志氏インタビュー(その5)兵庫県の「斎藤知事おろし」と、姫路西高校卒業生4人の連続不審死の背景に「播磨臨海地域道路」!?「多くの兵庫県民や、この問題を追いかけてる人は、とにかくメディアが嘘をついて、自分達が騙されたと思っている」と指摘!「TBSをBPOに訴えようと思っている」とも表明!(日刊IWJガイド、2025年3月26日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250326#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54536#idx-7

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(立花孝志氏インタビュー続き)

立花氏「今回の事件、僕はやっぱり、常に天命だと思ってるんですよ。やっぱり、これまでも、僕、何でこんな強いかっていうと、本当に自殺しようって、何回も思ったんですよ。

 いや、それはそうですよ。NHKを辞める時、だって、NHK職員としてね、NHKがこんな悪いこと、不正をしてるものを出さないといけないでしょと。いろんな悪いことをしてるのを隠して、それで自分達は給料もらおうなんて、僕にはできないと。

 でも、周りの人達はみんな、自分達のために、隠そうとするわけですよね。

 で、僕は、情報を出しました。当時、『文春』の、今の編集長の竹田聖君とか、中村隆太さんとかが、扱ってくれたわけですよね。

 それで、『よし、これで、NHKの不正もだいぶ出せた』と。海老沢さんが辞めた後でしたけど。テレビは当然、報道するだろうと思う。フジテレビのスタッフも、取材に来てくれたんですよ。

 一切、報道しないわけですよ。で、立花は何か、人事の不満があったんじゃないかとか、いろいろと言われるわけですよね。

 で、それで、『あ、世の中って、正義の内部告発なんかしたら、えらいことになるな』と。嫁さんは出て行くわ、仕事はなくなるわ、病気は悪化するわで、自殺を何回も考えたんですけど、死ぬ勇気がない」

岩上「内部告発、してから」

立花氏「そうですよ。内部告発をしないと」

岩上「でも、自分でもう、(NHKの内部告発者として自らを表に)さらしてましたもんね、あの時、名刺まで作ってね」

立花氏「だから、こんなに子供の時から、ちゃんと正しく生きなさいと教えられたのに、それをした自分が、社会から疎外されるっていうのは、そりゃあもうね、何て言ったらいいのか、表現(が難しいですが)。

 とにかく、正義もへったくれもない。ただ、生きていくのがしんどくなって、死のうと思ったんですけど、死ぬ勇気もなければ、死ぬ元気もないんですよ。

 だったら、ゆっくりしてやろう。で、なんか事あるごとに、『よし、死ぬ勇気があるんやったら、何でもできるから、よし』と思って、今があるんで。

 だから、斬りかかられても、『俺は死なんぞ、そんなことじゃ』と。俺には、いわゆる宿命があると。この国の、この腐ったメディアを変えていくための、宿命があるから、これこそ、こういうことすら、自分は、自分の活動、正義の活動に変えていかなきゃいけないと思っているので。

 ただ、僕自身はそれは、いくらでも『やったるわい』と思うんですよ。別に、斬りかかってきたやつに対して、おまわりさんに、『こいつ、なぐっていいっすか』とか言って。

 ぐらいの、僕は勢いがあるし、別にビビってもないですよ。ただ、周りのスタッフと支援者には、害が行くわけですよね。今回も、足を切っていらっしゃるわけですから。

 だから、『あ、違う。次のステージに行け』っていう天の、僕は…。

 だから、そうか、堀江さんがフジテレビの社長になるんだから、もう十分、大衆の前で直接言わなくても、逆にメディアを使えばいいじゃん。と、いうところで、もう穏やかに、真実を述べていけばいいだろうなと」

立花氏「でも今回、勉強になったのは、理解できない人にいくら合理的なことを言っても、理解してもらえないことは、すごく勉強になりました。

 それは、兵庫県の問題にしてもそうだし、ジャニーズの問題にしてもそうだし、いくらまともなことを」

岩上「言ったら、わかりそうなもんですけどね」

立花氏「無理ですね。それはもう、自分達が思い込みたいように思い込むし、理屈なんかどうでもいいんですよ。だから、理屈なんかどうでもよくってという人達が、めちゃくちゃ多いことを知ってしまったので。

 だからやっぱり、ここは焦っちゃいけないですよ。もう完全に、真実はネットだっていうことを」

岩上「兵庫県の、県庁舎の建替えとか、あれですごい1000億使うとかね。

 だからもう、やるだけやって、あとはね、国費投入してもらえばいいだろうっていう、甘えですよね。

 それから、道路の付け替えも、これ、自分達が儲かる方へ付け替えてもらおうとか、これはもう、大きな利権だから。そういう利権で動いていくっていうのは、今までにありました。あるあるなんだけど、今回は執拗にやるじゃないですか。

 そして、いろんなことが露呈して、県民の、有権者の信を問うて、その有権者が(斎藤知事を再び)選んだわけですよね。これで終わりだろうと思ったら、終わりにならない。もっと(引きずりおろそうとしている)。第3ラウンドみたいな感じになってますよね。

 挙げ句、今回、こういうこと(立花氏へのテロ行為)でしょう。

 これ、つながってるのかどうなのか、わからないけど、(おそらくは)つながってるでしょう。

 彼(実行犯)が、ああいうふうに、動かされてたんだと。「議員を自殺に追い込むような奴だから」と言って(テロにおよんだ)。これはね、第3ラウンド、第4ラウンドみたいなところに来たなと。

 それで、もう僕はどんなことがあっても、例えば僕は、(意見が)合わないところは、立花さんと、仮にあっても、あるいは立花さんでなくても、極端な話、僕はもう許せないという奴であっても、政治的な言論を、テロで封殺するってのは、絶対反対なわけですよ。

 それだけはもう、自分の党派性だの、何だの、僕、党派には一切、与していませんけど、反対です。それは、明確にしなくてはと思って、駆けつけたんですよ」

立花氏「ただ、今回は、その可能性を皆さん、疑うんでしょうけど、僕は犯人を見てるか、犯人の顔を見てても、政治的な思惑は、たぶんないと思いますね。

 要は、今、世捨て人みたいな人が、いっぱいいるんですよ。で、何か注目をされたい。結局、世間から無視されるぐらいだったら、嫌われてもいいから、注目されたいっていう。だったら、悪い人を殺して、自分が有名になろう、みたいな、そういう動機に、僕は見えてますけどね。

 だから、政治的に都合が悪い人の口を封じようっていうようなテロ、そういうテロっていうよりも、何か人生、うまくなってない30歳の男の子が、何か女の子にもモテないから、仕方なく、何か目立つためにやってる。ちょっとぐらい社会のために、お役に立てると思ってやった犯行なんじゃないのかなっていうのが、今のところはそう見てますけどね。

 政治的にこいつの口を止めるとか、そんな感じはしないですけどね」

岩上「でもね、意外に有名なテロって、やった人間は純粋に、そう思い込んでやっちゃうんですけど、そういう人間を、なんというか、そそのかすような空気を作る連中がいるんですよ」

立花氏「その連中は、まさに『TBS』がそうなんで。『TBS』とか、望月衣塑子さんとかも、そうですから。

 望月さんと、裁判してますからね。先週金曜は、まさに1回目で」

岩上「これは、どういうことなんですか?」

立花氏「だから、竹内さんが亡くなった日に、望月衣塑子さんが、『立花のせいで竹内が自殺した』って書いてるんですよ。

 あの子はすぐに、何か10分後ぐらいに編集して、僕がって断定はしてませんけど。断定の文章を変更しましたけど。いやいや、もうええ加減にしてくれと」

岩上「他の人は、そうでもないですか? たくさんのアンチが」

立花氏「テレビに出てる…」

岩上「『アーク・タイムズ』だとか…」

立花氏「ええ、もちろんそうです。その辺もそうです」

岩上「菅野完だっけ」

立花氏「もう、山ほどいる、そうそう、山ほどいるんですけど、一人は、まずは、小西洋之さんです。参議院議員の。

 やっぱりそういう、参議院議員の人とか、『東京新聞』の記者とか…」

岩上「社会的な影響力がある」

立花氏「そこはさすがに、『ちゃんとやってくれよ』としか思わないので。

 ただ、今回僕は、裁判して、自分が殺されかけて思ったのは、この人達にこれ言っても無駄だな、無理だなと思ってます。

 だから、僕が無理だと思ってるってことは、相手方も無理だと思っていると思いますよ。二分していくと思いますから」

※望月衣塑子氏は、竹内英明元兵庫県議の自死の翌日の2025年1月19日、Xに、竹内氏の死の「背景に、立花孝志氏が『犬笛』を吹き続けた結果、SNSでの誹謗中傷がエスカレートしたとの指摘」「立花氏の言動の数々は、もはや『言論の自由』の範疇を超えた暴力」等の投稿を行った。

 また、立花氏へのテロ攻撃直後に立花氏を批判したTBS『報道特集』を詳しく取り上げる投稿をした。さらに、岩上安身による立花氏へのインタビュー後の3月21日、林芳正官房長官会見の質疑で、立花氏の千葉県知事選や岸和田市長選への立候補について、「公選法上、違反とはいえないのか」「なぜこれほど司法、警察、検察の動きが遅いのか」等と主張した。

※望月衣塑子氏の2025年1月19日のXへの投稿
https://x.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1880840653162365271

※望月衣塑子氏の2025年3月23日のXへの投稿
https://x.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1903462233881170016

※望月衣塑子氏の2025年3月15日のXへのリポスト
https://x.com/tbs_houtoku/status/1900121828670267490

※望月衣塑子氏の2025年3月17日のXへの投稿
https://x.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1901288971654848735

※望月衣塑子氏の2025年3月21日のXへの投稿
https://x.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1903028916882931726

※望月衣塑子氏の2025年3月21日のXへのリポスト
https://x.com/shin19infinity/status/1903050152388272633

岩上「僕はね、これはもう、正直に言いますけど、その名前をあげた何人かの中で、まず『アーク・タイムズ』の尾形さんというのは、まったく知らない。あの人は、『朝日』にいた人なんでしょ? 全然知らない。

 それからあと、横田さんはね…」

立花氏「横田さん、仲良いですよ」

岩上「え!?]

立花氏「僕、もう20年前から、仲がいいですよ」

岩上「うちにね、寄稿してくれてたんですよ。それが、パタっと止んだなと思って。自分でネタを持ち込んできて、『これで書かせてもらえませんか?』って言ってたんですよ。うちのサイトでね。

 それがパタっと止んだなと思ったら、なんか、あんなところへ行ってるよと」

立花氏「横田さんは、でもはっきりと、『リハック』に2ヶ月くらい前に出て、『お金儲けです』と言ってますからね。本人はもう、自白してます。

 そういうのが僕の、昔は書けば、表紙、2ページ書ければ20万円とかもらえて、読んでもらえたけど、今はそうではないから、もう、ろくに取材もせずに、相手が困ることを聞いて、それをネットに上げてもらって、飯食ってますというのを、はっきりと。

 お酒飲んだ席で言ってるのかな。『リハック』で、はっきり言ってるので、横田さんはある意味可愛いですよ。自分はジャーナリストじゃない宣言、してますよ」

岩上「そうなんだ。

 あと、菅野完」

立花氏「あの子は、もう…」

岩上「たちが悪いですよね。彼はいろいろとね、うちのことも悪く言ってくれたんで、別に、仲いいとかは、まったくないんで」

立花氏「菅野完君が森友問題にね、首を突っ込んだことで、森友問題が余計ややこしくなったことは、間違いないです」

岩上「ですよね。(籠池夫妻の)囲い込みをやりましたからね」

立花氏「(安倍)昭恵さんからもね、『立花さん、大丈夫ですか?』ってLINEいただいて、今回の件で。

 でも森友問題…」

岩上「誰? 昭恵さんって」

立花氏「安倍昭恵さん」

岩上「安倍さんの奥さんね」

立花氏「『森友問題、やっぱり真相解明したいですね』って来たのが、『そうですね』っていう。

 まあ、菅野君は、僕は、そっちの方で、でたらめなこと、しよったんで、今も特にですけども、まあ、ただ…」

岩上「不倫(※)とか、言ってましたね」

※菅野氏は立憲民主党の女性議員の秘書となって、給与をもらって不倫していると、立花氏が2021年6月4日のYouTube等で発言。

※石垣のりこ議員と菅野完氏との不倫について 上杉隆氏の裁判 第3回党幹部会見2 古い政党から国民を守る党 2021/06/04
https://www.youtube.com/watch?v=wbvNpAjmvEc

立花氏「それも、僕もこれ、今回の選挙でかなり言ったんですけど、立憲民主党の人達はほとんど、まあ全員じゃないですけど、酷いなと。

 で、そこと戦おうと思って、今までやってきたんですよ。一昨日か、3日前までか。

 でも、今回のこのテロ事件で、そこはもう、もうなんか必死になってやるの、やめようと思って。もう、無理ですよ」

岩上「ちっちゃい?」

立花氏「ちっちゃいというか、もう、ここをいくら言っても無理だと思ったので、その説明とか批判は、もういいかなと」

岩上「望月さんのことは、でも、名前をあげていましたよね?」

立花氏「望月さんも、全然取材してないから、神戸の件というか、兵庫の件を、教えてあげようと思ってたんですけど、やっぱり彼女も、このあいだの『アーク・タイムズ』、2、3日前のやつでも、やっぱり尾形さんに言われると、望月さん、黙っちゃうんですよね。

 尾形さんがたぶん、お金を持ってるんだと思うんですよね。

 だからそのへん、僕、だから尾形さんには、『記者会見で聞くな』と。俺は、『あなたの問題は、あなた独自でやってやるから、1時間でも、2時間でも、3時間でも、時間無制限で、あんたの番組で喋ってやるから、ここで言うな』と。『もう、あんた、何分使うてんねん』という、そういう…。要はあいつ、陳腐に卑怯なんですよ」

岩上「なんで、あのへん、やんないのか。

 例えばね、自分の(スタジオの)セットのところにゲストで、『ようこそ』って感じでやるのが嫌だったら、こうやって(相手のところへ)乗り込めばいいじゃないですか』

立花氏「ですよね。反対意見でも、やりゃ、いいんですよ。

 それを、結局、怖いんでしょうね。彼の中で、今までも、とにかく嘘をついてやってきた。

 だから、立花のような、こう…、要は、自民党の人達でも、人間ってだいたい、政治家なんて悪いことしとるから、本気で、こう、かかってくる人が、たぶんいなかったんだと思います。

 僕のように、こうやって無防備に、『行くよ。何一つ、嘘もついてないし、後ろめたいこともないから』っていう人が、たぶん、怖いんだと思う」

岩上「なるほど」

(次回に続く)

■<【IWJ号外】告知>「ドネツク国立大学政治学講座チェルカシン准教授著・松里公孝教授訳『ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策』(前半)『ドンバスの2共和国が生まれた諸前提』ほか」をお送りします!

 岩上安身のインタビューにも、ご登壇いただいている、松里公孝東京大学法学部教授が翻訳された、ルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国に関するきわめて重要な論文を、前半と後半に分けてお届けします。

 論文の著者はドネツク国立大学政治学講座のキリル・ヴァレリエヴィチ・チェルカシン准教授、題名は「ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策」です。

 日本では、ウクライナ紛争の大きな要因となった、2014年から行われてきた、ウクライナの国内でのロシア系の自国民に対する迫害や虐殺について、語られることも、ミンスク合意で高度な自治権を認められていたはずのルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国について語られることも、ほとんどありませんでした。

 そのプロパガンダ支配の状況は、今もほとんど変わりません。これらプロパガンダ支配から逃れている者は、知識人では、松里教授のような幾人かの人々、メディアではIWJのような独立メディアの、ほんのごく一部しかいません。

 マスメディアと政府は、戦況がロシアに有利となり、トランプ政権の誕生で、前政権のバイデン政権とウクライナに対する外交政策がガラッと変わっても、なお、大きく変わっていませんし、変わろうともしていません。

 松里教授は、チェルカシン准教授について「ドンバスの、ウクライナからの分離運動を、(ドンバスの)内側からずっと見ている」貴重な研究者として、中国で企画された「ウクライナ危機に関する国際プロジェクト」に紹介し、チェルカシン准教授が上記論文を執筆した、とのことです。

 ただし、「ロシア語では絶対に公表しない」ということが、執筆の条件でした。そして、結局、中国でもデリケートな内容だとして発表されなかったため、英語訳も、中国語訳もウクライナ語訳もありません。現在は、松里教授が翻訳した和文でしか読めない、貴重な資料となっています。

 その経緯は、1月31日に行われた、岩上安身による東京大学法学部・松里公孝教授インタビュー第1部・第3回を御覧ください。

※激戦の地ドンバスまで足を運び、自分の目と耳で調査した「学者魂」の研究者に聞く! 第2次トランプ政権でウクライナ政策が見直される今だからこそ、日本も、2014年のユーロマイダン革命にまで立ち返って現在に至る経緯を検証する必要がある! 岩上安身によるインタビュー第1182回 ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第3回
視聴URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526285

 チェルカシン准教授による「ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策」は、以下の項目からなります。

・ドンバスの2共和国が生まれた諸前提
・ルガンスクとドネツクの人民共和国の内政の基本原則
・人口と経済
・憲法体制
・ルガンスクとドネツクの人民共和国における政党制と選挙制
・ロシアへの(再)統合のための諸方策
・結論

 前半では、「ドンバスの2共和国が生まれた諸前提」と「ルガンスクとドネツクの人民共和国の内政の基本原則」「人口と経済」「憲法体制」をお送りします。

 また、ぜひ、IWJ会員登録をして、岩上安身による松里公孝教授のインタビューの全編を、以下より御覧ください。

※「ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから!」「今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること。これ以上人が死ぬのを止めること!!」~岩上安身によるインタビュー第1173回ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525951

※激戦の地ドンバスまで足を運び、自分の目と耳で調査した「学者魂」の研究者に聞く! 第2次トランプ政権でウクライナ政策が見直される今だからこそ、日本も、2014年のユーロマイダン革命にまで立ち返って現在に至る経緯を検証する必要がある! 岩上安身によるインタビュー第1181回 ゲスト 東京大学法学部・松里公孝教授 第1部・第2回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526195

■<【IWJ号外】告知>「タッカー・カールソンによるプーチン大統領インタビュー(第12回最終回)『イーロン・マスクを、止めることはできないと思います』『諜報機関は互いに連絡を取り合っています』」をお送りします!

 タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューの第12回、最終回です。

 この第12回のインタビューでは、プーチン大統領は、AIや遺伝子工学の発展を止めることはできないと、核兵器や火薬の発展と比較しながら論じています。

 「かつて人類は、核兵器による存亡の危機を感じました。核兵器を無頓着に使用すると人類を絶滅に追い込みかねないと、すべての核保有国が認識し、互いに歩み寄り始めました。

 かつて火薬の使用を止めることが不可能だったように、今日、遺伝学やAIの研究を止めることは不可能です。しかし、AIや遺伝学、あるいは、その他の分野の奔放で無秩序な発展が脅威であることに気づけばすぐに、これらを規制する方法について国際的な合意に達する時が来るでしょう」。

 プーチン大統領のこの発言は、理想的ではありますが、やや楽観的に響きます。

 核兵器の無頓着な使用を防ぐことができたのは、人間理性のせいではなく、米ソの間で、核の恐怖の均衡が成り立っていたからに違いありません。今、それらの均衡や、核抑止の条約から、米国が離脱したことで、「使えない核」から「使える核」へと、リスクが高まっています。

 AIや遺伝子工学による大規模被害については、人類共通の破局的な被害経験はまだしていませんし、核と違って巨大な装置を持てる大国だけが、持ちうるのではなく、テロのような形で、BC兵器やサイバー攻撃に採用されうるので、「核の恐怖の均衡」のような抑止力がききません。

 予防的な議論だけで、国際的な合意に達することができるかどうか、警戒心を忘れず、今後の行方を注視する必要がありそうです。

 また、プーチン大統領は、ウクライナ紛争中、外交関係は断絶していても、捕虜の交換で米露の諜報機関同士には連絡がある、という興味深い事実にも言及しています。

 さらに、ほとんど、西側で報道されない事実として、ウクライナ紛争が内戦の性格も持っている点を、自らをロシア人と自認するロシア語話者のウクライナ兵を例に語っており、注目されます。

 このインタビューを通じて、プーチン大統領は、一貫して、停戦交渉の可能性を否定せず、実際に、トランプ大統領の停戦要請には、条件付きで応じています。

 詳しくは、ぜひ、【IWJ号外】を御覧ください。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

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