日刊IWJガイド・非会員版「小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が『ゼロ打ち』で圧勝!!」2024.7.8号~No.4273


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、急伸した石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が「ゼロ打ち」で圧勝! 政治経済学者の植草一秀氏は、石丸氏に対するメディアの「異常大宣伝」を、小沢(一郎)新党が潰された2012年の総選挙と「酷似している」と指摘! 選挙戦終盤、石丸氏には自民党、統一教会との関連の指摘も!

■IWJの第14期も最後の1ヶ月です! 7月は4日までの4日間で、ご寄付・カンパが10万8000円と、目標額の3%にとどまっています! 今期第14期は、8ヶ月連続で目標金額に届かず、累積の赤字額は約1260万円になっています。他方で、「IWJしか報じていない情報」が、日々、増えてきています! そのIWJを支えるのは、皆さまからいただく会費とご寄付・カンパだけです。有料会員登録と、ご寄付・カンパで、どうか財政難のIWJが、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!

■【中継番組表】

■イラン大統領選挙決選投票で、欧米との協調路線を唱える改革派のマスード・ペゼシュキアン氏が、保守強硬派のサイード・ジャリリ氏を下して勝利! 問題はこの後! イランの真の最高指導者アヤトラ・サイード・アリー・ハメネイ師だが、すでに85歳。彼が亡くなると、イラン核開発を抑制してきたハメネイ師の20年前の宗教令(ファトワ)はリセットされる!

■3年連続でNATO首脳会議に参加する岸田総理が、ドイツを訪問し、ショルツ首相と会談の予定! 直後に航空自衛隊がNATO加盟国のドイツ空軍、スペイン空軍と北海道で共同訓練を実施! ロシアは「NATO地域外でのNATO加盟国との協力や、我が国極東国境付近で行われる挑発行為は、断固として容認できない」と猛抗議!「史上初の複数領域共同訓練」をうたう日米韓3ヶ国共同訓練「フリーダム・エッジ」に、北朝鮮は「アジア版NATOであり、地域の安定にとって危険なもの」と反発! 中国は「米国は自身の覇権を保持するために、アジア・太平洋地域版NATOの設立を目指している」と批判!!

■6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月、5月に引き続き、株価高騰と急落、円安について、2024年3月18日収録の「岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~小池百合子氏と蓮舫氏の与野党対決と見られた東京都知事選は、急伸した石丸伸二氏を交えた三つ巴の末、現職の小池百合子氏が「ゼロ打ち」で圧勝! 政治経済学者の植草一秀氏は、石丸氏に対するメディアの「異常大宣伝」を、小沢(一郎)新党が潰された2012年の総選挙と「酷似している」と指摘! 選挙戦終盤、石丸氏には自民党、統一教会との関連の指摘も!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 7月7日に投開票日を迎えた東京都知事選挙は、『NHK』が午後8時ちょうどに小池百合子氏の当選確実を報じました。いわゆる「ゼロ打ち」です。

 小池氏の当確が打たれた時点で、2位は、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏、3位は、蓮舫氏でした。

 東京都選挙管理委員会が発表した投票率は、午後7時半時点で39.26%で、前回の37.32%を上回りました。

 東京都選挙管理委員会の発表によると、告示日前日の6月19日時点での選挙人名簿登録者数1153万3132人に対し、7月6日までに事前投票を行った人数は215万1251人で、これは有権者の18.65%にあたります。事前投票を行った人数は、前回2020年の都知事選から約40万人増え、1.23倍でした。

※期日前投票状況<最終結果>(東京都選挙管理委員会、2024年7月7日)
https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/r6chiji_kizitsuzen_result.pdf

 今回の都知事選には、過去最多の56人が立候補し、選挙ポスターの掲示板や、政見放送をめぐっては、毎日のように様々なトラブルが「ネタ」のように報じられ、さながら「祭り」のような状況が繰り広げられました。

 一方で、都知事選の「本命」は、当初、自民、公明、都民ファーストの会、国民民主等の与野党に加え、立憲民主の最大の票田である連合までもが現職の小池百合子氏を支援し、その小池氏に、立憲民主、共産、社民が支援する蓮舫氏が立ち向かう形の「与野党対決」でしたが、反小池票を割る形で、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が登場、『共同通信』は、6月29日、30日に行った電話調査をもとに、「現職の小池百合子氏(71)が一歩リード、前参院議員の蓮舫氏(56)が続き、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が激しく追い上げる展開となっている」との記事を配信しました。

※東京都知事選情勢、小池氏リード 蓮舫氏続き石丸氏猛追 共同通信電話調査(日本経済新聞、2024年6月30日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC301WT0Q4A630C2000000/

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 IWJがこれまで報じてきた東京都知事選関連の記事は、ぜひ以下を御覧ください。

※蓮舫参議院議員が都知事選に出馬を表明!!「裏金議員、政治とカネの自民党。自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする。その先頭に立つのが私の使命だと感じている」~5.27 東京都知事選挙への立候補に関する記者会見―登壇:蓮舫 参議院議員 2024.5.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523277

※「再開発見直し」を都知事選の争点に! 共産党の支援で連合が支援をやめた件については「私は支援者を排除しない」と蓮舫氏は明言! 都庁舎プロジェクションマッピング予算を食糧支援に!~6.14 日本外国特派員協会主催「蓮舫氏(東京都知事選候補予定者)記者会見」 2024.6.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523503

※IWJ記者の都の太陽光発電に関する質問に、蓮舫氏は「適切な政策なのか見ていきたい」! コロナワクチン被害調査の質問には「国と連携してできるのか考える」!~6.18 2024東京都知事選挙公約発表―登壇:蓮舫予定候補者 2024.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523546

※「力を合わせて新しい都政を蓮舫さんと一緒に作っていきましょう!」岡田幹事長~6.21 東京都知事選 蓮舫候補 街頭演説 ―応援弁士:岡田克也 立憲民主党幹事長・衆議院議員、有田芳生 元参議院議員 2024.6.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523574

※「チルドレンファースト、長寿、地域重視の3C都政をすすめていきます!」小池候補~6.23 2024東京都知事選挙街頭演説―登壇: 小池百合子候補者の街宣(奥多摩駅前) 2024.6.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523604

※「大東亜戦争は、白人国家による、有色人種の国の植民地化に対抗する『聖戦』だった!」「国際法に照らして、現行憲法は無効!」~6.24 2024東京都知事選挙街頭演説―登壇: 田母神俊雄候補者 2024.6.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523599

■IWJの第14期も最後の1ヶ月です! 7月は4日までの4日間で、ご寄付・カンパが10万8000円と、目標額の3%にとどまっています! 今期第14期は、8ヶ月連続で目標金額に届かず、累積の赤字額は約1260万円になっています。他方で、「IWJしか報じていない情報」が、日々、増えてきています! そのIWJを支えるのは、皆さまからいただく会費とご寄付・カンパだけです。有料会員登録と、ご寄付・カンパで、どうか財政難のIWJが、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 7月に入り、IWJの第14期も、最後の1ヶ月となりました。

 7月は1日から4日までの4日間で、11件、10万8000円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。これは、月間の目標額400万円の3%という達成率です。

 6月のご寄付・カンパが目標額に到達できなかったことで、今期第14期、IWJへのご寄付・カンパは、11月から6月まで、8ヶ月連続で目標金額に到達しませんでした。この8ヶ月間の不足額の合計は、1260万8589円です。零細な企業であるIWJにとって、非常に厳しい赤字額です! 財源不足は深刻な上にも深刻で、IWJは、本当にこの先、独立メディアとして活動できなくなってしまう可能性が出てきました。

 第13期は、2000万円を超える赤字でした。この時は、私、岩上安身が、老後の蓄えを崩してピンチを切り抜けました。しかし、2年連続大幅な赤字となると、私、岩上安身個人にも、もうこれ以上、投じる私財はありません!

 以前にも書きましたが、私には、進行性の難病の線維筋痛症で、ほぼ寝たきりに近い次女がいます。

 ですので、私は、残念ながらIWJとともに心中することはできません。倒産する一歩手前で、未払いの給与や売掛、債務がないように始末して会社を自分の手で解散しますし、人様に迷惑のかかるような最後にはしない、と覚悟を定めています。

 ただ、余力ある限り、自らのジャーナリストとしての使命・天命から逃げ出すようなことはいたしません!

 皆さまのご支援のある限り、全力で前進を続けます!

 今月こそ、なんとか月間目標額の400万円に届きますよう、また、できれば目標額以上のご支援をいただき、積み重なっている今期の1000万円を超える目標不足分を、期末の7月末までに削ってしまい、収支がマイナスにならないよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

 6月末現在、IWJ会員の総数は2329人、このうちサポート会員の方は869人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身拝


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◆中継番組表◆

**2024.7.8 Mon.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2024.7.9 Tue.**

調整中

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◆「2024年7月11日」まで、フルオープン!◆

※「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」!! 米国のレーガン政権で外交アドバイザーを務めた保守の論客・ダグ・バンドゥ氏が強烈にバイデン政権を批判する論文を発表! この戦争の主語は「ワシントン」であり、最後の1人まで戦わされるのは「ウクライナ」! これは「正義」の戦争なのか!? 2022.4.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505301
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※ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2024.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521575

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■イラン大統領選挙決選投票で、欧米との協調路線を唱える改革派のマスード・ペゼシュキアン氏が、保守強硬派のサイード・ジャリリ氏を下して勝利! 問題はこの後! イランの真の最高指導者アヤトラ・サイード・アリー・ハメネイ師だが、すでに85歳。彼が亡くなると、イラン核開発を抑制してきたハメネイ師の20年前の宗教令(ファトワ)はリセットされる!

 7月5日に行われた、イランの大統領選挙・決選投票で、欧米との協調路線を唱える改革派のマスード・ペゼシュキアン氏が、保守強硬派のサイード・ジャリリ氏を下して勝利し、イラン・イスラム共和国の第9代大統領に選出されました。

 5月19日、エイブラヒム・ライシ大統領と側近・閣僚らが搭乗したヘリコプターが、アゼルバイジャンからの帰国途中に、イラン北西部の山間部の森林に墜落する事件があり、ライシ大統領が死去したため、イラン大統領選は1年早く行われました。

 決選投票に先立つ6月28日の大統領選挙で、ペゼシュキアン氏とジャリリ氏が、最も多くの票を獲得し、決選投票に進みました。

※【イラン大統領選は、改革派のペゼシュキヤーン元保健相とジャリーリー元国家安全保障最高評議会書記局長との7月5日の決選投票に! 米国務省は「イランの選挙は自由かつ公正ではない」「(決選投票が)どのような結果になろうとも、イランの方向性を根本的に変える、あるいはイラン政権がイラン国民の人権をより尊重するようになることは、期待できない」などと露骨な内政干渉!!】他方、イランとロシアとの包括的戦略協定締結へ向けた作業も、大統領選の結果に関わらず進む! イランの石油生産量は世界第7位に!(『タスニム・ニュース』、2024年6月29日)(日刊IWJガイド、2024年7月2日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240702#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53638#idx-5

 決選投票の最終結果は、7月6日早朝(IRST、イラン時間)に投票の集計が完了し、イラン内務省・選挙本部によって発表されました。

ペゼシュキアン氏 1638万4403票、得票率53.66%
ジャリリ氏 1353万8179票、得票率44.34%
合計 3053万0157票、投票率49.68%

※Masoud Pezeshkian Wins Iran’s 14th Presidential Election(Tasnim News Agency、2024年7月6日)
https://www.tasnimnews.com/en/news/2024/07/06/3117306/masoud-pezeshkian-wins-iran-s-14th-presidential-election

※Iran Election: Turnout Near 50%(Tasnim News Agency、2024年7月6日)
https://www.tasnimnews.com/en/news/2024/07/06/3117356/iran-election-turnout-near-50

 7月5日付『タスニム通信』によると、ペゼシュキアン氏は、1954年生まれ、西アザルバイジャン州マハバドの出身です、現在のイラン議会のタブリーズ代表で、2001年から2005年までハタミ大統領の下で保健大臣を務め、議会副議長を務めた経験もある、経験豊富な議員です。

※Presidential Election in Home Stretch, Iranians Choosing Between Pezeshkian, Jalili(Tasnim News Agency、2024年7月5日)
https://www.tasnimnews.com/en/news/2024/07/05/3116484/presidential-election-in-home-stretch-iranians-choosing-between-pezeshkian-jalili

 ペゼシュキアン氏は、西側との融和的な関係を求めるとともに、「核合意」への復帰による制裁の解除、ヒジャーブ法の施行を抑制することなどを主張しています。

 「西側との融和的な関係を求める」とは言っても、「イスラエルを除くすべての国と友好関係を築くことを試みる」とも述べているので、敵対するイスラエルとは「特別な関係」にある米国とも和解できるわけがありません。

 ということはつまり、米国の従属国である欧州日などとも同様で、「穏健派」などと西側メディアなどがレッテルを貼っても、彼の外交路線は、これまでのイランの対外路線を大きく踏み外すものではないと推察されます。

 7月6日付『タイムズ・オブ・イスラエル』によると、ペゼシュキアン氏は、1954年9月29日、イラン北西部のマハバドで、アゼルバイジャン人の父親とクルド人の母親の間に生まれました。

 ペゼシュキアン氏は、アゼルバイジャン語を話し、長い間、イランの広大な少数民族の問題に焦点を当ててきました。

 ペゼシュキアン氏は、心臓外科医として、タブリーズ医科大学の学長を務め、その後、改革派のイラン大統領モハマド・ハタミ政権下で保健大臣として政治に参入しました。

 ペゼシュキアン氏は、2022年に、ヒジャブを着用していなかったことで逮捕されたマフサ・アミニ氏(※)が死亡した事件について「イスラム共和国では、ヒジャブのために少女を逮捕し、遺体を家族に引き渡すことは容認できない」と書きました。

(※)マフサ・アミニ(Mahsa Amini、イラン国籍のクルド人、事件当時22歳)。イランの首都テヘランで、2022年9月13日、ヒジャブの着け方を理由に道徳警察に拘束され、3日後に死亡が確認された。暴行疑惑があったため、イラン各地での大規模な抗議デモと、デモへの弾圧に発展した。
 抗議デモは、「女性、命、自由」というスローガンを掲げ、国営テレビがハッキングされて最高指導者ハメネイ師が炎に包まれた映像が流れる事態も発生し、イラン当局による2022年末の発表でも200人以上(一説には約470人)の犠牲者が出た。
・マフサ・アミニの死
https://ja.wikipedia.org/wiki/マフサ・アミニの死

※Masoud Pezeshkian: From heart surgeon to Iran’s new reformist president-elect(The Times of Israel、2024年7月6日)
https://www.timesofisrael.com/masoud-pezeshkian-from-heart-surgeon-to-irans-new-reformist-president-elect/

 ペゼシュキアン氏が、次期イラン大統領に就任することによって、「2019年に、保守強硬派のライシ政権が誕生して以来、3年ぶりに対外融和を掲げる政権が復活する」などと、願望や期待の混じった、西側にとって都合の良い報じ方をしているメディアが、日本を含む西側メディアには少なくありません。

 しかし、先述したように、対イスラエルとの緊張が高まっている最中に、イスラエルに屈服するかのような、全面融和は考えにくいと思われます。

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■3年連続でNATO首脳会議に参加する岸田総理が、ドイツを訪問し、ショルツ首相と会談の予定! 直後に航空自衛隊がNATO加盟国のドイツ空軍、スペイン空軍と北海道で共同訓練を実施! ロシアは「NATO地域外でのNATO加盟国との協力や、我が国極東国境付近で行われる挑発行為は、断固として容認できない」と猛抗議!「史上初の複数領域共同訓練」をうたう日米韓3ヶ国共同訓練「フリーダム・エッジ」に、北朝鮮は「アジア版NATOであり、地域の安定にとって危険なもの」と反発! 中国は「米国は自身の覇権を保持するために、アジア・太平洋地域版NATOの設立を目指している」と批判!!

 7月4日付『時事通信』は、岸田文雄総理が今月、米国とドイツを訪問するとして、次のように報じました。

 「米独訪問は10~14日の予定。米ワシントンで北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に3年連続で出席。その後、ドイツのベルリンに移動し、ショルツ首相と会談する。

 首相は3日の政府・与党連絡会議で、『日NATO協力、日独の連携を強化し、現下の国際情勢への対応について万全の布石を打っていく』と強調した。ロシアの侵攻が続くウクライナを引き続き支援する姿勢を示すとともに、中国と北朝鮮の動向を踏まえ、インド太平洋地域も警戒するよう欧州各国に訴える意向だ」。

※岸田首相、首脳外交で活路探る 米独訪問皮切り、浮揚見えず(時事ドットコム、2024年7月4日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070300986&g=pol

 政府が今年1月に、ドイツと締結した「日本国の自衛隊とドイツ連邦共和国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とドイツ連邦共和国政府との間の協定」(日・独物品役務相互提供協定、日独ACSA)は、自衛隊とドイツ軍との間で、「緊密な協力を促進」し、物品・役務を相互に提供する際の手続等の枠組みを定めた協定です。

※日・独物品役務相互提供協定(日独ACSA)への署名(外務省、2024年1月29日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00269.html

 日本の自衛隊と、NATO軍、米軍、韓国軍との連携が、急激に強まっています。

 木原稔防衛大臣は、6月25日の記者会見で、7月に航空自衛隊とNATO空軍との共同訓練が行われることを、次のように発表しました。

 「航空自衛隊は、ドイツ、フランス、スペインの空軍がインド太平洋地域に来訪する機会をとらえて、来月(7月)19日から25日にかけて共同訓練を実施することとなりました。

 具体的には、ドイツ、フランス、スペインの戦闘機等と航空自衛隊の戦闘機等により、百里基地(茨城県)周辺において日仏共同訓練、千歳基地(北海道)周辺において、日独スペイン共同訓練及び日独共同訓練を実施する予定です」。

 まるで、ヨーロッパを防衛するはずのNATO軍が、領域外であり、地理的にはるかに離れた東アジアへと引っ越してきたようなものものしさであり、唐突ぶりです。これらが、極東において日本と国境を接するロシア、韓国と今なお戦時下(休戦中)にある北朝鮮、日本の南端で国境を接する中国を刺激しないはずはありません。

※防衛大臣記者会見(防衛省、2024年6月25日)
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2024/0625a.html

 この発表を受け、当然のことながら、ロシア、北朝鮮、中国などは、「軍事的挑発」と受け取り、警戒を強めるとのステートメントを出しています。

 ロシア外務省は、6月28日、北海道で行われるドイツとスペインとの共同訓練について、「ロシア連邦との国境の至近距離で軍事演習を実施するという日本当局の計画に関し、在ロシア日本大使館に強く抗議した」と発表しました。

 「7月19日から25日まで、北海道で、ドイツ、スペインとの一連の共同軍事演習を、ロシア連邦の国境の至近距離で実施するという日本当局の計画に関連して、6月28日、在ロシア日本大使館に、強く抗議した。

 NATO地域外でのNATO加盟国との協力や、我が国極東国境付近で行われる挑発行為は、断固として容認できないと、日本側に指摘した。このような活動は、ロシア連邦の安全に対する潜在的な脅威である。

 ロシア外務省は、岸田政権の無責任な政策により、東京は北東アジアとアジア太平洋地域全体の緊張が高まる危険な道に置かれている、と強調した。

 ロシア外務省は、防衛能力を強化し、ロシア連邦の主権を守るための適切な対抗策について、警告した」。

※在ロシア日本大使館への抗議について(ロシア外務省、2024年6月28日)
https://www.mid.ru/ru/foreign_policy/news/1960094/

 6月には、海上自衛隊が、日本の周辺海域で、トルコ海軍、オランダ海軍、インド海軍と、順次共同演習を行いました。トルコとオランダは、NATO加盟国、インドはクアッドの加盟国です。インドが、中国包囲網と呼ばれるクアッドに、まだ席を置いていて、演習に参加すること自体、驚きではあります。

 これまでIWJがお伝えしてきたインドに関する以下の記事を、この機会に1週間限定でフルオープンで公開します。ぜひ御覧ください!

※地政学上の大変化! 中露を軸とする上海協力機構(SCO)は、米欧による体制転覆を目的とする「カラー革命」などの「挑発行為」への警戒、対露制裁の欺瞞などの問題意識で結びつきを強め、インドなど参加国も拡大! 貿易の非ドル決済化、エネルギー資源協力体制も着々進行! 2022.12.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/512783

※【IWJ号外】(9月2日付その1) インドは日米欧側から中露側へ!! ロシア軍4大戦略訓練の1つ「ボストーク2022」に「クアッド(日米豪印)」の一員のはずのインド軍が参加! 2022.9.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510269

※「世界の経済成長の半分は中国プラスインドで支えている、G7サミットはもはや世界経済について議論する場所ではなくなった」~岩上安身によるインタビュー第1121回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2023.5.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516159

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 5月15日のこの『日刊IWJガイド』でもお伝えしましたが、岸田政権は今国会で、陸海空3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」創設を柱とする改正自衛隊法を成立させました。統合作戦司令部の創設は、自衛隊を米軍の命令・指揮のもとに置くためのものです。

※はじめに~自衛隊を米軍の一部隊にする「統合司令部」創設法が成立! 戦争準備を進める法案に立憲民主党までもが賛成!!(日刊IWJガイド、2024年5月15日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240515#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53497#idx-1

※はじめに~岸田訪米を「国賓待遇」とヨイショする大手メディアの馬鹿さ加減!!「赤絨毯」と「儀仗隊」との引き換えに「グローバル・パートナー」なる嘘くさい美名のもと、「自衛隊を米軍の一部隊にする」との売国的な約束を、主権者たる日本国民を置き去りにして、米国議会で勝手に約束!(日刊IWJガイド、2024年4月16日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240416#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53408#idx-1

 日本はいよいよ、独立主権国家としての立場を自ら捨て去り、戦争の「捨て駒」になろうとしているように思えてなりません。

■6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月、5月に引き続き、株価高騰と急落、円安について、2024年3月18日収録の「岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJでは、メルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて『岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 6月は、4月、5月に引き続き、2024年3月18日収録の「岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

 以下、6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第647号の目次)
◆今の日経平均株価を大きく動かすファーストリテイリング(ユニクロ)と東京エレクトロン。業種はまったく違うが、影響力は大きい!
◆2004年4月14日、日経平均株価は一挙に30銘柄を入れ替えて1週間で10パーセント下落! この日を境に、データの連続性が失われて、中身は別物になった!

(第648号の目次)
◆「30銘柄の入れ替え」は誤った指標の誤った運営だった! これが結果的に「日銀による株式購入」の封印を解く!

(第649号の目次)
◆「株価が上昇する時、実質賃金も上がる」という「昭和バブル」の常識は今や幻!「株価は上昇、賃金は低下」という「令和バブル」の寒い現実!
◆昭和バブル期でも物価上昇率は4パーセントだったのに、今は倍の8パーセント! 賃上げ5パーセントも焼け石に水!

(第650号の目次)
◆80年代は4パーセントだった日本の潜在成長率、2004年から連続して1パーセント未満!「だから1パーセントの経済成長でもインフレが起きる」
◆歴史的な円安が日経平均株価を押し上げる一方、実質賃金を押さえ込む!「信じられない安さの国・日本」を目指して訪日観光客は激増! しかしそれを、手放しで喜んでいていいのか!?

 岩上安身は、エコノミストの田代秀敏氏に、この2024年3月18日のインタビューを含め、5回にわたるインタビューを行ってきました。ぜひ、他のインタビューも、IWJサイトからご視聴ください!

※日経平均株価4万円超えと急落・反転は「令和バブル」の始まりか!? 終わりか!? 都心を中心に広がる地価高騰が家賃上昇や、さらなる物価上昇を招く! 鍵となったのは、半導体株! その最先端の戦いが米中で火花を散らす!~岩上安身によるインタビュー第1149回ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 第1弾 2024.3.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522258

※「植田日銀総裁は『円安はずっと続く』というたいへん恐ろしいことを言われた」! インフレ=好況ではない! 日本はスタグフレーション(インフレ下の不況・景気後退)に落ち込みやすい!! 日経平均株価4万円超えと急落・反転は「令和バブル」の始まりか!? 終わりか!? 都心を中心に広がる地価高騰が家賃上昇やさらなる物価上昇を招く!~岩上安身によるインタビュー第1150回ゲスト エコノミスト田代秀敏氏第 第2弾 2024.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522332

※「歴史的円安」が凄まじい勢いで進行中! 悪性インフレ、株高、都市部では地価高騰の一方、地方では空洞化! 二極化が進み、富裕層が高笑いする一方で庶民はいかにして「生活防衛」すればいいのか!?~岩上安身によるインタビュー第1155回ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 第3弾 2024.5.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522940

※「歴史的円安」が凄まじい勢いで進行中! 悪性インフレ、株高、都市部では地価高騰の一方、地方では空洞化! 二極化が進み、富裕層が高笑いする一方で庶民はいかにして「生活防衛」すればいいのか!?~岩上安身によるインタビュー第1156回ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 第4弾 2024.5.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523046

※「歴史的円安」が凄まじい勢いで進行中! 悪性インフレ、株高、都市部では地価高騰を引き起こす一方、地方では逆に空洞化! 二極化が進み、富裕層が高笑いする一方で庶民はどう「生活防衛」すればいいのか!?~岩上安身によるインタビュー第1162回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第5弾 2024.6.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/523347

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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