日刊IWJガイド・非会員版「日本のメディアがほとんど報じないグローバル・サウスの刺激的な一般討論演説をIWJが独りじめ紹介!」2023.10.6号~No.4037号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~日本のメディアがほとんど報じないグローバル・サウスの国々の国連総会の刺激的な一般討論演説をIWJが独りじめ紹介! ブラジルのルラ大統領「武力紛争は人間の理性を傷つける」! これに対してバイデン大統領「ウクライナが切り刻まれるのを許せば、どの国の独立も安泰なのか!?」と反論! しかし、そのような緊張を作り出した「主犯」はNATO東方拡大を進めた米国である! さらに国連総会の一般討論演説で、朝日は「ボンクラ日本的新聞文体」で報じたが、「ゼレンスキー大統領の演説への関心が高い」実際には議場はガラガラ!(『UN NEWS』2023年9月19日ほか)

■IWJは消滅の危機に直面! 前期の第13期は、外部の経済環境の急激な変化についていけず、2200万円を超える赤字に! 岩上安身は、難病の次女の存在についてカムアウトし、自らが背負っている責任と使命についての思いを告白! 今期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円もわずか7年で完済しなければならず、その連帯保証人は岩上安身個人! 岩上個人がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも岩上安身も破産ですし、娘も守れません! 必ずやサバイバルします! どうか、IWJへの会員登録と、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJのサバイバル戦をご支援ください!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 宝塚宙組の有愛(ありあ)きいさんが「自殺」か!?『週刊文春』は宝塚のイジメを「常軌を逸した”集団リンチ”」と報道!】イジメを訴えても劇団は事実無根と隠蔽! 演出家に気に入られなければ干されると、被害者が「暴力」に耐える構図は、ジャニー喜多川氏に気に入られなければならなかったジャニーズ事務所問題と一緒では!? 有愛さんは死の前日、母親に「精神的に崩壊している」とメッセージを送信!(『週刊文春』2023年10月12日号)

■【第2弾! まったく直らないジャニーズのメディア・コントロール体質! ジャニーズ事務所が10月2日の会見で記者の顔写真付き「指名NGリスト」を用意していた!】ジャニーズ側は「会見運営のコンサルタント会社が持ってきた」「弊社は関与していない」と苦しい弁明をするも、そんなコンサルに発注したのはジャニーズの責任!! 会見前々日にはリストの存在を把握していたことも明らかに! 実際会見では指名されなかった記者が「茶番だ」と訴え、一時騒然と!!(『NHK』、2023年10月5日)

■<IWJ取材報告 1>ボクシング界の若いスターが、冤罪支援! 現役世界チャンプ・寺地拳四朗選手らが、東京高検前で「検察は有罪立証方針の取り下げを」「争うなら、ボクシング同様、正々堂々、証拠をすべて開示」とアピール!~10.3 袴田巖さん支援アピール「潔白を示す白いバンデージで拳を高く突き上げろ!」

■<IWJ取材報告 2>重大な問題提起! 5Gスマホの未来は安全なのか? 自宅の隣に基地局が建設され、めまいで顔も動かせず、天井を向いたまま1年半寝たきりに! 転居後も続く、電磁波がもたらす壮絶で深刻な健康被害の実態!!~8.24 <院内集会>行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か
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■はじめに~日本のメディアがほとんど報じないグローバル・サウスの国々の国連総会の刺激的な一般討論演説をIWJが独りじめ紹介! ブラジルのルラ大統領「武力紛争は人間の理性を傷つける」! これに対してバイデン大統領「ウクライナが切り刻まれるのを許せば、どの国の独立も安泰なのか!?」と反論! しかし、そのような緊張を作り出した「主犯」はNATO東方拡大を進めた米国である! さらに国連総会の一般討論演説で、朝日は「ボンクラ日本的新聞文体」で報じたが、「ゼレンスキー大統領の演説への関心が高い」実際には議場はガラガラ!(『UN NEWS』2023年9月19日ほか)

 おはようございます。IWJ編集部です。

 9月5日から始まった第78回国連総会(全国連加盟国193ヵ国で構成)で、9月19日から26日まで、一般討論演説が行われました。

 国連総会の一般討論演説とは、国連事務総長と総会議長に続いて、国連加盟国(現在193か国)等の代表が、当該総会会期に重視する課題(今年のテーマは、「信頼を再構築し、国際的な連帯を活性化する」)について問題提起し、それぞれの立場を表明するものです。

 日本の大手メディアは、この一般討論演説が始まる前に、最大の注目点としてあげたのが、ゼレンスキー大統領がロシアの侵攻以降初めて国連で対面の演説を行う点でした。タイミングも、6月4日から始まったウクライナの「反転攻勢」が3ヶ月半過ぎた点も注目された理由でした。実際、国連総会関連のニュースは、日本のメディアは、このゼレンスキー演説と、ウクライナ支援のトピックがほとんどを占めていました。

 たとえば、9月19日付『朝日新聞』は次のように報じています。

 「ウクライナのゼレンスキー大統領の演説への関心が高い。昨年は録画によるビデオ演説だったが、今回はウクライナを離れ、国連本部を訪れて19日に登壇する予定だ。ロシアに対する反転攻勢が重要局面を迎える中で何を発信するのか、注目される」

※【そもそも解説】国連総会の一般討論、何をするの?順番・持ち時間は(朝日新聞、2023年9月19日)
https://digital.asahi.com/articles/ASR9L7QWHR9JUHBI01P.html

 実際には、すでにIWJでも報じたように、ゼレンスキー大統領の国連演説はガラガラで、義理で出席している西側諸国をのぞけば、国際社会の関心や共感を呼びませんでした。「ゼレンスキー大統領の演説への関心が高い」どころか、まったく「関心は低かった」のです。

※はじめに~ゼレンスキー大統領が19日の国連演説に先立って「プーチンを食い止めるか、世界大戦を始めるか、全世界が選ばなければならない」と世界を恫喝! なぜこんな恫喝男を支えるために、日本を含め世界は身を切って支援しなければならないのか!?(日刊IWJガイド、2023年9月)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230921#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52760#idx-1

 この『朝日新聞』の、「ゼレンスキー演説への関心が高い」という常套句は、まさしく100年1日のごとく、何も変わらず何も考えずに、定型パターンで文字を連ねるアホ丸出しの「ボンクラ日本的新聞文体」の典型です。官僚の霞が関作文と何ひとつ変わりません。惰性の産物(廃棄)です。

★米国の「同盟国」ならぬ「従属国」の欧米日は出席していたものの、欠席した国々の多くは、グローバル・サウスの国々です。こうした国々の「言い分」を聞いて、報じなければ、ジャーナリズムだの、報道機関だのと名乗れないはずです。ウクライナ紛争の早期停戦を主張し、ロシアの制裁には加わっていない「グローバル・サウス」の指導者たちが、何を思って、ゼレンスキー演説を欠席したのか、また自身の演説機会で、具体的に何を話したのか、国際社会の変化を知るためには、これほど大事な「ニュース」はないはずですが、日本のマスメディアでは、詳しい報道はありません。

 IWJは、国連のホームページで、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビアが、何を話したのか、確認しました。

 以下、ブラジルのルラ大統領の主張を紹介します。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■IWJは消滅の危機に直面! 前期の第13期は、外部の経済環境の急激な変化についていけず、2200万円を超える赤字に! 岩上安身は、難病の次女の存在についてカムアウトし、自らが背負っている責任と使命についての思いを告白! 今期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円もわずか7年で完済しなければならず、その連帯保証人は岩上安身個人! 岩上個人がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも岩上安身も破産ですし、娘も守れません! 必ずやサバイバルします! どうか、IWJへの会員登録と、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJのサバイバル戦をご支援ください!

 おはようございます。岩上安身です。

 10月に入り、IWJの第14期も3ヶ月目となります。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、9月のご寄付・カンパは、804万9400円と、月間目標額の400万円の201%に届きました! また、今期第14期が始まった8月は赤字でしたが、その不足分107万4700円と、9月の目標額400万円をあわせた507万4700円に対しても、159%に届き、2ヶ月連続で赤字をまぬがれています! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします。皆さま、本当にありがとうございます!

 10月は、4日までの4日間で、32件、63万3100円のご寄付・カンパ(月間目標額の16%)をいただいております! ありがとうございます! 今月10月も、引き続きどうぞよろしくお願いします!

 しかし、これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 当面のキャッシュフローを確保するために、8月1日からの第14期のスタートにあたっては、新型コロナウイルスに関する港区中小企業融資制度を利用することで、金融機関から2500万円の融資を受けることになりました。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてて、今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れによって、キャッシュフローの不足で倒産する、という危機は当面、まぬがれましたが、私は若くはないので、長期ローンは組めず、返済期間は7年間と短く、毎月の返済額も約30万円ずつと、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります。住宅ローンのように35年間、毎月少しずつ返済してゆけばいい、というものではないのです。前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約612万円が毎月、必ず必要となります。

 IWJは個人企業ですので、代表取締役・岩上安身が借りたこの銀行の融資は、個人である岩上安身が連帯保証人となっています。したがって、IWJとしてこの融資の返済が滞れば、岩上安身個人が全額返済しなければなりません。

 できなければ、会社としてのIWJも、岩上安身も、自己破産ということになります。もちろん、私には、全額返済できるキャッシュを、現在、持ち合わせてはいません。それほどの現金があるなら、借り入れなどしません。返済のために自宅を売り払わなくてはならなくなるかもしれません。

 しかし、私、岩上安身には、実は、難病の娘がおります。そのため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。

 私にはふたりの娘がいますが、次女が20代の時に、難病である線維筋痛症を発症しています。線維筋痛症は、全身が強い痛みに襲われる原因不明の難病です。次女がこの病気で10年以上も苦しんできたことは、これまで公表してきませんでした。初めて、明らかにする話です。

 次女は、健康に生まれ、明るく、快活にすくすく育ちました。子どもの頃から先天的な障害があったわけではありません。

 国立看護大学校を出て、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院につとめ、看護師として、末期がんの病棟を担当していました。看護師は、かなりの激務です。末期がん病棟の夜勤を担当したことによる、多大なストレスも、もしかしたら発症に影響したのかもしれません。

 発症しはじめた頃は、体全身に痛みがあるということで、仕事を休まざるを得なくなり、退職をして、療養していました。当初は短時間のアルバイト程度は可能でしたが、しかし、病状が好転してゆく、という淡い期待はかなわず、激しい全身の痛みという、次女の病状は、次第に重くなっていき、働くこともできなくなり、線維筋痛症という診断が下されました。

 自己免疫疾患である線維筋痛症は、その原因もまだ未解明であり、治療法も確立されていない難病です。米国の歌手のレディ・ガガさんや、日本テレビのアナウンサーだった大杉君枝さん(故人)、元フジテレビのアナウンサーの八木亜希子さんも発症され、闘病されており、近年になって、この難病の存在が知られるようになってきましたが、まだまだ社会的理解は進んでいないと感じられます。

 重い難病や、障害のある方やそのご家族が苦しみ、悲しみ、時に物理的に困窮している現実もあるという一方で、そうした方々への、悪意ある社会的な差別的な圧力の高まりも、日々、強く感じています。

 生産性のない生命は早く死ねばいい、死なせるべきだなどという、弱者をさらに痛めつける、まさにナチス的な思想を公言するような、知識人、政治家が、近年、次々と登場してくるたび、私は全身の毛穴から血が吹き出すような怒りと恐れ、不安、そして悲しみを感じています。

※【特集】ナチスと同じく、生命の選別をしようとする者ども! 大西つねき、大久保愉一、山本直樹、成田悠輔、松井一郎、馬場伸幸、植松聖、麻生太郎!! 彼らの思想も政策も許さない!
https://iwj.co.jp/wj/open/life-screening-special

※<シリーズ特集>「相模原殺傷事件から4年」今ここにある優生思想に向き合う~ 大西つねき氏「命の選別」発言から ALS患者「嘱託殺人」事件まで
https://iwj.co.jp/wj/open/eugenic_thought

※【第605号-608号】岩上安身のIWJ特報!背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し!ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー(その4)2023.8.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517607

 私の娘を含め、気の毒に、このような病いを得た方々は、何も悪いことをしていません。何の罪もありません。ひたすら、この不遇、不条理、苦しみ、悲しみに耐えているのです。

 こうした、運がたまたま悪かったというべき弱い立場の人々に対し、生命を選別せよ、などと迫り、さらなる苦痛を与えようとする、ナチスと同根の輩を、私は誰一人、黙って許すことができません。

 私は娘を守るために、娘と同じように、難病や障害のためにつらい思いをしている方々とそのご家族のために、私が生きている限り、このような悪意に満ちた弱者への攻撃のナチス的思想をまき散らす者たちに対して、言説をもって戦い続けてゆく覚悟です。

 私の娘は、全身の痛みで、今ではほぼ寝たきりです。毎日、痛みと苦しさしかなく、人生に希望を持てないため、うつ病にもなりました。コミュニケーションを取るのも難しい状況です。何とか、線維筋痛症に効く、良い薬や治療法が早く開発されてくれないだろうかと、焦る気持ちで祈っています。

 私は、自分の愛する娘に対してできるだけのことをしてやりたい、親としての最低限の責任を果たしたいと、親として当たり前の願いを強く心に願っています。自分が直接、守ってやれなくなる自分の死後も、この子が生きていけるように、雨露をしのげる部屋や、定期の収入が入る不動産など、何らかの私財をわずかでも残しておきたいと思っています。

 長女は結婚して、子どももいます。家庭があるわけですから、次女の面倒のすべてを長女にまかせ、頼るわけにはいきません。私の死後は、生活面・精神面では長女にも頼らなければならないでしょうから、せめて生活と治療のための経済的側面だけは、私が責任をもって何とか今から備えをしておかなくてはならないと思っています。

 ですから、私は無責任に借金を残して人生を終えるわけにはいかないのです。今期、IWJの第14期は、絶対に赤字を出さず、最低でも収支があうようにした上で、できれば黒字を出し、2200万円の私自身の貸付も、2500万円の金融機関からの借り入れも着実に、しかも私の年齢がかさんでいるので、なるべく早く、全額返済してしまわなければなりません。金融機関からの借り入れに対する返済は、前述したように、毎月約30万円弱で、7年間です。

 IWJの活動を続けることによって、今年、赤字がこれ以上少しでも拡大し、それを私が補填しなければならないようであれば、結局、今ある借金も返済できなくなり、我が身だけでなく、娘をも巻き込んでの身の破滅となってしまいます!

 赤字続きではIWJの活動はもう絶対に続けられない! というのは、私がそうした個人的な事情を抱えているためでもあります。私が生きて活動していられる時間には限りがあり、さらに意味のある生産活動をできる健康寿命の期間は、もっと限りがあります。

 そのためには、全力で、この3ヶ月くらいでIWJの支出を大幅に削ります!! 他方で、皆さまに評価され、その結果として、収益の上がるような、新たな情報発信もやりたいと思っています!

 会員様から最もご要望の多かった、私がソロで時事的テーマを話し、解説する動画番組(私がいわゆるYouTuberになる、と考えてもらっていいと思います)も、スタートさせる予定です!

 正直なところ、この半年が勝負です! そこでご寄付が集まらず、支出も削れなければ、現在の事務所を引き払い、現在の体制も解体して、IWJの活動規模を極限までミニマムにして収支があうようにするか、あるいは本当に会社を清算するか、本気で腹をくくらなければいけませんし、本気でそうするつもりでいます。

 時々、ウクライナ問題に力を入れているが、なぜなのか、という素朴な質問を受けることがあります。答えは簡単です。米国は、単独覇権の拡張と維持のため、思い通りに従わない、中国とロシアを強く敵視し、この両国を弱体化するためには手段を選ばないことを公式に国家戦略として掲げています。

 2014年のユーロマイダンクーデター以降、米国とNATO、ウクライナ政府による、8年間にわたるウクライナ南東部のドンバス地方でのロシア語話者に対する民族浄化は、米国の思惑通りに、ロシアがその挑発に乗って介入してしまいましたが、ロシアを弱体化するには至りませんでした。ウクライナ紛争を仕掛けた米国の思惑は、失敗に終わっています。

 ロシアと同様に、米国の単独覇権維持にとって邪魔となる中国に対する弱体化への、米国の仕掛けもこの数年続々と仕掛けられ、今後も着々と準備されています。日本における米国との集団的自衛権の行使容認も、安保法制も、改憲による緊急事態条項の導入も、日本を、米国の対中代理戦争の「道具」及び「戦場」として、便利に自由に使えるようにするための準備に他なりません。

 私の編集方針は、IWJの設立時から一貫しています。日本が、戦前の天皇大権の国とは180度違う、国民主権の民主主義国家として、自立した国家主権を米国から取り戻し、周囲の国々と和解して平和共存するという、明治維新以来、近代日本が失敗し続けたテーマに、これからの日本は再チャレンジすべきだ、ということに尽きます。

 私としては、日本が「第2のウクライナ」にされてしまい、米国の対中代理戦争の「捨て駒」として破滅的な戦争の危機に向かいつつあることを、多くの日本国民に知らせ、それを食い止める必要があると思っています。それはジャーナリズムとしての最低限度の責務であると確信しています。

 日本のマスメディアがこの件について、すべて、ひとつの例外もなく、機能不全に陥っていて、米国のプロパガンダのたれ流しをしている状況を見て、なおさら、IWJだけは、このドロドロの濁流に、最後の最後まで抗おうと固く心に決めています!

 私自身、第4コーナーを回って、残りの人生すべてをIWJとともに、日本のサバイバルのために死力を尽くして戦い、愚かな戦争を回避し、日本国民の生命と暮らしが犠牲とならないように、米国への従属から自立し、来るべき、希望のある多極的世界へと漕ぎ出してゆけるよう、全力を尽くしたいと真剣に思っています。

 その闘志に衰えはありません! 志半ばで、IWJを閉じることになるのは、決して本望ではありません!

 繰り返しになりますが、第14期は、背水の陣で臨んでいます。毎月、毎日が、IWJが生き残れるかどうかの勝負です! ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします!

 どうか皆さま、IWJの経営再建に向けて、会員登録、特にサポート会員への登録、そしてご寄付・カンパ、あるいは協賛広告によるご支援をお願いいたします! また、YouTubeのチャンネル登録も、ぜひお願いいたします!

※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】第13期2200万円の赤字を出し、加えて銀行から2500万円の融資を受けました。私には難病の娘がいて、この子を私の死後においても守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。赤字を止められなければ、第14期途中でも、IWJの活動を中止するサドン・デスの決断をくだします。赤字体質が脱却できれば、活動を継続します!IWJの経営再建に向けて、最後になるかもしれない勝負の時、会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告によるご支援のお願いをします!
https://youtu.be/jZv9X2ojES8

※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】私には難病の娘がいて、この子を私の死後も守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。IWJの経営再建に向け、ご支援のお願いをします!
https://youtu.be/5oOoBcOJuh0

 私たち親子にとっても、IWJにとっても、まだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えるために、天から与えられているものだと私は受け止めています。

 もし自分に天命というものがあるとしたら、日本を戦禍に巻き込まれることなく、米中対立の危機の難を逃れ、同時に、米国からの隷属をやめて自立し、21世紀後半だけでなく、22世紀以降も、世界と平和共存する国として、サバイバルできるように、微力でも貢献することにあります。生きている残りの期間は、そのための一助となるべく、微力ながら力を尽くしたいと思います。

 ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 現状の会員数を、お知らせします。

 9月末時点での会員総数は2582人(前年同日比:431人減、前々年同日比:944人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。その会員数と会費が減ることは、IWJにとって大きな痛手です。

 ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますし、会員数も会費もこの不況のあおりを受けて著しく減少しています! コロナ禍と未曾有のインフレ下の不況の急速な進行と、細かい数字は、10月末にご報告しますが、わずか1年間で前年度の売り上げから約4割減となり、約6割となってしまったというのは、本当に大きなダメージです! 進む高齢化などが逆風として吹きつけている結果であると思われます!

 この巨大な外部環境の変化自体は、私ごときが変えられるようなものではありません。少しでも家計を楽にするように、様々な支出を減らそうとし、その結果、IWJの月額の会費も削る人々が増えた、その結果でしょう。

 現在のIWJの編集方針が不満なので会員をやめる、という内容のメールをもらうことは、最近は本当にめったにありません。今、お支えくださっている会員の方々、特にサポート会員の方々は減ることがなく、我々の編集方針を支持してくださっていると思われます。

 皆さま一人一人の会費は、積もり積もれば、大きくもなりますし、一人一人が削ってゆけば大きなマイナスともなります。皆さまに会員としてお支えいただけなければ、IWJは、存続ができません! ご寄付の負担を減らし、目標額のハードルを下げるためにも、できるだけ、新規の会員登録をお願いいたします!

 休会中の方は、再開の手続きをお願いいたします! 会費が増えれば、毎月のご寄付・カンパのお願いも、もう少し少なくてすむようになります。よろしくお願いいたします!

 ただ、ここにきて、嬉しいニュースも届いています。先月末、7人の方が一般会員に、9人の方がサポート会員になってくださった、ということが分かりました。嬉しくて、そして明日に希望がもてます!

 どうか、会員登録をしたことがない方は、新規で会員登録を、休会していた方は、再開をぜひ、よろしくお願いします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 日本は、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を背負わされています。その「宿命」を、日本人ならば1人として、決して忘れてはなりません。

 エネルギーと食料が確実に輸入できるようにするためには、戦争によって、他国に海上封鎖をされないようにすることが一番重要です。それには、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を目指し、貫くべきではないでしょうか!?

 また、米国から押しつけられた新型コロナワクチンの危険性について、報じることも、論じることもできず、国の言われるがままにワクチンを接種して、コロナから守られるどころか、死に至るまでの副反応被害を招いていることも、日本という国に主権がなく、その従属国の政府とべったりの関係を築いている記者クラブメディアが、権力から自立した報道を行うことができない、しようともしないために起きている「悲劇」ではないでしょうか。

 国民の皆さまの「知る権利」を現実に実現し、事実・真実を伝えるには、権力と癒着せず、市民の皆さまから直接支えられるIWJのような独立メディアが存在しなければ、風穴を開けることもできません。

 ジャニー喜多川氏の性加害を、何十年間もテレビ業界等、マスメディアの人間たちは皆、知りながら、見て見ぬふりをしてきました。問題視もせず、報道もせず、ジャニーズ事務所とテレビとは利益共同体として一体化し、結果、性被害を何十年にもわたり広げてきたのも、こうした癒着の構造が強固に作られており、既存マスメディアは、新聞もテレビも一体となって、ひとつ残らずがっちりとその中に組み込まれているからです。

 人権侵害が横行しているのは、芸能界だけをとっても、ジャニーズ事務所だけではありません! テレビを代表するマスメディアと、他の芸能プロダクションとの癒着は、まったく変わらずに続いています。

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうしたあらゆる問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.10.6 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】16:00~「『村山首相談話の会 訪中代表団』記者会見 ―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)、羽場久美子氏(青山学院大学名誉教授)ほか」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「村山首相談話を継承し発展させる会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた日中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%97%A5%E4%B8%AD%E9%96%A2%E4%BF%82
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆中継番組表◆

**2023.10.7 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh6・大阪】13:30~「臨時国会・緊急セミナー『政治とカネの問題をどう可視化するか!』―登壇:三木由希子氏(情報公開クリアリングハウス理事長)、上脇博之 神戸学院大学教授ほか」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach6

 「公益財団法人 政治資金センター」主催のセミナーを中継します。これまでIWJが報じてきた政治とカネ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%8D

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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

「ジャニー氏の性加害行為がタレント支配力の源泉になっていたのではないか?」IWJ記者の質問に井ノ原快彦氏「絶対的な支配の中にいたと思う。それは巧妙な手口だと思います」~10.2 ジャニーズ事務所記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518857

統一教会の解散命令請求を目前に! 被害者救済を妨げる資産流出や隠匿を防ぐ財産保全「特別措置法」の今国会成立を求める「声明」を発表!~9.30 全国弁連東京集会 ―内容:「統一教会の解散請求と財産保全、内部の実情、二世問題について」ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518753

現役世界チャンプ・寺地拳四朗選手らが、東京高検前で「検察は有罪立証方針の取り下げを」「争うなら、ボクシング同様、正々堂々、証拠をすべて開示」とアピール!~10.3 袴田巖さん支援アピール「潔白を示す白いバンデージで拳を高く突き上げろ!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518867

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 宝塚宙組の有愛(ありあ)きいさんが「自殺」か!?『週刊文春』は宝塚のイジメを「常軌を逸した”集団リンチ”」と報道!】イジメを訴えても劇団は事実無根と隠蔽! 演出家に気に入られなければ干されると、被害者が「暴力」に耐える構図は、ジャニー喜多川氏に気に入られなければならなかったジャニーズ事務所問題と一緒では!? 有愛さんは死の前日、母親に「精神的に崩壊している」とメッセージを送信!(『週刊文春』2023年10月12日号)

 10月2日付け『日本経済新聞』は、「宝塚歌劇団(宝塚市)に所属する俳優の女性(25)が死亡していたことが1日、捜査関係者などへの取材で分かった」と報じました。自殺の可能性があるとのことです。

※宝塚歌劇団の俳優が死亡 自殺か、宙組公演中止(日本経済新聞、2023年10月2日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74916230R01C23A0CT0000/

 この死亡した女性について、10月5日発売の『週刊文春』10月12日号は、「宙(そら)組に所属する有愛(ありあ)きい」さんだと、明らかにしました。

 この『週刊文春』の記事によると、有愛さんは入団7年目で、67人いる宙組の中堅。入団1~7年目だけで行う新人公演のリーダーでしたが、自由闊達な一方、上下関係の規律に乏しい宙組で、下級生からの突き上げと上級生からの「指導」と称した深夜にまで及ぶ説教で苦しめられていたとのことです。

★この『週刊文春』の記事は、有愛さんが上級生から浴びせられた度重なる罵声や尋常ならぬ怒号を「宝塚の”お家芸”とも言えるもの」だとして、こうした「常軌を逸した”集団リンチ”」について、宝塚関係者の証言を次のように報じています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■【第2弾! まったく直らないジャニーズのメディア・コントロール体質! ジャニーズ事務所が10月2日の会見で記者の顔写真付き「指名NGリスト」を用意していた!】ジャニーズ側は「会見運営のコンサルタント会社が持ってきた」「弊社は関与していない」と苦しい弁明をするも、そんなコンサルに発注したのはジャニーズの責任!! 会見前々日にはリストの存在を把握していたことも明らかに! 実際会見では指名されなかった記者が「茶番だ」と訴え、一時騒然と!!(『NHK』、2023年10月5日)

 10月4日、『NHKニュース』が、2日に行われたジャニーズ事務所の会見で、「事務所から会見の運営を任されていた会社側が、複数の記者やフリージャーナリストの名前や写真を載せて質問の指名をしないようにする『NGリスト』を会場に持参していたことが関係者への取材でわかりました」と報じました(5日に更新)。

 ジャニーズ事務所は、タレントをアテンドする影響力をもって、メディアを牛耳り、不都合なことは報じさせない、というメディア・コントロールを徹底してきました。反省し、新たに再出発する、としている新会社や新体制についての記者会見でも、実は「メディア・コントロールは当たり前」という体質が、まったく改まっていないことが、わかりました。

 この『NHKニュース』は、「リストには質疑応答の際に手を挙げても指名しないようにする新聞社の記者やフリージャーナリストなどが掲載され、座席の位置なども確認していた」「NHKが会見場で撮影した映像にも、スタッフが少なくともあわせて6人の名前と顔写真が掲載されたリストを持っているのが写っていた」と報じました。

 『NHK』が記事に掲載したリストの顔写真にはぼかしがかけられており、6名が誰だったかについては、報じていません。

※ジャニーズ事務所会見 会場に質問指名の「NGリスト」(NHK、2023年10月5日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/k10014215471000.html

★ジャニーズ事務所はこの『NHK』の報道を受けて、4日、このリストの存在を認めた上で、「弊社の関係者は誰も作成に関与しておりませんし、指名をしない記者を決める等も全く行なっておりません」と、弁明の声明を発表し、5日付けで以下のように自社サイトにも掲載しました。

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 2日に行われたジャニーズ事務所による記者会見の詳細は、ぜひ以下の記事を御覧ください。(IWJ)

※「ジャニー氏の性加害行為がタレント支配力の源泉になっていたのではないか?」IWJ記者の質問に井ノ原快彦氏「絶対的な支配の中にいたと思う。それは巧妙な手口だと思います」~10.2 ジャニーズ事務所記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518857

■<IWJ取材報告 1>ボクシング界の若いスターが、冤罪支援! 現役世界チャンプ・寺地拳四朗選手らが、東京高検前で「検察は有罪立証方針の取り下げを」「争うなら、ボクシング同様、正々堂々、証拠をすべて開示」とアピール!~10.3 袴田巖さん支援アピール「潔白を示す白いバンデージで拳を高く突き上げろ!」

 10月3日、日本プロボクシング協会の袴田巌支援委員会が、10月27日からの再審が決定した元プロボクサー、袴田巌さんの無罪早期確定のため、検察に有罪立証方針の取り下げを求めるアピール活動を、東京都千代田区の東京高等検察庁前で行いました。

 現場では、チャンピオンベルトを持つ多数のボクサーが参加。袴田巌さんの姉の袴田秀子さんと共に、「潔白を示す白いバンデージ」を巻いた拳を上げて訴えました。

 アピール後には、東京高検に、有罪立証方針取り下げと証拠開示を求める要請書を提出しました。

 強盗殺人などの罪で死刑判決を受けた袴田さんは48年間収監されながら無罪を訴え続けました。2023年3月、東京高裁が袴田さん側主張を認め、ついに再審(裁判のやり直し)を決定。裁判で、いよいよ袴田さんに無罪判決が下るかと思われました。

 ところが、検察側は再審でも袴田さんの有罪を主張して争うと表明。有罪立証がなければ裁判がすぐに終わるため、「裁判をいたずらに長引かせる」との批判が起きました。ボクシング界も「87歳の袴田さんにこれ以上苦痛を味あわせたくない」と、アピールを行うことになったということです。

 当日午後1時前に、東京高検向かいの日比谷公園霞門付近に、ボクシング関係者等が続々と集合し、持参の白いバンデージを右拳に巻きました。袴田秀子さんも、生まれて初めて拳にバンデージを巻く姿が見られました。

 参加者全員の記念撮影後、東京高検前に移動し、アピールが行われました。

 初めに、自らもOPBF東洋太平洋バンタム級王座獲得の経歴を持つ、新田渉世(しょうせい)支援委員会会長が、趣旨を説明。「検察に有罪立証の方針を取り下げる要請を今日したい。もし裁判を争うのであれば、ボクシングと同様、公平なルールで、正々堂々と、証拠をすべて開示してほしい」と訴えました。

 袴田秀子さんは、「本当に今日はいい企画だ。私たちの裁判もあと半年で決着がつくと思う。絶対に無罪を勝ち取るため、戦っている。57年戦った。もうこれ以上は戦わないということで、あと半年たてば決着がつく。巌は無罪、無実だ。絶対に無罪を勝ち取っていきたい」と、改めて決意を語りました。

 続いて、現役や元ボクサー、関係者が次々にマイクを握り、支援の声を上げました。

 詳細なテキスト記事や、全編動画は、ぜひ以下の記事を御覧ください。

※現役世界チャンプ・寺地拳四朗選手らが、東京高検前で「検察は有罪立証方針の取り下げを」「争うなら、ボクシング同様、正々堂々、証拠をすべて開示」とアピール!~10.3 袴田巖さん支援アピール「潔白を示す白いバンデージで拳を高く突き上げろ!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518867

 IWJは長年に渡り、袴田事件について報じてきました。特に直近の2023年の記事については、下記を御覧ください。

※「遅くとも年内には再審の公判が始まる。検察官は『新たに有罪を立証する』と言うだろうが、法律上、証拠にもとづかない主張は許されない。『却下』を求めていく」~7.25 日本外国特派員協会主催 袴田秀子氏、小川秀世氏(袴田弁護団事務局長・弁護士)記者会見 2023.7.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517604

※「検察は本当に殺人犯をつくろうとしている。国家によって人を殺そうとしている。そういう事件だということを改めて皆さんに感じていただきたい」~7.10 袴田事件 裁判所提出の冒頭陳述骨子と証拠調べ請求書について 2023.7.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517189

※袴田巌氏本人が登壇、発言!「戦いがあるということで今日は出場して来た。戦いに勝つということが重要」~5.19 再審法改正をめざす市民の会 結成4周年記念集会「袴田事件の再審確定 つなげよう再審法改正へ」 2023.5.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516059

※袴田弁護団・村崎弁護士「『特別抗告』というのは憲法違反であり、最高裁判例であり、私としては、これは、再審請求が認められた人に対して、検察にできるはずがない!! 」~3.20「袴田事件」の再審開始に対して検察庁が特別抗告をしないように求めるアピール行動 2023.3.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514825

※東京高裁が袴田事件の再審開始を決定!! 歓喜の中、弁護団は、検察の「特別抗告」についての警戒を解かず、「特別抗告をするな」と検察庁へ申し入れ!! ~3.13「袴田事件」東京高裁前での決定報告 ―登壇:袴田ひで子さん、袴田事件弁護団 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514701

※袴田事件弁護団・事務局長 小川氏「『特別抗告』をするなんて考えられないし、するということになれば、検察のわけのわからない権限乱用であり、検察にあるまじき行為だと思う」~3.13日本弁護士連合会主催 袴田事件弁護団 記者会見 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514711

※検察の即時抗告を棄却した高裁決定は、捜査機関による証拠捏造の可能性が極めて高いと断定! 検察は特別抗告断念を!!~3.14 今度こそ! 誤った裁判のやり直しを「袴田事件」高裁決定報告集会 2023.3.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514722

※3月13日に再審可否が決定される袴田巌さんの無実を訴え、50人を超えるボクシング関係者が東京高裁前に集結!~2.6 袴田巌さんの再審開始・無罪判決を求める、ボクシング関係者を中心とした宣伝・要請アクション 2023.2.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513933

 その他の袴田事件関連の記事は、以下を御覧ください。

※袴田巌(IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%A2%B4%E7%94%B0%E5%B7%8C

■<IWJ取材報告 2>重大な問題提起! 5Gスマホの未来は安全なのか? 自宅の隣に基地局が建設され、めまいで顔も動かせず、天井を向いたまま1年半寝たきりに! 転居後も続く、電磁波がもたらす壮絶で深刻な健康被害の実態!!~8.24 <院内集会>行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か

 2023年8月24日午後1時15分より、東京都千代田区の衆議院第二議員会館にて、「基地局問題集会実行委員会」の主催により、「<院内集会>行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か~ヒトへの健康リスク、動植物等生態系へのリスクをどうみるか~」が開催されました。11団体からの賛同のもと、約120名が参加しました。

 総務省は「携帯電話基地局からの電波は安全」などと主張していますが、基地局が設置されてから深刻な健康影響があったという訴えは、全国にあります。

 基地局を自宅近くなどに一方的に建設された住民、基地局で健康被害を受けた住民、電磁波過敏症(EFS: electromagnetic hypersensitivity)の当事者らが、直接行政(総務省、厚生労働省、環境省)に声を伝え、行政の見解を質し、そして、基地局で多くの深刻な問題が起きていることを広く知ってもらうため、実行委員会が組織され、この集会の開催となりました。

※電磁波問題市民研究会
http://dennjiha.org

 基地局問題大磯の会・実行委員の村越史子氏は、同居するお嬢さんの体験を、次のように語りました。

村越氏「私は、健康被害を受け、大磯から平塚に移りました。(中略)

 その電磁波の怖さ、健康被害の大変さを、本当に、いまだに、その時を思い起こすと、地獄のような日々でした。

 まず、基地局が何の説明もなく、ポストインされたチラシ(のみの周知)で、家の60センチ(発言まま)のところに建てられたのです。

 それから、娘がちょうどコロナでテレワークになって、家で仕事をするようになったんです。

 娘はもともと、ちょっとメニエールをもっていて、『みみずばれ』がすごくなりまして、耳鼻科にも通いました。薬を山ほどもらって、それで飲み始めたのですけれど、一向に良くならない。

 そのうちに、私がちょっと1~2時間出かけた隙に電話がかかってきたのです。『お母さん助けて』って。それで、急いで、近くにいたものですから、帰ってみたら、トイレの前で吐いて倒れてたんです。

 それからです、大変なことは。もう、片耳どころではなく、両耳が、もう飛行機に乗った時のようにバンっと塞がって、声がもう、全然自分の声じゃないみたいなことになって、そのうちにめまいが時々起きるんです。

 めまいは、それがひどくなると起きていられないんですね。それで『もうダメ』って言ってベッドに横になると、もう、その顔が動かせないんです。ちょっとでも動かすと吐き気が来るんです。

 だから、常にここにもう洗面器を置いたまま、もうちょっとでも動かすと、ゲーゲーゲーゲー吐いて、吐くものもなくても気持ち悪くなっちゃうので、もう天井を向いたままです。じっとしたままです。そのつらさ、それが1年半続きました」。

 村越氏は、壮絶で深刻なお嬢さんの体験について、さらに証言を続けました。

 詳しくは、ぜひ以下の記事を御覧ください。

※自宅の隣に基地局が建設され、めまいで顔も動かせず、天井を向いたまま1年半寝たきりに! 転居後も続く、電磁波がもたらす壮絶で深刻な健康被害の実態!!~8.24 <院内集会>行政に聞いてみよう! 4G・5G携帯電話基地局は安全か
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518088

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231006

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、木原匡康、浜本信貴、前田啓)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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