日刊IWJガイド・非会員版「新型コロナワクチンの製造・流通にペンタゴンが関与していた! それは『医療対抗措置』の一環だった!?」2023.5.11号~No.3892号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~【IWJ検証レポート】スクープ! 新型コロナワクチンの製造・流通にペンタゴンが関与していた!(その1)新型コロナワクチンの製造と流通は、医薬品の安全性を確保するための規制ではなく、「医療対抗措置(medical countermeasures)」を対象とする法律の下で米国防総省(DoD)によって行われていた! このためDNAが混入した? その背景には、2001年9.11以降の巨額なバイオテロ防御に対する米国の投資が存在! この巨額投資を回収するために、イベルメクチンを排除した可能性が!?

■5月に入り、IWJの第13期も残り3ヶ月に! しかしながら、IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 4月のご寄付は126件、209万3200円、月額目標の54%でした! 第13期の累積赤字は毎月増え続け、8月から4月まで9ヶ月間の累積の不足額は、1600万円を超えています! 5月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、ご支援をよろしくお願いします! また累積の不足額を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■アノニマスの仮面を被ったグループが銀座腕時計店に強盗!「ルフィ事件」で世間に知られるようになった「闇バイト」募集による臨時結成の犯行グループによる犯罪は、特殊詐欺から自宅への強盗と傷害・殺人、そしてついに白昼の高級時計店への大胆強盗へとエスカレート!?『ルポ 特殊詐欺』の著者・田崎基氏は岩上安身によるインタビューの中で「闇バイト」事件のエスカレートの出現を予告していた!?

■速報! バイデン大統領がG7を欠席する可能性が出てきた! G7の「主役」であるはずの米大統領が「デフォルト危機」のために不在で、ホスト国の日本は狼狽するばかり! G7からG20へと外交の主舞台はすでに移っている。なんでも米国依存で、しかもG7にしがみついている日本政府と岸田政権は根本的に外交のあり方を見直すべし!

■<IWJ取材報告>GX法案は虚構の上に築かれている! 終わりつつある原子力産業をお金をつぎ込み救済!~5.9_原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を! (―登壇:村田弘氏、宇野朗子氏、菅野正寿氏、アイリーン・スミス氏、武本和幸氏、森山拓也氏ほか)

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~【IWJ検証レポート】スクープ! 新型コロナワクチンの製造・流通にペンタゴンが関与していた!(その1)新型コロナワクチンの製造と流通は、医薬品の安全性を確保するための規制ではなく、「医療対抗措置(medical countermeasures)」を対象とする法律の下で米国防総省(DoD)によって行われていた! このためDNAが混入した? その背景には、2001年9.11以降の巨額なバイオテロ防御に対する米国の投資が存在! この巨額投資を回収するために、イベルメクチンを排除した可能性が!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 新型コロナワクチン接種が世界的に一段落したこのタイミングで、ワクチンメーカーの利益確定後に、世界の公衆衛生規制機関がこれまで使用を規制してきたイベルメクチンへの規制を解除した疑惑、新型コロナワクチンへのDNAの混入疑惑、ウルズラ・フォン・デア・ライエンEU委員長とファイザーの利益相反疑惑など、さまざまなスキャンダルが出てきています。

※はじめに~ファイザーとモデルナのmRNAワクチンに、入っているはずのないDNAが混入していた!!!「もう、『なんか間違って残ってました。すいません』で済まへんやないですか」!!「できるだけ安全に作らなあかんわけですよ。健康な世界中の人に打つもんやからね、元のデザインも実験方法も、安全に念には念をおさなあかんのに、わざわざ不要なはずの配列を有害性を増して作ってて、しかもそれがワクチンにそのまま混入してた」!「私、終わりの始まりと言いますかですね。もうこうなってしまった以上ですね、あらゆるロットを調べないといけないと思うんです」!(日刊IWJガイド、2023年4月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230427#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52176#idx-1

※はじめに~<IWJ検証レポート>あのイベルメクチンは今! 新型コロナの特効薬と期待されたが、イベルメクチンは、なぜいつまでも承認されないのか!? そもそも有効なのか無効なのか!? イベルメクチンが承認されない背景には何があるのか!(第1回)(日刊IWJガイド、2023年5月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230506#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52245#idx-1

※<IWJ検証レポート>あのイベルメクチンは今! WHOは米国立衛生研究所(NIH)や米食品医薬品局(FDA)、欧州医薬品庁(EMA)と並んで、反イベルメクチン陣営の強固な一角だった!(第2回)(日刊IWJガイド、2023年5月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230508#idx-4
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※はじめに~オーストラリアがイベルメクチンの処方制限の撤廃! この発表はファイザーとモデルナがワクチンで莫大な利益をあげた後のタイミング! しかも、オーストラリアがイベルメクチンの規制を開始したのが、世界的なワクチン接種タイミングと一致する2021年9月から! これらのタイミングの一致は科学的知見だけがもたらしたものか!?(日刊IWJガイド、2023年5月9日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230509#idx-1
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※はじめに~ウクライナ紛争で反ロシアの強硬派筆頭の一人、ウルズラ・フォン・デア・ライエンEU委員長がワクチン問題で刑事告訴される! ファイザーとEUとのワクチン取引をめぐってEU全体で大問題に!(日刊IWJガイド、2023年5月10日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230510#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52258#idx-1

 今日、お伝えするのは、ペンタゴン(米国防総省)とワクチンメーカーの結託の証拠です。これは疑惑ではなく「証拠」として報告されています。本日は前編となります。

 これは、ワクチンの製造と流通に関して、日本はもちろん、世界でも、まったく知られていない重大な事実です。

 米国のジャーナリスト、サーシャ・ラティポヴァ氏が、新型コロナワクチンの製造と流通は、医薬品の安全性を確保するための規制ではなく、「医療対抗措置(medical countermeasures)」を対象とする法律の下で米国防総省(DoD)によって行われていたという有力な証拠を発見したのです。

 この結果、新型コロナワクチンは規制当局の監視を回避することができ、適正製造規範を遵守する必要がなかったのです。

 この事実を踏まえると、新型コロナワクチンにDNAが混入してしまう条件を作ったのは、「医療対抗措置(medical countermeasures)」を対象とする法律の下でワクチンの製造・流通を行ったペンタゴンだった可能性が出てきます。新型コロナワクチンは、軍事マターだった、ということです。

※Vaccine Harms Are Biodefense Plan’s Collateral Damage(Brownstone Institute、2023年2月17日)
https://brownstone.org/articles/vaccine-harms-are-biodefense-plans-collateral-damage/

 「医療対抗措置(MCM: medical countermeasures)」とは、生物・化学・放射線・核物質によるテロ攻撃や自然発生する新興感染症に起因する公衆衛生上の緊急事態が発生した場合、使用される可能性のあるFDA(米食品医薬品局)規制の製品(生物製剤、医薬品、装置)のことです。

※What are Medical Countermeasures?(FDA、2023年5月9日閲覧)
https://www.fda.gov/emergency-preparedness-and-response/about-mcmi/what-are-medical-countermeasures

 サーシャ・ラティポヴァ氏は、米国の信頼性の高い非営利研究機関「ブラウンストーン研究所」のホームページに、「ワクチンは軍事組織に支援を受けた医療対抗措置だったという証拠(Proof that the Vaccines Were a Military-Backed Countermeasure)」という記事を5月3日に寄稿しました。

※Proof that the Vaccines Were a Military-Backed Countermeasure(Brownstone Institute、2023年5月3日)
https://brownstone.org/articles/proof-vaccines-were-military-backed-countermeasure/

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

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■5月に入り、IWJの第13期も残り3ヶ月に! しかしながら、IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 4月のご寄付は126件、209万3200円、月額目標の54%でした! 第13期の累積赤字は毎月増え続け、8月から4月まで9ヶ月間の累積の不足額は、1600万円を超えています! 5月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、ご支援をよろしくお願いします! また累積の不足額を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 5月に入り、昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、残り3ヶ月となりました。

 4月の1日から30日までの30日間でいただいたご寄付は、126件、209万3200円でした。これは月間目標額390万円の54%にあたります。

 厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました!

 しかし、今期第13期4月末までの累積の不足額は、1660万5900円となりました。

 5月は1日から8日までの8日間で、30万2000円、月間目標額の8%にあたるご寄付をいただいています。ありがとうございます。

 ぜひ、皆さま、今月5月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 そして、累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費とご寄付・カンパの両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」の、「新たな戦争前夜」を迎えて、私、岩上安身とIWJは、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるように、その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために今後も全力で頑張ってゆきたいと思います。

 2月、ピューリッツァー賞を受賞した経歴をもつ、米国屈指の独立調査報道ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏が、米国が、ノルウェーと協力し、ドイツとロシアを直接つなぐ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したという驚愕のスクープを出しました。日本の新聞・テレビなどのメインストリーム・メディアは、一切このスクープを報じませんでした。

 IWJは、全文の仮訳を進め、全4回を号外でお送りしました。

※【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(その1~4)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a5

 私は、ロシア軍がウクライナに侵攻して1年となる2月24日の岸田総理会見で、ハーシュ氏のスクープについて岸田総理に直接、質問しました。

 私が「日本政府は、このノルドストリーム爆破疑惑について、独自に検証や調査を行なっているのでしょうか?」と質問したのに対し、岸田総理は、「米政府は完全なるフィクションであるという評価をしております」「ノルウェー外務省もナンセンスと言っています」「多くの国においてこうした記事に関しては、否定的な評価がされている」とはぐらかし、日本政府・日本国総理としての独自の判断を示しませんでした。

※【IWJ代表:岩上安身質問】ノルドストリーム爆破疑惑について、日本は独自に検証や調査を行なっているのか?岸田内閣総理大臣記者会見-令和5年2月24日(Movie IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=9uUrTxr_Mss

※はじめに~岩上安身が岸田総理に対して会見で質問!~(日刊IWJガイド、2023年2月25日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230225#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51926#idx-1

 このウクライナ紛争は、ロシアを弱体化させるための米国主導の戦争です。

 ハーシュ氏のスクープが事実であれば、米国は、同盟国のドイツが多額の出資をしたノルドストリーム・パイプラインを爆破し、ドイツとロシアの仲を引き裂き、ウクライナを戦場にして、欧州とロシアの友好的な関係を完全に破壊し、ロシア産の格安の天然ガスが入らなくなって窮地に陥った欧州に、米国産の高値の天然ガスと石油を売りつけて市場を奪い取ったということになります。

 つまり、米国は「敵国」のロシアだけでなく、米国の重要な同盟国であるはずのドイツにも大損害を与えた疑いがあるのです。これが真実であるならば、同盟国への重大な背信であり、裏切りです。犠牲を払わされたドイツと同じく、同盟国とは言いながら、ジュニア・パートナー(主権のない従属国)扱いされている日本も、同じ目にあわされる可能性があります。

 IWJでは、独自のIWJ検証レポートによって、ドイツとロシアを直接結ぶノルドストリームの建設を米国政府・議会が何度も妨害してきた事実、そして、完成はしたもののウクライナ紛争の勃発と対露制裁によって使用できなくなり、さらに爆破テロに見舞われるまでの経緯を、お伝えしています

※IWJ検証レポート!「米国が狙った独露間の天然ガスパイプラインノルドストリームの阻止!!」~2022.4.27
(その1)https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505188
(その2)https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508187

 お読みいただければわかりますが、この経緯を知ると、ウクライナ紛争以前から、米国はノルドストリームの完成と開通を何としても阻みたいと思っていたという事実が明らかになります。

 岸田文雄総理は、1月早々、昨年末に閣議決定した「改定版安保3文書」を携えて訪米、バイデン大統領と会談し、日本の軍拡をバイデン大統領から賞賛されて鼻高々でした。

 国会での議論と承認がなされなくても、米国からの要請があれば、「安保3文書」を閣議決定し、軍拡のアクセルを踏んでしまう岸田政権は、日本の主権を米国に丸投げしたも同然です。米国を守るために日本が身代わりに犠牲となり、日本はウクライナのように、米中の「代理戦争」の戦場とされてしまいます。

 上記の4月24日の岸田総理会見で、私は、「米国は誠実な同盟国なのかどうか、疑いの出ている中、日本の安全保障を米国に丸ごと委ねていていいのか」「有事の際の自衛隊の指揮権まで米国に渡してしまっていいのか」と問いました。

 岸田総理は「自衛隊及び米軍は、各々独自の独立した指揮系統に従って行動をする、これはいうまでもないこと」などと、自衛隊の指揮権はあたかも米軍から独立して存在しているかのように述べました。

 しかし、この総理の発言は、事実と異なります。従来の幕僚長を事実上廃止し、新たに米軍との「統合司令部」を設置する「安保3文書」の改定は、自衛隊を米軍の司令下におく「2軍」にしてしまうものです。

 自衛隊が米軍と司令部を統合してしまい、自身で状況判断するための目と耳(情報衛星他)をもたず、独自に判断する頭(内閣に直結し、米国から独立した司令部)をもたない、そんな日本が、安全保障において、米軍から独立した主権をもつ、といくら岸田総理が口先だけで言っても、自衛隊のおかれたリアルな現実を国民に説明していることにはなりません。

 3月28日、「安保3文書」の改定を踏まえ、防衛費を大幅増額した2023年度予算案は、政府案どおり成立しました。

※令和5年度予算(財務省)
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2023/fy2023.html

 日本は、このまま米国追従を続け、米国の単独一極覇権を支えるために、日本自らは世界最悪の財政危機に直面しているというのに、米国の要請に従って、軍拡という重い財政負担を背負うのはあまりに愚かではないでしょうか!?

 そもそも日本が依存している米国は、誠実な、信頼に値する同盟国といえるのでしょうか!?

 4月12日の日刊IWJガイドの記事(※)も、ぜひあわせてお読みください。米国は、同盟国に対して、当たり前のように盗聴を仕掛けています。ドイツなどは米国政府に抗議しましたが、日本政府は、まったく抗議していません。

※『ニューヨーク・タイムズ』が報じた、ウクライナ紛争をめぐる米国とNATOの戦争機密文書漏洩事件! 漏洩文書に韓国政府内の議論が含まれていたことから、CIAによる韓国国家安保室盗聴が発覚! 謝罪を求めない尹政権に韓国与党も「卑屈極まりない」と批判! 2013年のスノーデン氏による盗聴暴露問題も再燃し、米国のダブルスタンダード、繰り返される同盟国への盗聴に韓国メディアが猛批判を展開! 日本も盗聴されているはずだが、沈黙し続けるのか!?(日刊IWJガイド、2023年4月12日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230412#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52117#idx-1

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.5.11 Thu.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.5.12 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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■アノニマスの仮面を被ったグループが銀座腕時計店に強盗!「ルフィ事件」で世間に知られるようになった「闇バイト」募集による臨時結成の犯行グループによる犯罪は、特殊詐欺から自宅への強盗と傷害・殺人、そしてついに白昼の高級時計店への大胆強盗へとエスカレート!?『ルポ 特殊詐欺』の著者・田崎基氏は岩上安身によるインタビューの中で「闇バイト」事件のエスカレートの出現を予告していた!?

 「(8日午後6時過ぎに)東京・銀座の高級腕時計店で仮面姿の男3人組に多数の腕時計が奪われた強盗事件で、直後に東京都港区赤坂の建物に侵入した疑いで現行犯逮捕された4人は、いずれも横浜市の10代の男で、互いに面識がなかったことが9日、分かった」と9日付『スポーツ報知』が報じました。

 容疑者の一人が着用していた仮面は、「ガイ・フォークス・マスク」と呼ばれ、ハッカー集団アノニマスのシンボルにもなっています。ガイ・フォークスとは、17世紀の英国の犯罪者で、ロンドンの英国会議事堂の爆破と国王ジェームズ1世らの殺害を謀った火薬陰謀事件の関係者の一人だということです。

※銀座腕時計店強盗が着用のマスク、モデルは英犯罪者 ハッカー集団「アノニマス」のシンボルとしても定着(スポーツ報知、2023年5月9日)
https://hochi.news/articles/20230509-OHT1T51156.html

 『文春オンライン』が9日に伝えた、店内に侵入した覆面姿の3人による犯行の様子は、「店員男性らに対してナイフのような刃物を突きつけて『伏せろ。殺すぞ』などと脅迫。所持していたバールのようなものでショーケースを次々と割り、腕時計など100点以上を奪ったのちに車に乗り込み逃走した」という壮絶できわめて乱暴なものです。

 『文春オンライン』によれば、目撃者の50代男性は、「“ガシャン!”というガラスが割れる鈍い音と、耳をつんざくような警報音が、街中に鳴り響いていました」と述べています。奪われた腕時計は最高額で2200万円のものもあり、被害額は1億円相当にのぼるということです。

 大胆不敵な犯行と見える一方、犯人同士はお互いに面識がなく、目撃者の1人である50代男性は『文春』に「どこかおぼつかない手つきだった」という印象を語っており、緊密な関係で結ばれたプロフェッショナルな犯罪集団の犯行ではないことがうかがわれます。「手慣れていないというか、やっている犯人らもビビっていたんでしょうか」という証言も紹介されています。

 『テレビ朝日』も、埼玉県警捜査一課の元刑事・佐々木成三氏が「手慣れていない犯行」だと指摘している、と報じています。

 「あの時間帯にあのマスクをかぶって強盗していること自体がかなり目立つ犯行であった。日中にああいった仮面を着けてやること自体かなり危険だというか、視野が狭くなったりとか逆に目立ってしまうということ。なんか手慣れていない犯行の形態ですよね」

※「嘘だろ」目撃者語る一部始終 銀座“仮面強盗”全員19歳以下(テレビ朝日、2023年5月9日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000298542.html

 『文春オンライン』では、犯行に使われた白いワンボックスカーは、犯行から約30分後に、現場から約3km離れたところで、バンパー部分の破損した状態で発見されたとのこと。行き止まりに車を放置し、犯人らは隣地のマンションに逃げ込み、そこで「邸宅侵入(※注:住居侵入の一種、『邸宅』は現在使われていない別荘や空き家、集合住宅の共用部分などを指す)容疑」などで現行犯逮捕されたということです。

 『文春』記者は、「高校3年生の18歳はマンション敷地で取り押さえられ『痛いです! 痛いです! やめて下さい』と騒ぎ、警察から「動くな」と制止させられています。飲食店アルバイトの19歳はマンション5階のベランダで警察官になだめられ確保。他2人はマンション2階の廊下で逮捕されています」と語っています。

※《銀座“ロレックス専門店”強盗》「伏せろ!殺すぞ」「痛い、痛い、やめてください」“目撃者”が証言した犯行の一部始終と“未成年”犯人らの逃走ルート「彼らは塀をよじ登り…」(文春オンライン、2023年5月9日)
https://bunshun.jp/articles/-/62755

 1日空けて10日、『NHK』は「店内で実行役の1人が「まだ大丈夫だ。30秒はいける」などと、ほかのメンバーに声をかけながら強奪行為を繰り返していたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました」と報じました。この人物が指示役となり、犯行の中心的役割を果たしていたのではないかと見て、警視庁が捜査をしているということです。

※銀座 強盗事件「まだ大丈夫 30秒はいける」中心的人物が指示か(NHK、2023年5月10日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230510/k10014062181000.html

 『TBS』は9日、警視庁は「男らは強盗事件について聞かれると黙秘している」として、「今後、4人が知り合った経緯や動機などについて調べを進める方針」だと報じました。

※犯行の“一部始終”捉えた映像から見える手口 逮捕の4人「お互いのことは知らない」 銀座・高級時計店の1億円超強盗事件(TBS、2023年5月9日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/476566?display=1

 『最新ニュース16 芸能エンタメまとめサイト』は、犯行現場は銀座8丁目の「ロレックス専門店クォーク銀座888店」ではないかとして、ツイッターに投稿された犯行現場の動画を紹介しています。

 これらの動画を見ると、白昼堂々銀座の中心を通る銀座通りに面したガラス張りの高級店舗で、黒い服と仮面に身を包んだ男らが犯行に及んでいる様子がよくわかります。

 男らは、逃げ切れると考えて犯行に及んだのでしょうか。あるいは捕まってもともと、といった「やぶれかぶれ」の犯行だったのでしょうか。あるいは30分ほどの短い逃走時間の間に、現場の指示役よりも上位のボスに盗んだ高級時計が届くように手配したのでしょうか。

 犯行グループの成り立ちや、犯行の目的、動機、そして関係者の洗い出しはまだこれからです。

※【犯行動画】銀座8丁目強盗事件の時計店はどこ?犯人の顔画像や名前特定は?(最新ニュース16 芸能エンタメまとめサイト、2023年5月10日)
https://saisin-news.com/2023/05/ginzagoutoujiken-hannin/

 『まぐまぐニュース』によると、4人は16~19歳だったということで、「白昼堂々の大胆な彼らの犯行に、ネット上では『世も末』『また闇バイトか…』『想像力のない若者(犯人)たち』『幼稚すぎると思ったらガキか…』といった嘆きの声が上がっている」ということです。

※銀座ロレックス強盗で16歳から19歳の少年が逮捕。懸念される“アノニマス仮面”を着けた「若者の暴走」(MAG2 NEWS、2023年5月9日)
https://www.mag2.com/p/news/575333

 犯行に加わった少年たちが、互いに顔見知りではなかった、という情報が事実ならば、ここで語られている通り、SNSでの「闇バイト」募集告知に誘われて、臨時の犯行グループ結成に加わった可能性は否定できません。

 岩上安身は、『ルポ 特殊詐欺』の著者・田崎基氏に3月から4月にかけて連続インタビューを行いました。田崎氏は、特殊詐欺犯罪の求人の場になっている「闇バイト」事件のエスカレートの出現を予告する発言をしています。

田崎氏「結局、1日1億円、年間で360億円以上の(特殊詐欺)被害というものが出ている。(中略)

 その詐欺事件を完成するために費やしているお金が、恐らく被害額の30%から40%くらい。残りの60%から70%くらいは、反社会的な組織の資金に流れて行っているということなんですよね。(中略)

 そういうふうに考えると、グルグルグルグル、ここが、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている、しかも高速回転していってるということが浮かび上がってくるんですね。

 ですから、この特殊詐欺っていう問題が社会に与えている害悪っていうのは、とんでもないところに行っている。さらに関わった人間たちが、さらなる凶悪犯罪に突き進んでるっていう問題が、『ルフィ』事件で明らかになってるし、その前から散々、私、書いてますけど、プラス、グループ内や対立グループによる拉致・監禁、傷害事件の加害者、被害者になるケースもあると。(中略)

 本当に、スパイラル的に起きている回転が、凄まじい勢いで害悪を撒き散らしているということが、一番問題の本質かなと思いますね」(4月6日、第3回インタビューより)

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※「1日1億円、年間360億円以上の被害」「グルグルグルグル、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている」~岩上安身によるインタビュー第1117回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第3回 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515232

※「特殊詐欺の背景と経緯、それを盤石とさせている者の言説が浮かび上がった」! ~岩上安身によるインタビュー第1119回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第4回 2023.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515394

■速報! バイデン大統領がG7を欠席する可能性が出てきた! G7の「主役」であるはずの米大統領が「デフォルト危機」のために不在で、ホスト国の日本は狼狽するばかり! G7からG20へと外交の主舞台はすでに移っている。なんでも米国依存で、しかもG7にしがみついている日本政府と岸田政権は根本的に外交のあり方を見直すべし!

 5月19日(金)、20日(土)、21日(日)と、岸田文雄総理の地元広島で開催されるG7の成否が怪しくなってきました。

 G7の「主役」であるはずの、バイデン大統領が、G7を欠席する可能性が出てきたからです。

 6月1日までに、議会が31兆4000億ドルの債務上限額を引き上げるか、一時的に停止して、政府の資金不足問題を解決できなければ、G7どころか、米国政府が機能停止状態に落ちります。この米国の「デフォルト危機」については、IWJは先行して報道してきました。

※はじめに~イエレン米財務長官が「早ければ6月1日にも米政府は債務不履行(デフォルト)に陥る」と表明! 1月の債務法定上限到達依頼、繰り返し議会に対応を要請、デフォルトになれば「経済、金融的な大惨事」がもたらされると警告も!! 破綻寸前の、そんな国がなぜ、ウクライナへの巨額の兵器支援で紛争の後押しをしているのか!? 大量の米国債を保有する日本への悪影響は!?
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230503#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52199#idx-1

※米財務省イエレン長官の「6月1日デフォルト」表明について、IWJはエコノミスト・田代秀敏氏に緊急取材!「余命宣告のような警告に戦慄が走った」!「G7広島サミットは債権者集会になりかねない」!! そうなれば米ドル基軸の国際金融システムは終わる!!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230503#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52199#idx-2

 バイデン大統領は、この危機的状況に対応するため、10日、ホワイトハウスで議会指導者たちと会談しましたが、局面を打開できませんでした。

 10日付『ニューヨーク・タイムズ』は「債務上限会議、打開策なく終了」と見出しを付けて次のように報じています。

 「バイデン大統領と議会指導者たちは、国のデフォルトが数週間後に迫っている状況でホワイトハウスで会談し、金曜日に再び会談することに合意した。ケビン・マッカーシー下院議長は終了後、記者団に『新しい動きは見られなかった』と述べた」

※Debt Limit Meeting Ends Without a Breakthrough(ニューヨーク・タイムズ、2023年5月10日)
https://www.nytimes.com/live/2023/05/09/us/debt-ceiling-biden-mccarthy

 12日の金曜日に再度会談を行うということですが、G7主催国の日本の松野博一官房長官は10日の記者会見で、バイデン氏の会議欠席の可能性について、東京は「米国政府からいかなる通知も受け取っていない」と述べています。ホスト国としての日本政府のメンツは丸つぶれですし、G7の「主役」だったはずの米国の伝統やリーダーシップにも赤信号がともります。どちらも、まったく頼りない、という他ありません。

※松野官房長官「米から通告ない」 大統領G7欠席示唆で(MAG2NEWS、2023年5月10日)
https://www.mag2.com/p/news/headline/575487

 G7の時代は終わった――広く世界にそう印象づけるようなエピソードです。そもそも、「国際社会の固い決意の中核となるのがG7」(※)であるという、岸田総理の認識自体が、まったくの時代錯誤であると言わなければなりません。たとえば2022年通年の名目GDPが旧宗主国の英国を超えて世界5位のインドを例にとると、人口が世界一で、2060年代まで人口増が続くと予想されています。そんな大国インドも、GDP世界第2位の中国も加わっていないG7という会合が、現在の世界の主要な問題を協議し、解決する場に相応しいのか、という疑問の声が上がるのは当然です。

※岸田内閣総理大臣記者会見(令和5年2月24日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0224kaiken.html

 ジャーナリストの高野孟氏は、「G20こそが現在の世界の問題を協議する場に相応しい」という持論を展開しています。

※日本が世界の笑い者に。G7首脳へ岸田が振り付ける“時代遅れのダンス”(MAG2NEWS、2023年5月2日)
https://www.mag2.com/p/news/574830

 G20は、G7に参加する7か国、EUおよび新興国12か国の計20の国々と地域から成る国際会議で、具体的には、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの20か国です。

 高野氏は「(G7の)『成功』とは、盟主である米国の意を受けて、日本が『西側先進国』のまとめ役となって憎きプーチン露大統領に最大限の非難を浴びせ、返す刀でそのロシアに同情的な中国を牽制して台湾侵攻を許さない覚悟を示すことにあると見て間違いない。しかしそのような設定は、二重三重に間違っている」と述べています。

 その理由の一つとして高野氏があげるのが、「G7そのものが20世紀の遺物であって、21世紀の課題を解決するための指導的な国々の会合の枠組みとして今も、そして将来にわたって有効であるかどうかは大いに疑問がある」というものです。

 岩上安身も「G7からG20へと外交の主舞台は移る。なんでも米国依存で、しかもG7にしがみついている日本政府と岸田政権は根本的に外交のあり方を見直すべき」と再三、指摘しています。

 現在、大きな国際秩序の再編の時期にあたるのは間違いなく、その読みを間違えると、国家衰退が加速するばかりです。

■<IWJ取材報告>GX法案は虚構の上に築かれている! 終わりつつある原子力産業をお金をつぎ込み救済!~5.9_原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を! (―登壇:村田弘氏、宇野朗子氏、菅野正寿氏、アイリーン・スミス氏、武本和幸氏、森山拓也氏ほか)

 「GX脱炭素電源法案」(原子力基本法、原子炉等規制法、電気事業法、再処理法、再エネ特措法の改正案5つを束ねたもの)が、2023年4月27日に衆議院で可決、参議院本会議に回されることになりました。

 運転期間の上限撤廃をはじめ、原発活用を強引に進める法案の成立を阻むため、参議院議員会館前での連続アクションが、5月9日(火)に行われ、IWJが中継しました。主催は国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室、さようなら原発1000万人アクション、許すな!憲法改悪・市民連絡会、Fridays For Future Tokyoです。

 11日(木)、18日(木)も実施予定です。

※#原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を!(FoE Japan)
https://foejapan.org/issue/20230510/12682/

 満田夏花氏(FoE Japan)を司会に、計12名に上る以下の方々が、オンライン(※印)も含め発言しました。

村田弘氏(福島から神奈川に避難、福島原発かながわ訴訟原告団長)、岩渕友氏(参議院議員、日本共産党)、福島瑞穂氏(参議院議員、社会民主党)、宇野朗子氏(福島から京都に避難)、※菅野正寿氏(福島県二本松市在住、有機農家)、アイリーン・スミス氏(環境ジャーナリスト、グリーン・アクション代表)、武本和幸氏(「原発反対刈羽村を守る会」代表、刈羽村村議会議員)、森山拓也氏(気候ネットワーク)、阪上武氏(原子力規制を監視する市民の会)、高野聡氏(原子力資料情報室)、木村雅英氏(経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワーク)、一般参加の方。

 福島から避難した村田氏は、「国は避難地域を次々と解除し、通常の20倍ぐらいの放射線は大丈夫、福島に帰れと追い立てた。ところが今、ほとんどの避難した方々が帰る余地がなくなっているのを見て『もうあんたがた帰らなくていいよ。よそから来る人たちを呼び込んで、何とかする』と、まさに棄民の最たる状況」と批判しました。

 アイリーン・スミス氏は、「世論調査の『60年を超える運転期間延長を支持しない』が71%などの結果を議員に示し、『選挙怖くないの?』と言いたい」と訴えました。

 4月の統一地方選で、刈羽村議に当選した武本氏は、「GX法案が仮に成立しても、推進派は生き残れないだろう。今回私を当選させたような原発批判の世論が地元に確実にある」と述べました。

 気候ネットワークの森山氏は「政府は原発活用の理由を脱炭素と言うが、2011年以降、ほとんどの原発が動いてないのに、CO2排出量は減った。再エネや省エネの普及が進んだからだ。環境省調査で、日本は再エネで電力需要の2倍を賄うポテンシャルがある」「しかし原発に頼ると、再エネ拡大にブレーキがかかる」「また、原発新設は2040年代以降が予想され、30年までにCO2排出半減が必要な気候危機対策に間に合わない」と指摘しました。

 アクション終了後、原子力規制を監視する市民の会の阪上氏に、IWJ記者が「改めて強調したいこと」を聞くと、「(GX法案は)全体的に虚構の上に築かれている。世界的な原発回帰とか、エネルギー危機など、状況にかこつけ、終わりつつある原子力産業を、お金をつぎ込み救済しようとしている」「もう一つ問題は、原子力規制委が、これまでの規制の役割を自ら放棄する動きだ」と答えました。

 さらに「戦争ができるような政策が進められる中、いちばん標的となる原発が何の防御もされてないように見える」と聞くと、「そこも非常に無謀だし、輪をかけて危険な状況。とにかくいろんなものを突っ走らせている。そんなに考えもなしに、非常に危険な方向に日本を走らせようとしている」と答えました。

 詳しくは、全編動画を御覧ください。

※GX法案は虚構の上に築かれている! 終わりつつある原子力産業をお金つぎ込み救済!~5.9_原発GX法を廃案に! 参議院議員会館前行動に結集を! (―登壇:村田弘氏、宇野朗子氏、菅野正寿氏、アイリーン・スミス氏、武本和幸氏、森山拓也氏ほか) 2023.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515932

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

 ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、木原匡康、六反田千恵、前田啓)

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