┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~8月1日からIWJは第13期のスタートを切りました! 第12期は、沢山の方々から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第12期の収支につきましては、残念ながら299万2676円のマイナスという結果となりました。正確な会計報告は2か月後に監査を受けた上でご報告します。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
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┠■【中継番組表】
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┠■ペロシ米下院議長が台湾に到着! 台湾桃園空港には爆発物設置の脅迫メールも!! 中国王毅外相は「米国側が台湾問題で信頼と正義を裏切ることは不名誉なことであり、米国の国家的信用をさらに破綻させるだけ」と警告! IWJは元外務省国際情報局長・孫崎享氏、エコノミスト・田代秀敏氏に取材! 岩上安身は本日午後4時から田代氏に緊急インタビュー!!
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┠■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後6時半から、岩上安身による、統一教会の学術的研究の専門家である北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授インタビュー続編を生配信します!
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┠■文化庁宗務課の驚くべき回答! 旧統一教会による名称変更申請は2015年に初めて行われた! それ以前には1回も申請はなかった! 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のセクト性や社会問題性は、それほど高くない!? IWJは文化庁宗務課に直撃取材!
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┠■『しんぶん赤旗』がスクープ! 文化庁宗務課は旧統一教会の名称変更を、添付書類不備のまま受理していた!
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┠■米バイデン政権がアルカイダ指導者ザワヒリを無人機によるミサイル攻撃で殺害! タリバン支配下の首都カブールにアルカイダのトップが潜伏! タリバンは米国の作戦を知っていたのか!?
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┠■<IWJ取材報告 1>米中武力衝突が懸念されるペロシ米下院議長の台湾訪問について「日本政府としてコメントする立場にない」とした上で「一般論として、米中両国の関係の安定は極めて重要」と林大臣!! ~8.2 林芳正 外務大臣 定例会見
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┠■<IWJ取材報告 2>「コロナ禍で、貧しい人たち、葬儀もあげられない人たちがたくさんいる中、国のお金で大々的な葬儀をやる。これは法の下の平等に完全に反している!!」~7.29「アベ“国葬”に反対します!」緊急院内集会&官邸前デモ
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┠■<新記事紹介>安倍元総理銃撃事件で渦中の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会見! IWJは全編テキスト化! 疑惑噴出!「安倍元総理と教団関係ない! あったのは友好団体!!」「岸信介氏と関係は文鮮明総裁個人!」「2009年以降献金トラブルない!!」と断言したが、実際には起きていた!
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┠■7月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は3月3日収録「岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」と、5月30日収録「岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」後半をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!
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■はじめに~8月1日からIWJは第13期のスタートを切りました! 第12期は、沢山の方々から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第12期の収支につきましては、残念ながら299万2676円のマイナスという結果となりました。正確な会計報告は2か月後に監査を受けた上でご報告します。第13期も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
第12期の収支につきましては、7月31日時点で、残念ながら299万2676円のマイナスとなりました。第12期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
第12期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。
第12期が仮に最終的に赤字となっても、IWJは8月1日より、新たな第13期のスタートを切っています。
今期も、IWJにとってはまだまだ険しい道のりが続くと思われます。
すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して約1000万円を貸しています。
第11期と第12期は、会社から報酬を受けとっていませんでした。
当然、この間は自分の貯金を削り続けおり、個人として、経済的、物理的に、もはや限界です。これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。
どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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皆さまにおかれましても、消費税増税に加えてコロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。
IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています! 権力に不都合であっても、真実を追求し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが市民の皆さまのお支えで可能になります。
ウクライナ紛争が勃発してからの約5ヶ月間、IWJは徹底的に「まとも」な「公正中立」に近い報道に徹してきました。そうしたところ、米国のプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。
その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。
ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料で日刊非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで会員を新たに始めることができます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
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IWJは、国民をないがしろにして、米国の「代理戦争」準備を進める政府と、そのプロパガンダ機関と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!
自民党は、日本をウクライナと同様に、米国の「代理戦争」の道具にするために、大切な国民の主権を外国に譲り渡すことを平然と行おうとしています。
「売国」的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。ウクライナと同じく、日本が米国の「代理戦争」の道具となり、戦場となることは避けられません。
また、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も起きました。
岸信介元総理から数えて安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして自民党は、韓国という外国発の反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。「日本人が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本はサタンの国」であるとして、その日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との深い癒着関係があったからです。
「保守」「愛国者」「ナショナリスト」を自認している自民党支持者らが、なぜ反日カルトを黙認し続けるのか、理解できません。
自民党が、「愛国者」政党ではないことだけは明らかですが、既存メディアも、「銃撃事件」と行き過ぎな献金の話は詳報するものの、根本の教義や、自民党がなぜ反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的な問題にほとんど立ち入りません。
その統一教会が求める政策が、9条の改憲であり、緊急事態条項の創設であり、夫婦別姓反対であり、ジェンダーフリー反対であり、LGBT反対なのです。自民党の政策は、韓国発の反日カルトである統一教会の求める政策の焼き直しに過ぎません。
資金面でも、選挙の際のマンパワーの面でも、秘書などのスタッフの派遣などでも統一教会に支えられてきた自民党は、政策面までも統一教会という外国の反日カルトの「使い走り」に成り下がっていると言っても過言ではありません。
そんな反日カルト集団の言いなりとなっている自民党の改憲を、果たして許していいのでしょうか!?
また、第13期のスタートを切った8月早々に、バイデン大統領と同じく民主党附属の議員であるナンシー・ペロシ米下院議員議長がアジア各国を歴訪するとして、旅程をすべて明らかにしないまま、台湾に向かおうとしています。これは、中国の「中国と台湾は一つである」という主張に対する挑発であり、中国が行ってきた数々の警告を破るものです。中国軍と米軍が同時に台湾周辺に集まり、一触即発の状況となっています!
IWJはかねてより、米国が中国を敵視し、覇権交代を阻止するために戦争を仕掛ける可能性があり、集団的自衛権を認めてしまった日本は、米国の対中戦争に自動的に参戦せざるをえなくなる、と警告してきたことは、会員の皆さまはよく御存知の通りです。
※「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房副長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218
ペロシ訪台強行により、米国の対露「代理戦争」であるウクライナ紛争に引き続き台湾と日本が、米国の対中「代理戦争」の「道具」として、また「戦場」として使われる可能性が急激に高まってきました。
戦時の体制にない、平時の日本の国家体制を、一夜にして戦時独裁体制への切り換える仕組みが自民党の改憲4項目のひとる緊急事態条項です。
最大の問題である、緊急事態条項の阻止という、このテーマに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
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※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからもお振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身拝
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◆中継番組表◆
**2022.8.3 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】16:00~「岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏緊急インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
岩上安身による田代秀敏氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%94%B0%E4%BB%A3%E7%A7%80%E6%95%8F
【IWJ_YouTube Live】18:30~「安倍元総理殺害をきっかけに統一教会問題が再燃! 韓国最大の反日カルトと自民党とがズブズブの関係の不可解!!『多国籍企業』のような宗教組織の正体とは!?岩上安身による北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授インタビュー 第2回」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
岩上安身による櫻井義秀氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた統一教会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b5%b1%e4%b8%80%e6%95%99%e4%bc%9a
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◆中継番組表◆
**2022.8.4 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】10:00~「社民党『国葬反対! 政治と旧統一教会の関係解明チームヒアリング』―講師:山口広弁護士(全国霊感商法対策弁護士連絡会事務局長)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
社民党によるヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた安倍晋三氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
第561-563号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第4回・後編)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508733
「コロナ禍で、貧しい人たち、葬儀もあげられない人たちがたくさんいる中、国のお金で大々的な葬儀をやる。これは法の下の平等に完全に反している!!」~7.29「アベ“国葬”に反対します!」緊急院内集会&官邸前デモ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509111
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■ペロシ米下院議長が台湾に到着! 台湾桃園空港には爆発物設置の脅迫メールも!! 中国王毅外相は「米国側が台湾問題で信頼と正義を裏切ることは不名誉なことであり、米国の国家的信用をさらに破綻させるだけ」と警告! IWJは元外務省国際情報局長・孫崎享氏、エコノミスト・田代秀敏氏に取材! 岩上安身は本日午後4時から田代氏に緊急インタビュー!!
中国外交部は2日、王毅外相が記者会見で台湾問題をめぐり、米国を非難したことを発表しました。
また、ペロシ米下院議長が、昨晩(8月2日)、台北に到着したと日経が伝えています。台湾メディアによりますと、「ペロシ氏は、本日、3日に台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と会談する予定である」としています。
※ペロシ米下院議長、台湾に到着 中国の反発必至(日本経済新聞、2022年8月2日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM023L40S2A800C2000000/
以下、中国外交部の発表です。
「王毅国務委員兼外相は現地時間2022年8月2日、上海協力機構外相会議に出席し、中央アジアを訪問した後、記者団のインタビューに応じ、台湾問題に対する中国の厳しい立場を明らかにした。
王毅は、『一帯一路の原則は国際社会の普遍的なコンセンサスであり、中国がすべての国と取引する際の政治的基盤であり、中国の核心的利益の中核であり、越えてはならないレッドラインと底線である』と述べた。米国の一部の人々は、台湾問題で中国の主権に挑戦し続け、一帯一路政策を空洞化させ、台湾海峡に意図的に問題を起こすことさえしてきた。中国国民は決してこれを受け入れないし、国際社会もこのような不当な挑発を嘲笑している。
王毅は、今回の訪問で、各国の首脳は会談や話し合いの中で、一帯一路の堅持、台湾は中国領土の不可分の一部であるという信念、台湾問題に対する外部勢力による中国の内政干渉への反対を明確に表明した、と述べた。これは、一帯一路が国際社会の心の方向性であり、全体の流れであることを改めて示している。
王毅は、米国側が台湾問題で信頼と正義を裏切ることは不名誉なことであり、米国の国家的信用をさらに破綻させるだけだと強調した。米国の一部の政治家は、自分たちの利権だけを考えて、台湾問題で公然と火遊びをし、14億人の中国人を敵に回しているが、これは決して良い結果にはならないだろう。米国側のいじめの顔が世界にさらされることで、米国が今日の平和の最大の破壊者であることが、あらゆる国の人々にますます明確に認識されることになる」
※王毅:美方在台湾問題上背信弃義,只能使其国家信誉進一歩破産(中国外交部、2022年8月2日)
https://www.fmprc.gov.cn/wjbzhd/202208/t20220802_10732130.shtml
2日付けロイターは「中国は1日付で台湾企業35社からのビスケットやペストリーの輸入を停止した。ペロシ米下院議長が台湾を訪問すると報じられており、中国による警告の可能性がある」と報じました。
※中国、台湾食品会社35社からの輸入停止 ペロシ氏訪台へ警告か(ロイター、2022年8月2日)
https://jp.reuters.com/article/taiwan-china-food-ban-idJPKBN2P80UU
2日、『フォーカス台湾』は。ペロシ下院議長が到着すると言われている桃園空港の運営会社が「ペロシ米下院議長の台湾訪問を阻止するため、爆発物を設置する旨の脅迫状を受け取ったと明らかにした」と報じました。
記事によると「脅迫状は電子メールで送りつけられ、空港敷地内に爆発物を3つ設置することが記された。同局は保安検査を強化し、空港の安全を確保しながら、メールの発信元を調べている」とのことです。
※桃園空港に脅迫状 ペロシ氏の台湾訪問阻止を狙う 警察が保安検査強化(フォーカス台湾、2022年8月2日)
https://japan.focustaiwan.tw/society/202208020008
ブルームバーグは2日、ペロシ下院議長の台湾入りをめぐり「地政学的リスクの高まりに投資家は身構えている」として、中国株が下落していると報じました。
記事によると、「2日の香港株式市場で、中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は一時3%を超える下げとなり、年初来の下落率が約20%に達した。中国本土のCSI300指数も一時2.8%安となった」とのことです。
ブルームバーグの記事はさらに「上海PDフォーチュン・アセット・マネジメントのシニアアナリスト、ジャン・フーシェン氏は『事態がどう展開するのか市場参加者は極めて神経質になっている。実際の熱い戦争への恐れもある』と述べた」と報じています。
※中国株下落、地政学的リスクに身構える投資家-ペロシ議長訪台見通し(ブルームバーグ、2022年8月2日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-02/RFZ4ZSDWRGG001?srnd=cojp-v2-markets
中国時報は2日付け記事で「ペロシ氏の飛行機は紛争の可能性を減らすため、敏感な南シナ海を避けて遠回りしている」と報じました。
記事は「通常の民間旅客機の飛行経路を見ると、マレーシアから台湾に向かうには、ベトナム沖から南シナ海を通り、台湾海峡に出るのが最も早い」とした上で、「意図的に迂回している」として、フィリピンの東側を回り込む飛行ルートが示されています。
※裴洛西座機繞遠路 專家分析:避南海敏感區域降低衝突(中国時報、2022年8月2日)
https://www.chinatimes.com/realtimenews/20220802005393-260405?ctrack=pc_main_recmd_p04&chdtv
元外務省国際情報局長の孫崎享氏は、IWJの取材に応じて「中国が、習近平自ら警告を発し、米軍部も警告を発している中、これを無視していくことは大きい影響を与える。東アジアは米中の今後の動向に左右される。日本も同様。具体的な行動に注目」と語りました。
一方、エコノミスト田代秀敏氏は、IWJに以下のように緊急寄稿しました。
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岩上安身は本日午後4時から、田代秀敏氏に緊急インタビューを行います。
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【IWJ_YouTube Live】16:00~
上安身によるエコノミスト田代秀敏氏緊急インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後6時半から、岩上安身による、統一教会の学術的研究の専門家である北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授インタビュー続編を生配信します!
岩上安身は本日午後6時半から、7月29日に続き、旧統一教会問題について、北海道大学大学院文学研究科・文学部の櫻井義秀教授に続編となるインタビューを行います。インタビューはIWJのYouTubeチャンネルで生配信します。
前回、7月29日のインタビューは以下のURLから御覧ください。
※「日本国自体が統一教会の被害者、自民党政治家等が開き直ることで被害が拡大」! ~岩上安身によるインタビュー 第1083回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授 2022.7.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509116
また、2018年に収録した1回目のインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。
※(再掲載)文鮮明という「メシヤ」が「再臨した国」韓国に貢がされる「エバ国家」日本!? 自民党に深く浸透する統一教会の「正体」! ~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト 北海道大学大学院 櫻井義秀教授 2018.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429742
安倍晋三元総理襲撃事件をきっかけに、にわかに急浮上した旧統一教会と政治との関わりが、連日メディアをにぎわせていますが、櫻井教授は、「統一教会をどうするのか」ということが最も重要だと強調しています。
櫻井教授は、統一教会や国際勝共連合を知らない人たちが多いことが、今の統一教会報道を一過性のブームで終わらせるのではないかと懸念しています。
本日のインタビューでは、櫻井教授と中西尋子氏との共著で出版された大著『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会、2010年)を中心に、日本人を資金源とする統一教会の教義や、霊感商法、合同結婚式など、統一教会による数々の社会問題について、詳しくお話をうかがう予定です。
詳しくは、ぜひ本日の生配信をご視聴ください。
仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!
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【IWJ_YouTube Live】18:30~
岩上安身による北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授インタビュー続編
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■文化庁宗務課の驚くべき回答! 旧統一教会による名称変更申請は2015年に初めて行われた! それ以前には1回も申請はなかった! 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のセクト性や社会問題性は、それほど高くない!? IWJは文化庁宗務課に直撃取材!
IWJ記者は、7月29日に末松信介文部科学大臣の定例会見において、2つの質問を行いました。
※「旧統一教会の名称変更時に政治的圧力・官僚の忖度があったのでは!? 調査しないのか?」IWJ記者の質問に大臣は「現時点では特定の政治家から働きかけはなかったと聞いている」!~7.29 末松信介文部科学大臣定例記者会 2022.7.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509119
第一が、2015年の名称変更認可にあたって、政治的な圧力があったのか、あるいは官僚の忖度によって行政が歪められたのかについて、です。
これに対する末松大臣の回答は次のようなものでした。
「平成27年(2015年)の8月の26日に、世界基督教統一神霊協会から、世界平和統一家庭連合へ名称変更に係る規則変更の認証の決定を行ったことは事実でございます。
で、宗教法人から規則変更の認証の申請があった場合、所轄庁は宗教法人法第28条にもとづきまして、その規則や手続きが法令の要件を備えているかどうかを審査しまして、これらの要件を備えていると認めた時は、認証する旨の決定を行う必要がございます。
で、本件につきましては、申請の内容が法令の要件を備えていることを確認をしまして、認証の決定を行ったものでございまして、現時点では、特定の政治家からの働きかけがあったものではないというように聞いてございます」
もう一つの質問が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の宗教法人の認可取り消しについては、まったく考えていないのか、またそのための文科省、文化庁としての独自の調査は行わないか、という点です。
この2番目の問題について、末松大臣は「担当の宗務課のほうから説明をさせます」と答えています。
IWJ記者は、この2番目の問題を中心に文化庁宗務課に直撃取材しました。
IWJ記者「旧統一教会の宗教法人の認可取り消しについて、文化庁の方で検討されているのでしょうか?」
文化庁宗務課「そういった課題に関しましては、宗教法人について信教の自由を保障する観点から、所轄庁による関与は抑制的であるべきと考えています。そういった取り消しですとか、正式な手続きを申し上げれば、『解散』ということになりますが、そうした法人格を剥奪するといったきわめて重い対応に関しては慎重に判断しなければいけないという認識でおります」
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■『しんぶん赤旗』がスクープ! 文化庁宗務課は旧統一教会の名称変更を、添付書類不備のまま受理していた!
共産党の宮本徹議員が、文化庁から開示を受けた2015年の旧統一教会の名称変更をめぐる決裁文書について、旧統一教会が提出した申請書の添付書類に不備があったことを、2日付け『しんぶん赤旗』が報じました。
※共産党・宮本徹議員の請求で文化庁が開示した、旧統一教会の名称変更決裁文書は肝心の変更理由が黒塗り! 旧統一教会は「”世間の批判をかわすため”は事実無根の的外れな憶測、決めつけ」と主張するが、名称変更の直前、全国霊感商法対策弁護士連絡会は当時の下村文科大臣と文化庁長官、文化庁宗務課宛てに統一教会の違法性を詳細に指摘した申入書を出していたことが明らかに!!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51130#idx-5
赤旗によると、旧統一教会が名称変更の申請書に添付した書類の一つ、「新規則の全文」の施行日が「平成8年(1996年)3月19日」になっていたとのこと。
これについて赤旗は「宗務課の担当者は『旧統一協会が提出した規則は、変更前の規則だと考えられる。これを文化庁の担当者が新規則だと勘違いして受理したのではないか』と対応の誤りを認めました。『新規則は添付されておらず、宮本議員の指摘を受けて確認ミスに気づいた』といいます」と報じています。
※徹底追及 統一協会 旧統一協会名称変更に不備 文化庁 新規則提出受けず認証(しんぶん赤旗、2022年8月2日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-08-02/2022080201_03_0.html
つまり、文化庁はろくに書類も確認せず、下村博文文科大臣の名前で受理したことになります。
■米バイデン政権がアルカイダ指導者ザワヒリを無人機によるミサイル攻撃で殺害! タリバン支配下の首都カブールにアルカイダのトップが潜伏! タリバンは米国の作戦を知っていたのか!?
バイデン米政権がアフガニスタンの首都カブールで、アルカイダの指導者、アイマン・ザワヒリを殺害しました。
1日付け米『ポリティコ』が報じた米政権高官の発表によると、米国は、それ以前に、カブールの隠れ家に家族(妻、娘、その子どもたち)といることを確認しており、最終的にザワヒリが殺害されたのは、現地時間7月31日午前6時18分(米東部時間7月30日午後9時48分)。
殺害は、CIAが運用する空軍の無人航空機によって実施された。ザワヒリに2発のミサイルが発射され、ザワヒリのみが死亡。他に犠牲者が出たという証拠はないとのことです。
ポリティコによると、バイデン大統領は「正義は実現し、このテロリストのリーダーはもういない」と述べたとのこと。
しかしポリティコは、米軍撤退後のカブールに、ザワヒリがいたことが、「タリバンとアルカイダとの関係について何を語っているのかという疑問につながっている」と論じています。
さらにポリティコは、「タリバンのスポークスマンであるザビブラ・ムジャヒドは、1日『カブール市のシェルプール地区の住宅に空爆が行われた』とツイートしている」とした上で、ザワヒリ殺害をタリバンが関与していたかどうかについて、疑問を呈しています。
※U.S. kills al Qaeda leader Ayman al-Zawahri in drone strike(POLITICO、2022年8月1日)
https://www.politico.com/news/2022/08/01/sources-u-s-kills-al-qaeda-leader-ayman-al-zawahri-in-drone-strike-00049089
■<IWJ取材報告 1>米中武力衝突が懸念されるペロシ米下院議長の台湾訪問について「日本政府としてコメントする立場にない」とした上で「一般論として、米中両国の関係の安定は極めて重要」と林大臣!! ~8.2 林芳正 外務大臣 定例会見
8月2日午前10時35分頃より、東京都千代田区の外務省にて、林芳正外務大臣の定例会見が開催されました。
朝日新聞記者は、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問について、以下のように質問しました。
「アジアを歴訪中の米国のペロシ下院議長が、今晩(2日夜)にも台湾を訪問すると報じられています。中国の反発は必至で、米中関係の緊迫化が予想されますけれども、大臣の受けとめをお願いします」。
これに対し、林大臣は「ペロシ下院議長の外遊につきまして、日本政府としてコメントする立場にないと考えております」と述べ、「その上で、一般論として申し上げますと、我が国としては、米中両国の関係の安定、これは国際社会にとっても、極めて重要であると考えております」と答えるにとどめました。
対中強硬派のペロシ氏の台湾への訪問が現実となれば、米中の軍事衝突に発展する可能性も指摘されています。
また、EU諸国では、世界第2位の経済大国である中国に対して、米国主導でロシアと同じように経済制裁を行うことを求められれば、悪化している経済状況がさらに悪化するとの懸念も見られます。
これらの懸念は日本にも同様に当てはまります。IWJ記者は、こうした経済リスクや、武力衝突に巻き込まれるリスクについて、日本政府・外務省は、ペロシ氏来日の際に直接伝えるなどの用意があるのかとの質問を用意していましたが、指名されませんでした。
会見冒頭、林大臣より、8月3日から6日までの3日間、「ASEAN(東南アジア諸国連合)関連外相会議」に出席するため、カンボジアの首都プノンペンを訪問する旨の報告がありました。
林大臣は、8月4日に、日・ASEAN外相会議とASEAN+3外相会議、8月5日には、東アジア首脳会議、3ヶ国外相会議、そして、ASEAN地域フォーラム閣僚会合に出席する予定です。
一連の会議が対面形式で実施されるのは3年ぶりのことであり、林大臣は「来年の『日・ASEAN友好協力50周年』、これに向けまして、緊密な協力を確認したい」と抱負を述べました。
定例会見の詳細については、全編動画を御覧いただきたい。
※米中武力衝突が懸念されるペロシ米下院議長の台湾訪問について「日本政府としてコメントする立場にない」とした上で「一般論として、米中両国の関係の安定は極めて重要」と林大臣!!~8.2 林芳正 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509199
■<IWJ取材報告 2>「コロナ禍で、貧しい人たち、葬儀もあげられない人たちがたくさんいる中、国のお金で大々的な葬儀をやる。これは法の下の平等に完全に反している!!」~7.29「アベ“国葬”に反対します!」緊急院内集会&官邸前デモ
7月29日午後3時より、東京都千代田区の参議院議員会館にて、「安倍“国葬”辞めろ実行委員会」の主催により、「アベ“国葬”に反対します!」緊急院内集会が開催され、集会終了後、総理官邸前にて、安倍国葬反対デモが行われました。
集会で「検察庁法改正に反対する会」共同代表の岩田薫氏は、次のように語りました。
「7月21日に(安倍元総理国葬の閣議決定差し止めの仮処分申請を)出しまして、東京地裁で受理になりました。
※市民団体が安倍元総理国葬の閣議決定差し止めを、東京地裁に仮処分申請、受理!「内閣法制局は岸田総理が国葬の根拠にあげた内閣設置法を所管していない!!」~7.21安倍国葬を許さない 差し止め仮処分申し立て記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508898
(中略)近く、国側と私たち市民側の双方を呼んで、言い分を聞いて、裁判長が判断をするということになります。
仮処分は裁判と違って、急いで決めてもらわなければならない問題に対して有効です。原子力発電所の再稼働停止でいくつか仮処分が下りているわけですね。で、稼働できなくなっているわけです。
国葬が9月27日ですから、その前に、この決定を出してもらいたいということで、東京地裁に強力に申し入れています。まあ、受理になっていますから、当然、東京地裁は何らかの判断を下すと思います。(中略)
国葬は完全に天皇制時代の失効した法律なわけですね。それをゴリ押しするという岸田内閣はまったくおかしいわけです。そして、憲法違反であるということを、私たちははっきりとこの仮処分の中で言っています。
憲法は『思想良心の自由(第19条)』を定めています。そして、『法の下の平等(第14条)』も定めています。これは葬儀も同じだと思います。
今、コロナの中で、貧しい人たちはたくさんいます。葬儀もろくにあげられない人たちがたくさんいるにもかかわらず、国のお金で大々的な葬儀をやる。憲法の『法の下の平等』に完全に反していると私は考えます」。
集会には、日本共産党の伊藤岳参議院議員、立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員も参加し、「安倍国葬」に「NO」を表明しました。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「コロナ禍で、貧しい人たち、葬儀もあげられない人たちがたくさんいる中、国のお金で大々的な葬儀をやる。これは法の下の平等に完全に反している!!」~7.29「アベ“国葬”に反対します!」緊急院内集会&官邸前デモ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509111
■<新記事紹介>安倍元総理銃撃事件で渦中の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会見! IWJは全編テキスト化! 疑惑噴出!「安倍元総理と教団関係ない! あったのは友好団体!!」「岸信介氏と関係は文鮮明総裁個人!」「2009年以降献金トラブルない!!」と断言したが、実際には起きていた!
安倍総理銃撃事件で、容疑者の犯行動機として名前が上がる世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長が、7月11日、記者会見を行いました。この会見内容には、多くの様々な疑惑があると言わざるを得ません。
田中富広会長は、「犯行動機や献金問題については捜査中のため言及しない」としました。この点について記者が改めて質問しても、「容疑者の母親の献金額は20数年前なので不明」の一点張りで、「警察が本人から聞くだろう」と回答。「破綻した頃の教会の関りも不明」だというのです。
その上で田中会長は、「2009年以降、コンプライアンスを徹底し、違法な献金トラブルはない」と断言しました。
しかし、この主張に対して、全国霊感商法対策弁護士連絡会は翌12日の記者会見で、事実と異なると糾弾。「(1987年以降の)被害総額は1237億円超」しかも「氷山の一角」で、「金銭トラブルがない」はずの「2017年から2021年の5年間」も「被害総額約54億円」と指摘しました。
※旧統一教会会見を弁護士連絡会が糾弾!「被害1237億円超は氷山の一角」!「犯罪認定後の教団の『反省』は『政治家とのつながり弱かったから摘発受けた』」!! 弁護士側が全国会議員に関係控える要請! 安倍元総理は抗議受け取り拒否!!(IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508840
世界平和統一家庭連合は17日になって、この会長発言は「コンプライアンス順守の結果が表れているという趣旨で、トラブルがゼロになったという意味ではない」など不可解な声明をホームページに掲載しました。
※メディア報道に関する声明文(世界平和統一家庭連合ウェブサイト、2022年7月17日)
https://ffwpu.jp/news/3884.html
一方、会見で田中会長は、「安倍元首相がメッセージを送った友好団体(UPF)が選挙協力等を行ったかは不明」だが、「教団の協力は一切ない」と、UPFは世界平和統一家庭連合とは全く異なる組織であるかのように回答。両団体は共に文鮮明総裁が創設し「平和というビジョンを共有」するとしながら、「ミッションは異なる、それが何かはUPFに聞いてほしい」と突っぱねました。
「事件時の聴衆に、もし教会員がいたなら、安倍元首相ではなく、地元候補者を個人として応援」したと、教団の関与はあくまで否定。「安倍元総理と教会がつながっていると犯人が見た理由」は、「友好団体との区別がついていなかったからだろう」と、容疑者の犯行動機について、十分な情報がない段階であるのにもかかわらず、旧統一教会と事件とは無関係であるかのように取りつくろいました。
しかし、安倍元総理が官房長官当時の2006年、統一教会の合同結婚式を兼ねた集会に祝電を送ったり、2012年総理に返り咲いた後、文鮮明総裁が創設した反共団体、国際勝共連合の機関紙「世界思想」の表紙に繰り返し登場したこと等は、岩上安身の北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授インタビューで紹介しています。
※2018.8.17【切り抜き3】岸信介・安倍元首相と統一教会の深い関わり~岩上安身による北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授インタビュー(IWJ)
https://www.youtube.com/watch?v=IiEvpX2g8gI
さらに、安倍元総理の実弟である岸信夫防衛大臣が7月26日の会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係者を過去の選挙活動員としてボランティアで受け入れたことを認めるなど、自民党議員を中心に教団信者が選挙協力した事実は次々と明るみに出ています。
※岸防衛相、旧統一教会関係者の選挙手伝い認める(産経新聞、2022年7月26日)
https://www.sankei.com/article/20220726-BS6KLD32TRLM5E62QYB7FL5GIU/
安倍元総理の祖父、岸信介元総理についても、田中会長は「平和運動の方で関ったかもしれない」としながら、日本での統一教会創設時に「特別な計らいや影響を与えたことはない」と断言しました。
しかし、上記の櫻井教授へのインタビューで紹介した「岸先生に懇意にしていただいたことが、勝共運動を飛躍させる大きなきっかけになったことは間違いありません」との証言をした久保木修己氏は、勝共連合初代会長で、かつ統一教会名誉会長でした。
さらに、1960年代、東京都渋谷の岸氏の自宅の隣に、統一教会系組織「原理研究会」が所在したうえ、その後、岸氏の自宅が旧統一教会本部とされたと考えられることもTBSが報じています。
※問われる政治との距離 激震・旧統一教会と日本政治【7月22日(金)#報道1930】| TBS NEWS DIG(TBS NEWS DIG Powered by JNN、2022/07/23)
https://www.youtube.com/watch?v=GoTRyhI7uak
自民党や同党議員への献金についても、田中会長は「自民党と教会間のお金の動きは一切ない」と回答しました。
しかし、7月25日の立憲民主党・旧統一教会被害対策本部による、「統一教会等による消費者被害についてのヒアリング」で、講師のジャーナリスト有田芳生氏は、統一教会の国会でのロビー活動について、自民党の国会議員等へ向けた広報活動に月500万円、さらに『警察に強い国会議員への働きかけ』および『裁判対策』に毎月1億円を使っていると述べているのです。
※旧統一教会は「警察に強い国会議員への働きかけ」や「裁判対策」に毎月1億円をかけている!! ~7.25 旧統一教会被害対策本部「統一教会等による消費者被害についてヒアリング」―講師:有田芳生参議院議員(IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508946
田中会長の会見は、このように逐一、疑問だらけの内容でした。詳しくは記事本文を御覧ください!
※安倍元総理銃撃事件で渦中の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会見! IWJは全編テキスト化! 疑惑噴出!「安倍元総理と教団関係ない! あったのは友好団体!!」「岸信介氏と関係は文鮮明総裁個人!」「2009年以降献金トラブルない!!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509217
■7月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は3月3日収録「岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」と、5月30日収録「岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」後半をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ、「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!
IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。
7月は、5月6月に引き続き、3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半部分を発行いたします。
第564号(その7)と第565号(その8)をもちまして、完結です。
各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。
(第564号の目次)
・「国際法違反の国に代償を払わせるか、第3次世界大戦か」という選択肢を口にするバイデン大統領の怖さ!
・ノルドストリーム2は現代の3B政策!? 覇権国家アメリカが分断したいエネルギー生産地と消費地の結びつき!
・EUの政策は戦争終結ではなく拡大? 非NATO国のスウェーデンまで米国に引きずりこまれてウクライナへ武器供与!
(第565号の目次)
・「悪者はロシア」の構図で全世界のメディアをコントロールする米国!「それを見て中国は方針転換、ロシアと距離おいた」
・外交問題評議会会長が「核使用も排除されず」とツイート! ウクライナに核を持たせて使用させる思惑か!?
・一般教書演説でウクライナの現状に触れ、「長い時間をかけて準備した」工作の結果だと勝ち誇るバイデン大統領!
・これまでのドンバスの問題を踏まえれば、プーチンは決して「自分が間違っている」とは思わないだろう
さらに、新たに今年5月30日に収録した「『長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償』『米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓』(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」から、後半部分「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。
7月は第566号(その1)と第567号(その2)を発行し、8月に続きます。
田代氏がグレアム・アリソンの著書の根本的な間違いを指摘。そしてアテナイとスパルタの戦いを、歴史的事実にそって解説するくだりは、このインタビューのクライマックスです。
これは現在、世界中が巻き込まれている、米国と中国の覇権争いの行方を理解する上で、重要なヒントが示されています。「歴史は繰り返さないが、歴史は韻を踏む」からです。
各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。
(第566号の目次)
・覇権国のアテネを「新興国」としたアリソン本の要約は間違い!?「ハーバードでこんなレポート出したら登校禁止だ」
・歴史は繰り返さないが「韻を踏む」! 似ているパターンが出てきて変化。だから、元のリズムをよく見ること!
・紀元前600年、「硬貨と数字」の出現が思考の大変革をもたらす! 都市国家同士が同じ価値を共有、交易ゾーンが大きく広がる!
(第567号の目次)
・パルテノン神殿は防衛費の金庫だった!? ペルシャの再侵攻に備えて同盟都市から集めた拠出金をアテネが独占!
・都市国家による安全保障の同盟を利用してアテネ中心の「TPP」が完成! 基軸通貨もアテネの貨幣に!
・人の集まる裁判所や劇場で銀貨を配布、貨幣専用の市場で使わせ普及促進! 銀行ができ、投資や信用取引もスタート!
・自国の法律を他国に適用しようとするアテネ。民主主義発祥の地は「帝国主義発祥の地」でもあった!
・抑圧的で何をしでかすかわからないアテネ。その同盟国は属国!「貢ぐのをやめたら攻めてくる」
・「民主的」なアテネで演説上手な者が戦争を煽る「気まぐれなデモクラシー」。今のアメリカの姿と重なる!
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また、孫崎氏に行ったインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。
※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27
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※「米国の方が現状変更」!「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(続編)」~岩上安身によるインタビュー 第1067回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.31
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※ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334
※ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)~岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.3.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503032
また、2014年のユーロマイダンの騒乱と、ヤヌコビッチ政権の崩壊、ロシアによるクリミア編入とウクライナ東部の戦闘、停戦協定である「ミンスク合意」へと経過を辿ってきた一連のウクライナ危機については、以下の特集も、ぜひあわせて御覧ください。
※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine
また、田代氏へのインタビューは、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひあわせて御覧ください。
※「米国の代理戦争が引き起こす食糧・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」~岩上安身によるインタビュー第1074回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505554
※「今や世界経済の大転換機、世界は人口減少期にはいった! 米国の代理戦争が引き起こす食料・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」(第2回)~岩上安身によるインタビュー第1075回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505807
※「米国の代理戦争が引き起こす食料・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」(第3回)~岩上安身によるインタビュー第1076回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506112
※「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 2022.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506591
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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