2022年7月29日午後3時より、東京都千代田区の参議院議員会館にて、「安倍“国葬”辞めろ実行委員会」の主催により、「アベ“国葬”に反対します!」緊急院内集会が開催され、集会終了後、総理官邸前にて、安倍国葬反対デモが行われた。
集会で「検察庁法改正に反対する会」共同代表の岩田薫氏は、次のように語った。
「7月21日に(安倍元総理国葬の閣議決定差し止めの仮処分申請を)出しまして、東京地裁で受理になりました。
(中略)近く、国側と私たち市民側の双方を呼んで、言い分を聞いて、裁判長が判断をするということになります。
仮処分は裁判と違って、急いで決めてもらわなければならない問題に対して有効です。原子力発電所の再稼働停止でいくつか仮処分が下りているわけですね。で、稼働できなくなっているわけです。
国葬が9月27日ですから、その前に、この決定を出してもらいたいということで、東京地裁に強力に申し入れています。まあ、受理になっていますから、当然、東京地裁は何らかの判断を下すと思います。(中略)
国葬は完全に天皇制時代の失効した法律なわけですね。それをゴリ押しするという岸田内閣はまったくおかしいわけです。そして、憲法違反であるということを、私たちははっきりとこの仮処分の中で言っています。
憲法は『思想良心の自由(第19条)』を定めています。そして、『法の下の平等(第14条)』も定めています。これは葬儀も同じだと思います。
今、コロナの中で、貧しい人たちはたくさんいます。葬儀もろくにあげられない人たちがたくさんいるにもかかわらず、国のお金で大々的な葬儀をやる。憲法の『法の下の平等』に完全に反していると私は考えます」。
集会には、日本共産党の伊藤岳参議院議員、立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員も参加し、「安倍国葬」に「NO」を表明した。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。