┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~英国で「従来種より感染力が最大70%高い」新型コロナの変異株の感染が急拡大! ジョンソン首相は19日、ロンドンとイングランド南東部のロックダウンを発表!
┠■岩上安身の体調ご報告。胃カメラ検査の結果、胃内部に糜爛(びらん)が見つかったものの「潰瘍はない」との診断。胃痛はおさまらず、その夜時間外で再び救急診療へ。睡眠時無呼吸症候群に足の骨折、さらに胃腸の痛みと満身創痍で戦い続ける岩上安身をどうぞ応援してください!!
┠■IWJは現在、かつてないほどの経済的なピンチに直面しています! 代表の岩上安身は自らの報酬の70%カットを決断しました! このピンチを乗り超えるために、IWJ有料会員のご登録、緊急のご寄付・カンパによるご支援を何とぞよろしくお願いいたします!
┠■【中継番組表】
┠■<記事紹介>自衛隊がオーストラリア軍を「武器等防護」対象に! IWJ直撃取材に防衛省は「仮定には回答控える」と答えず!! 中国巡る貿易圏と安全保障圏のズレで空中分解寸前の対中包囲網「クアッド」!? 岩上安身が田代秀敏氏・須川清司氏インタビューで実像探る!! 2020.12.20
┠■<本日の録画配信>本日午後8時より、12月12日に大阪で収録した「モリ・カケ・サクラ・・・私たちは闘いつづける!! ―対談:木村真氏(豊中市議・森友学園問題を考える会)VS 相澤冬樹氏(大阪日日新聞記者)、白井聡氏(京都精華大学専任講師)」を録画配信します!
┠■<再公開番組紹介>【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第4弾!】民族浄化を開始したのは第一次中東戦争よりも前!1947年11月末の国連による「分割決議」直後から!~岩上安身によるインタビュー 第875回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.6.4
┠■米中対立が一段と激化か!? 米商務省が世界最大手の民生用小型ドローンメーカー中国DJIを禁輸リストに追加! ウイグルのイスラム教徒監視に使っていると非難! 中国を厳しく指弾したウィルバー・ロス商務長官! しかし、そのロス長官にも疑惑の声が!?
┠■米国がモデルナ社の新型コロナワクチン承認! ファイザー社のワクチンよりロジスティックで有利との評価! 一方、FDAはファイザー社のワクチンで5件のアレルギー反応を報告! 急激なアナフィラキシー症状で入院した人も!! ワクチンの安全性は大丈夫なのか!?
┠■GoToトラベル停止でも歳末の人出は減らず! 今の人出は2週間後の年末年始を直撃し、医療体制を崩壊へ導きかねない!! そして年末年始の人出は、来年1月の前半を左右する!業者の顔色をうかがい、強力な措置を取れない菅内閣の支持率は39%に急落!! 無策の菅内閣には「GoTo総辞職」がふさわしい!
┠■東京都、20日の新型コロナ新規感染者は日曜としては過去最多の556人! 前日19日は過去2番目の736人! 人口100万人あたり直近7日間の新規感染者も北海道、大阪府を抜いて全国最悪の297.8人でなお増加傾向!! これでも地方への帰省に歯止めをかけようとしない無能菅政権に日本の舵取りはまかせられるのか!?
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■はじめに~英国で「従来種より感染力が最大70%高い」新型コロナの変異株の感染が急拡大! ジョンソン首相は19日、ロンドンとイングランド南東部のロックダウンを発表!
おはようございます。IWJ編集部です。
世界に先駆け、12月8日から新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった英国で、感染が急拡大しています。
ボリス・ジョンソン首相は19日、イングランド首席医務官のクリス・ウィッティー教授とともに記者会見し、「不透明な部分が非常に多い」としながら、「感染力が従来のウイルスより最大70%高い変異株が広がっている」と発表しました。
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■岩上安身の体調ご報告。胃カメラ検査の結果、胃内部に糜爛(びらん)が見つかったものの「潰瘍はない」との診断。胃痛はおさまらず、その夜時間外で再び救急診療へ。睡眠時無呼吸症候群に足の骨折、さらに胃腸の痛みと満身創痍で戦い続ける岩上安身をどうぞ応援してください!!
先日お伝えしたように、岩上安身は12月19日、緊急の胃カメラ検査を受けました。
岩上安身は、経営苦というストレスに精神的に耐えられても肉体的には耐えきれなかったのか、この2週間近く、胃痛と腹痛、下痢が断続的に続き、市販薬ではおさまリませんでした。食事を雑炊などにしても回復しなかったため、16日に病院を時間外に受診したところ、緊急で胃カメラ検査を受けることになりました。
19日の胃カメラ検査では、胃の内部に糜爛で変色した部位が見つかりましたが、担当した医師によると重大な潰瘍ではなく、「しばらく様子を見ましょう」ということになりました。
しかし、処方された薬では胃痛は止まらず、その19日の夜、再び時間外の救急で受診。胃の蠕動を一時的に止めてしまうブスコパンという薬によって、やっと胃痛がおさまったとのことです。細菌性や、器官的な疾患ではなく、やはりストレスによる神経性の胃の痙攣だった可能性があります。再度、胃痛が襲う可能性があるため、明日にでも時間内に総合病院の胃腸センターを受診する予定です。
岩上安身は11月7日に家の近くの路上で、左足を路面の窪みにとられて転倒。左足を骨折してしまいました。回復まで最低でも2ヶ月、完治となると最大で6ヶ月かかるとのことで、現在もまだギプスをしたまま、自宅でも会社でも室内を移動するのにも松葉杖を使い続けており、活動範囲が制約されてしまっています。
また、度々ご報告しておりますように、総合病院での精密検査の結果、睡眠時無呼吸症候群に陥っており、睡眠時にかなりの回数と長い時間、無呼吸状態になっていることが判明。血中酸素飽和濃度が通常の人と比べ極端に低くなっていることが判明しております。
通常の人であれば酸素飽和濃度は98~99%であるところ、岩上安身は一番低い時では84%という数値を記録しています。
主治医によると、「急性でこんな低い数値が出たら、エベレストの山頂にヘリコプターで連れて行ったようなもので、普通の人は卒倒してしまう数値です」と言われたそうです。意識があって活動しているのが信じられないくらい、血中の酸素濃度が低いレベルなのです!
8時間の睡眠時間中、無呼吸状態になっていた時間は13%! なんと一晩で86分間あまり、無呼吸の状態になっていて、体内に酸素を取り込めない状態が続いているのです!
また、脳波の測定によると、ノンレム睡眠のステージ3という一番熟睡している時間が、普通の人ならば睡眠時間中、20%程度はあるものなのに、岩上安身は0%。まったく脳が休むことができていません。これが毎晩の事なので、脳も身体もかなり疲弊していると思われます。
こうした状況に対処するため、岩上安身は現在、就寝時にCPAPという鼻から空気を送り込む装置を装着しての治療を開始していますが、この装置をつけるとヘッドギアで頭を締めつけられ、ますます睡眠が取りづらいとのこと。
足の骨折、睡眠時無呼吸症候群の治療が重なっているところに、さらに急な胃痛や腹痛、下痢に断続的に襲われ、胃カメラ検査を受けざるをえなくなるなど、経営苦のストレスが、全身にのしかかり、身体中が悲鳴をあげているような状態です。
しかし岩上安身が、陣頭に立って進まなければ、IWJも前進することができません! 皆様からの応援や励ましが何よりの力となり、クスリとなります! どうぞ、岩上安身とIWJへの応援をよろしくお願いします!
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■IWJは現在、かつてないほどの経済的なピンチに直面しています! 代表の岩上安身は報酬の70%カットを決断しました! また、19日に胃カメラ検査を受けることにもなりました。このピンチを乗り超えるために、IWJ有料会員のご登録、緊急のご寄付・カンパによるご支援を何とぞよろしくお願いいたします!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、毎月、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しでした。
しかし、8月、9月、10月、11月と、1年の3分の1となる4ヶ月が経過した時点で、4ヶ月の合計目標額1800万円に対し、ご寄付・カンパの総額は1002万6540円にとどまっています。この4ヶ月で不足となった金額は、797万3460円にもなります!
1年の3分の1が経過して797万円の不足ですから、このままでは1年でこの3倍、2391万円もの赤字となってしまいます。そんな赤字を出しても、経営を続けていける余力が、IWJの財政を一人で底支えしている岩上安身個人にはありません。
今月12月も、3分の2が過ぎました。おかげさまで12月1日から17日までの17日間のご寄付・カンパは117件、約190万となりましたが、1ヶ月の目標金額である450万円にはまだまだ足りません!
このIWJ始まって以来の財政危機に対処するため、支出をさらに削らなくてはなりません。代表の岩上安身は、まず、コストをカットするならば自ら率先垂範するべきと、自らの役員報酬をさらに削ることを決断しました。
前々期の第9期と前期の第10期、そして今期第11期と3期連続して自身の役員報酬を50%カットしてきました(第8期の役員報酬を100%としての比較)。
しかしここで、さらに一段と役員報酬を削り、70%削減することを決めました。30%にまで減らした役員報酬の具体的な金額は、明らかにすることはしませんが、IWJでフルタイムで働き、残業もする一般のスタッフの給与よりも下回る金額です。
しかし、今期のIWJの予想される赤字額は、岩上安身の役員報酬の70%削減だけでどうにか埋まるような金額ではありません。我々の支出削減の努力、そしてIWJをささえてくれる市民の皆様のご支援、ご協力が、どうしても必要です!
今後は今よりも事業規模を縮小し、経費を削減しながら、何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。
先日からお知らせしていますように、IWJでは現在、生き残りをかけて、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのために、LiveUという配信のための中継機器を、まずは1台導入しました。今後は野外での中継や電波状況の悪い場所からの中継でもYouTube Liveで配信できるように、現在セッティングと検証を重ねています。
また、現在まだIWJ会員でない方へ向けて、非会員の方でも記事や動画を単品で購入できるように、IWJサイト上で販売を行なってきました。これについては、手作業でのご入金の確認、必要な情報のご連絡などで、特に週末を挟んでのご注文などでは、ご入金いただいてから数日お待たせしてしまう場合もありました。
こうしたご不便を解消するためにも、IWJではnoteというプラットフォームを使って、記事の単品販売を行うことになりました。
こちらにつきましては、近日中に詳しいご案内をいたしますので、しばらくお待ちください。
IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせて柔軟な改革を進め、敏感に果断に対応していくことで生き延びていきたいと考えています。どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!
コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いをするのは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、権力と御用マスコミの監視をする「ウォッチ・ドッグ」としての活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!
会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援とを、スタッフ一同、皆様に心からお願いする次第です。どうかよろしくお願いいたします!
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◆中継番組表◆
**2020.12.21 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch3】9:30~「第46回原子力規制委員会臨時会議 --内容:原子力規制委員会と東京電力ホールディングス株式会社経営層による意見交換」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
第46回原子力規制委員会臨時会議を中継します。これまでIWJが報じてきた原子力規制委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9f%e5%ad%90%e5%8a%9b%e8%a6%8f%e5%88%b6%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a
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【IWJ・Ch4】11:40メド~「田村憲久 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
田村憲久 厚生労働大臣 定例記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた厚生労働大臣記者会見関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%A4%A7%E8%87%A3
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【IWJ・Ch4】14:00~「立憲民主党 枝野幸男代表 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
立憲民主党 枝野幸男代表による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9e%9d%e9%87%8e%e5%b9%b8%e7%94%b7
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【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%9b%bb%e5%8a%9b
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【録画配信・大阪 IWJ_YouTube Live】20:00~「モリ・カケ・サクラ・・・私たちは闘いつづける!! ―対談:木村真氏(豊中市議・森友学園問題を考える会)VS 相澤冬樹氏(大阪日日新聞記者)、白井聡氏(京都精華大学専任講師)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
12月12日に収録した、「森友学園問題を考える会」主催の対談を録画配信します。これまでIWJが報じてきた森友学園関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92
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◆中継番組表◆
**2020.12.22 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】13:30~「放射能汚染水『海洋放出』の実害~トリチウムは危険~ 院内ヒアリング集会 ―講演:西尾正道氏(北海道がんセンター名誉院長)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「経産省前テントひろば」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきたトリチウム関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tritium
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【タイムリー再配信 826・IWJ_YouTube Live】20:00~「米国の政権移行期の空白を突いて中国は包囲網を突破!? バイデン政権で『ワシントン・コンセンサス』へ回帰する米国の未来は復活か没落か 岩上安身による中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー 第3弾(後半) 」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
12月2日に収録した、岩上安身による田代秀敏氏のインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%94%B0%E4%BB%A3%E7%A7%80%E6%95%8F
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485714
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
創価学会が天野達志氏(元創価学会員)を告訴!! 訴権を乱用し、言論の自由を弾圧するスラップ訴訟!! ~12.18 創価学会による「スラップ訴訟」 第1回口頭弁論後報告会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486598
「伊方原発の使用済燃料が永久に原発内に留め置かれるのではないか?」との疑念に対し「規制委員会が示せる最大の誠意」は「そのようなことは許さないという姿勢」だけ!?~9.16原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/481158
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■<記事紹介>自衛隊がオーストラリア軍を「武器等防護」対象に! IWJ直撃取材に防衛省は「仮定には回答控える」と答えず!! 中国巡る貿易圏と安全保障圏のズレで空中分解寸前の対中包囲網「クアッド」!? 岩上安身が田代秀敏氏・須川清司氏インタビューで実像探る!! 2020.12.20
10月19日に、岸信夫防衛大臣が、オーストラリアのレイノルズ国防相との会談を行い、日本側がオーストラリア軍に対する武器等防護について調整を開始すると合意したと発表しました。
合意の内容次第では、自衛隊が武器を使用することも認められる可能性があります。このような重大な取り決めを、国会が開かれていない間に進めてしまうことは重大な問題です。
また、これは日本の安全保障上の大問題であるとともに、米中対立により生じている貿易圏と安全保障圏のズレという問題にも直結する極めて重大な事柄です。
IWJは、オーストラリア軍に対する武器等防護について、防衛省と外務省へ直撃取材を行いました。
防衛省への取材では、具体的な状況への想定が行われる前に、武器等防護を行うことが決められたことがわかりました。
さらに、「自衛隊法95条の2」と「安保関連法」が論理的につながっていることや、情勢変化によって現場が、非戦闘状態から戦闘状態に変化した場合の集団的自衛権の行使についても質問しました。
しかし、防衛省からは「大臣の答弁の通り」との返答を得ただけで、真摯な回答は得られませんでした。
外務省への取材では、「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた防衛協力」の日米豪印の4ヶ国に、民主主義や市場経済といった点で同じ価値観を共有し、安全保障面でも「米陣営」に属するはずの韓国が入っていない理由を尋ねました。
ところが外務省からは「初めて知りました」「防衛省から何も共有されていません」と驚きの回答が返ってきたのです。
この4ヶ国カ国合意は、国会における合意を経ていないばかりか、日本政府内でも、コンセンサスが形成されていないのではないでしょうか。そうした疑いがよぎります。
「ズレ」とは何か、ここで説明しておきたいと思います。
日本とオーストラリアは、米国とインドとともに4ヶ国で、通称クアッド(日米豪印戦略対話)と呼ばれる、対中国包囲を目的とする安全保障上の協力体制を構築しています。
ところが同時に、そのクアッド参加国のうち、日豪は、「包囲」するはずの中国とともに、自由貿易圏の確立を8年かけて進めてきたのです。
日本とオーストラリアそして中国は、他の参加国とともに、今年11月15日に、RCEP(地域的な包括的経済連携協定)に参加すべく条約に署名しました。ASEAN10カ国と日本、中国、豪州、韓国、ニュージーランドの5ヶ国の計15ヶ国からなり、世界の人口と貿易の3割を占める巨大貿易圏です。そんな貿易圏を日豪は中国と一緒に築き上げつつ、他方では米印と組み、中国を軍事的に包囲するというのですから、矛盾もはなはだしいと言わざるをえません。
日米豪印による安全保障の協力体制と、日中豪等による貿易の協力体制が相反するこの状況では、米中対立の狭間で、日本やオーストラリアは、そのどちらを重視すべきなのかという「また裂き状態」に悩まされ続けることになります。
さらには、11月20日に中国の習近平主席が、米国が抜けたままの「主なき」TPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への参加も表明しました。
TPPにはもともと、アジア・太平洋地域に中国を除外した米国を「盟主」とした自由貿易圏を作ろうという狙いがありました。いわばある意味経済面での中国包囲網です。そこにあろうことか、トランプ政権がTPPからの離脱を表明し、「主なき」状況のところに、「排除」されるはずの中国が参加を検討しているというのです。
IWJはこうした疑問を探るため、自衛隊のオーストラリア軍に対する武器等防護の問題について、東京新聞編集委員・五味洋治氏、 東アジア共同体研究所上級研究員・須川清司氏、横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏に見解をうかがいました。
さらに、中国を巡る貿易圏と安全保障圏のずれに関して、岩上安身は、中国通エコノミスト 田代秀敏氏と東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員にインタビューを行いました。
詳しくは、ぜひ下記の記事を御覧ください。
※自衛隊がオーストラリア軍を「武器等防護」対象に! IWJ直撃取材に防衛省は「仮定には回答控える」!! 中国巡る貿易圏と安全保障圏のズレで空中分解寸前の対中包囲網「クアッド」!? 岩上安身が田代秀敏氏・須川清司氏インタビューで実像探る!! 2020.12.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486712
■<本日の録画配信>本日午後8時より、12月12日に大阪で収録した「モリ・カケ・サクラ・・・私たちは闘いつづける!! ―対談:木村真氏(豊中市議・森友学園問題を考える会)VS 相澤冬樹氏(大阪日日新聞記者)、白井聡氏(京都精華大学専任講師)」を録画配信します!
本日午後8時より、今月12日に収録した「モリ・カケ・サクラ・・・私たちは闘いつづける!! ―対談:木村真氏(豊中市議・森友学園問題を考える会)VS 相澤冬樹氏(大阪日日新聞記者)、白井聡氏(京都精華大学専任講師)」を録画配信します。
森友学園問題は、大阪府豊中市議の木村真氏が、大阪府豊中市の国有地が、「学校法人森友学園」に払い下げられていたことについて、土地の売却過程に疑問を抱いたところから明らかになりました。以来、木村市議は、市議としても、市民活動化としての立場からも、森友問題を粘り強く追及し続けています。
※「日本会議の大阪の拠点にするのでは」――破格値の土地購入費に「航空機騒音指定区域」…不自然すぎる立地に豊中・木村真市議が懸念! ~「極右学校法人の闇」第4弾 2017.2.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/364122
その木村氏が今月12日、豊中市の「木村真とともに豊中を変える会」事務所で、大阪日日新聞記者で論説委員の相澤冬樹氏、京都精華大学専任講師の白井聡氏とそれぞれ対談を行いました。
相澤氏はNHK大阪記者として、いち早く森友問題を報じ、いくつものスクープ記事を出しましたが、2018年にNHKを退職しました。
また、白井氏は、『永続敗戦論 ―戦後日本の核心―』(太田出版、2013年3月)、『国体論 ―菊と星条旗―』(集英社、2018年4月)などの著書で知られ、安倍政権の対米従属姿勢を鋭く批判し続けてきました。
詳しくはぜひ、本日の録画配信をご視聴ください。
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【録画配信・大阪 IWJ_YouTube Live】20:00~
モリ・カケ・サクラ・・・私たちは闘いつづける!! ―講演:白井聡氏(京都精華大学専任講師)、―ミニ対談:相澤冬樹氏(大阪日日新聞記者)VS木村真氏(豊中市議・森友学園問題を考える会)
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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なお、岩上安身は2015年12月17日に白井聡氏に、また、2017年3月30日と4月1日に木村真氏に、2018年10月2日に相澤冬樹氏にインタビューを行っています。こちらもぜひ、あわせて御覧ください。
※「米国が戦前の天皇の位置を占めるものとして再構成された」!~京都精華大学専任講師・白井聡氏が岩上安身によるインタビュー 第598回で「戦後の国体は頂点にワシントンが乗っかっているに過ぎない」と指摘! 2015.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/279084
※土地払い下げ価格を非公開にした国を提訴! 徹底抗戦を決めた国と争う「森友事件」火付役の豊中市・木村真市議に岩上安身がインタビュー!(前編)~「極右学校法人の闇」第60弾!~岩上安身によるインタビュー 第733回 ゲスト 豊中市・木村真市議会議員 2017.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/371320
※安倍総理や迫田前理財局長らも「背任容疑」で捜査すべき! 近畿財務局を刑事告発した豊中市・木村真市議に岩上安身がインタビュー!(続編)「極右学校法人の闇」第62弾!~岩上安身によるインタビュー 第734回 ゲスト 豊中市 ・木村真市議会議員 2017.4.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/371706
※上層部からの圧力か!? 森友問題でスクープを連発した元NHK記者の「考査室への異動」の真相に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第912回 ゲスト 大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏 2018.10.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432870
■<再公開番組紹介>【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第4弾!】民族浄化を開始したのは第一次中東戦争よりも前!1947年11月末の国連による「分割決議」直後から!~岩上安身によるインタビュー 第875回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.6.4
IWJでは、12月3日から連日、岩上安身による中東・パレスチナ問題に関するインタビューの再公開を進めています。
バイデン氏が米国の新大統領となることが決まり、その中東政策がどのようなものとなるのか注目されます。政府が憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使容認を認めてしまったため、日本の自衛隊は米軍次第でいやおうなく米軍の戦争に巻き込まれ、ともに行動する可能性が高まり、実際、イランを敵視するイスラエルと米軍につきそうように、自衛隊の中東派遣は今も続いています。
12月5日、パレスチナ自治政府の主流派ファタハの最高意思決定機関である、中央委員会のジブリル・ラジューブ書記長が、バイデン米次期大統領の政権移行チームと接触していると述べたことを、共同通信が報じました。
ラジューブ氏は「バイデン氏はトランプ政権下で実施されたパレスチナに関わる全ての政策を白紙に戻すべき」と主張したと伝えられます。バイデン政権は、これにどう答えるのでしょうか?
※バイデン次期政権チームと接触 パレスチナ主流派、関係改善狙う(共同通信、2020年12月6日)
https://this.kiji.is/708236131429793792?c=39546741839462401
イスラエルの代表的メディア、ハアレツ(Haaretz)は、バイデン氏が、イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和的かつ安全に共存する「二国家解決」を支持し、イスラエルのパレスチナ入植に反対する一方で、トランプ大統領がエルサレムに移した米国大使館をテルアビブに戻す意思はない、と断言したとも伝えています。
詳しくは、IWJがハアレツの記事を仮訳した下記を御覧ください。
※米大統領選バイデン氏勝利を見通し、イスラエル紙ハアレツが分析記事を掲載! IWJが仮訳!! バイデンはイスラエルのパレスチナ入植に反対だが大使館はテルアビブに戻さない!? イラン核合意には復帰するだろう!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484544
中東情勢における最重要ファクターの一つが、このイスラエルとパレスチナの問題であることは言うまでもありません。しかし、その歴史を知らなければ、バイデン政権の政策の意味を正確にとらえることはできません。こうした観点にもとづいて、パレスチナ問題関連のインタビューの再公開を進めています。
岩上安身は、これまでさまざまな専門家に、パレスチナ問題に関してインタビューを重ねてきました。
現在、IWJのサイト上の大がかりな整理作業の影響で、それらのコンテンツの一部が閲覧できない状態となっていますが、重要性に鑑み、東京経済大学 早尾貴紀准教授、および「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏等へのインタビューを順次、先行して再公開しています。
今回、2018年6月4日に行った早尾貴紀准教授へのインタビュー第4弾を再公開しました。
このインタビューは、早尾氏が翻訳したイラン・パペ著『パレスチナの民族浄化: イスラエル建国の暴力』(法政大学出版局、https://amzn.to/2LXEJEd)を題材に、イスラエル建国の為に圧倒的な軍事力でパレスチナ人の村々を破壊し、パレスチナに入植して、一貫して民族浄化を続けている、西側社会ではあまり知られていないシオニストの真の姿を追及する、早尾氏へのインタニューシリーズの最終回となります。
パペ氏はイスラエル人でありながら、イスラエルの犯した「罪」を直視し、著書の中で、シオニストたちによるパレスチナ人への、目をそむけたくなるような残虐な行いを、詳細な記録にもとづき、描き出しています。早尾氏は、この翻訳を含めて、シオニズムの実態に迫る研究を重ねてきました。
早尾氏は、「国連の分割決議以前から、イスラエルには明確な領土の獲得目標がありました。パペ氏の本に証拠に基づいて明確に書かれています」と語っています。
「3000年前にそこにユダヤ人の国家があったという神話がウチの宗教の『聖書』に書いてあるので」という理由で「国土を半分よこせ」というのですから乱暴な話ですが、人口の3分の1しかいないユダヤ人は、パレスチナから肥沃な土地のほとんどを奪い、軍事力で国境を決めていきました。
パペ氏は色々な文献から「民族浄化とは、複数の民族が混住する特定の地域や領域を一つの民族で均質にするために力ずくで先住民を追放すること」と説明しています。
毎回驚くべき内容が満載の、早尾貴紀准教授へのインタビューの最終回を、ぜひ御覧ください!
※ 【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第4弾!】民族浄化を開始したのは第一次中東戦争よりも前!1947年11月末の国連による「分割決議」直後から!~岩上安身によるインタビュー 第875回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.6.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/423580
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これまで再公開した、岩上安身による 早尾准教授と役重氏へのインタビューは、下記で御覧いただけます。 早尾准教授へのインタビューは今回の第4弾まで、役重氏へのインタビューは第4弾、第5弾まで続きます。順次再公開しますので、ご期待ください!
※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第1弾!】パレスチナ問題の原点であるイスラエルによる「民族浄化」の真実を暴く!~岩上安身によるインタビュー 第842回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.1.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410412
※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.4.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418096
※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀准教授 2018.5.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421128
※安倍総理は「ジェンタイル・シオニスト」!? 米国の「イスラエルびいき」の背後にある「ジェンタイル・シオニズム」とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第890回 ゲスト 「パレスチナの平和を考える会」事務局長・役重善洋氏 第1弾 2018.7.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/428159
※ 米国によるイスラエル「偏愛」の歴史的起源!「ユダヤ人帰還論」!? 誤解された「オスロ合意」の真実とは!?~岩上安身によるインタビュー 第909回 ゲスト 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長 役重善洋氏 第2弾 2018.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430069
※新疑惑イスラエルゲート!? トランプ陣営が安保理で「イスラエルの入植地批判決議を行わせない」ようにロシアへ協力要請!? ~岩上安身によるインタビュー 第947回 ゲスト 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・役重善洋氏 第3弾 2018.10.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433638
■米中対立が一段と激化か!? 米商務省が世界最大手の民生用小型ドローンメーカー中国DJIを禁輸リストに追加! ウイグルのイスラム教徒監視に使っていると非難! 中国を厳しく指弾したウィルバー・ロス商務長官! しかし、そのロス長官にも疑惑の声が!?
米国商務省は12月18日、民生用小型ドローン(マルチコプター)で世界シェア7割を占める中国のDJIを、禁輸リストである産業安全保障局(BIS)の「エンティティリスト」に追加したと発表しました。
「エンティティリスト」に追加された企業は、米政府の許可なく米企業から部品などを購入できなくなります。
※U.S. adds Chinese drone company DJI to economic blacklist(ロイター、2020年12月19日)
https://www.reuters.com/article/idCAKBN28S24I-OCATC?edition-redirect=ca
※DJI placed on US Dept of Commerce Entity list; issues response(Drone DJ、2020年12月18日)
https://dronedj.com/2020/12/18/dji-added-to-us-dept-of-commerce-entity-list-bad-news-for-chinese-company/
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中国の腐敗を厳しく指弾するウィルパー・ロス長官ですが、しかしロス長官自身も、身ぎれいかどうか、疑わしいとの指摘が出ています。中国通エコノミスト田代秀敏氏が岩上安身によるインタビューにこたえて詳しく語っていますのでぜひ、会員向けのアーカイブで御覧になってください。
※中米貿易戦争はプロレスか!? デジタル覇権を争うスマホ業界の抜き差しならない米中相互依存!トランプ米大統領のオーバーアクションに適応する中国の交渉力と技術力!! ~2.13 岩上安身によるインタビュー 第922回 ゲスト 中国通エコノミスト田代秀敏氏 2/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442325
■米国がモデルナ社の新型コロナワクチン承認! ファイザー社のワクチンよりロジスティックで有利との評価! 一方、FDAはファイザー社のワクチンで5件のアレルギー反応を報告! 急激なアナフィラキシー症状で入院した人も!! ワクチンの安全性は大丈夫なのか!?
米政府が18日、モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンを緊急承認しました。モデルナ社のワクチンは、先に承認され、14日から接種が始まっている米ファイザー社と独ビオンテック社の共同開発ワクチンと同じく遺伝子ワクチンです。モデルナ社のワクチンが実用化されるのは世界で初めて、米国で新型コロナウイルスワクチンが認可されるのは2例目です。
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IWJがこれまでに報じてきた新型コロナウイルスワクチンについては、ぜひ以下の記事もあわせてご一読ください。
※第3波の重症者数は第2波の2倍以上! 「改正予防接種法」が成立! 新型コロナウイルスワクチン接種無料化の一方で、副反応など健康被害の企業は免責され、国が負担!? 政府にまともに責任を取る覚悟などあるのか!? 2020.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486607
※日本政府が英アストラゼネカ社の新型コロナウイルス用ワクチン1億2000万回分の購入契約締結を発表! しかし同社の臨床試験は、深刻な有害反応の報告で中断! 4日後に再開したが、重篤な後遺症を残す可能性もある難病という情報も!! 2020.12.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486289
※コロナワクチンスピード認可・接種への動き加速と、人々の間に高まるワクチン忌避、女子1万メートル東京五輪代表の新谷仁美選手ら五輪選手も「接種拒否」を次々と表明!(前編) 2020.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486167
※バイデン氏勝利宣言とファイザーのワクチン開発情報で株価史上最高、その後急落! その裏のファイザー会長驚愕の行動とは!? 敗北認めないトランプ氏で危惧される社会不安!! 分断とフェイクニュースの悪循環!! 日本も他人事では済まされない! 2020.11.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485187
■GoToトラベル停止でも歳末の人出は減らず! 今の人出は2週間後の年末年始を直撃し、医療体制を崩壊へ導きかねない!! そして年末年始の人出は、来年1月の前半を左右する!業者の顔色をうかがい、強力な措置を取れない菅内閣の支持率は39%に急落!! 無策の菅内閣には「GoTo総辞職」がふさわしい!
東京都到着のGoToトラベル停止、出発は自粛となっていますが、歳末の人出はそれほど減ったように感じられません。そもそもGoToトラベルは不要不急の旅行需要を掘り起こすための事業ですから、単純に停止しただけでは、歳末の買い出しや年末のご挨拶、年内の忘年会、バーゲンセール、クリスマス・パーティー、さらに仕事納めなどといった、個々それぞれに理由あっての人の移動と交流を減らすことはできません。
読売新聞によると、IT企業「アグープ」がスマホの位置情報を基に推計したデータから、12月19日土曜日の人出と、11月28日土曜日の人出を比較しても、東京や大阪などは横ばいや微増だったといいます。
11月28日は政府が「勝負の3週間」を呼びかけた11月25日のあとの初めての土曜日、12月19日は、政府がGoToトラベルの12月28日からの停止を発表してから初めての土曜日でした。
※GoTo停止、都内繁華街の人出は減らず…初の日曜(読売新聞、2020年12月20日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201220-OYT1T50221/
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■東京都、20日の新型コロナ新規感染者は日曜としては過去最多の556人! 前日19日は過去2番目の736人! 人口100万人あたり直近7日間の新規感染者も北海道、大阪府を抜いて全国最悪の297.8人でなお増加傾向!! これでも地方への帰省に歯止めをかけようとしない無能菅政権に日本の舵取りはまかせられるのか!?
東京都は昨日20日、新型コロナウイルスの新規感染者が556人確認されたことを発表しました。日曜日は通常、週末の検査数減少の影響を受けて、新規感染者は少なくなりますが、556人は日曜日としては過去最多です。
東京都では前日の19日も、17日の822人に次いで過去2番目となる736人の新規感染者が確認されていました。
また、東京都の12月の感染者は20日の時点で1万507人となり、初めて1ヶ月の感染者が1万人を超えました。
※都内の最新感染動向(東京都)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
一方、人口100万人あたりの直近7日間の新規感染者で見ると、19日現在、最も多いのが東京都の297.8人、続いて大阪府の245.9人、愛知県の191.5人、北海道の169.7人、福岡県の140.7人となっており、北海道や大阪府が減少傾向にあるのに対し、東京都や愛知県、福岡県などの増加傾向が目立ちます。
これは、札幌市と大阪市をいち早く「GoToトラベル」の対象から除外したこと関係があるように見えます。
※【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移(札幌医科大学)
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan.html
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※新型コロナウイルスの「変異種」は、「変異株」に統一いたしました。(2021年1月20日)
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201221
IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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