日刊IWJガイド「このままでは登院できない!? 参院選で当選したれいわ新選組の船後靖彦氏と木村英子氏に早くもあらわになった国の障害者福祉サービスの差別的矛盾!」 2019.7.29日号~No.2510号~(2019.7.29 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~このままでは登院できない!? 参院選で当選したれいわ新選組の船後靖彦氏と木村英子氏に早くもあらわになった国の障害者福祉サービスの差別的矛盾!
┠■【中継番組表】
┠■国民民主党・玉木雄一郎代表「『#裏切り者には死を』は殺害予告!赤坂警察署に相談」~IWJは本日18時より「玉木に説教スタンディング」を中継取材
┠■吉本興業が第三者委員会を設置し、所属芸人と契約書を交わす方針が明らかに! ところが第三者委員会の座長の川上和久国際医療福祉大教授は吉本所属だったという指摘が!?
┠■【私が見て来た参院選】~ IWJスタッフの参院選取材手記【6】/本日午後8時より、「『作兵衛さんと日本を掘る』上映後 豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)X 永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)」を録画配信します!
┠■「岩上安身のIWJ特報!」7月は、2018年7月1日に行われた「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」です! 昨日は第433号(その25)を発行しました! 本日は第434号(その26)、明日は第435号(その27)を発行して完結します!
┠■7月末のIWJ第9期期末まであと4日! 7月はあと50万円ほどで今月のご寄付・カンパの目標額を達成できそうです! どうか皆様、IWJが日本の運命を左右するこの夏を乗り切れるよう、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
┠■IWJが警告していた通りの事態に! 参院選後に手の平を返して、政府与党は米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 改憲発議のためにあと4あるいは3議席! 野党議員の切り崩し工作開始! 紙一重で踏みとどまった日本の立憲民主主義! 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、シンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけます!
┠■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
┠■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
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■はじめに~このままでは登院できない!? 参院選で当選したれいわ新選組の船後靖彦氏と木村英子氏に早くもあらわになった国の障害者福祉サービスの差別的矛盾!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 参院選でれいわ新選組から当選した重度障害を持つ船後靖彦氏と木村英子氏が7月26日に総務省で当選証書を受け取った後、今の制度のままでは8月1日に召集が予定されている臨時国会に「登院できない」と、記者団に訴えました。船後氏と木村氏は、国の障害福祉サービスを使って24時間介護を受けていますが、現行の制度では障害者が働き始めると通勤や仕事中にこのサービスを受けることができません。

 船後氏と木村氏はこの日、参院事務局と厚生労働省に議員の仕事中も障害福祉サービスの対象とするように要望を伝えましたが、厚労省は「難しい」と回答。参院では引き続き議院運営委員会でこの問題について話し合われるとのことです。

 木村氏は「8月1日までに(参院議院運営委員会での話し合いの)結果を頂けなかった場合は、私たちは登院することはできません」と語り、「せっかく議員に選ばれたのに仕事ができない。認められなければ、あからさまな差別だ」とコメントしています。

※臨時国会に「登院できない」重度障害者への制度の壁(テレ朝ニュース、2019年7月27日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000160620.html

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◆中継番組表◆

**2019.7.29 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・Ch5】18:00~「#0729玉木に説教スタンディング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「怒りの可視化」主催の、国民民主党 玉木雄一郎代表に抗議するサイレントスタンディングを中継します。これまでIWJが報じてきた玉木雄一郎氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%8E%89%E6%9C%A8%E9%9B%84%E4%B8%80%E9%83%8E
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「『作兵衛さんと日本を掘る』上映後 豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)X 永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 7月25日に収録した、映画「作兵衛さんと日本を掘る」上映後のトークイベントを録画配信します。ゲストの永田浩三氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B8%E7%94%B0%E6%B5%A9%E4%B8%89

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◆中継番組表◆

**2019.7.30 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 395・IWJ_Youtube Live】19:00~「イスラエルに肩入れしイランを敵視するトランプ米政権における『ネオコン復活』の象徴・ボルトン大統領補佐官が参院選翌日に来日! 日本政府は選挙直後から『改憲と戦争』に前のめり! 岩上安身による『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏インタビュー第5弾 後編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 7月24日に収録した、岩上安身による『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏インタビュー第5弾の後編を再配信します。これまでIWJが報じてきた役重善洋氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%BD%B9%E9%87%8D%E5%96%84%E6%B4%8B

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452366

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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「外国人労働者を使い捨てにさせてはならない」移住連代表理事・鳥井一平氏 ~ 3.29入管法改定で奴隷労働構造は変わるのか~2019年4月1日よりスタートの「新たな外国人労働者受入れ制度」に向けての声明を発表
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/445715

学習会「外国人労働者と被ばく労働」―報告:「外国人労働者問題の現状」指宿昭一氏(弁護士・外国人技能実習生問題弁護士連絡会共同代表)ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/449575

国会パブリックビューイング 緊急街頭上映「政府統計不正問題」第3弾 ―解説:上西充子氏(国会パブリックビューイング 代表)ゲスト解説:明石順平氏(弁護士)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442456

警察組織の暗部や大阪西成女医不審死事件などの知られざる真実を暴露!「自分で現場に行き直接調べたことしか話さない」 ~なぜ警察官の犯罪がなくならないのか 2019 ―講師 元兵庫県警察警部補・飛松五男氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452068

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

【特別寄稿】国民民主党・玉木雄一郎代表が改憲論議前向き発言の「釈明」会見! しかしその翌日、参院で国民民主が維新と統一会派を組むとの報道が! やはり国民民主は改憲勢力か!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454379

選挙後、突如「生まれ変わった」と言い出した国民民主党・玉木雄一郎代表が「憲法改正の議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」と衝撃発言!「改憲の議論を進めること」は、5野党・会派と市民連合との政策協定違反!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454328

罪を憎んで、システム憎んで、人を憎まず! このわけのわからないシステムをみんなでぶっ壊しましょう! 参院選 れいわ新選組「#新宿センキョ」山本太郎&全候補者 街頭演説(新宿駅西口)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453695

映画監督・森達也氏「メディア、テレビ各局来てるがいつ放送するのか?」と大激怒!ご安心下さい、インターネット報道メディア・IWJは全編ライブ配信しておりました ~参院選 れいわ新選組「れいわ祭2」山本太郎&全候補者 街頭演説(新橋駅SL広場)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453532

街宣にきた創価学会の方の声を出せない声を背負ったガチンコ勝負! 参院選 れいわ新選組 街頭演説(新宿駅西口小田急デパート前)―弁士:山本太郎 代表、東京選挙区 野原善正候補、ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453050

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■国民民主党・玉木雄一郎代表「『#裏切り者には死を』は殺害予告!赤坂警察署に相談」~IWJは本日18時より「玉木に説教スタンディング」を中継取材

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、2019年7月25日にYouTubeで公開された番組「文化人放送局【緊急特番】吠えろ!玉木雄一郎!!+感想編」に出演した際、「私は生まれ変わりました」「憲法改正の議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」などと発言しました。

 この発言は「安倍政権下での憲法改正に与するものでないのか」などという憶測が広がり、玉木氏ならびに国民民主党に対する不信感が一気に噴出。党内からも懸念の声が上がり、翌26日には玉木氏は「釈明」に追われました。この一連の経緯は、以下の記事にまとめてあります。ぜひご一読ください。

※選挙後、突如「生まれ変わった」と言い出した国民民主党・玉木雄一郎代表が「憲法改正の議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」と衝撃発言!「改憲の議論を進めること」は、5野党・会派と市民連合との政策協定違反!! 2019.7.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454328

 さらに27日玉木氏は自身のブログも更新。「私の発言は、従来からの考えを述べたもの」、もともと「党として憲法議論を進めていく立場」であったと説明しました。

 他方、「生まれ変わった」という表現に関しては、「党は従来から、憲法改正についてしっかり議論する『論憲』の立場でしたので、何か新しいことを述べたものではありません」と強調。その上で、モリカケ問題など「野党はスキャンダル追及ばかり、反対ばかりとの印象が国民に定着しており、こうした現状を大胆に変革していくぞ!そんな決意表明の意味で、私は『生まれ変わった』と、表現しました」などと釈明しました。

※改めて、憲法改正について(7月27日、玉木雄一郎氏ブログ)
https://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-12498231836.html

 一方、玉木氏のこれらの釈明を受けて、「文化人放送局」の番組MCをつとめる生田よしかつ氏は、27日の生配信で「『私生まれ変わりました』!?。悪いけど、その次の日6時間後くらいに(玉木氏は)また生まれ変わっちゃった。いやぁまいったよね。6時間しかもたなかった」などと言及。出演者である高橋洋一(嘉悦大学教授)、原英史(政策工房 代表、元官僚)、そして加藤清隆氏(政治評論家)による玉木氏に対する嘲笑を誘いました。

 すると、生田氏のその発言直後に玉木氏本人から生放送中のスタジオに電話がかかりました。

  玉木氏は開口一番「いやぁ生田さんごめんなさい、玉木です」と発言。生田氏は「あの、特に謝る必要はございませんので」と返答。続けて玉木氏は、ツイッター上で「#裏切り者には死を」というハッシュタグとともに批判が殺到していることに触れ、「あれ以来サンドバック状態で。『#裏切り者には死を』、というのは殺害予告なので、赤坂警察署に相談するということになっていましてね。正直恐怖を感じるんですけどね。私はね、こういう脅しには屈しませんからね。憲法の議論をやっていくというのは、ちゃんとやって行きますから」などと発言。出演者の拍手喝采を受けました。

 この玉木氏の電話出演に関して、SNS上では「こういうところに電話かけてきて、さらに笑われる、どうしようもなく軽い」と他の批判ツイートとともに落胆の声が見受けらました。また与党を相手に憲法論議をやるのか否か、という一事にしても、相手と場所が変わると、言うことが変わるという印象が形成されてしまったことは否めません。

 他方、「#裏切り者には死を」というハッシュタグに対しては、「(憲法改正の)議論すらしない、気に入らない意見に死を求める連中のどこが民主主義なのか」「『議論する』て言ったら『死ね』て言う人がどうやって『軍備はいらない。話し合いで解決』できるんだろうか」と、批判的な声がSNS上で多数上がっています。これはこれで、当然の批判です。「裏切り」という言葉を使うならば「落選」で十分なはずです。ぜひこのハッシュタグの拡散はやめていただきたいと思います。

 生田氏は26日、「オレたちは #裏切り者には死を なんて物騒なことは言わねぇよ。玉木雄一郎さんの益々のご活躍とご健勝を祈念しております。さようならタマキンw」と、皮肉とも嘲りともとれるツイートをしています。

※生田よしかつ
https://twitter.com/ikutayoshikatsu/status/1154724047365627904

 玉木氏の「私は生まれ変わりました」発言は、参院選を前に国民民主党が市民連合と各野党と共に結んだ政策協定とブレが生じているとして、本日18時から市民による抗議行動が行われます。IWJは現地に赴き中継取材を行う予定です。

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【IWJ・Ch5】18:00~「#0729玉木に説教スタンディング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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■吉本興業が第三者委員会を設置し、所属芸人と契約書を交わす方針が明らかに! ところが第三者委員会の座長の川上和久国際医療福祉大教授は吉本所属だったという指摘が!?

 吉本興業をめぐる問題で、吉本興業が所属芸人との間に契約書を交わさず、口頭のみで出演依頼などの業務発注が行われていることについて、公正取引委員会の山田昭典事務総長が「契約内容が不明確であることを通じて優越的地位の乱用などの独禁法上問題のある行為を誘発する原因になり得る」と指摘しました。これを受けて吉本興業が原則として契約書を交わす方針を決めたとのことです。

 さらに吉本興業は、国際医療福祉大の川上和久教授(政治心理学)が座長を務める第三者委員会「経営アドバイザリー委員会」を設置し、経営や契約書、反社会的勢力対策について意見を求めると報じられています。

※吉本興業の契約書なし、「問題がある」 公取委総長発言(朝日新聞デジタル、2019年7月22日)
https://www.asahi.com/articles/ASM7S42RZM7SUTIL018.html

※吉本興業、芸人と契約書締結へ 第三者交え委員会設置(共同通信、2019年7月25日)
https://this.kiji.is/526983441682564193?c=39546741839462401

 ところが、この川上和久教授について、元宮崎県知事で元衆議院議員の東国原英夫氏が「あれ? 川上和久氏は元々吉本興業所属じゃなかったっけ?」とツイートしています。

※東国原英夫氏のツイート(2019年7月25日)
https://twitter.com/higashi_kokuba/status/1154358510441734146

 現在は吉本興業のホームページにも川口教授の名前の記載はなく、検索結果にも現れません。しかし、もしも東国原氏のいう通り、川口氏が元々吉本興業の所属であったとすれば、とても「第三者」とはいえないのではないでしょうか。

 吉本の契約書については、7月20日に「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんとともに記者会見を開いた「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんの相方の田村淳さんが、27日の文化放送のラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号田村淳のNews CLUB』で、「僕はずっと、契約書がないのはおかしいと吉本の社員にも言ってきた」と語りました。さらに田村淳さんは、労働基準監督署に「ギャラを可視化してもらえない」と相談したものの、労基署からは「僕は自分の会社と吉本の契約なので、個人として雇用されていないから」と、門前払いとなった経緯も明かしました。

※ロンブー田村淳、ギャラの取り分公開します 公取委指摘「契約書作成」吉本が実現したら…(中日スポーツ、2019年7月27日)
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2019072702100034.html

 吉本興業の問題で最も重要なことは、このように社会的に問題のある企業が、安倍政権と深いつながりを持ち、多額の税金を投入されているという事実です。

 政府は、第二次安倍政権発足後に設立された官民ファンドのクールジャパン機構から吉本興業にすでに計22億円を事業出資しています。さらに、吉本興業とNTTが沖縄県那覇市に設立した新会社が手掛ける教育コンテンツ等を国内外に発信する国産プラットフォーム事業に対して、クールジャパン機構が、最大100億円も出資することも明らかになっています。

 詳しくは、ぜひ以下の記事をご一読ください。

※吉本興業の本当の闇は芸能と権力とメディアの結びつきにある!吉本興業とNTTが沖縄県那覇市に立ち上げた国産プラットフォーム事業に対して、官民ファンドのクールジャパン機構が最大100億円も出資! 2019.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453922

■【私が見て来た参院選】~ IWJスタッフの参院選取材手記【6】/本日午後8時より、「『作兵衛さんと日本を掘る』上映後 豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)X 永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)」を録画配信します!

  IWJでテキスト班に所属しております、小野坂元と申します。現在、IWJで働きながら、東京大学大学院博士課程で、第一次世界大戦後の国際労働運動史や近代日本史の研究をしております。

 今回の参院選では、れいわ新選組の比例区から出馬された、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩候補の街宣を取材しました。

 安冨教授には、2018年12月に「女性装」やホースセラピーのことで直接お話をうかがう機会を得ました。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437888

 今回の参院選では、それに加えて近代日本史や経済学の知見が盛り込まれた魅力的な街宣をお伝えすることができました。

※ご飯食べられない子どもやいじめられている子どもがいるのに、授業するなんて意味わかんない!~7.5 参院選 れいわ新選組比例区・安冨歩候補 街頭演説(阿佐ヶ谷) 2019.7.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452053

※「やすとみ歩の馬選挙!!」 セラピーホースのユーゴンの存在が「子どもを守る」ヒントに!~7.7 参院選 れいわ新選組 比例区 安冨歩候補 街頭演説(阿佐ヶ谷・新宿駅西口) 2019.7.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452196

※基本的人権は立場を認めること? 違うって、人間の権利なんだけど~♪~7.9 参院選 れいわ新選組 比例代表 安冨あゆみ候補 街頭演説(中野セントラルパーク~井の頭恩賜公園) 2019.7.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452484

※参院選 比例代表 れいわ新選組・安冨歩候補 個人演説会「阿佐ヶ谷で馬のユーゴン君と触れ合う最後のチャンス!」(ザムザ阿佐谷) 2019.7.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452915

※参院選を自民党に勝たせたら、自衛隊が中東に派遣され、日本が戦争に巻き込まれる!? 暴走するシステムを止めるチャンスは、この1週間!~7.14 参院選 比例代表 れいわ新選組・安冨歩候補 街頭演説(銀座博品館前) 2019.7.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452983

 参院選投開票日の7月21日(日)は、記者として、午後8時より東京都千代田区の都市センターホテルで行われた第25回参議院選挙・れいわ新選組開票センターの取材に参加しました。

 この投開票日の質疑の場で、私がたずねたかったことがあります。それは、安冨候補がこの選挙で訴えてきた「国民国家システムの機能不全」という指摘が、当事者にしてスペシャリストであるれいわ新選組の他の候補者たちが訴えてきたことと、どのように関連しているのかということでした。そこで私は、開票センターに候補者の方々がそろっている中で、主として労働問題に関わる質問をしました。ぜひ、下記記事のハイライト動画をご覧ください。

※新聞・テレビの存在基盤が失われつつあるということを認識してほしい! れいわ新選組の候補者それぞれが挑んだ日本のシステムの機能不全!~7.21 第25回 参議院選挙 れいわ新選組 開票センター 2019.7.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453828

 それぞれの候補者の答えを聞いて、改めて思ったのは、安冨候補が以前から指摘してきた、「当事者感覚を失った『客観的な学問』の空転、そこから来る研究者の無責任さ」ということでした。安冨候補自身が、そうした問題を克服すべく行動されていた姿には、驚くほかありません。

※安冨歩『原発危機と「東大話法」――傍観者の論理・欺瞞の言語』(明石書店、2012年)(https://amzn.to/2Gqvfk2

 渡辺てる子候補、三井義文候補、誠実なお答えをいただいた各候補と山本太郎代表には、感謝申し上げたいと思います。
 
◇<本日午後8時より、「『作兵衛さんと日本を掘る』上映後 豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)X 永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)」を録画配信します!>

 その直後、そうした観点に関わる取材をする機会を得ました。それは、7月25日にポレポレ東中野で行われた、「『作兵衛さんと日本を掘る』上映後 豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)X 永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)」を取材したことです。

 作兵衛さんとは、福岡県筑豊炭田の炭坑夫の山本作兵衛(1892‐1984)で、自分の人生を描くようにして炭坑夫の多くの記録画を残した人物です。この映画「作兵衛さんと日本を掘る」は、作兵衛さんの記録画や彼にまつわる人々のお話を通じて、現代日本のあり方に一石を投じた作品となっています。私は、作兵衛の当事者性あふれるメッセージから、暮らしの中の歴史を取り戻すきっかけが得られるように思いました。

 このトークショーおよび終了後のお話を、本日午後8時より録画配信します。ぜひ、下記URLよりご視聴ください。

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【録画配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「『作兵衛さんと日本を掘る』上映後 豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)X 永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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■「岩上安身のIWJ特報!」7月は、2018年7月1日に行われた「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」です! 昨日は第433号(その25)を発行しました! 本日は第434号(その26)、明日は第435号(その27)を発行して完結します!

 メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」7月は、2018年7月1日に配信した「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」の後編です! 昨日は第433号(その25)を発行しました! 昨日発行した第433号(その25)は、以下の通りです。

・人口動態と経済の因果関係、縮小した経済下で何の手も打たなければ二重のデフレスパイラルに陥る!
・ケインズも明言していた人口減が経済全体にもたらす悪影響。トッドが助言するように、日本は「もっとルーズに」産んでよい、だが、生まれてきた子どもをきちんと育てる体制を整えよ!!

 岩上安身は1990年代後半より、長期にわたり継続的に、日本の長期不況と人口問題、少子高齢化問題の関係について警鐘を鳴らしてきました。しかし、経済学者も行政も、少子高齢化という人口動態を考慮に入れて手を打たなかった結果、現在、人口減少と需要の冷え込みいう二重のデフレスパイラルに陥っていると指摘しています。

 この人口動態と経済の因果関係については、イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズも、「人口の増加は投資需要の増加と楽観的な将来期待の好循環を招く」けれども、「人口減少は反対に投資需要の減退と将来への悲観的見通しの悪循環を招き寄せる」と、言っています。この点は、今後、MMTなどの経済理論を検討する際に重要となってくるポイントだと思われます。

 詳しくはぜひ、「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!
 
※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

 「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。

※シリーズ: IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

※会員種別の切り替えはこちらから(ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/changerank.php

※会員登録がまだの方へのご案内はこちらです。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 なお、今月の特報で取り上げた岩上安身による田代秀敏氏インタビューの録画は、下記URLよりご視聴ください。

※失敗したアベノミクス・異次元金融緩和の副作用!? 人口減少にも関わらずバブル化する不動産市場・サブリース契約の地獄!~日銀が発表した英語論文の謎に迫る!岩上安身が田代秀敏氏に7.1インタビュー第2弾! 2018.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426176

■7月末のIWJ第9期期末まであと3日! 7月はあと50万円ほどで今月のご寄付・カンパの目標額を達成できそうです! どうか皆様、IWJが日本の運命を左右するこの夏を乗り切れるよう、あとひと押し、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!

 IWJは、7月が決算月です。今期第9期も残りあと3日となりました。

 この日刊IWJガイドでもお伝えしていましたが、今期のIWJの財政は非常に厳しく、一時は1000万円を超える赤字予想となりました。

 しかしながら、皆様からの温かいご支援のおかげで、今月は7月1日から7月25日までのご寄付・カンパが400万6588円となっており、月間の目標額である450万円まであと50万円ほどで達成できそうです!今期、有終の美を飾ることができればと思います。どうぞご支援のほど、よろしくお願いします。

 ご支援くださった皆様には、心よりお礼申し上げます。6月にご寄付してくださった皆様の中から、ご本人から許可をいただいた上で、お名前をご紹介いたします。

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小田嶋 義美様
田口 三雍様
O.K.様
H.S.様
K.R.様
N.Y.様
H.H.様
石崎 俊行様
komawari様
T.H.様
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 IWJをご支援・応援してくださり、本当にありがとうございます!

 参院選は終わりましたが、米国からの中東有志連合への参加の要請、韓国との外交問題の悪化、芸能事務所とマスメディアと政治権力の癒着の問題、そして何より国会での改憲発議のための多数派工作と、報道の手を緩めるわけにはいきません。

 皆様に必要な情報をお届けできるよう、岩上安身、スタッフ一丸となって全力を尽くしますので、どうぞご支援のほどお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■IWJが警告していた通りの事態に! 参院選後に手の平を返して、政府与党は米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 改憲発議のためにあと4あるいは3議席! 野党議員の切り崩し工作開始! 紙一重で踏みとどまった日本の立憲民主主義! 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、シンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけます!

 IWJでは6月30日、「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催しました。

 シンポジウムは3つのテーマについて、以下のようなプログラムで進行しました。

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第一部 「日米関係(日米安保・日本の対米従属路線)」
・京都精華大学専任講師・白井聡氏講演「『戦後の国体』の末期段階
安倍晋三政権の腐敗・迷走は、『戦後の国体』と化した日本の対米従属構造がその崩壊期を迎えたことの反映である 」
・ジャーナリスト・吉田敏浩氏講演「『日米両政府を拘束する』 日米合同委員会と横田空域」
・白井氏、吉田氏と岩上安身によるクロストーク

第二部 「経済政策・財政の現実-莫大な財政赤字」
・明石順平弁護士講演「賃金とGDPとMMTについて」
・エコノミスト・田代秀敏氏講演「100年不安:年金、MMTそして中国」
・明石氏、田代氏と岩上安身によるクロストーク

第三部 「改憲・緊急事態条項・ナチスドイツ化」
・永井幸寿弁護士「憲法に 緊急事態条項は必要か 」
・東京大学大学院・石田勇治教授「20分でわかるナチスの『手口』と 緊急事態条項」
・永井氏、石田氏と岩上安身によるクロストーク

登壇者全員と岩上安身によるクロストーク

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 4時間半に及んだこのシンポジウムでは、対米従属の問題の本質や、日本が直面している金融財政危機と今話題のMMT理論、また、6月の大阪G20会議で急展開を見せた米中関係について、さらに安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性とナチスドイツがどのように授権法を手にしたのかなどを、豪華ゲストの方々がそれぞれの専門分野の知見をもとに講演しました。最後のクロストークでは、「緊急事態条項」を憲法に入れられてしまえば、日本は取り返しのつかないことになってしまうという意見で一致しました。

 石田教授は「よく今の日本はナチス前夜かと問われるが、違うと答えてきました。なぜならまだ現行憲法に緊急事態条項が入っていないからです」と語りました。しかし、と石田教授は続けて「緊急事態条項が入ってしまえば、ナチス前夜ということになります」と警鐘を鳴らしました。

 永井弁護士は「被災者を改憲のだしに使うな」という東日本大震災の被災者の言葉を紹介し、さらに「いったん緊急事態条項を憲法の中に入れてしまえば二度と戻りません。覆すことはできない。だから入れる手前で食い止めなければいけないんです」と釘を刺すように語りました。

 今回のファンドレイジングシンポジウムは、6月28日までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で生中継しました。

 この中継の録画アーカイブは、生中継をご覧いただいた方に加え、7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方にも、8月15日までご自由にご覧いただけるよう手配いたします!

 ご寄付・カンパの金額と会員情報を確認できた方へご視聴に必要な情報をメールでお届けいたしますので、必ず、このお名前とメールアドレスと会員番号をお忘れにならないようにお気をつけください!

 また、専用の申込みフォームもあります! こちらからご入力の上、お振込みいただきましてもご対応が可能です。上記の方法でも、専用フォームからの申し込みのどちらでも差し支えありません。今回はご参加・ご視聴が叶わなかった方は、ぜひ、イベントの録画をご覧ください! よろしくお願いします!

※ペイパービュー申し込み「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」ご視聴お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTMHYUuuKAa96N4rU3H1UVxibZpbFiIIovJKLbdhITyl7SDA/viewform

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!

 これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。

 IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!

※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

 どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していけるよう、ご協力をお願いいたします!

■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!

◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>

 「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。

 自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。

 緊急事態条項は参院選では表立った争点にはなりませんでした。今回の改選で改憲勢力による3分の2議席確保はぎりぎりで阻止できましたが、安倍晋三総理は投開票が行われた7月21日夜、「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と発言しており、緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性は十分にあります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

 こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!

◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>

 以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。

 このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。

※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

 現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。

※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者として働き、同時に記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。

 しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!

※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?

 IWJでは上記のような通常のスタッフの他に、大学生、大学院生のインターンも受け付けています。将来報道の仕事を目指している方、報道の仕事に興味をお持ちの方、ネットメディアに関心のある方など、ぜひ上記スタッフ応募フォームよりご応募ください。

 以下は、現在動画班でインターンをしている塩澤由子さんの取材手記です。

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 7月9日から、ペイワークのインターンとしてIWJで働き始めた塩澤由子と申します。夏休みの期間中だけなので、雇用形態としては短期アルバイトの形です。

 現在大学3年生で、動画班に所属しています。映像制作を学ぶために、イギリスに1年間の留学をしていました。IWJで働き始めた当初、国内の政治に強い関心はなく、受け身の状態でした。ちょうど留学から帰って来たばかりということもあり、政治どころか世の中のことについても知らないことが数多くありました。

  私がIWJに入った時期は、ちょうど参議院選挙が始まったばかりで、街宣の中継が足りなかったため、スタッフは皆、忙しく、私も街宣の中継をすることから始まりました。いくつかの街宣を中継する中で強く感じたのが、私と同世代である若者の、政治に対する関心がとても低いという事実です。私自身、政治に対して積極的な興味があったわけではないので、人のことを言える立場ではありませんが、ここまで若者が政治に無関心なのかと危機感を覚えるほど、街宣に若者の姿はありませんでした。

 街宣を中継する回数を重ねる中、IWJのスタッフからも政治に関する様々なことを教えてもらい、自分がどれだけ無知であるかを思い知ると同時に、私からも周りに発信していかなければならないと強く思いました。今回の参議院選挙は、1人の有権者として権利を行使すべきであると気づき、それに気づいた者としてその重要性を率先して伝えていく必要性があると、心底思いました。

 この参議院選挙期間中に、IWJに来てよかったと思ったことがあります。1つ目は上にも書いたように、あまり関心がなかった政治に興味を持つきっかけとなったということです。2つ目は、1人のメンバーとして一つの現場をまかされ、責任ある仕事を与えられたことで、「できなかった」では済まない緊張感のある状況で働くことができるということです。

 働き始めて2週間で一番緊張したのは、参議院選挙投開票日の中継です。私は政治に関心がなかったので、投開票日がいつかなど今まで気にしたこともありませんでした。そんな私が、IWJに入って2週間たらずで共産党の本部へ行き、開票センターの様子を中継することは容易ではありませんでした。

 共産党の志位和夫委員長にIWJから質問する時間を5分設けていただいたのにもかかわらず、緊張のあまり全てを質問せずに時間を残して終わらせてしまいました。大学生にもなり、スタッフから託された質問を読むだけのこともできないのかと落胆すると同時に、仕事を全うできなかったことにとても焦りを感じ、このままでは帰れないと思いました。

 開票の最後に共同会見があったので、それをチャンスと見て他の記者がいる前まで行き、残してしまった質問を聞いてくることができました。大学生である私にとって、プロの記者として働いている人々の前で質問することは、とても勇気のいることでした。しかし、今考えてみると、あれは働いて間もない私がこのような状況に慣れていく過程の一部であり、ここでの失敗を反省することで次につなぐことができる良い経験なのだと思うようになりました。

 私の性格上、物事が簡単な時に、怠ける傾向があります。自分の成長のために留学に挑戦したように、IWJに入って自分が得意ではない政治や選挙にかかわる仕事をさせてもらうことは、プロ意識を持って働くことを覚え、学んでいく貴重な機会となりました。残りの期間、精一杯頑張ります。

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/