日刊IWJガイド・番組表「東電による『メルトダウン』隠蔽 事故当時、何が起こっていたのか? 本日13時30分より菅直人氏インタビュー!!/【緊急!】IWJではテキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!/昨日、1月16日は関西中継市民『おおちん』さんの一周忌/『狭山事件』の弁護団が冤罪を裏づける新証拠を提出!冤罪の繰り返しの背景には、捜査機関のモラルの低下が! 明日14時30分より、小笠原淳氏(フリーライター)×寺澤有氏(ジャーナリスト)×岩上安身による鼎談を配信! 本日21時からは、岩上安身による袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士インタビューを再配信!」2018.1.17日号~No.1951号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「東電による『メルトダウン』隠蔽 事故当時、何が起こっていたのか? 本日13時30分より菅直人氏インタビュー!!/【緊急!】IWJではテキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!/昨日、1月16日は関西中継市民『おおちん』さんの一周忌/『狭山事件』の弁護団が冤罪を裏づける新証拠を提出!冤罪の繰り返しの背景には、捜査機関のモラルの低下が! 明日14時30分より、小笠原淳氏(フリーライター)×寺澤有氏(ジャーナリスト)×岩上安身による鼎談を配信! 本日21時からは、岩上安身による袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士インタビューを再配信!」2018.1.17日号~No.1951号~ ■■■
(2018.1.17 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>東電による「メルトダウン」隠蔽 事故当時、何が起こっていたのか?本日13時30分より菅直人氏インタビュー!!/超緊急! IWJで一緒に働きませんか? テキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!/昨日、1月16日は関西中継市民として数多くの現場を取材・中継してきた「おおちん」さんの一周忌でした(城石裕幸)
┠■<お知らせ>2017年末をもちまして岩上安身は浅井企画さんとのタレントマネジメント契約を円満に終了することとなりました(岩上安身)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(城石裕幸・城石エマ)
┠――【1】「狭山事件」の弁護団が冤罪を裏づける新証拠を提出!冤罪の繰り返しの背景には、捜査機関のモラルの低下が! 明日14時30分より、小笠原淳氏(フリーライター)×寺澤有氏(ジャーナリスト)×岩上安身による鼎談を配信! 本日21時からは、岩上安身による袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士インタビューを再配信!
┠――【2】パレスチナ解放機構がオスロ合意を凍結!? 実行されない国連決議に苛立つアッバス議長!
┠■<★新記事アップのお知らせ★>中小メディア記者やフリーランスの名前を記事中引用しない大手メディア! 「非記者クラブ」を低く見なす傲りからか!? 「排除」発言を引き出した横田一氏と、岩上安身とIWJの事例を徹底検証!
┠■<★IWJ特報予告★>今月末発行のメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は岩上安身による早稲田大学大学院法務研究科教授・長谷部恭男氏へのインタビュー。「新しい時代にふさわしい憲法」の美辞麗句のもと、安倍政権が改憲へ本格シフトする2018年最初の「IWJ特報」は必読です!(段田亜由美)
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<はじめに>東電による「メルトダウン」隠蔽 事故当時、何が起こっていたのか? 本日13時30分より菅直人氏インタビュー!!/【緊急!】IWJで一緒に働きませんか? テキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!
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 おはようございます。IWJの城石裕幸です。

 2017年12月26日、東京電力HD・新潟県合同検証委員会は、2011年の福島第一原発事故について、当時の社長などへの聞き取りなどに基づく調査結果を公表し、当時の首相官邸による「炉心溶融(メルトダウン)」隠蔽の指示を否定しました。

・炉心溶融の隠蔽、官邸の指示否定 東電・新潟県の検証委 (日本経済新聞、2017年12月26日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25077350W7A221C1000000/

※福島第一原発事故後の「メルトダウン」隠蔽は東電社長の指示だった! ~新潟県と東電の合同検証で「隠蔽に官邸は関与していない」ことが明らかに! 説明を二転三転させた東電会見を検証! 2018.1.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409198

 東京電力は2011年3月11日の事故直後から核燃料の「炉心溶融(メルトダウン)」の事実を認めず、「炉心損傷」といい続けていました。東電が公式に「炉心溶融」を認めたのは事故から2ヶ月もたった5月12日。2013年11月の新潟県による検証に対し、東電は公表が遅れた理由として「メルトダウンの定義がない」と答えていたものの、社内調査により2016年2月にメルトダウンの基準を示したマニュアルの存在が発覚。2016年6月に「清水社長(当時)が、『炉心溶融の言葉は使うな』と官邸から指示を受けた」という報告書を出していました。

 この報道を受けた菅元総理は翌日12月27日、ご自身のブログで「東電は自分に都合の悪いことの多くを『官邸』のせいにしてきました」と批判しています。

・炉心溶融の表現回避は東電社長の判断(菅直人氏ブログ、2017年12月27日)
https://ameblo.jp/n-kan-blog/day-20171227.html

 あの緊張の数日、官邸と東電の間ではいったい何があったのでしょうか? さらには、「東日本壊滅」という最悪のシナリオはどういった経緯で示され、それを防ぐためにどういう戦いが繰り広げられていたのでしょうか? 元内閣総理大臣で現立憲民主党衆議院議員、菅直人氏に本日、岩上さんが迫ります!

 岩上さんによる立憲民主党・元内閣総理大臣 菅直人氏 インタビューは、本日13時30分より!YouTube Liveでお届けします。お見逃しなく!

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★東電による「メルトダウン」隠蔽 事故当時、何が起こっていたのか? 原発ゼロ法案はどうなる!? 岩上安身による 立憲民主党・元内閣総理大臣 菅直人氏 インタビュー
[日時] 2017年1月17日(水)13:30~
[YouTube Live] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
[ツイキャス] http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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 岩上さんのインタビューは、YouTube Liveでの配信時はどなたでも見ることができるように公開していますが、配信終了後は会員限定の記事になってしまいます。この会員限定記事は、一般会員の方は一ヶ月限定、サポート会員の方は無期限でご覧いただけます。

 現在、岩上さんによるインタビューの記事は800本を超えています。サポート会員へご登録いただければ、この貴重なインタビューのアーカイブを、いつでもご自身のご都合の良い時にご覧いただけます!現在、YouTube Liveで無料視聴をご利用の方も、この機会にぜひ、IWJ会員へのご登録をお願いいたします!

 会費は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な1年3万円からのサポート会員の2種類です。会費は、クレジットカード、PayPal、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。詳細は下記URLより御確認ください。

※IWJ会員登録はこちらからよろしくお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 IWJでは、取材費の半分を皆さまからの毎月のご寄付・カンパで賄っています。会費だけでは現在の取材活動の規模を維持することができません。年が明けてから、またまたカンパの件数・金額とも急減しております。今月はこのままだと相当厳しいことになりそうです。どうか、ご寄付・カンパによるIWJの取材活動へのご支援を、何とぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願い致します。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 サポート会員のU.K.様からお心遣いのお言葉をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

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安倍首相がヒトラーに、与党と補完政党がナチス党に変化しつつあります。
この厳しい状況を覆すべく 99%の民は声を上げて参りましょう!

岩上さん、staffの皆さん どうぞ風邪を召しませぬようお願い致します。
――――――――――

 U.K.様、ありがとうございます。

 ここで、緊急のお知らせです!

 IWJでは、この春卒業するスタッフとそれにともなう社内人事異動を補うため、現在、テキスト、動画、事務スタッフを緊急大募集しています! 今回は東京の事務所でのコアスタッフの募集です。

 「テキスト班」では、今みなさんがお読みのこの日刊IWJガイドの執筆の他、日々の岩上さんのインタビュー用パワーポイント資料の作成や、リサーチ、実況ツイートなどを行う他、「記者」として取材や記事作成も担当します。資料の読解力や文章力、リサーチ能力やチームで動く協調性、あるいは情報処理能力・事務処理能力の高さのある方のご応募をお待ちしております!

 「中継・動画班」はカメラマンとして現場に駆けつけ、取材をおこなった後、動画を編集するほか、簡単な記事を執筆することもあります。突然の取材にも飛び出して行けるフットワークの軽さが命で、雨の屋外で取材することもあるため、心身ともにタフな方、大歓迎です! そして現在、動画編集に詳しい方、得意な方も募集中です。数多あるYouTube動画の中でIWJを効果的にアピールするアイディアやテクニックをお持ちの方、ぜひご応募ください!

 「事務班」は、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握した上でインタビューのアポイントメント取り、講演や出張、各種イベントなどのスケジュール調整・準備などに加え、IWJがおこなっている全国各地からの中継市民さんによる動画配信のスケジュール管理なども担います。IWJでは「事務・ハドル班」と名づけている部署です。「ハドル」とは、アメフト用語でいう「作戦会議」で、IWJのスケジューリングの屋台骨となる、とても重要なお仕事です。

 大臣会見などは、大手メディアの記者クラブが仕切っているのが現実で、取材の申し込みをした後、記者クラブ側から返事が来るのが夕方から夜になるのも珍しくないため、ハドル班の業務は9時―5時で帰れる仕事ではありません。夜の8時、9時ころまで働ける方を募集しています。そのかわり、朝のスタートは11時頃と遅めです。また、逆に事務班は朝早目の出勤となります。

 いずれの職種もチームで動く仕事のため、協調性とコミュニケーション能力の高い方を募集しています。IWJのスタッフとなり「IWJの活動を内部から支える」というご支援・応援の形もあると思います。ご興味のある方は、ぜひ以下のフォームからご応募ください。

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■昨日、1月16日は関西中継市民として数多くの現場を取材・中継してきた「おおちん」さんの一周忌でした

 2017年1月16日(月)夜、関西中継市民として数多くの現場を取材・中継してきた「おおちん」さんが突如、脳内出血で亡くなりました。61歳という若さでした。早いものであっという間の1年が過ぎました。昨日、1月16日は「おおちん」さんの一周忌でした。

 生前、ご本人より本名非公開の希望がありましたので、ここでも「おおちんさん」とさせていただきます。

 おおちんさんは2011年、IWJが神戸で開催した「IWJ中継市民講座」に参加したのをキッカケに、翌2012年の春頃から本格的にIWJ中継市民としての活動をスタート。関西で行われる重要な中継の多くを担当してくださるようになりました。

 これまで担当してくださった中継配信本数は、2012年に46本、2013年に60本、2014年に120本、2015年に185本、2016年に176本、2017年に入って4本。合計で591本にものぼりました。東京本部のコアスタッフでも、ここまで現場に足を運んでいる人間はごく一部に限られています。おおちんさんのご尽力が、いかにIWJにとって大きなものだったか、おわかりいただけるかと思います。

 脱原発デモやヘイトスピーチへのカウンター、米軍Xバンドレーダーに対する抗議行動など、おおちんさんには、京都や大阪、神戸を中心とする関西方面の現場を主に担当していただきました。どんな厳しい現場も嫌な顔ひとつせずに飛び込んでいくおおちんさんに他のスタッフも大いに元気づけられました。

 おおちんさんは明るい、おしゃべり好きな方で、人見知りせず、誰とでもすぐに打ち解ける方でした。誰にでも愛された人情味のあるおおちんさんを偲んで、以下、おおちんさんが取材・中継した数多くの中から、その一部をご紹介します。

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※ちょっと待って!その「水道」の民営化 〜大阪の水のこれから 公共の可能性 2016.7.16
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/317865

※京都市成人式式典後の新成人へのインタビュー 2016.1.1
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282000

※「じゃあ武藤さん、あんたが一番に前線に行くんだね?」 ~自民党・武藤貴也議員の選挙区で落選運動がスタート「絶対に今後、当選させてはならない」 2015.8.8
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257016
*これは武藤貴也議員への批判が最高潮の時期に、武藤氏の地元・滋賀で急遽開催された抗議行動です

※「大飯・高浜原発差止仮処分事件決定告知日」福井地裁前の模様および記者会見・報告集会 2015.1.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280086

※「橋下氏自身がメディア。大衆の欲望を鋭敏に感知し、上手に支持を得る」 ~『誰が「橋下徹」をつくったか』著者・松本創氏と元大阪市長の平松邦夫氏が対談 2015.11.17
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/275245

※仲良くしようぜパレード2014 2014.7.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/155171

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■<お知らせ>2017年末をもちまして岩上安身は浅井企画さんとのタレントマネジメント契約を円満に終了することとなりました

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 私、岩上安身は、浅井企画さんとの話し合いにより、2017年末をもちまして、円満にタレントマネジメント契約を終了することとなりました。これまで浅井企画さん、並びに担当マネージャーの佐々裕英さんには並々ならぬお世話になってきました。心より感謝申し上げます。

 今後は、「卒業生」の一人として、浅井企画さんのますますのご発展をお祈り申し上げたいと存じます。また、今後、番組の出演や講演等のご依頼がありましたら、岩上安身並びに岩上安身事務所、またはIWJに直接、ご連絡をいただければと存じます。連絡先は以下の通りです。

MAIL:office@iwj.co.jp

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◆中継番組表◆

**2018.1.17 Wed.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube live】13:30~「東電による『メルトダウン』隠蔽 事故当時、何が起こっていたのか? 原発ゼロ法案はどうなる!? 岩上安身による立憲民主党・元内閣総理大臣菅直人氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身が元内閣総理大臣・衆議院議員 菅直人氏へインタビューします。
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【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。
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【タイムリー再配信 95・IWJ_Youtube live】21:00~「『袴田事件のような捜査機関による証拠捏造は珍しいことではない』岩上安身による袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2014年4月に収録した、岩上安身による袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士インタビューを再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/133093

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◆中継番組表◆

**2018.1.18 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube live】14:30~「小笠原淳氏(フリーライター)×寺澤有氏(ジャーナリスト)×岩上安身による鼎談」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 小笠原淳氏(フリーライター)×寺澤有氏(ジャーナリスト)×岩上安身による鼎談を行います。
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【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2

 東京電力による記者会見を中継します。
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【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】19:00~「みんなで止めよう!ミサイル基地 市民大集会 - 講師 井筒高雄氏(元陸自レンジャー隊員)『自衛隊の実態・島がどうなるか』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

 「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」主催で開催される集会の模様を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

2018年、今年は勝負の年! 憲法、築地、沖縄、貧困、協同労働について、立教大学西谷修特任教授、沖縄基地問題・山城博治氏、築地女将さん会山口タイ氏、未来のための公共奈良みゆき氏らが登壇し公開討論!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409705

埼玉県議会が「国へ原発再稼働を求める意見書可決」という仰天愚行! 県外からの批判、県民の怒りを受け市民有志が立ち上がる! 3千人超の賛同者を集め、県議会へ撤回求める抗議文を提出!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409277

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<★新記事アップのお知らせ★>中小メディア記者やフリーランスの名前を記事中引用しない大手メディア! 「非記者クラブ」を低く見なす傲りからか!? 「排除」発言を引き出した横田一氏と、岩上安身とIWJの事例を徹底検証!
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 おはようございます。IWJ編集部です。

 IWJは1月15日に、1月11日夜、大雪に見舞われた新潟県三条市のJR信越線で列車が立ち往生したトラブルで、大手メディアが一斉に「JR東日本の不手際」をフレームアップし報道展開したことに対して疑問を投げかける記事を紹介しました。

・乗客を乗せたまま大雪で立ち往生したJR信越線トラブル 乗客の感謝ツイートで一転、JRの対応が評価されるも、大手メディアは横並びの「JR叩き」報道! さらには「新潟県知事叩き」まで! 2018.1.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409631

 引き続き、大手メディアの体たらく・悪弊を採り上げた記事をアップしましたので、以下にご紹介いたします。

 昨年10月の衆院選での、当時希望の党代表であった小池百合子東京都知事の「排除いたします」発言は、多くの人々にとって強く印象に残った言葉であったと思います。この言葉は、衆院選において「希望の党失速」の要因になったと言われました。

 小池氏の発言を引き出したのは、フリージャーナリスト・横田一氏。IWJではこれまでにも、長らく横田氏からのご寄稿を掲載し、紹介してきました。

※【特別寄稿】現実味を帯びる「Xデー」――(亡国の首相)安倍晋三・トランプ関係で朝鮮戦争勃発!? 核ミサイル攻撃で都民100万人犠牲の近未来図(ジャーナリスト・横田一) 2017.12.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407625

※【特別寄稿】密室談義から生まれた詐欺的政党「希望の党」で騙し討ち的代表交代!「死んだふり代表辞任」で始まった小池院政――党本部に居座る産経出身の尾崎良樹事務総長(ジャーナリスト・横田一) 2017.11.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406206

※【特別寄稿】笑顔でリベラル「排除」を口にする小池代表の「リベラル派大量虐殺(公認拒否)」断行!――前原誠司・民進党代表は「安倍(政権)倒す倒す詐欺」に騙された!? (ジャーナリスト・横田一) 2017.10.1
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399497

 衆院解散直後の9月29日に行われた都知事記者会見において、横田氏の質問に答える形で、小池氏は民進党から合流してくるリベラル派を「排除いたします」と発言しました。

 この一件で注目を集めた横田氏、今となっては、テレビのワイドショーなどでは実名が紹介されるようになりましたが、衆院選の当時大手メディアは横田氏を報じる際「フリーの記者」と匿名で報道したのです。横田氏の名前はIWJはじめ、インターネットなど一部のメディアを通じてしかわかりませんでした。

 大手メディアが匿名で報じるのは、横田氏のようなフリーランスの記者だけではありません。IWJも、岩上さんも設立当初から、記事中に引用される際に「インターネットメディア」「ネットメディア」などと書かれてきました。大手メディアが「IWJ」ときちんと名前を出して報じたケースは、ほとんど見られません。

 フリーランスは、所属する会社がないため自分の名前が看板になり、名前が紹介され認知されなければ仕事になりません。中小メディアも同じことです。それに、引用の際、ソースとした媒体名と人名を記載することは記事を書く上での最低限のルールであり、大手メディアや記者クラブ所属記者の根底にある「傲り」が「傲慢な悪弊」を生み出しているのではないでしょうか。

 IWJ編集部は、横田一氏と岩上さんとIWJの事例を通じ、記者クラブに属さない記者やメディアに対する、大手メディアの行状について検証しました。横田氏は、衆院選後小池氏からの「シカト」を受け、他の記者から「質問つぶし」にあいました。

 IWJが、2010年に民主党(当時)の小沢一郎衆院議員、また昨年8月に前原誠司衆院議員・民進党代表候補(当時)へインタビューを行った際経験したことや、岩上さんが記者会見で菅義偉内閣官房長官に質問をぶつけたことに対する報道など、様々な事例を紹介しています。大手メディアに質問状を送り、その反応も掲載いたしました。

※希望の党、首班指名は「日本会議」所属の渡辺周氏へ!「排除発言」引き出したジャーナリスト・横田一氏の質問を希望の党「完全無視」!――希望の党 両院議員総会と総会後の囲み取材 2017.10.27
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/403820

※【スクープ!】菅官房長官に鋭く質問を繰り出す東京新聞・望月衣塑子記者に「殺害予告」の脅迫電話が! 直前には官邸からの不当な「注意文書」の送付と産経新聞による執拗なバッシング記事が!(文・岩上安身) 2017.9.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398138

※「自民党改憲草案・緊急事態条項は読んだことない」!? 民進党代表選を優位に進める前原誠司氏に岩上安身が訊く! 憲法改正議論の推進を掲げ、共産党含む「野党共闘」に反対する「理由」 2017.8.29
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/396600

※岩上安身による小沢一郎衆議院議員単独インタビュー 2010.12.23
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/692

 フリーランスや中小メディアが直面している現状を、まず知っていただきたいと思いますので、ぜひ記事を御覧ください!

・中小メディア記者やフリーランスの名前を記事中引用しない大手メディア! 「非記者クラブ」を低く見なす傲りからか!? 「排除」発言を引き出した横田一氏と、岩上安身とIWJの事例を徹底検証!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409786

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<★IWJ特報予告★>今月末発行のメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は岩上安身による早稲田大学大学院法務研究科教授・長谷部恭男氏へのインタビュー。「新しい時代にふさわしい憲法」の美辞麗句のもと、安倍政権が改憲へ本格シフトする2018年最初の「IWJ特報」は必読です!
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 IWJでは毎月末、岩上さんによる有識者の方々への単独インタビューをフルテキスト化し、再構成したうえで詳細な注釈を付したメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を発行しています。2018年第1弾は、昨年9月25日に行われた、岩上安身による早稲田大学教授・長谷部恭男氏インタビューのテキストです。

 長谷部教授といえば2015年6月4日、国会憲法審査会へ自民党推薦で招致されながら、慶応大学名誉教授・小林節氏、早稲田大学政治経済学術院教授・笹田栄司氏とともに安保法制を「違憲」と断じた姿がニュースで大きく報じられました。

・「集団的自衛権は違憲です」憲法審査会で専門家3人、全員ノーを突きつける
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/04/no-to-collective-defense_n_7515718.html

 これに対し、当時の菅官房長官は「『違憲じゃない』という憲法学者もいっぱいいる」という屁理屈を返して失笑を買いました。しかし後日、「無理が通って道理が引っ込んだ」慄然とする結果に至ったことを、さまざまな思いとともに鮮明に記憶されている方も、少なからずいらっしゃると思います。

・安全保障関連法が成立 集団的自衛権を限定容認(テレ朝ニュース、2015年9月19日)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000059034.html

※安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 2015.9.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/266302

 長谷部教授は当時、東京新聞の取材で「『立憲主義』の最低限の意味は、憲法によって政治権力を縛ること。その意味を政府自体が変えられるというのは、立憲主義に対する正面からの挑戦としか言いようがない」と、安倍政権がやろうとしていることの根本的な誤りを指摘しています。

・憲法 踏み外していないか 憲法学者・長谷部恭男氏(東京新聞、2017年9月18日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2015091802000207.html

 そして今年また、安倍政権は本来「権力を縛る」はずの憲法を自らが変えるという、立憲主義を歪ませる行為に及ぼうとしています。これに対し世間では9条加憲の問題がもっぱら取り沙汰されていますが、IWJがくり返し「これが改憲の本当の狙いです」と伝え続けているのは、緊急事態対応(緊急事態条項)です。

 今回のインタビューで長谷部教授は、「自民党の改憲草案に出てくる緊急事態条項、あの制度というのは、手っ取り早く申しますと、戦前の国家総動員法、あれを起動させるスイッチを憲法の中に入れようという話なんです」と、緊急事態条項創設は、そのまま日本を戦前の状態に巻き戻す懸念があることをはっきりと指摘しています。

※これこそ「ナチスの手口」! 9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

※自民党改憲草案の緊急事態条項は戦前の国家総動員法の起動スイッチ!? 衆院解散で「ナチスの手口」がいよいよ現実に!? 岩上安身による早稲田大学教授 長谷部恭男氏インタビュー 2017.9.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/398845

 「新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か。今年はいよいよ議論を深め、段々姿、形を作っていく年にしていきたい」などと言いながら、その実この政権が行おうとしている「戦前への逆行」をぜひ見極め、そうしてぜひ、皆さまの大事な人へ、この問題を伝えていただきたく願っています。「岩上安身のIWJ特報!」発行は月末です。今しばらくお待ち下さい!

・「新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か」「日本を世界の真ん中で輝く国に」 安倍晋三首相、自民党仕事始めあいさつ詳報(産経ニュース、2018年1月5日)
http://www.sankei.com/politics/news/170105/plt1701050011-n1.html

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