日刊IWJガイド・番組表「2月4日投開票の名護市長選がすでに大激戦の様相! 自公が推す移設容認の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)候補は『基地』争点隠し!? 記者クラブ主催の候補予定者座談会を拒否! 3選を目指す稲嶺進現市長は『民主主義、地方自治、市民の人権を背負う選挙』と訴える!/政府が『黙殺』する『核兵器廃絶国際キャンペーン』(ICAN)・ベアトリス・フィン事務局長に本日、IWJが丸1日密着!各党幹部と生討論も!/超緊急!IWJで一緒に働きませんか? テキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!」2018.1.16日号~No.1950号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「2月4日投開票の名護市長選がすでに大激戦の様相! 自公が推す移設容認の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)候補は『基地』争点隠し!? 記者クラブ主催の候補予定者座談会を拒否! 3選を目指す稲嶺進現市長は『民主主義、地方自治、市民の人権を背負う選挙』と訴える!/政府が『黙殺』する『核兵器廃絶国際キャンペーン』(ICAN)・ベアトリス・フィン事務局長に本日、IWJが丸1日密着!各党幹部と生討論も!/超緊急!IWJで一緒に働きませんか? テキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!」2018.1.16日号~No.1950号~ ■■■
(2018.1.16 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>2月4日投開票の名護市長選がすでに大激戦の様相! 自公が推す移設容認の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)候補は『基地』争点隠し!? 記者クラブ主催の候補予定者座談会を拒否! 3選を目指す稲嶺進現市長は『民主主義、地方自治、市民の人権を背負う選挙』と訴える!/IWJに寄せられた「いのちのバトン」/超緊急! IWJで一緒に働きませんか? テキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!(ぎぎまき)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(林俊成、ぎぎまき)
┠――【1】厚労省が外国人実習生の労災死のまとめを発表 ~ 労災死比率は日本全体と比べて倍以上
┠――【2】脱原発運動を牽引してきた「原子力市民委員会」の吉岡斉座長が逝去 ~ 立憲民主や小泉元首相が進める「原発ゼロ」法案について、菅直人元総理に直撃予定!
┠■<本日超注目の中継紹介!>政府が「黙殺」する「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)・ベアトリス・フィン事務局長に本日、IWJが丸1日密着! 各党幹部と生討論も!(原佑介)
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<はじめに>2月4日投開票の名護市長選がすでに大激戦の様相! 自公が推す移設容認の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)候補は『基地』争点隠し!? 記者クラブ主催の候補予定者座談会を拒否! 3選を目指す稲嶺進現市長は『民主主義、地方自治、市民の人権を背負う選挙』と訴える!/IWJに寄せられた「いのちのバトン」/超緊急! IWJで一緒に働きませんか? テキスト・中継動画・事務各部署でスタッフを大募集!
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 おはようございます。IWJのぎぎまきです。

 1月28日に告示を控え、来月4日にいよいよ名護市長選を迎える沖縄県。米軍普天間飛行場の「移設先」である名護市辺野古をめぐり、国と県は裁判で争うなど、対立は激化の一途を辿っています。

 事実上の「新基地建設」に明確に反対する現職・稲嶺進市長と、自公推薦の元自民党市議の渡具知候補との一騎打ちの結果は、今年11月の県議選と翌12月の沖縄県知事選にも大きく影響することから、大激戦の様相を呈しています。与党側は、すでに菅官房長官や二階俊博自民党幹事長など、大物幹部を派遣し、告示日の今月28日には、小泉進次郎議員が訪沖する予定だといいます。

 「小泉進次郎ごときに、我々、沖縄県の意思は惑わされない」――。

 今月12日、名護市で開かれた稲嶺進現市長の3選を願う市民集会で、稲嶺市長は厳しい選挙戦になると小泉人気にあやかる自民党の戦略を牽制し、沖縄県民のプライドを見せ、次のように意気込みを語りました。

 「この闘いは、我が名護市、沖縄県内の問題ではなくなっている。民主主義、地方自治、そして市民・県民の人権、権利を背負う選挙になっている。私たちがこの選挙を勝つことで、日本の民主主義と地方自治、私たちの人権、権利をしっかり守ることができるということを、全国に、日米両政府に示すことができる」

 当日の集会には、共産党の志位和夫委員長や、翁長雄志沖縄県知事の夫人・樹子氏も登壇し、稲嶺氏を激励。その様子をIWJは中継取材していますので、こちらの動画記事をぜひご覧ください。

※【名護市長選】2月4日投開票! 3選を目指す現市長を激励! オール沖縄市民集会で稲嶺進氏が呼びかけ「民主主義、地方自治、市民・県民の人権を背負う闘いだ」 2018.1.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409412

 基地建設反対にはっきりと打ち出している稲嶺氏とは異なり、基地推進派で新人の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)候補は、争点隠しに走っているようです。辺野古基地建設については「訴訟を注視する」と述べるにとどまり、教育支援などの政策に力を入れて訴えているといいます。

 公明党県本部は、中央とは立場を異にした「辺野古移設反対」です。しかし、前回の市長選では「自主投票」で臨んだ結果、支持者の多くが稲嶺氏に投票したことから、今回は、その轍を踏むまいと在沖縄海兵隊の県外・国外移転を政策協定を公約に盛り込ませることで、公明支持者らを渡具知候補の応援に動員している模様で、これが接戦の最大の原因となっているようです。

 政策矛盾が露呈しないようにする狙いがあるのか、渡具知氏陣営は県政記者クラブが申し入れていた立候補予定者の討論会を拒否。「日程が多忙」が理由だそうですが、稲嶺陣営は、「公の場で政策論争し、市民にしっかりと自らの政治姿勢を問うべきだ」と批判のコメントを寄せています。

・名護市長選:渡具知氏の陣営、座談会参加を断る 記者クラブ申し入れ(沖縄タイムス、2018年1月14日)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/194784

・普天間移設と名護市長選 争点を語らない不誠実さ(毎日新聞、2018年1月15日)
https://mainichi.jp/articles/20180115/ddm/005/070/003000c

 在日米軍専用施設面積全体の7割以上が、47都道府県のうち、下から数えて4番目に小さい面積の沖縄県一県に集中し、人口や産業が集積する沖縄本島においては、表面積の2割近くを米軍基地が占めています(平成26年3月末現在)。この状況により、沖縄県民がどれほど危険と隣合わせの生活を強いられているのか、相次ぐ米軍機の墜落や落下物の事故のニュースによって、これまで以上にその実態が沖縄県外に知られるようになったのではないでしょうか。

・沖縄県ホームページ「米軍協定施設・区域の概要」(沖縄県庁)
http://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/579.html

 2016年12月、名護市安部(あぶ)の海岸で米軍オスプレイが墜落し、大破しました。昨年10月には、米軍ヘリ「CH53」が高江の民有地に墜落し、炎上。幸い死傷者はいませんでしたが、高江公民館からわずか2kmという場所でした。さらに2ヶ月後の12月には「CH53」大型ヘリの部品が保育園に落下。また、小学校の校庭にも大型ヘリから8kgもの重さの窓が落下するという、信じられない事故が立て続けに起きています。

 さらに、2018年が明けたばかりの1月6日には、沖縄県うるま市の伊計島の砂浜に、米軍普天間飛行場所属の「UH1」ヘリが不時着。2日後の8日には、読谷村の廃棄物処理場に「AH1」攻撃ヘリコプターが不時着するという、異常な数の事故が発生しています。これらはすべて普天間基地所属の米軍機であり、普天間基地移設が「県民の負担軽減」になるという説明がどれだけ欺瞞に満ちているか、はっきりとわかります。

 そもそも普天間基地は返還されるのでしょうか? 北朝鮮危機が浮上してくるにつれ、そうした疑問がわいてきました。

 昨年12月、岩上さんは『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』( http://amzn.to/2DguQA1 )著者で東京新聞編集委員の、五味洋治氏にインタビューを行いました。

 日本の支配から抜け出てまもない朝鮮半島は、1950年、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国に分断して交戦。両国軍に加えて国連軍と中朝連合軍が参戦し、南北あわせて300万人以上が犠牲になったともいわれる凄惨な戦いは、1953年に休戦にいたりました。

 1954年に日本政府と各国間で「国連軍地位協定」が結ばれ、朝鮮戦争の際に国連軍の事実上の兵站基地となっていた日本各地には、休戦後も、横田、横須賀、キャンプ座間、佐世保、嘉手納、ホワイトビーチ、普天間という7つの朝鮮国連軍基地が置かれることとなりました。締結から50年以上たった今なお、普天間基地には朝鮮国連軍の旗がはためき、地位協定によって特権が保証されています。

 この7つの基地は、朝鮮「国連」軍基地という名称ではありますが、実際に指揮権を持つのは全て米軍です。また先述の地位協定中には、「国際連合の軍隊は合同会議を通じ日本国政府の同意を得て、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約にもとづいてアメリカ合衆国の使用に供せられている施設及び区域を使用することができる」という条文があります。これは朝鮮半島有事の際、米軍は日本国内の基地を自由に使える、ということです。

 また朝鮮国連軍は国連という名はついていても、正式な国連軍ではなく、実態としては米軍であり、軍事行動の際、国連安保理の許可を得る必要は一切ないのです。

・外務省HP 軍関連 > 朝鮮国連軍地位協定
http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/fa/page23_001541.html

 これら「朝鮮国連軍」の実態については、それ自体がほとんどのメディアで報じられることはなく、識者、政治家からもその名を聞くことはめったにありません。岩上さんも五味さんのご著書によって初めてこれらの詳細な事実を知り、非常に驚いていました。

 こんな状況下の普天間基地を、朝鮮戦争再開の危機が囁かれる今、米軍が本当に返還することなどありえるのでしょうか? マスメディアでは報じられる機会のほとんどない、驚愕の事実の数々を、ぜひ五味氏のインタビューでご確認ください!

※【広告連動企画】日本人が知らない冷戦構造「朝鮮国連軍体制」の衝撃!在日米軍基地は朝鮮有事で「後方基地」に!『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏に岩上安身が訊く! 2017.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374

 また辺野古に建設が予定されている新米軍基地は、普天間基地にもなかった「強襲揚陸艦」も係留できる新機能が備わった、最新鋭の巨大基地になることがわかっています。

 沖縄県や自治体が、安全性が確保されるまで同型機の飛行停止を申し入れる一方で、防衛省は「自粛」を求めるだけという被植民地精神丸出しなのも大問題です。また、日米地位協定という不平等条約を盾に、事故現場は封鎖され、日本側の立ち入りは許されません。

 いまだ日本が米国の植民地である事実をまざまざと見せつけられる瞬間を、事故現場に急行するIWJカメラが、これまで何度も浮き彫りにしてきました。以下にあげた記事をあわせてご一読ください。

※【IWJルポルタージュ】「規制線の内側」から見たバラバラのオスプレイの残骸!事故直後、現場から生リポートした大袈裟太郎氏と事故現場を歩く!2016.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/352807

※【IWJルポルタージュ】「オスプレイ事故は家の庭に落ちたほどの衝撃!」〜地元住民の声を無視して飛行再開へ!/墜落現場へ肉薄!実際に触れたオスプレイの残骸の手ざわり!2016.12.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/352661

※沖縄・高江集落に米軍ヘリが墜落し炎上! なぜ、民間地に?広がる住民の不安~在日米軍は「墜落」を否定、米軍に対する形ばかりの抗議で浮き彫りになる日米地位協定の枷 2017.10.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/401009

 多発する米軍機事故の背景には、何があるのでしょうか。

 沖縄県の統計では1972年の本土復帰から2016年末までに、県内で発生した米軍機関連の事故は709件で、うち47件は墜落事故。沖縄県だけでなく、世界各地の非戦闘地域で通常訓練中の米軍機の墜落事故が相次いでいるといい、2017年の死者数は2016年比で2.3倍の37人。墜落事故は22件で、昨年同時期比で約38%の増加だといいます。

 米ニューヨーク・タイムズ紙やフォックス・ニュースは、国防予算の削減が機体整備面などで大きく影響していると分析。さらに、訓練時間が削られることで、パイロットの技術低下を招いていると指摘しています。

 他方、沖縄タイムスは、北朝鮮情勢の緊迫化で米軍独自の訓練や、日米・米韓の合同訓練が活発化が訓練の激しさを増し、相次ぐ事故の原因になっていると指摘しています。つまり、米軍全体が「劣化」しつつあるのです。沖縄で起きている事故はその劣化の一端を示すものに他なりません。これは朝鮮戦争再開の可能性が高まり、「朝鮮国連軍」の旗を掲げた米軍の後方基地である沖縄に、そのシワ寄せが及んでいるということです。

・社説[米軍機海上に墜落]事故多発、米軍に何が…(沖縄タイムス、2017年11月23日)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/174337

 昨年11月の衆院選で「辺野古新基地建設はゼロベースで検討を始めたい」と話していた立憲民主党の枝野幸男代表でしたが、14日、IWJが直撃すると「(選挙に)コミットしたくても、沖縄では県組織を作れていない状況だ」と述べるにとどまり、名護市長選での立場を明確に示すことはありませんでした。この点は非常に残念です。どの候補を支持するのか、声明だけでも出すべきです。

 前回2014年の名護市長選では、岩上さんが来沖し、2選出馬中の稲嶺氏に単独インタビューを行っていますので、改めて、こちらの記事もご覧ください!

※【沖縄名護市長選】「これは沖縄だけでなく日本全体の問題」 ~岩上安身による稲嶺進名護市長インタビュー 2014.1.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/119326

 IWJが日々、お届けしているタイムリーなルポルタージュや岩上さんのインタビューアーカイブは、IWJのサポート会員になっていただきますと、いつでもフルコンテンツにアクセスしていただくことができます。

 岩上さんのインタビューの中から見どころとなる箇所のみ抜き出して凝縮、再編集したエッセンス版も、昨年から提供し始めています。この日刊ガイドをお読みいただいていて、もしまだ会員登録がお済みでないかたがいらっしゃいましたら、ぜひこの機会にご検討ください。

※IWJ会員登録のご案内はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 日頃からIWJへのご寄付やカンパを呼びかけさせていただいていますが、昨年、非常に苦しい時期に、大勢の方に助けていただきました。お礼を重ねて申し上げます。その中にはカンパをいただけてただ単に「嬉しい」「ありがたい」と言うだけではすまない、胸にせまるようなメールをいただいたケースもありました。

 ご本人より掲載のご許可をいただきましたので、下記にご紹介いたします。ご本人の希望で実名です。

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IWJ様

 本日、寄付をさせていただきました宍戸直人の配偶者です。 夫の生前の意思により、遺産の一部をお送りしました。

 夫、宍戸直人は9月2日家族に見守られ旅立ちました。

 9年前にスキルス胃がんステージ4の診断を受けました。がんと共存する道を選び玄米菜食の食事、温熱、鍼灸などの民間療法で体質改善と自己免疫力強化に努め、焦らず、慌てず、諦めず病と向き合いながらも楽しく穏やかな生活を送っておりました。

 7月初め脳梗塞を発症し入院。その時はがんが全身に転移しておりました。ひと月で自宅に戻り奇跡を信じて療養をしておりましたが8月下旬に右手足に麻痺が出現。再入院3日後に永眠いたしました。
65年の生涯でした。

 今年3月には公務員生活も終わり、次に向かい意欲的に歩き始め、直前まで海外旅行に行く程元気でした。本人もさぞ無念だったと思いますが、最後まで自分らしく誇り高い人生を全うしたと思います。

 真実の報道を追求して、日夜奮闘されている、岩上さんはじめIWJのスタッフの皆様をこころより応援しておりました。

 次世代に負の遺産を残さない。 戦争させる国にさせない。

 残された私も、故人の想いを『いのちのバトン』として受け取り、繋いでいこうと思っております。

 様々な報道に踊らされる事なく、真実を見極め自ら考え、行動して生きたいと。 長文となり恐縮しております。

 夫の意思を受け止めていただき、活動費の一部として、お納めください。

2017年12月26日 宍戸 和子

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 宍戸様宛に、岩上さんがお届けした返信を以下でご紹介いたします。

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宍戸 和子様

 この度は、ご主人様宍戸直人様のご逝去のお知らせに際しまして、心よりお悔やみ申し上げます。

 ご主人様のご生前には、奥様の和子様とともにサポート会員として、長くIWJをお支えくださりご厚情を賜っておりましたこと、深くお礼申し上げます。

 大切なご遺産を、IWJにご寄付いただきましたこと、誠にかたじけなく存じます。ご主人様の、次世代に負の遺産を残さない、戦争させる国にさせない、との思いを心に深くとどめつつ、真実を求める取材と報道に邁進してまいりたいと存じます。

 ご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 どうぞ今後ともIWJをお見守りください。

 ご主人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

岩上安身拝

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 宍戸直人様のご冥福を、岩上安身代表以下、IWJスタッフ一同、心からお祈り申し上げます。「次世代に負の遺産を残さない。 戦争させる国にさせない」。私たちも同じ想いです。宍戸様からの「いのちのバトン」をスタッフ一同、しっかりと胸に受け止め、日々の取材活動に精進していきます。和子様、メッセージをどうもありがとうございました。

 皆様から日々、お寄せいただくこうしたご支援によって、IWJは現在の活動規模を維持することができています。そのご支援のひとつひとつに、こうした深い思い、かけがえのない人生のドラマが伴っているのだと、あらためて思いを深くいたしました。皆様からいただくご寄付・カンパの全てが、とても重い、大切なまごころの結晶なのだと、深く、深く、胸に刻み、そのご期待に応えたいと存じます。

 年が明けまして、残念ながら、ご寄付・カンパがまた細り、今期の財源がまた厳しくなっております。皆様のご期待に沿えるよう、全力を尽くしてまいりますので、どうぞ、今後ともご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ここで、IWJから緊急のお知らせです。

 IWJでは現在、テキスト、中継・動画、事務の各部署で新規スタッフを緊急大・大・大募集中です!

 今までは、IWJの会員や視聴者・読者としてIWJを応援していたけれど、これからはIWJの中のスタッフとなって、IWJを支えつつ、日本社会の「歪み」にメスを入れていこう!という強い気概をお持ちの方はぜひ、以下をご一読いただき、ふるってご応募ください!

 「テキスト班」では、今みなさんがお読みのこの日刊IWJガイドの執筆の他、日々の岩上さんのインタビュー用パワーポイント資料の作成や、リサーチ、実況ツイートなど、編集業務を行う他、「記者」として取材や記事作成を行うこともあります。資料の読解力や文章力、リサーチ能力やチームで動く協調性、あるいは情報処理能力・事務処理能力の高さのある方のご応募をお待ちしております!

 「中継・動画班」は、ムービー兼スチルカメラマンとして現場に駆けつけ取材をおこなった後、動画を編集するほか、記事を執筆することもあります。現在求めている人材は特に、動画編集においてエフェクトを効果的に使える人(岩上さんいわく「YouTuberのように!」)です。

 「事務班」は、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握した上でインタビューのアポイントメント取り、講演や出張、各種イベントなどのスケジュール調整・準備などに加え、IWJがおこなっている全国各地からの中継市民さんによる動画配信のスケジュール管理なども担います。IWJでは「事務・ハドル班」と名づけている部署です。「ハドル」とは、アメフト用語でいう「作戦会議」で、IWJのスケジューリングの屋台骨となる、とても重要なお仕事です。

 大臣会見などは、大手メディアの記者クラブが仕切っているのが現実で、取材の申し込みをした後、記者クラブ側から返事が来るのが夕方から夜になるのも珍しくないため、ハドル班の業務は9時―5時で帰れる仕事ではありません。夜の8時、9時ころまで働ける方を募集しています。そのかわり、朝のスタートは11時頃と遅めです。また、逆に事務班は朝早目の出勤となります。

 いずれの職種も、チームで動き、かつ対外交渉を主な仕事とするため、協調性とコミュニケーション能力の高い方を募集しています。IWJのスタッフとなり「IWJの活動を内部から支える」というご支援・応援の形もあると思います。ご興味のある方は、ぜひ以下のフォームからご応募ください。

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■お詫びと訂正

 1月11日発行の日刊ガイドにて、以下の部分の記載に誤りがありました。

(誤):僅差で自民・竹下亘議員の『同姓パートナーの宮中晩さん会への出席反対』発言が2位に
(正):僅差で自民・竹下亘議員の『同性パートナーの宮中晩さん会への出席反対』発言が2位に

(誤):僅差でワースト2位になったのが、同じく自民党の竹下亘総務会長の「(国賓の)パートナーが同姓だった場合、私は(宮中晩さん会への出席には)反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」という発言。
(正):僅差でワースト2位になったのが、同じく自民党の竹下亘総務会長の「(国賓の)パートナーが同性だった場合、私は(宮中晩さん会への出席には)反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」という発言。

 訂正の上、読者ならびに関係者の皆さまには深くお詫び申し上げます。今後、こうした校正ミスのないように、注意してまいります。

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◆中継番組表◆

**2018.1.16 Tue.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】14:00~「ベアトリス・フィンICAN事務局長来日―国会議員との討論集会『核兵器禁止条約と日本の役割』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 「核兵器廃絶日本NGO連絡会」主催の討論集会を中継します。ベアトリス・フィン ICAN事務局長、佐藤正久 外務副大臣による報告のほか、各政党代表者からの発言、自由討論を予定。
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【Ch4】16:00~「ベアトリス・フィンICAN事務局長と川崎哲ICAN国際運営委員による記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 ベアトリス・フィンICAN事務局長と川崎哲ICAN国際運営委員による記者会見を中継します。
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【Ch4】19:00~「講演会『核兵器は本当になくせるの?ICANに聞いてみよう!』―講演者:ベアトリス・フィン ICAN事務局長」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 「核兵器廃絶日本NGO連絡会」主催の講演会を中継します。講演者はベアトリス・フィンICAN事務局長、川崎哲ICAN国際運営委員ほかを予定。
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【タイムリー再配信 94・IWJ_Youtube live】20:00~「『アベノミクスの成果』に隠された驚くべき『かさ上げ』トリックを暴く! このままいくと日本経済は破綻!? ~岩上安身による弁護士『アベノミクスによろしく』著者・明石順平氏インタビュー(後編)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2017年12月収録の岩上安身による弁護士『アベノミクスによろしく』著者・明石順平氏インタビューを再配信します。

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◆中継番組表◆

**2018.1.17 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube live】13:30~「東電による原発メルトダウン隠蔽~そのとき何が起こっていたのか!? 原発ゼロ法案にも迫る! 岩上安身による元内閣総理大臣・衆議院議員 菅直人氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身が元内閣総理大臣・衆議院議員 菅直人氏へインタビューします。
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【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

乗客を乗せたまま大雪で立ち往生したJR信越線トラブル
乗客の感謝ツイートで一転、JRの対応が評価されるも、大手メディアは横並びの「JR叩き」報道! さらには「新潟県知事叩き」まで!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409631

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<本日超注目の中継紹介!>政府が「黙殺」する「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)・ベアトリス・フィン事務局長に本日、IWJが丸1日密着!各党幹部と生討論も!
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 核兵器禁止条約の採択に貢献し、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)。現在、ベアトリス・フィン事務局長が初来日中ですが、ICANはフィン氏と安倍総理との面会を要請したものの、政府に断わられていたことがわかりました。

 「核の傘」に守られている日本は、核兵器禁止条約について「現実的な核軍縮につながらない」として国連総会で反対を表明。安倍総理は日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞した際に祝福のコメントを出したものの、ICANのノーベル平和賞受賞についてはコメントせず、沈黙してやりすごしたという経緯もあります。

 菅官房長官は今回、面会を断ったことについて、「日程の都合上、難しいということであり、それ以上でもそれ以下でもない」と説明しています。安倍総理は現在、欧州歴訪中で、帰国は17日。フィン氏が日本を発つのは18日なので、確かに面会の調整は難しいのかもしれませんが、政府の消極的な姿勢からは、被爆国でありながら核兵器禁止条約に反対できないという「やましさ」を感じ取っている人も少なくないはずです。

・ICAN 事務局長の首相との面会 政府から“調整困難”(2018年1月15日、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180115/k10011289081000.html

 フィン氏は13日、長崎県の爆心地公園で献花し、昨日15日は広島県の平和記念公園を訪問。原爆死没者慰霊碑に献花しました。平和記念資料館には1時間ほど滞在し、資料館に設置されている核兵器禁止条約の早期締結を求める署名簿に記入したということです。

 本日午後2時から、IWJは「ベアトリス・フィンICAN事務局長来日―国会議員との討論集会『核兵器禁止条約と日本の役割』」を中継します。集会には自民党の佐藤正久・外務副大臣や武見敬三・参議院政策審議会長が参加するだけでなく、公明党・山口那津男代表、立憲民主党・福山哲郎幹事長、民進党・岡田克也常任顧問、共産党・志位和夫委員長など、与野党を超えたそうそうたるメンバーが勢揃いします。どんな議論がなされるか、要注目です。

★【Ch4】14:00~「ベアトリス・フィンICAN事務局長来日―国会議員との討論集会『核兵器禁止条約と日本の役割』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 さらに、午後4時からはフィン事務局長とICAN国際運営委員・川崎哲氏による日本記者クラブ主催の記者会見の模様を中継。その後、夜7時からは国立オリンピック記念青少年総合センターで行われるフィン氏の講演会の模様を中継します。ほとんど「密着」とも言えるしつこさですが、政府が黙殺しようとする「ICAN・ベアトリス・フィン事務局長、初来日」の事実を、IWJは徹底的に報じますので、どうかご注目ください!

★【Ch4】16:00~「ベアトリス・フィンICAN事務局長と川崎哲ICAN国際運営委員による記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

★【Ch4】19:00~「講演会『核兵器は本当になくせるの?ICANに聞いてみよう!』―講演者:ベアトリス・フィン ICAN事務局長」
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 また、日本滞在中のフィン氏と行動をともにし、エスコートしている核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員でピースボート共同代表の川崎哲氏に、岩上さんがロングインタビューし、今回のノーベル平和賞受賞に関して詳しくお話をうかがっています。こちらもあわせてご覧ください。

※「軽はずみな核保有論は日本の信用を傷つける」〜核の禁止は核廃絶への大きな第一歩!核兵器禁止条約でノーベル平和賞を受賞した「ICAN」の川崎哲氏に岩上安身がインタビュー!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409354

 それでは本日も一日、どうぞよろしくおねがいいたします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20180116

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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