2013年5月19日(日)、東京・港区の明治学院大学白金キャンパスにて「グローバルorローカル 幸せに通じる道は?」が開かれた。
講演をした安田美絵氏は日本のTPP交渉参加表明について「参加国間で合意がされても、国会で批准されない限り発効しない。阻止するチャンスはまだある」と述べた。
また、今回来日した映画「幸せの経済学」監督のヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏は講演で「グローバル化に関していくつか問題がある。それは金融・貿易の規制緩和、グローバル化を進めた先にある失業、そして経済不安」と語った。
放送ありがとうございました。
GDPのお話が考えされられました。商業的なものは計れるが、それだけにすぎないGDP。
例えばガンにかかったとき、病院で化学療法を受ければGDPを押し上げる。市民の責務を果たす。
けれど家庭菜園で新鮮な野菜を作れば、GDPに貢献しない、非愛国主義的な行動とみなされるという点。
(米国では末期ガンの宣告を受けた患者さん向けに、化学的な治療をやめて食生活を見直す療法がありますよね。)
ローカライゼーションは、エネルギー・資源の消費量を減らし生産性を高める。
コミュニケーションをつなげる人間らしい暮らしが実現していく。 いいなぁ!それ!
スローフードやエコツーリズムが私は好きですし、心地がいいです。今さらそれをやめるなんて、もったいない。
ドイツのシュタイナー教育やカナダの地域経済のアイデアや、日本の地産地消の給食。
オルタナティブな未来への道ができかけていたのに、311ショックで私も忘れていました。
TPP反対ですけど、TPPしないほうが絶対にいいとつくづく思いました。
ヘレナさんの著書を図書館でさっそく予約しました。 読んで勉強します。どうもありがとうございました。