2022年5月25日(水)午後3時20分より、京都府京都市のかもがわ職員会館 中会議室において、「フェミ科研費裁判 判決言い渡し後の支援者集会」が開催された。
冒頭、支援の会代表の方は、「『原告の請求をいずれも棄却する。裁判費用は全て原告の負担とする』の判決自体に唖然としたが、それ以上にどうしてこのような判決が下されたかについての説明が一切なく、『以上!』で終わってしまったことに唖然とした」と、憤りの言葉を口にした。
またさらに「代表として、『理由くらい言えよ!理由の言えない判決なんか出すな!』とその場で怒鳴らなかったことを悔やんでいる」と激しい怒りをあらわにした。
弁護団の吉田弁護士も、「大急ぎで読んだため、まだ判決内容を全て咀嚼している段階ではない」としながらも、「問題のある判決。原告らの社会的評価の低下には繋がっていないというのが判決のトーン。杉田水脈議員という、非常に影響力のある人物の発言が研究者に対して発せられたのに、特段影響力のない一般の人から発せられたかのような解釈がされている」と極めて不合理な内容の判決である旨を語った。
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