「亀裂はSCC(応力腐食割れ)により発生、進展した」「SCCの発生、進展に材料の硬化が寄与したと推察」!? ~1.8 原子力規制委員会 大飯3号機加圧器スプレイライン配管溶接部における有意な指示に係る会合 2021.1.8

記事公開日:2021.1.12取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材、文・渡会裕)

 2021年1月8日、東京都港区の原子力規制委員会で、8回目となる、「大飯3号機加圧器スプレイライン配管溶接部における有意な指示に係る公開会合」が開催された。

 昨年9月、関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)の定期検査中に配管溶接部に傷が見つかった問題について、関西電力は一連の観察結果をまとめ、原子力規制委員会の公開会合で明らかにした。

 関西電力によれば「亀裂はSCC(応力腐食割れ)により発生、進展したもので、SCCの発生、進展には材料の硬化が寄与したものと推察される」とした。

 3号機の問題により、4号機で進められている定期事業者検査への影響も注目されている。

■全編動画

  • 日時 2021年1月8日(金)14:00~16:00
  • 場所 原子力規制委員会 13階 B・C・D会議室(東京都港区)
  • 主催 原子力規制委員会

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です