2020年12月4日、大阪地裁は関西電力に対し大飯原発3、4号機の耐震設計に関して、新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は誤りだとし、その設置許可を取り消すという判決を下した。12月17日、国は関係省庁との協議の上、裁判所の判断を受け入れがたいとし、控訴した。
この控訴についての記者ブリーフィングが12月17日(木)、東京都港区の原子力規制委員会会見室にて行われた。原子力規制庁長官官房参事官(法務担当) 布村希志子氏と、上席訟務調整官 笠原達矢氏が登壇した。
国は原子力規制委員会が策定した耐震基準審査に過誤・欠落があるとした裁判所の判決に不服であり、委員会の審査に誤りはないという争点をもって控訴事由とするという。
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