前ニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏、上智大学教授の中野晃一氏、元最高裁判事の濱田邦夫氏というそうそうたる顔ぶれが、日本の言論の自由の「惨状」を指摘した。
ヒューマンライツ・ナウが2015年10月9日に主宰したトークイベント「海外から見た日本の言論の自由」で最初に登壇したファクラー氏(現・財団法人日本再建イニシアティブジャーナリスト・イン・レジデンス兼主任研究員)は、日本の大手メディア、とくに新聞社の現状について、報道内容の「自粛」について言及した。
「安倍政権による政治的なプレッシャー、右寄りの世論の圧力に報道機関は負けてしまっている。そうすると新しいタブーができ上がる。いまのメディアはタブーだらけだ。歴史修正主義者に対して反論しない、とくに慰安婦問題がそうだ。朝日新聞は過去、慰安婦問題を多く扱ってきたのに、自分たちが今まで書いた記事を否定し、守ろうともしていない。
また福島第一原発事故についても、なぜあの事故が起こったのか明かされていない。新聞を見てもその責任を追求する記事をほとんど見てない」
また慰安婦問題・原発問題での一連の朝日新聞に対する他メディアの激しいバッシング・批判報道については、「ジャーナリストの立場から見ると、同じジャーナリストを守ろうとしないのは理解しがたい。絶対に自分も将来同じ目にあう。右・左は関係なく言論の自由を守るのがあたりまえだ」と批判した。
その後の質疑でファクラー氏は、日本の歴史的な経緯をふまえ、国民の「民主主義」に対する意識が希薄であると指摘した。
「日本には言論の自由はあります。問題は使うかどうかだけです。日本には主権が国民にあるという認識が非常に弱い。韓国・台湾と違って革命の歴史がない。市民が自分の手で軍事政権を倒して民主主義を勝ち取ったという経験がないから、民主主義や言論の自由、市民社会の大切さがわからないのではないか」
ジャーナリストの方々には、歴史修正主義者と云うよりは歴史捏造主義者の安倍晋三に、1993年の自民党下野の原因についてリクルート事件を始めとした自民党の金権腐敗体質が最大の原因ではないのかと問うて欲しい。また、その脈略の無い未公開株のバラ撒きの人脈について、藤原肇氏が指摘するような稚児趣味ネットワークだったのではないか。その為に武藤貴也氏の離党を早々と認めてしまい問題のフタをすることで問題の収束を図ったのではないのかと云うことも是非質問してもらいたい。
リクルート事件当時故安倍晋太郎の秘書をやっていた筈の安倍晋三は事実を知っていると思う。国民の前にリクルート事件の事実を明らかにして欲しい。
「日本人には革命の歴史がないから民主主義の大切さがわからないのでは」 〜前ニューヨークタイムズ東京支局長らが日本の言論の自由の「惨状」を痛烈批判! http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269678 … @iwakamiyasumi
日本人の本質を突いている。日本は「これから」始まるのだ。
https://twitter.com/55kurosuke/status/653862484382617600
アメリカには革命の歴史がない。明治維新は革命である。
いえてるかも。明治維新は革命じゃないしね。