岩上安身より「69の会(9日開催)&饗宴Ⅴ(21日開催)」 御参加のお誘い 2014.12.7

記事公開日:2014.12.8取材地: テキスト
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岩上安身より、皆さまへ

いつもご声援いただき、ありがとうございます。

本日は、皆さまに、イベントのお知らせをふたつ、ご連絡させていただきます。

☆☆☆☆ 12月9日(火) 69(ロック)の会に寄せて ☆☆☆☆

“稀代の悪法”、特定秘密保護法の施行が、12月10日に迫りました。その前日にあたる12月9日(火)に行われる「ロックの会」では、20時30分から第2部のコーディネートを私が担当させていただき、特定秘密保護法の問題、さらには5日後の14日に迫っている衆院選の様々な争点について、IWJにゆかりのあるゲストの方をお招きし、お話をおうかがいすることになりました。

名づけて、「選挙の争点山盛りスペシャル~アベノミクス、消費税増税、改憲、秘密保護法、集団的自衛権、原発再稼働、是か非か」です。

選挙の直前ですから、一票を投じるために、これらの重大なテーマ、各争点について、皆で考えよう、という緊急企画です。

まずは、アベノミクスの評価と、その是非です。安倍総理は「アベノミクス解散」であると大見栄を切りました。アベノミクスによほど自信があるようですが、本当にアベノミクスで日本経済は好転したのでしょうか?

IWJではおなじみ、経済アナリストの菊池英博先生にご登壇いただき、「アベノミクスの正体」について、さらには、GDPが2四半期連続でマイナスとなった日本経済の停滞とアベノミクス、消費税増税との因果関係について、お話をうかがいます。

次にご登壇いただくのが、これまたIWJではお馴染みの海渡雄一弁護士、そして、11月28日に私がインタビューしたばかりの、小林節・慶應義塾大学名誉教授です。足早にはなりますが、解釈改憲による集団的自衛権行使容認、そして自民党改憲草案の怖るべき問題点について、お話をうかがいます。

安倍政権はこれら一連の問題を選挙の争点から外そうとしています。しかし、大マスコミはこぞって自民党が300議席を確保するのでは、と報じており、憲法改正の発議に必要な3分の2を超す議席獲得の可能性が出てきました。その場合、あの自民党の改憲草案が実際の改憲案として用いられる可能性が否定できません。まだ選挙まで日数があります。何がどう問題なのか、私たちは理解する必要があります。

なお、TPP問題にくわしいPARC事務局長の内田聖子氏も、21時前後に駆けつけてくださることに。公約を反故にしてTPP交渉に参加した安倍政権ですが、TPPも重大な争点のひとつ。TPPに参加したら日本はどうなるのか、お話しいただきます。

もうひとつのセクションでは、安倍政権によって前のめりに進められている原発の再稼働の問題を扱います。これも、間違いなく今回の選挙の重大な争点です。原発問題に詳しい海渡弁護士に加えて、国際環境NGO「FoE Japan」理事の満田夏花氏に加わっていただき、鹿児島県の川内原発再稼働問題などを取り上げます。

ゲストのご都合次第で、コーナーの順番がかわるなどの変更があるかもしれませんが、ご了承下さい。最後には参加ゲストの方々とともに、選挙を目前にして、私たちは自分の一票をどう活かすか、クロストークを行います。

多彩なテーマでお届けする69(ロック)の会 、緊急プログラムで開催しますので、お知らせがまだ行き届いておりません。どうぞ身近な方々にお知らせいただき、SNSでも拡散していただいて、お誘い合わせのうえ、お越しください。

◆日時 2014/12/9(火)開場19:30 20:00開始~22:30終了

◆会場 代官山 カフェラウンジ UNICE(ユナイス)
http://www.unice.jp/
東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 Za HOUSEビルB1
Tel: 03-5459-8631
地図: http://ow.ly/Fup2Y

参加の申し込みは、以下のフォームよりよろしくお願いいたします。
また、予約なしでも、今回は緊急開催ですので、当日、現地にお越しいただいても結構です。
https://pro.form-mailer.jp/fms/99de2da269307

★★★IWJ設立4周年シンポジウム&パーティー『饗宴V』 ★★★

さて、もうひとつの大事なお知らせです。

2010年12月にスタートしたIWJは、今年の年末で4周年を迎えます。ここまで続けてこれたのは、皆さまからのご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。2014年も、12月に4周年記念とみなさまへの感謝を込めて、「饗宴V」を開催することになりました。総選挙の投開票日からちょうど一週間後。選挙が終わっても、様々な課題が持ち越されていることでしょう。頭を冷やして、腰をすえ、じっくり考えるには、ちょうどよいタイミングかもしれません。

年末のお忙しい時期ではございますが、IWJにゆかりのある重厚なゲストの皆様とともに、これからの日本の行方を真剣に考えたいと存じます。ぜひ、多くのみなさまのご参加をお待ちしております。お申込みがまだおすみでない方がいらっしゃいましたら、下記のフォームからお申込みください。12月21日にお目にかかれることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

お申し込みはこちら→ http://iwj.co.jp/feature/symposion5/subscription
詳細はこちら→ http://iwj.co.jp/feature/symposion5/

【日時】2014年 12月 21日(日)
・シンポジウム 10:30 受付開始 11:30 開演(予定)
・パーティー  17:30 ~ 19:00(予定)
・パーティの後に近隣の飲食店で二次会を予定
【会場】品川インターシティホール http://www.sic-hall.com/
※昨年(THE GRAND HALL)とは異なる会場ですので、お間違いのないようご注意下さい。
 東京都港区港南2-15-4 品川インターシティホール 1F TEL:03-3474-0461

シンポジウムの各テーマと、パネリストの先生方のラインナップが決定しました。昨年までは、3つのテーマごとのブロックに分けてディスカッションを行ってまいりました。今年は、あまりにも論じるべきテーマが多く、考えに考え、悩みに悩んだ末に、5つのテーマごとのブロックに分けて行うことにしました。例年の1.5倍のボリュームとなります。

(1)3.11から4年、原発と被曝を考える
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河合弘之
闘う弁護士。バブル時代には、バブル紳士側に立った辣腕弁護士として名を馳せる。ヘリコプターで飛び回るほど多忙を極めていたという。
ところがバブル崩壊後の、1994年に「反原発の父」故・高木仁三郎と出会い、本格的に原発問題に関わり始めた。
「残りの人生、ひとつだけよいことをしよう。おれは反原発だ!」そう思い立ったら、いのちがけの熱血猛突進。
2000年には福島第一原発3号機のMOX燃料使用差止めを求める仮処分申請を行う。
3.11後は、福島県民らおよそ1万4700人からなる「福島原発告訴団」の弁護団長として先頭に立ち、巨大な原子力ムラを敵にまわして先頭に立って闘う。
「裁判官に原発の映画を見てもらい、理解してもらうため」に、自己資金を投じて、『日本と原発』というドキュメンタリー映画を完成させた。制作と監督の両方を自身が務めた。各地で自主上映中。原子力ムラの実態と闇を暴く。何があっても諦めない、行動力の男!

海渡雄一
弁護士。東大の学生時代に原発問題に目覚め、弁護士になって反原発訴訟をやると決意してから40年間あまり。ウルトラ真面目一点張りで、第一線で原発問題に取り組み続けている根っからの原発バスター。日弁連の事務総長も務めた。
原発訴訟も数々手がけて来た。もんじゅ訴訟では、原発訴訟の歴史に残るたった二つの原告勝訴判決のうちの一つを勝ち取る。3.11後も、福島原発告訴団弁護団、東京電力株主代表訴訟弁護団、人生の歩んできた道のりは対極的な河合弘之弁護士と「バブルとマジメ」のタッグを組み、映画『日本と原発』では構成・監修を務める。
また、他方では、現行憲法の価値を守りたいという思いでは他者の追随を許さない。
平和主義と国民主権と立憲主義を守るため、秘密保護法と、集団的自衛権行使容認の危険性については、声を枯らし駆けずり回って訴えており、「原発を抱えたまま、無謀な戦争リスクが高まる」ことへの懸念を説いている。

西尾正道
北海道がんセンター名誉院長。臨床医として39年間、放射線治療に携わってきた第一人者。
3.11後は、放射線による「内部被曝」の影響を研究。全国を飛び回りながら、日本の線量基準や甲状腺検査の問題点を専門家の立場から訴え続けている。
チェルノブイリでも甲状腺など健康被害が顕著に現れやすくなったのは、事故から4年目と言われる。
福島第一原発の事故で被曝した人の健康被害の問題は、これからが本番であり、まさに2015年からの課題であると、放射線専門医として警鐘を鳴らしている。

(2)グローバル経済の真実~アベノミクス、消費税増税、TPP
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植草一秀
政治経済学者。エコノミスト。元大蔵省財政金融研究所研究者としての経験から、財務省の利権拡大の策謀を指摘し続けている。
経済のエキスパートとして、新自由主義政策を徹底批判。橋本政権時代の消費税5%への引き上げや、小泉内閣による「聖域なき構造改革」に対しても批判を展開。
身に覚えのないスキャンダルで手痛い代償を払うことになったが、筋は曲げず、貫き通す。
米、政、官、財、報、電の悪徳のペンタゴンが支配のコングロマリットを形成していると常々説いている。
小泉以来の構造改革がいかに日本を裏切ったものであるか、近年では、アベノミクスと消費税増税が日本経済を奈落の底に落とす危険性があると予見し、7ー9月期のGDPマイナスも的中させた。
経済のグローバリズムの骨格を支える新自由主義のイデオロギーを根底から批判している気骨の経済学者。

鈴木宣弘
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。農業経済学の専門家として、TPPによる関税撤廃が日本の農業を壊滅させる危険性を早くから指摘。TPP交渉参加への反対を訴え続けていた。農業分野に留まらず、TPPの規制緩和が医療その他の分野に及ぼす深刻な影響にも、警鐘を鳴らしている。
さらに最近では、TPPの正体は、第二次大戦期の経済ブロック化と酷似しており、世界は帝国のブロック圏同士で大戦に突き進む可能性が出てきたことに、強く警告を発している。

岩月浩二
弁護士。TPP阻止国民会議世話人。TPP交渉差止・違憲訴訟弁護団共同代表。法律家の立場からTPPの危険性を指摘し続けてきた。
特に、外国企業が国家を世界銀行の下の審判所に訴えることができる「ISD条項」の違憲性と司法の空洞化を問題視。9月24日には「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」設立準備会を発足させた。
国民には交渉の内容さえ秘密にして伝えず、国民主権を「投資家主権」に密かに書き換えようとしているTPP。岩月氏は、「TPPはグローバル企業による侵略で、国家の乗っ取りである」と憤る。これがグローバル経済なるものの帰着点なのだ。

(3)明治、大正、昭和、そして現在に至る平成のヘイト問題
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能川元一
大学非常勤講師。哲学者。膨大な歴史史料を収集・研究し、南京大虐殺・従軍慰安婦を「なかった」ことにする歴史修正主義者の「嘘」を告発し続けている。
研究者として一次史料を基に、ネトウヨや右派メディアを徹底論破するだけでなく、彼らの歴史修正主義的な言説の背景・メンタリティも徹底的に分析し、その正体を明らかにしている。
戦前・戦中の昭和から戦後の昭和のヘイト、そして現在の在特会らに至る平成のヘイトまで、その流れをたどる。

加藤直樹
フリーランス編集者。1922年9月の関東大震災のさなかに起きた朝鮮人大虐殺を追ったノンフィクション『九月、東京の路上で1923年関東大震災ジェノサイドの残響』著者。
2000年の石原元都知事の「三国人」発言をきっかけに朝鮮人虐殺に関心を持ち、以来、絶版書を探し出すなどして当時の記録を丹念に調査。特に虐殺の現場を目撃した小学生たちの作文は痛ましく、教育の怖さを思い知らせる。戦前の「教育勅語」にもとづく教育の結果、大虐殺を目の当たりにしても何も疑問にも思わない子供を育て上げられるのだとわかる。
実際に震災直後、朝鮮人虐殺が行われた現場を取材するなどして、生々しい震災当時の記憶を掘り起こしながら、同時に現代の安倍政権下で渦巻くレイシズムと歴史の書き換えの先に、大正時代の虐殺に至る道が通じているだろうと感じさせる。

安川寿之輔
名古屋大学名誉教授。不戦兵士・市民の会副代表理事。
『福沢諭吉のアジア認識』『福沢諭吉と丸山眞男』『福沢諭吉の教育論と女性論』など、福沢諭吉の知られざる言説について、数多くの研究書を発表。福沢は明治期最大の啓蒙思想家として当時、多くの人々に絶大な影響を与え、また今日においてもなお影響を与え続けていると言って過言ではない。
福沢は、今日の新自由主義者や復古主義者にとって「古き良き輝ける栄光の明治」を体現する、唯一無二の明治の時代精神の象徴である。
安倍総理が国会の演説で、福沢諭吉をとりあげて今日も学ぶべきとしたのは、決して偶然のことではない。
しかし、今に伝わる福沢諭吉像は過剰に「美化」されたものであり、実際の福沢は、大日本帝国による朝鮮・中国に対する侵略戦争を肯定するイデオローグであり、元祖ネトウヨであったと、安川教授は暴き出す。明治維新とはヘイトのクーデターだったのかもしれない。となれば、平成のヘイトの根治には明治まで遡り、その根を掘り起こさなくてはならないだろう。

(4)軍事的植民地化に抵抗する沖縄と集団的自衛権で対米従属を深める日本
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柳澤協二
元防衛官僚。元内閣官房副長官補。NPO法人国際地政学研究所理事長。
小泉政権、第一次安倍政権、福田政権、麻生政権の4代にわたり、防衛官僚として首相官邸で内閣官房副長官補を務めた安全保障の専門家。在任期間5年余というのは、歴代最長の記録である。
解釈改憲による集団的自衛権の行使容認など、安倍政権の外交・安全保障政策に対して、「国防のプロ」としての見地から厳しい批判を加えている。
今年初めには、理事を務める「新外交イニシアティブ」が、市長選を控えた沖縄県名護市で、米軍普天間基地の辺野古移設の問題についてのシンポジウムを開催。IWJもこれを中継した。柳澤氏は、米軍や中国の現状を的確に分析したうえで、「沖縄の米軍は中国に対する抑止力とはなり得ない」と冷静に指摘している。

伊波洋一
普天間基地の辺野古移設で揺れる宜野湾市の市長を2期務める。
宜野湾市長としては普天間基地問題解決のため、3度の訪米要請行動、国会の安全保障委員会や外務委員会に招かれ訴える。2010年11月27日、沖縄県知事選に出馬し惜敗、現在は講演活動で全国を回るなど、多忙な日々を送っている。
基地問題で揺れる沖縄県の現状だけでなく、米国務省や米連邦議会の考えや方針を的確に分析し、現実的な視点から南西諸島をめぐる米国の安全保障戦略を明らかにしている。
極東有事の際にはいったん米軍は撤退し、「日本全域をバトルゾーン(戦場)にしたうえで」応戦するという、衝撃的な米国の戦略「統合エアシーバトル構想」について積極的に取り上げ、警鐘を鳴らしている。

島袋純
琉球大学教授。沖縄の自治を再生するために、市民が権力の主体としての覚醒していく機会と方法を考え、市民や行政職員、研究者との水平的な協働で沖縄に見合った自治基本条例を試案する研究会として、2002年に沖縄自治研究会を発足。
沖縄の主権は、沖縄の人々に属するという考えのもとに、沖縄の「自己決定権」の議論に真正面から取り組む。世界中で起きている少数派の自己決定権の確立の過程と実現している自治のあり方を研究し、特に90年代のスコットランドの自治政府の確立と近年の独立をめぐる住民投票の背景や歴史から、沖縄における独立を含めた自己決定のあり方を考える。スコットランドの事例に学び自己決定権を自ら持つと宣言する「権利章典」が最も重要な出発点と捉え、その実現のために沖縄「建白書」を実現し未来を拓く島ぐるみ会議を発起し、事務局として活動する。同会議は、今年11月に行われた沖縄県知事選において、「保革共闘」の「オール沖縄」を実現させる基盤となった。

(5)パレスチナ、ウクライナ、イスラム国~世界における「文明の衝突」の虚実
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板垣雄三
日本のイスラム学の泰斗であり、東京大学名誉教授。
現代エジプトについて研究した後、1970年代にはパレスチナ問題に研究対象を移し、さらに1980年代以降は「イスラームの都市性」などの重点領域研究を切り拓いた。湾岸戦争から9.11テロ、イラク戦争に際しては、米国の中東政策などに関して積極的な発言を行う。
イスラム化、日本-アラブ関係などの国際共同研究を組織。ユダヤ問題も含め、中東からヨーロッパ、さらには東南アジア、米国におけるイスラムを取り巻く現状を横断的に分析する。
昨今のウクライナ問題とイスラエル問題について、現在の国際情勢を俯瞰的に眺めた場合、この2つを切り離して考えることはできないと指摘している。

上村静
尚絅学院(しょうけいがくいん)大学准教授。ユダヤ学、聖書学、宗教学を研究。『宗教の倒錯』『キリスト教の自己批判~明日の福音のために』著者。
聖書の記述を科学的・実証的に検討する「聖書学」の見地から、「神話」のベールを取り去った古代イスラエルの真の姿や、「メシア(救世主)」としてではなく、イスラエル北部のナザレで普通に生まれた「史的イエス」の実像を明らかにする。
ユダヤ教徒とキリスト教の関係や、黙示録やシオニズムのルーツ、長い歴史の中でキリストの「神話」がいかにして生まれてきたのか。上村氏は過去の歴史史料を読み解き、そして、その歴史がいかに現在の国際情勢に脈々と受け継がれ、影響を及ぼしているかを解説する。

孫崎享
外交官として、「諜報」の第一線であるイギリス陸軍学校、ロンドン大学、モスクワ大学での研修で「インテリジェンス」を学び、在ソビエト連邦大使館を経て、外務省の情報調査局(のちの国際情報局)の設立に尽力。情報調査局発足後は同局分析課の課長となる。
1986年に在イラク大使館の参事官、1989年に在カナダ大使館の公使に就任。その後もウズベキスタン駐箚特命全権大使、イラン駐箚特命全権大使など要職を歴任。また日本における「インテリジェンス」のエキスパートとして外務省国際情報局局長も務める。
世界各国の諜報・外交の最前線で培った情報収集・分析の経験を用い、主に米国の世界戦略を中心に、複雑に混じり合う国際情勢を紐解く。安倍政権が愛国主義の見かけとは違い、いかに国益を損なう対米従属の政権であるか、鋭く批判するとともに、米国のネオコンの危険な戦略に日本が引きずり込まれてゆく危うさに警鐘を鳴らす。
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西尾先生は北海道から、岩月先生と安川先生は名古屋から、能川先生は大阪から、上村先生は仙台から、そして伊波先生と島袋先生は沖縄からお招きします。全国各地から、これだけの有識者の先生方の予定を組みあわせてお招きするのは容易なことではなく、同じ顔あわせは今後二度と実現できないのではないか、と思うブロックもあります。まさに一期一会。日本の民主主義と国民主権の危機に真っ向から立ち向かう真剣勝負のシンポジウムとなります。

今回はUSTREAM側によるサービスの停止により、ペイパービュー(PPV)による中継・配信もありません。ぜひとも、当日会場にお運びいただき、史上空前の規模で行う歴史的な討論の模様を、お聴きのがしないようにお願いいたします。

また、この「饗宴IV」へのご協賛もぜひともご検討いただきたく、ご案内申し上げます。

「饗宴」のリーフレットには”協賛”という形で広告枠を設けており、リーフレットに加えてWEBの饗宴告知ページでご協賛の企業様、または個人や団体でのお名前の協賛広告を掲載する予定です。

協賛金は、一口30,000円より承っております。詳細、お申込みは下記Webサイトをご覧ください。
http://iwj.co.jp/feature/symposion5/sponsored

ご寄付・カンパによるご支援もこの機会にご検討いただけましたら幸いです。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

特定スポンサーの後援など一切なく、一般市民の皆様のご支援のみでIWJはこれまで運営してまいりました。この「饗宴IV」の成否も、同様に皆様のご支援のみが頼みの綱となります。独立メディアとして、権力におもねることなく、ジャーナリズムの本道を貫くべく、精いっぱい頑張りますので、どうぞ応援くださいますようお願い申し上げます。

なお、会員の皆様には、優先してご連絡を申し上げておりますが、満席となりました際には、恐れ入りますが、お申込受付を終了させていただく場合がございます。
どうぞご参加のお申込みはお早目にお願いいたします。

☆☆☆会費お手続きのお知らせです☆☆☆

このご案内のメールを会員・サポーターの方々と名刺交換させていただいていた方々などにお送りしておりますが、会員様の中に、先月と今月の会費お手続きがまだおすみでない方がいらっしゃいます。
ご多忙の折、恐縮ですが、お忘れの場合は、このメールをご覧になりましたら、ぜひ、思い出していただき、お納めくださいますよう、よろしくお願いいたします。
下記のメールアドレスにご連絡いただけましたら、私どもより、会費お手続きのご案内メールをお送りさせていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
→ shop@iwj.co.jp

今後ともIWJをよろしくお願いいたします。

※今後このようなご案内の配信解除をご希望の方は、お手数ですが、その旨を記載の上、題名を変えずに、こちらのメールに返信してください。なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、その後数回届く場合がありますが、ご了承ください。

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IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身 拝

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