2014年10月24日（金）14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。九州電力が、川内原子力発電所2号炉に関する工事認可申請の補正申請を行ったことが報告された。

• 会見者　米谷仁氏（原子力規制庁長官官房総務課長）

• 日時 2014年10月24日（金）　14：00〜
• 場所 原子力規制庁（東京都港区）

規制委員会会合

• 平成26年度第34回規制委員会会合
  • 日時：10月29日（水）10：30～ 12：00
  • 場所：原子力規制委員会庁舎 会議室A
  • 議題は追って連絡
• 平成26年度第35回規制委員会臨時会合
  • 日時：10月29日（水）17：30～ 19：00
  • 場所：原子力規制委員会庁舎 会議室A
  • 議題：安全向上に関する取組についての事業者面談

検討チーム会議などの開催予定

• 10月24日(金)13:30 第4回核セキュリティ・個人の信頼性認証に関するWG
  • 担当：田中知委員、【非公開】終了後記者ブリーフィング
• 10月27日(月)13:30 第30回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 担当：田中知委員、対象：再処理施設（日本原燃）
• 10月27日(月)14:00 第11回　東北電力東通・破砕帯調査有識者評価会合
  • 担当：石渡明委員
• 10月28日(火)10:00 第152回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 担当：更田豊志委員、対象:柏崎刈羽原発（東京電力）
• 10月28日(火)14:00 定例ブリーフィング
• 10月29日(水)13:40 第31回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
  • 担当：田中知委員、対象：JAEA、京大
• 10月29日(水)14:30 第153回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
• 10月29日(水)14:30 委員長定例記者会見
• 10月30日(木)10:00 第154回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
• 10月21日(金)14:30 定例ブリーフィング

要人面会

• 日　時：2014年10月24日（金）15:30～15:45
• 面会者：原子力発電関係道県議会議長協議会の来訪
  • 茨城県議会議長　飯塚　秋男（いいつか　あきお）会長
  • 福井県議会議長　田村　康夫（たむら　やすお）副秋長
  • 青森県議会議長　阿部　広悦（あべ　ひろえつ）
  • 石川県議会議長　吉崎　吉規（よしざき　よしのり）
• 対応者：池田　克彦（いけだ　かつひこ）原子力規制庁長官

委員の視察、現地調査

• 日時：10月30日（木）～31日（金）
• 場所：柏崎刈羽原子力発電所6、7号機
• 委員：石渡明委員

九州電力川内原子力発電所2号炉補正申請を行う

　規制庁は、九州電力が、川内原子力発電所2号炉に関する工事認可補正書の申請を10月24日13時30分に提出したことを報告した。

　1号炉の補正書と同様の補正だが、2号炉固有の安全性評価などの数値が異なる。一方、1、2号炉で共有する設備で、1号炉の補正書に書いたものは書いていないという。1号炉の補正書は約2万ページ、2号炉は約1万8千ページだ。

　1号炉の補正書は10月8日に提出されたばかりで、審査はまだ進んでいない。今後の審査で、さらに補正が必要になれば、1、2号炉両方について提出することになる。九州電力広報担当者は、「工事変更認可を一通り提出できた。やっとここまでこれた」と感想を述べた。

柏崎刈羽原子力発電所の現地調査は、審査会合の一貫

　10月30日、31日の2日間にわたって、石渡明委員が東京電力柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の現地調査を行う。審査会合で出された論点に関する事業者調査結果を、委員が現地で確認したいというため、現地調査を行うという。

破砕帯調査が途中のままのプラントの状況について

　東北電力東通原子力発電所と、北陸電力敦賀原子力発電所の敷地内破砕帯調査は、まだ途中経過の状態になっている。暫く評価会合等が開かれていないことから、状況を尋ねる質問が相次いだ。

　東通原子力発電所は、昨年2013年5月に破砕帯の評価書案を出した状態。その後、論点を一つずつ詰めて整理し、残っているものを事業者から聴取している段階だという。

　一方、敦賀原子力発電所は本年2014年9月から破砕帯評価会合が開かれておらず、事業者面談も行っていない。今後の会合開催予定もまだ決まっていないということだ。