生活の党・小沢代表が都知事選で細川護熙氏支持を表明 「原発について考え方が一致」 2014.1.21

記事公開日:2014.1.21取材地: 動画
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(IWJ・石川優)

 「原発を継続するかどうかというのは人類史的なテーマ」─。

 生活の党・小沢一郎代表は1月21日、定例の記者会見で、2月9日投開票の東京都知事選で、元首相の細川護熙氏を支持することを正式に表明した。

■全編動画

  • 日時 2014年1月21日(火)
  • 場所 生活の党本部(東京都千代田区)

支持理由は「脱原発政策」の一点

 細川氏を推す理由について小沢代表は、「原発についての考え方。大袈裟に言うと、原発を継続するかどうかというのは、人類史的な問題だと思う。非常に大きなテーマ。その点についてのものの考え方が一致している」と述べ、小沢代表自身の支援者などに呼びかける考えを示した。

 また細川氏について「性格的なことについては、20年前に細川内閣を作った一人ですので、よく知っている。自民党に対比して私達の考え方と非常に近い。舛添さんも自民党ではありませんけど、自民党に挨拶に行き、自民党の事実上の候補ですから。その意味では明確な違いがあると思います」とし、細川氏支援に至った動機を明かした。

小泉元首相の細川氏支援と都知事選

 一方で、小泉純一郎元総理が細川氏を強力に支援している。記者から「小泉改革について批判的に話をされてきたが?」と問われた小沢代表は、「新自由主義的な考え方、強者の論理、弱肉強食の経済政策に私は賛成しておりません。弱肉強食を是認すれば政治は入りません。経済政策のやり方として、賛成できませんけども、原発がひどくなったらどうしようもない」と説明し、あくまで「脱原発」を最重要項目にして細川氏を支援していく姿勢を示した。

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