過信と自惚れ、その場しのぎの対応、日本の原子力行政を批判 ~外国特派員協会主催 村上達也東海村長 記者会見 2013.9.5

記事公開日:2013.9.5取材地: テキスト動画
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(IWJ・石川優)

 2013年9月5日(木)、東京・有楽町にある日本外国特派員協会で、村上達也東海村長記者会見が行われた。冒頭、村上村長から、原発立地市町村の中で唯一、脱原発を訴えてきましたと挨拶。脱原発を決意した経緯を中心に語った。

 3.11時の東海第2原発と福島第一原発の状況が影響し、東海第2原発に至っては、防潮堤に迫る津波が押し寄せたことを挙げた。この時、津波の高さは5.4メートル。防潮堤は6.1メートルと、防潮堤を乗り越える程の津波であった。この防潮堤は、2009年秋に4.9メートルから増強し、完成が震災前の3月9日だった。村上村長は、「この事実を知った時、ゾッとした。全電源喪失をして、メルトダウンしたかもしれない」と当時の心境を語った。

 村上村長は、スリーマイル、チェルノブイリ原発事故が起きた時、日本では起きないといった事を耳にしたと経験談を語り、過信と自惚れ、科学精神の欠如があったと日本の原子力政策を批判した。こうした原発事故を経験してもエネルギー政策の転換ができないことは残念であり、「日本は原発を保有する資格がないと思う」と見解を示した。

 世界的なエネルギー政策の情勢を巡って、「ドイツの勝ち。フランスの負け」と表現し、ドイツのエネルギー政策を評価した。

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