タグ: 記者会見
東京電力 統合記者会見 16:45 2011.5.19
2011年05月19日(木)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:45~、2:21′)が行われた。
保安院は、3号機燃料プールで再臨界が発生していない根拠として、ホウ素を適度に入れていること、仮に起きていたらモニタリング数値に大きな変化が出るが、現在出ていないことを上げた。また、一度、核種分析結果で塩素38が検出されたと発表したが、データのミスであり、人為的に消したものではないと説明した。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.19
2011年05月19日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:14′)が行われた。
3月11日の当日津波襲来箇所の写真が見つかり公開した。
昨日の2号機の原子炉内での確認作業と線量の状況は、建屋内部湿気が多かったので、15分以上の作業は困難と判断、床の部分にたまり水があるが、線量は測定出来ていない。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.18
2011年05月18日(水)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:18′)が行われた。
高濃度汚染水漏れに関する健康への評価は、評価のまとめ中に3号機からの汚染水漏出があり、それを含めて評価するためまだでていない。5,6号のサブドレンから海へ排出したことは、タービン建屋に地下水侵入により、冷却機能に損害を与える事を防ぐための緊急措置としてやむを得ず海に放出することになったためだと説明した。
また、最前線の吉田所長らの会見をセットして欲しいという記者からの要望に対し、東電は、是非がんばりを伝えるという観点からもお預かりして検討したいと回答した。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.18
2011年05月18日(水)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:11′)が行われた。
今朝09:24から、2号原子炉建屋内に作業者4名が入域し、現場確認、1階の線量調査を行っていると発表。ロボットで一回入ったが湯気等の充満でよく見えなかった。今回人がに入域で見える範囲で確認する。結果は今日の夕方か、時間がかかれば明日の午前になると説明した。
東京電力 記者会見 17:30 2011.5.17
2011年05月17日(火)、東京電力本社で、記者会見(17:30~、4:36′)が行われた。
先ず、武藤副社長会見が、4月17日に発表した終息に向けた道筋の1ヶ月めの進捗について説明した。基本考え方に変更はなく、二つのステップ、ステップ1を7月、2を3~6ヶ月の目標時期は変更ない。余震対策と環境改善、地下水、津波補強他職場環境の課題を追加した。1号機原子炉建屋で冷却水漏洩を確認し、2号機も同様に格納容器からの漏洩を確認した。3号機でも同様の可能性があるため、炉の冠水作業に先んじて循環注水冷却を行うように調整していると説明した。
次いで、プラント状況について、ロードマップの対策別取り組み状況一覧、課題別取り組み状況の進捗写真集を公表、配布した。炉の冷却は順調に進んでいるが、水の漏出があるので最小限の水量で冷却、滞留水を処理し、再利用する循環冷却も行う。現時点で一部変更はあるがステップ1について予定どおりに進んでいると述べた。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.17
2011年05月17日(火)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:57′)が行われた。
大部分の炉心燃料は圧力容器の底部に堆積しており、核分裂物質から残留熱が出ているが、ウランは集合しただけでは臨界にはならないため、再臨界の可能性は無いだろうという認識を示した。
1号機はほとんどの炉心燃料が溶融し圧力容器底部に溜まっていると考えている。当時の燃料ペレットは2800℃に達し、制御棒の素材であるステンレスとボロンカーバイドの融点それより低いので、一緒に溶けているはず。2,3号機も、燃料ペレット溶融あるなら合わせて溶けている可能性がある。中性子吸収するホウ素混ざり合っているなら中性子吸収材としての機能ははたしており再臨界を抑えている。ただし、外に出ている水の中にボロンが出ているかは確認出来ていない。
東京電力 記者会見 20:00 2011.5.16
2011年05月16日(月)、東京電力本社で、記者会見(20:00~、2:58′)が行われた。
プラントパラメータについて、Webに掲載していたが誤記等があり全面的に見直しを訂正を行い、見直したデータを公表した。データ量が膨大なため、Webには掲載せず情報公開コーナーに配置する。4/25に保安院から報告徴収として指示文書を受け取っており、それに対する回答となる。
吉井英勝衆議院議員記者会見 2011.5.16
※動画のご視聴は会員限定となります。
2011年5月16日(月)、自由報道協会主催で日本共産党・吉井英勝衆議院議員の記者会見が行なわれた。
吉井議員は2005年の段階から「原子力発電所の電源が地震と津波で破壊され、冷却システムが機能停止する危険」を指摘してきた。会見では福島原発の事故を「人災」と断じ、「想定外の災害」とする菅直人総理や東電の社長の対応を批判した。
田中康夫新党日本代表記者会見 2011.5.16
※動画のご視聴は会員限定となります。
2011年5月16日(月)、原宿のニコニコ動画本社において行われた、自由報道協会の主催で田中康夫新党日本代表の記者会見の模様。
田中代表は主に、東日本大震災からの復興、およびそれに伴う原発事故対策、エネルギー政策について、現状認識と、今後党として取るべき施策を述べた。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.16
2011年05月16日(月)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:43′)が行われた。
原子力安全委員の斑目委員長が、3月汚染水発見時に燃料は溶融しており、保安院や政府とも認識共有していると発言したことについて、細野大臣はメルトダウンの定義が一致しておらず、機関により考え方が違っていたと発言した。
1号機は長い時間水に浸かっていないので燃料ペレット、炉心が損傷、溶融したという認識はあった。しかし、どの程度の損傷かを各機関が考えており、安全委員会の定義ではそれがメルトダウンとされた。意見の相違であった、と述べた。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.16
2011年05月16日(月)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:09′)が行われた。
東電は、2,3号機のタービン建屋帯留水移送計画図を配布し説明をした。また記者から、「記者会見発表やプレスでも1号機の非常用覆水機は動いてるとの事だったのに、事実に反してた?矛盾していますが。電気がなくても動くと言われていたのに?」との質問に、「解析は仮定。運転員等に聞き取り調査中。まとめたい。当時の内容が正しかったか。間違ってたかの検証はできてない。運転員がどう行ってたかは調べる必要があると思っている。」と答えた。
また、「データをみれば、原子炉の水位変化や圧力変化がわかるので、津波で電源がなくなる約40分程度のデータで、原子炉冷却事故が起こってたか、おこってないかがわかると思う。地震の揺れそのもので、ダメージがあったと、わかると思う。」とも説明をした。
東京電力 記者会見 18:30 2011.5.15
2011年05月15日(日)、東京電力本社で、記者会見(18:30~、2:24′)が行われた。
東電の松本氏は、「ヒドラジンの注入は2,3,4号機にし、3号機にはホウ酸も注入した。また、水素爆発が起きるかどうかは水素発生は予想してたが爆発するとは確かに考えてはいなかった。衝撃だった。早いとか遅いではなく。尚、1号機はシビアアクシデントを解析するプログラムは利用したが、事故の当日は使っていない。解析に時間がかかる。スピーディの様に予測として使っていない。解析は東電と日立GEがもっているプログラムに数字をあてはめて出したもの。」と説明。
又、木野氏は「放射線防護を全くできない服で作業をやってて亡くなる人が出て、亡くなっても「間違ったことはしてない。」と、松本さんはお悔やみも言わないと言っていたが、そうじゃない。やってる事が間違ってる。認識が修正されないと又同じ事が起こらないとは限らない。ひどい。ある意味、そういう認識なんだな、と。言葉で事故をどう考えているかわかったが、あれはないと思う。」と松本氏に対して語った。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.15
2011年05月15日(日)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:05′)が行われた。
東電は、「3号機にホウ酸水を入れる予定。臨界になっている訳ではないが、中性子を吸収するものが少なくなっているから、あくまで念のため。180キロを水に溶かし注入したい。また、浄化はゼオライトや水処理施設で水の浄化ができる。中性子はすぐ飛んでいってしまうので、水の中にはたまっていない。」と説明。また、「昨日、現場で具合が悪くなった方の原因は検視の結果を頂いていないので、まだ原因は不明。年齢、出身地、名前は個人情報。プライバシーの問題がある為、公表しない。」とも説明。なお、作業員の人数が足りなくなった時は?との記者の質問に東電は、「自衛隊に頼むかもしれない。対応ができなくなった場合は、政府にご支援をお願いする事もあるかもしれない。」と会見した。
東京電力 記者会見 18:00 2011.5.14
2011年05月14日(土)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、1:43′)が行われた。
東電は、「F1で機材搬送をしていた協力企業員がお亡くなりになりました。検視結果がまとまり次第報告をさせて頂きます。原発作業歴は不明。他の原発経験はあるらしい。直接の雇用契約ではなく、昨日から初めてふくいちで働いてた。昨日は3時間。朝の6時50分頃意識がなくなった。なお、塩アメ・冷たい飲み物など暑さ対策や、体調管理をしっかりしていくと共に元請さんに、こういった体調管理などについて周知していきたい。」と説明した。また、「1号機原子炉建屋に入った人の線量等。1階にはいった人=パックポットを使って調査。線量測定してた。東電社員3名、協力企業6名、合計9名。線量最大=3.4msv地下階に入った人=社員2名 線量最大3msv たまり水の線量と水量はまだ不明。現時点では、冠水作業に対する大きな遅れにはならないと思う。1号機原子炉建屋内をロボットで測った所、2000msvの場所があった。緑の数字のエリアには直接作業する予定がない。しかし電源装置が一部あるので、それを活かす為に近づくことがあるかもしれないが、電源については他の選択肢もある。」と、会見をした。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.14
2011年05月14日(土)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:01′)が行われた。
協力企業の60歳男性作業員の死亡が確認された。死因は不明。
また、福島第一発電所のRHR代替冷却装置(空冷チラー)搬入作業をしたので、その状況報告。
緊急時対応訓練の実施状況も報告。1.電源車の設置による電源確保訓練、2.格納容器の減圧操作訓練、3.原子炉・使用済み燃料プールへの注水訓練、4、原子炉・使用済燃料プールの除熱訓練。
また、放射線管理教育はJビレッジで行っており、Jビレッジの医者の人数は2名だと思う、との事だった。
東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.13
2011年05月13日(金)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、3:00′)が行われた。
東京電力 記者会見 11:30 2011.5.13
2011年05月13日(金)、東京電力本社で、記者会見(11:30~、1:34′)が行われた。
(電力供給・節電)。夏の供給力について(藤本副社長)、取り組みについて(藤原副社長)、計画停電について(島田営業部長 )を説明。「このたびは計画停電によりご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。尚、節電の為のコンサルトや情報提供、設備点検等、積極的に進めていきたい。節電のご協力をTV、ラジオ、チラシ、HP、ツイッター、リーフレットで呼びかけてまいります。 計画停電は実施継続させて頂きます。計画停電を実施する場合は1グループ1日に1回で、1回の停電時間は2時間程度。日替わりで停電制継続。医療機関は人命に関わりますので考慮し影響を緩和します。また、被災地域と東京23区も計画停電は対象外とさせていただきます。」と、説明した。
東京電力 記者会見 10:30 2011.5.13
2011年05月13日(金)、東京電力本社で、記者会見(10:30~、0:40′)が行われた。
東電は「1号機は、循環型冷却装置の据え付けの運用をめざしています。ですが周辺の線量が高い所もあるので、環境の改善に手間と時間はかかるかもしれない。また、3号機はロボットを使っています。環境線量測定目的で導入したものと、瓦礫撤去の為のロボットで、昨日の建屋内の1階の線量測定については、バックポットを2台使いました。」と説明。また、「1号機は水が漏れたが水はどこにいってしまったのか調べています。トレンチ経由して、他の建屋に移動してる可能性もあるが、水がどこから漏れているかは調べている段階。それから津波で電源が無くなるまでのデータを確認中ですので、近々公表します。」と説明もした。
東京電力 記者会見 18:30 2011.5.12
2011年05月12日(木)、東京電力本社で、記者会見(18:30~、2:02′)が行われた。
原子炉圧力容器の模型、正確には類似系の模型だが、それを使って下部への損傷燃料の移動の説明をした。「1号機、メルトダウンについては原子炉の形状を維持せず崩れ落ちてるとしたら、それで結構でございます。ただ溶けた燃料が圧力容器をつきぬけてチャイナシンドロームのイメージだとすると、それは今の段階では少し違うと思っています。チャイナシンドロームの起きる可能性は圧力容器の温度が100~120℃で、圧力容器の圧力も落ち着いて下がってる。新たな熱源、リスクは低いと思います。」とも説明した。また3号機の高い線量については、「放射性物質のついた高線量のついたガラか、放射能の濃い配管の中の水が原因かもしれない。」と説明。尚、広告費の240億円あまりについては、今後コストカットの対象にもなるとの事だった。
東京電力 記者会見 11:00 2011.5.12
2011年05月12日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:38′)が行われた。
燃料が損傷していることを認める発言をした。
水位計の校正を行った結果、当初の想定よりも水位が低く、燃料集合体は全部水面上に出ているのではと考えられ、外側の水位も圧力容器の底部より下と解釈。水は格納容器から建屋に抜けているのではと思うが、実際の水の行き先は不明。
燃料集合体については水位状態からすると元の位置にはないが、崩れ方は不明。全体で行っているのか、形状ごとのズレか、も。カムスデータでの55%損傷評価だが、格納容器での線量から。実際上の損傷形状は不明。