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与党単独でのACTA衆議院本会議強行採決の暴挙に対する抗議行動(於 秋葉原) 2012.9.9
2012年9月9日(日)、東京・秋葉原ラジオ会館前で行われた「与党単独でのACTA衆議院本会議強行採決の暴挙に対する抗議行動」の模様。主催はACTA及びTPPに反対する有志一同。ACTAとは Anti-Counterfeiting Trade Agreement、「偽造品の取引の防止に関する協定」のことであり、衆議院本会議が6日午後に開かれ、賛成多数で承認した。すでに参議院で先に可決していたため、日本がACTAを批准することが正式に決まった。
衆議院におけるACTAの審議は、国会運営が混乱する中で野党欠席のままで進められ、そのまま承認されるという、国際協定の締結としては異例とも言える展開となった。ネットを楽しむ人が多い秋葉原という場所柄、「アニメ、ゲームなどが日本で楽しめなくなる可能性が高い」などと危機感を促し、丁寧にその理由、協定の内容を説明した。
夏終わったぜ!原発止めろデモ(於 京都) 2012.9.9
2012年9月9日(日)、京都市で行われた「夏終わったぜ!原発止めろデモ」の模様。呼びかけ人の「原発ゼロアクション in KYOTO」は、学生有志が主催する団体で、昨年6月11日にデモを行って以降、定期的に声をあげている。
「政府は電気が足りないからと言って大飯原発を再稼働させたが、夏が終わってみると原発がなくても電気は足りていたことが明らかになった。原発再稼働はおかしい」と訴え、約20名が参加。円山公園ラジオ塔前に集合し、市中をパレード、最後は京都市役所前で解散。デモ終了後は鴨川でビールやジュースで乾杯し、原発について語り合う交流会も開かれた。
パパママぼくの脱原発ウォーク in 武蔵野・三鷹第3弾 2012.9.9
2012年9月9日(日)、武蔵野市・三鷹市で行われた「パパママぼくの脱原発ウォーク in 武蔵野・三鷹第3弾」の模様。主催は「放射能から子どもを守りたいパパ・ママの会」。
パレードは井の頭公園西園を出発し、吉祥寺駅方向→井の頭通りへ左折→中央通り交差点(ホテル・リッチモンド)左折→三鷹通り→東電武蔵野支社前→武蔵野警察前、最後は三谷公園でゴールという、約1時間・2.6Kmのコースだった。主に「内部被ばくに繋がる現在の安全基準を見直し、食の安全」「子ども達が安心して暮らせる環境」「現在日本にある54基の原発すべての廃炉と、新しい自然エネルギーへの速やかな転換」の3つを求め、約600人が参加、ドラム隊も加わり、華やかなパレードとなった。
9.9沖縄県民大会と同時アクション『国会包囲』 〜オスプレイ配備を中止に追い込もう!〜 2012.9.9
2012年9月9日(日)、国会議事堂前で行われた「9.9沖縄県民大会と同時アクション『国会包囲』 〜オスプレイ配備を中止に追い込もう!〜」の模様。同日11時から沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で開かれる、オスプレイ配備反対の沖縄県民大会にタイミングをあわせて行われたもの。
主催した”9.9沖縄県民大会と同時アクション”は、「安全という米軍の通知を知らせるだけの政府なら、この国のどこに民主主義があるのか?オスプレイの配備は日本に暮らす人間の命と安全の問題であると同時に、この国の主権在民が問われている。」と訴える。一般市民に交じってスピーチをした、日本共産党の田村智子議員は「モロッコで起きた事故の調査では、オスプレイは人為的なミスが避けられない、ということがはっきり分かった。一度たりとも日本で翼を広げることは許されない」と熱弁した。
とめよう!なくそう!原発~9・8道民集会 2012.9.8
2012年9月8日(土)、札幌市で行われた「とめよう!なくそう!原発~9・8道民集会」の模様。大通公園に集合し、13時から13時半までは集会、その後13時半から15時まで、パレードで市内を練り歩いた。炎天下の下、約800人が参加。スピーチでは、福島からの避難者が「皆さん忘れないでください。福島は終わっていないのです。『不安』という言葉さえ福島では禁句になるような不安の中で生活している人々がまだいるのです」と訴えた。主催は、原発問題全道連絡会および「軍事費削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動北海道実行委員会。
野菜&魚にも一言いわせて!さよなら原発デモ!! 9.8 『いのちの海を埋め立てないで〜上関・祝島 自然とともに生きる未来へ~パレード』 2012.9.8
2012年9月8日(土)、日比谷公園中幸門で行われた「野菜&魚にも一言いわせて!さよなら原発デモ!!9.8『いのちの海を埋め立てないで〜上関・祝島 自然とともに生きる未来へ〜パレード』」の模様。
山口県上関町田ノ浦が上関原発の予定地となって30年、現在建設計画は、田ノ浦の対岸に暮らす祝島の人たちの息の長い反対によって中断されているが、中国電力は6月27日の株主総会で、計画の推進を改めて表明している。これに反対する市民約500人が日比谷公園に集合した。パレードは中幸門を出発、東京電力本社前、外堀通り、数寄屋橋交差点、有楽町マリオン前、水谷橋公園(京橋)と、およそ2キロのコースを歩いた。 主催は「上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)」。
反原発デモ in 大阪 2012.9.8
2012年9月8日(土)、大阪府大阪市、西梅田公園で行われた「反原発デモ in 大阪」の模様。西梅田公園を出発し、関電本店前、土佐堀1、肥後橋、淀屋橋、大阪市役所前、北新地、梅新、桜橋というコースを回り、「再稼働反対」「原発止めろ」などのシュプレヒコールを行った。スピーチは終了後に行われ、全国のデモ撮影で有名な秋山理央氏の姿も見られる。主催はTwitNoNukes大阪。
大飯原発今すぐ停めろ!関電東海支社前抗議アクション 2012.9.7
2012年9月7日(金)、関西電力東海支社前で行われた「大飯原発今すぐ停めろ!関電東海支社前抗議アクション」の模様。名古屋は大飯原発から直線距離にして約120kmしか離れておらず、福島第一原発における汚染地図を参考にしてみても、いざ事故が起きれば危険にさらされる。
主催の「ナゴヤaction!原発ゼロ」(原発サヨナRiotGRRRLZ+脱原発!大ナゴヤ大サウンドデモ+雑多な民)は、”ここ名古屋も地元となりえるという意識を持つことが大事”と訴える。中継市民のレポートによると、警察による警備体制は、官邸前に見られるようなピリピリしたムードはなく、終始和やか。それを反映してか、参加者のシュプレヒコールも、エネルギー感がありながら同時に暖かさが感じられる。
9・7 原子力ムラ人事にノー!野田首相、細野大臣は白紙撤回を!規制庁準備室前ヒューマンチェーン 2012.9.7
2012年9月7日(金)、中央合同庁舎4号館前で行われた「9・7 原子力ムラ人事にノー!野田首相、細野大臣は白紙撤回を!規制庁準備室前ヒューマンチェーン」の模様。
規制庁準備室(正式には、内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室)は、原子力規制委員会人事案の撤回について、具体的な理由を付して要請する市民との会合を、三度にわたってを拒否した。この態度と、人事案そのものを不服とし、福島老朽原発を考える会/国際環境NGO FoE Japan/原発を考える品川の女たち/プルトニウムなんていらないよ!東京/経産省前テントひろば/再稼働反対!全国アクション、といった複数団体の共同主催により、規制庁準備室前で抗議行動が行われた。20時で終了する官邸前抗議の後に参加できるよう、時間は20:15〜21:00に設定され、マイクアピールの後は、庁舎を人間の鎖で取り囲んだ。
規制委員会人事案撤回!/大飯原発破砕帯調査を!「活断層あっても運転可能に」に大抗議! 2012.9.7
2012年9月7日(金)、経済産業省別館前で行われた「規制委員会人事案撤回!/大飯原発破砕帯調査を!「活断層あっても運転可能に」に大抗議!」の模様。主催は、福島老朽原発を考える会/国際環境NGO FoE Japan/原発を考える品川の女たち/プルトニウムなんていらないよ!、といった複数団体の共同によるもの。
原子力規制委員会の人事案について、野田首相は例外規定を使い、国会同意なしで原子力規制委員会の委員長及び委員の任命を進めようとしている、と言われている。FoE Japanの満田氏は、「そもそも国会の同意が必要な人事案を、国会での同意が困難だからといって先送りにし、人事案をごり押しすることは、法律の濫用。国会の存在意義を踏みにじり、民意を完全に無視した対応」と訴えた。
子どもたちを核戦争から守れ!9.7ふくしま集団疎開裁判文科省前&官邸前&財務省上抗議行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、文部科学省前で行われた「子どもたちを核戦争から守れ!9.7ふくしま集団疎開裁判文科省前&官邸前&財務省上抗議行動」の模様。主催は「ふくしま集団疎開裁判の会」。
官邸前抗議よりも1時間早い17時から、文科省前では「かんしょ踊り」が披露された。かんしょ踊りとは、かつて文明化推進の明治中央政府から「野暮で後進的」という理由で撲滅・禁止され、生き延びたたと言われる福島県会津の踊り。それにあやかり、「現在、原発推進の政府から抑圧・迫害されている、福島県の子どもたちの集団避難を求める、市民の抵抗の踊り」として表現されている。
20時からは官邸前抗議を終えた「ドラム隊」が加わったこともあり、文科省前の抗議活動としては異例の人数の多さ、盛り上がりとなった。
首相官邸「裏」からの抗議行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、首相官邸裏(溜池山王側)で行われた「首相官邸『裏』からの抗議行動」の模様。首相官邸前の抗議行動を主催する首都圏反原発連合とは全く異なる、個人の主催によるもの。表(官邸前)に同期しながらも、コールの繰り返しだけでなく、参加者それぞれの思いを官邸に向かって直接訴えることを目的として、7月13日から行われている。当初は警察から官邸前の方に移動を促されることもあったが、毅然と断り続け、参加者も回を重ねるごとに増えている。
9.7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 2012.9.7
2012年9月7日(金)、首相官邸前他で行われた「9.7大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」の模様。
首都圏反原発連合の主催で3月29日に始まったこの抗議活動は、金官デモ(金曜日官邸前デモ)などと呼ばれ、毎回数万人規模が参加。その動きはいまや全国に波及し、同日同時間帯に同期するように、各県で抗議活動が開催されている。当初の中心地点であった首相官邸前が、警察による厳しい交通規制によりスペースが限られてしまったため、現在は国会正門前のエリアと同時に行われている。官邸前はシュプレヒコールによる抗議が中心となるのに対し、国会正門前はマイクを用いたスピーチが、比較的多い傾向にある。
米大使館スタンディング抗議 2012.9.7
2012年9月7日(金)、アメリカ大使館前で行われた「米大使館スタンディング抗議」の模様。「日本はアメリカの属国ではなく、僕ら日本国民には強い意志がある」ことを伝えるため、10名弱の参加者が集まった。マイクを使ったスピーチやシュプレヒコールなどは行われなかったが、TPPやACTAに反対するプラカードや、iPadを電光掲示板のように使ったりという個性的なアピールで、ひたすら立ち続けるという抗議活動だった。
東海第二を廃炉に!第6回原電いばらき抗議アクション 2012.9.7
2012年9月7日(金)、茨城県水戸市笠原町の日本原電茨城総合事務所前で行われた、「第6回 日本原電茨城総合事務所前抗議行動」の模様。主催する『東海第二原発再稼働反対と廃炉を求める有志の会』は、原子力発祥の地いばらきで市民の声をあげようと、2012年7月に結成。全国の抗議行動と連帯しながら、日本原電東海第二原発の再稼働反対と廃炉を求めている。スピーチをした男性の一人は、「官邸前の抗議行動だって、最初は経産省前でこれぐらいの人数から始まって、今じゃ何万人…とはいえ、本当はデモなんかしたくない。みんな交通費や大事な時間を削ってここに来てる。早く原発を無くして欲しい」と訴えた。
9月7日 関西電力本店前抗議 2012.9.7
2012年9月7日(金)、関西電力本店前で行われた「9月7日 反原発抗議!@関電本店前」の模様。東京、霞が関での抗議行動に呼応し、TwitNoNukes大阪の主催により毎週金曜日に開催されている。主に参加者の肉声によるシュプレヒコールを中心とし、メガホンを使ったスピーチは告知等、最小限に抑えるなど、周囲の騒音にも配慮がなされている。初の北(梅田)コースを回ったこの日も、1000人を超える参加者が訪れ、「大飯原発再稼働反対」などを訴えて、通りを練り歩いた。
オキュパイ関電 神戸支店前 2012.9.7
2012年9月7日(金)、兵庫県・関西電力神戸支店 で行われた「オキュパイ関電 神戸支店前」の模様。“原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっと”の主催のもと、東京での官邸前抗議行動に呼応し、毎週金曜日に行なわれている。今回は約200人の参加者が集まり、「この夏、大飯原発の再稼働は必要なかった」「電気は足りてる」などを訴え、終始シュプレヒコールを上げ続けた。
関電京都支店前アピール行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、関西電力京都支店前で行われた「関西電力京都支店前 抗議行動」の模様。こちらは首相官邸前の抗議行動から飛び火したものではなく、主催のバイバイ原発・京都は昨年3月11日の福島第一原発の事故を契機に発足、同年6月26日、9月11日と多くの個人・団体が賛同する大規模なデモ、集会を重ねてきた。そして震災、事故から1年を経た2011年3月10日には、円山音楽堂に6000人を集め、これまでにない多様でユニークなデモを繰り広げてきた。黄色い風船や黄色いうちわなど、他団体とは異なる個性的なアイテムも目立つ。首都圏や大阪・兵庫に比べると、シュプレヒコールも比較的温和。
北海道庁北門前:反原発抗議行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、北海道庁前で行われた「北海道庁北門前:反原発抗議行動」の模様。主催の反原発連合北海道は、「首都圏反原発連合」(Metropolitan Coalition Against Nukes)の首相官邸前抗議行動に呼応する形で、2012年6月に立ち上がったネットワーク(連絡網) 。シュプレヒコールよりも、ひとりひとりのスピーチの方に、多くの時間が割さかれているのが反原連北海道の特徴。参加者のひとりは、「仮に千年前の人間が、『そこに近づいたら死ぬぞ』というようなものを残していたとして、それを私たちは許せますが?今私たちは、同じことをしようとしている」と訴えた。
『北九州ひまわり革命』北九州市役所・正面玄関前集会 2012.9.7
2012年9月7日(金)、福岡県・北九州市役所前で行われた「『北九州ひまわり革命』北九州市役所・正面玄関前集会」の模様。主催の「九州ひまわりプロジェクト」は、瓦礫を受け入れるのではなく、「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を応援することによって、被災地の復興を支援している団体。 また、北九州市ががれき検討会において、市民や市民推薦の識者を廃除したため、自らで検討会を立ち上げようと「市民検討会」を開催している。被災地から避難してきた人から直接お話を伺う「ひなん者お話し会」も、毎週火曜に開催している。『北九州ひまわり革命』とは、毎週金曜日に行われる「本当の被災地支援」を訴える抗議行動のこと。この日は参加者のひとりが福島在住の人のブログを紹介し、まだまだ原発事故は収束していないという現実を、北九州の街行く人々に訴えた。