2012年9月9日(日)、東京・秋葉原ラジオ会館前で行われた「与党単独でのACTA衆議院本会議強行採決の暴挙に対する抗議行動」の模様。主催はACTA及びTPPに反対する有志一同。ACTAとは Anti-Counterfeiting Trade Agreement、「偽造品の取引の防止に関する協定」のことであり、衆議院本会議が6日午後に開かれ、賛成多数で承認した。すでに参議院で先に可決していたため、日本がACTAを批准することが正式に決まった。
衆議院におけるACTAの審議は、国会運営が混乱する中で野党欠席のままで進められ、そのまま承認されるという、国際協定の締結としては異例とも言える展開となった。ネットを楽しむ人が多い秋葉原という場所柄、「アニメ、ゲームなどが日本で楽しめなくなる可能性が高い」などと危機感を促し、丁寧にその理由、協定の内容を説明した。