秘密法、メディア分断響き成立阻止できず ~米倉新聞労連副委員長が安倍政権「巧妙戦略」詳説 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト動画

 2014年2月1日、名古屋の生協生活文化会館ホールで、日本新聞労働組合連合会副委員長で、琉球新報記者の米倉外昭氏をスピーカーに招いた講演会「戦争する国=暗黒社会づくりを止めるには」が開かれた。

 米倉氏は、特定秘密保護法を成立させてしまったことは、新聞ジャーナリズムの敗北であると認め、その敗因を検証する議論をじっくりと展開した。


【IWJブログ・特別寄稿】都知事選の争点〜東京都と国が23区の財布に手を突っ込む時代の都知事に期待すること(前大田区議会議員 奈須りえ) 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト

国が23区の財布に手を突っ込んだ

 国が東京都の財布に手を突っ込んだ。

 住民税の国税化はそう説明されている。 しかし、良く見れば、手を突っ込まれた財布の持ち主は23区。 東京都は国と結託し、被害者顔だ。


【東京都知事選】築地市場移転について各候補者が公開質問状に回答 ~舛添氏・田母神氏「賛成」、宇都宮氏「反対」、細川氏「都知事就任後に検討」 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト

 東京都知事選の争点の一つである築地市場の豊洲への移転について、「守ろう!築地市場パレード実行委員会」が各候補者に公開質問状を送付した。公開質問状と各候補の回答を、以下に転載する。

 主要4候補では田母神氏は全面的に「賛成」。舛添氏が「すでに決定された事項」であり、「現時点では見直すべき新たな要因は発生していない」として、「賛成」の立場。一方宇都宮氏は「土壌汚染問題について解決していない」「移転先(豊洲)の物流効率性が悪い」「豊洲新市場の液状化対策が震度5弱しかない」などの理由から「反対」の立場を示している。

 細川氏は「就任後に皆様のご意見も参考にしながら、検討し、判断」と現時点で賛成か反対かは明確にしなかった。(IWJ・佐々木隼也)


【IWJブログ・特別寄稿】原発問題に隠れた都知事選の争点:国家戦略特区(前大田区議会議員 奈須りえ) 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト

 原発の問題も重要だが、私の都知事選の争点は、「国家戦略特区」と「法人住民税国税化」だ。

 今日は、国家戦略特区について取り上げたい。

 どちらも、舞台は、東京都。都民に大きな影響を及ぼす。


【IWJブログ・特別寄稿】都知事選と原発~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう。(満田夏花 環境NGO 理事) 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト

都知事選でなぜ脱原発?

 安倍首相が何を言おうと、すでに脱原発は都知事選の争点になった。これには有権者の多くが納得している。

 なぜ、都知事選で脱原発なのか? この疑問に、誰もがまず自然に上げるのが、東京都がダントツのエネルギー消費地であるということだ。東京で脱原発を訴え、それが実現できる道筋を示すことはとても大切なことだ。


【東京都知事選】主要4候補ネット討論会(全文文字起こし) 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト動画

【全文文字起こし】

角谷浩一氏「みなさん、こんばんわ。本日、司会を務めます角谷浩一です」

野口かおり氏「こんばんわ。アシスタントの野口かおりです」

角谷「2月の9日に投開票が行われる東京都知事選挙。日本の首都にふさわしい人材は誰なのか?またその人材は一体どんな考えを持って、この選挙に臨んでいるのか。それを今日はたくさんのユーザーのみなさんとともに、考えを伺って投票行動の一環にしてもらいたいと。こういう趣旨でこの討論会を開こうと思っています」


【東京都知事選】候補者が「せんきょキャンプ」イベントに参加 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト動画

 せんきょCAMP東京は1日、宇都宮健児候補、細川護熙候補、家入一真候補、マック赤坂候補ら4人の東京都知事選候補者を招いた選挙フェスティバルを代々木公園で開催し、都民に都知事選への投票を呼びかけた。候補者らがステージに上がると、公園利用者の多くも足を止め、候補者とMCの対談に耳を傾ける姿が見られた。


辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: 動画

 2014年2月1日(土)15時半より、JR大阪駅付近で「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」が行われた。沖縄県名護市辺野古への米軍基地移設に反対して駅南側のバス停付近で毎土曜に行われている街頭宣伝は今回で495回目になるが、最近になって移設反対運動に抗議する排外主義団体と、団体の抗議を受けたJR西日本や大阪府警などの介入を受けるようになっている。

 最近の緊張を見て、今回は、憲法学者の石川裕一郎氏(聖学院大学)と石埼学氏(龍谷大学)も駆けつけ状況を視察した。石崎氏は「JRの所有地だとしても公共性が高く、許可なしに平穏にビラ配りすることに問題はない」「鉄道営業法にいう『鉄道地』でもない」「憲法21条が保証する表現の自由が優先される場所だ」とコメントした。石川氏・石埼氏をはじめ全国の憲法学者34名は、1月31日に表現活動へのJR西日本と大阪府警による妨害の中止を求めた声明を発表している。


学生から「憲法守れ!」のコール ~特定秘密保護法に反対する学生デモ 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: 動画

 特定秘密保護法に反対する学生が集まり、2月1日(土)、同法に対するデモが新宿周辺で行なわれた。

 柏木公園で集会が開かれ、スピーチをした学生は「国民の知る権利と国家安全保障は常にせめぎ合わなければならない。それが民主主義です。今日はその民主主義を体現しましょう」と述べた。


「生活保護基準引き下げは、低所得者を狙った増税だ」 〜どうなるか?生活保護「改革」 講師 稲葉剛氏 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト動画

 「2008年9月のリーマン・ショック以降、相談件数が3倍に。最近2~3年は、直接面談は年間900~1000件ほどに減少したが、うち3割が30代以下だ」──。

 生活困窮者を支援してきた稲葉剛氏は、ワーキングプアの現状を語り、「脱法ハウスとは、いろいろな規制を逃れるために、倉庫や事務所などを改装した狭小アパート。ただし、東京での家賃はひと月5万5000円と、決して安くない。この現象をハウジング・プアと呼ぶ」と述べて、負の連鎖を指摘した。

 2014年2月1日、札幌市の札幌教育文化会館で、自立生活サポートセンター・もやいの稲葉剛氏を講師に迎え、学習会「どうなるか?生活保護『改革』-白石姉妹孤立死から2年─」が行われた。また、 稲葉剛氏と松本伊智朗氏が、対談の形で補足説明をした。低所得者層の実態と、生活保護受給を減らそうとする国の対応に、警鐘を鳴らした。


「六ヶ所再処理工場で出るヨウ素129の半減期は1570万年!」 〜原発事故現場どうなってるの?講師 末田一秀氏 2014.2.1

記事公開日:2014.2.1取材地: テキスト動画

 「福島第一原発の、4号機燃料プールから取り出した使用済み核燃料を保管するため、他の貯蔵プールに以前からあった使用済み燃料の移設作業も並行して行なっている。それらは、乾式キャスクで屋外に仮保管という、今までやったことのない方法で保管する」──。末田一秀氏は、原発事故現場の高リスク作業に懸念を表明した。

 また、「もし、青森の六ヶ所再処理工場が本格稼働したら、原発1年分の放射能を1日で放出する。再処理工場で出るヨウ素129の半減期は1570万年だ」などと、恐ろしい事実を明かしていった。