月別: 2012年9月
関電京都支店前アピール行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、関西電力京都支店前で行われた「関西電力京都支店前 抗議行動」の模様。こちらは首相官邸前の抗議行動から飛び火したものではなく、主催のバイバイ原発・京都は昨年3月11日の福島第一原発の事故を契機に発足、同年6月26日、9月11日と多くの個人・団体が賛同する大規模なデモ、集会を重ねてきた。そして震災、事故から1年を経た2011年3月10日には、円山音楽堂に6000人を集め、これまでにない多様でユニークなデモを繰り広げてきた。黄色い風船や黄色いうちわなど、他団体とは異なる個性的なアイテムも目立つ。首都圏や大阪・兵庫に比べると、シュプレヒコールも比較的温和。
北海道庁北門前:反原発抗議行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、北海道庁前で行われた「北海道庁北門前:反原発抗議行動」の模様。主催の反原発連合北海道は、「首都圏反原発連合」(Metropolitan Coalition Against Nukes)の首相官邸前抗議行動に呼応する形で、2012年6月に立ち上がったネットワーク(連絡網) 。シュプレヒコールよりも、ひとりひとりのスピーチの方に、多くの時間が割さかれているのが反原連北海道の特徴。参加者のひとりは、「仮に千年前の人間が、『そこに近づいたら死ぬぞ』というようなものを残していたとして、それを私たちは許せますが?今私たちは、同じことをしようとしている」と訴えた。
『北九州ひまわり革命』北九州市役所・正面玄関前集会 2012.9.7
2012年9月7日(金)、福岡県・北九州市役所前で行われた「『北九州ひまわり革命』北九州市役所・正面玄関前集会」の模様。主催の「九州ひまわりプロジェクト」は、瓦礫を受け入れるのではなく、「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を応援することによって、被災地の復興を支援している団体。 また、北九州市ががれき検討会において、市民や市民推薦の識者を廃除したため、自らで検討会を立ち上げようと「市民検討会」を開催している。被災地から避難してきた人から直接お話を伺う「ひなん者お話し会」も、毎週火曜に開催している。『北九州ひまわり革命』とは、毎週金曜日に行われる「本当の被災地支援」を訴える抗議行動のこと。この日は参加者のひとりが福島在住の人のブログを紹介し、まだまだ原発事故は収束していないという現実を、北九州の街行く人々に訴えた。
青森駅前金曜日行動 2012.9.7
2012年9月7日(金)、JR青森駅前で行われた「青森駅前金曜日行動」の模様。主催は「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動実行委員会」。首相官邸前の金曜行動の報道に注目いるものの、遠方のために中々行けない、という県民のニーズに応えて、同じ日時に開催されている。青森県は六ヶ所村に核燃料の再処理施設、下北郡東通村には東通原発を有し、同郡大間町では大間原発が建設中を控えている。さらにむつ市には使用済核燃料の中間貯蔵施設が計画されており、反対する市民の危機感も高まっている。脱原発への願いをこめた短冊や署名など、個性的な企画も見られ、この日はギターを用いた替え歌を披露する参加者もいた。
東京都知事、東京二十三区清掃一部事務組合管理者、(財)東京都環境整備公社理事長三者へ以下の「通告書」を、提出に関する緊急記者会見 2012.9.7
2012年9月7日(金)、東京都千代田区の衆議院議員会館で、「東京都知事、東京二十三区清掃一部事務組合管理者、(財)東京都環境整備公社理事長三者へ以下の「通告書」を、提出に関する緊急記者会見」が行われた。
原子力安全・保安院「第23回地震・津波に関する意見聴取会」 2012.9.7
2012年9月7日(金)、港区新橋の田中田村町ビルで、原子力安全・保安院の「第23回地震・津波に関する意見聴取会」が行われた。
関西電力八木誠社長 臨時会見 2012.9.7
2012年9月7日(金)、大阪市北区の関西電力本店で、関西電力 八木誠社長による今夏の節電期間終了に関する臨時会見が行われた。
八木社長は会見で、計画停電の不実施や電力供給不足による広域停電を避けることが出来たのは、利用者の節電協力が大きな要因となったと謝意を表した。一方で、大飯原発(福井県大飯町)の再稼働がなくとも電力需給は成り立ったのではないのかという記者の質問に対して八木社長は、電力の安定供給には再稼働が不可欠であったと説明した。
黒岩祐治神奈川県知事 定例記者会見 2012.9.7
2012年9月7日(金)、神奈川県庁で、黒岩祐治神奈川県知事 定例記者会見が行われた。
みどりの風 記者会見 2012.9.7
2012年9月7日(金)、国会議事堂内・控え室にて行われた、「みどりの風・記者会見」の模様。
「みどり風」の議員4名が揃い、同会派として初めての国会会期末総括が行われた。舟山康江議員は冒頭で「特徴としては法案成立率がとても低かった」と振り返った上で、「野党の非協力というよりは与党の節操の無い国会運営が原因。特例公債法案も原子力規制委員会人事案もACTA条約も、全てきちんとした手続きも無く乱暴なやり方で通し、代表選も茶番でしかない」と批判。
「私達は小さい会派だが、国民目線の当たり前のことがきちんと伝わって行く様に努力する」と今後の姿勢を述べた。また谷岡郁子議員も、「国会の問題点が露になった今国会だった」と指摘。大飯原発再稼働に関してデータを誤摩化され、何度指摘しても押し切られるなどの実態を批判した上で、「これほど言論の自由や民意が奪われた国会は無い。官邸前の民衆を見ていて、私達はそちら側に居たいと思った」と述べた。
岩上安身によるインタビュー 第241回 ゲスト 斎藤やすのり議員 2012.9.6
9月6日、衆議院本会議で、ACTA(偽造品の取引の防止に関する協定)批准の採決が行われ、賛成多数で可決した。本会議後、採決で反対をし、以前からACTAの批准に警鐘を鳴らしてきた斎藤やすのり議員の緊急インタビューを行った。
斉藤議員は、問責決議が可決されている中での強行採決について、「野田総理はブレーキの効かないダンプカーのよう。野党不在の条約批准はこの50年間ないこと」と批判した。
岩上安身によるインタビュー 第240回 ゲスト 首藤信彦議員 2012.9.6
2012年9月6日(木)、衆議院第一議員会館で、首藤信彦議員インタビューが行われた。
岩上安身によるインタビュー 第239回 ゲスト 小林興起議員 2012.9.6
2012年9月6日(木)、衆議院第一議員会館で、小林興起衆議院議員のインタビューが行われた。図らずもこの日、ACTAの本採決が行われる日でもあった。そのため、このインタビューは、採決が行われる本会議に出席された後も、収録させていただいたため、前・後半に分かれている。
アーニー・ガンダーセン東京講演会 岐路に立つ日本――二つの未来 2012.9.5
2012年9月5日(水)、代々木オリンピックセンターで行われた、アーニー・ガンダーセン東京講演会『岐路に立つ日本――二つの未来』の模様。
同日の「ガンダーセン氏記者会見」の後に行われた講演会。ガンダーセン博士は米国の原子力技術者で、1979年のスリーマイル島原子力発電所事故の調査時には専門家として活動。アメリカ・エネルギ−省の廃炉手続きの共著者でもある。氏はスリーマイルの経験を踏まえ、「政府は必ず事故を過小評価し、子供や女性の避難を遅らせてしまう」と指摘。福島事故に関しても「メルトダウンすることは事前にわかっていた」として、「自分の国の政府もかつて事故の被害を隠蔽したが、同じ事が繰り返されてはならない」と警鐘を鳴らした。