衆院選は、「絶望という言葉以外に言葉が見当たらない」!! 植草一秀氏が「『対米隷属』する『極右』と『利権中道』に対する『第3極(共産、れいわ、社民)』はばらばらで、絶滅の危機に瀕している! 絶滅させないために、これをまとめなきゃいけない」と提唱!~1.29 新ちょぼゼミ 再開第19回「日本をダメにした2つの役所:財務省と法務省」(植草一秀氏:たんぽぽ舎) 2026.1.29

記事公開日:2026.2.2取材地: テキスト動画
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(取材、文・浜本信貴)

※26/2/6 テキスト追加

 第51回衆議院議員総選挙戦の真っただ中、2026年1月29日午後6時より、東京都千代田区のたんぽぽ舎にて、経済学者・経済評論家の植草一秀氏を講師に迎え、新ちょぼゼミ 再開第19回「日本をダメにした2つの役所:財務省と法務省」が開催された。

 この植草氏の講演は、講演のタイトルが示す通り、日本をダメにした2つの役所、税収と予算と利権(天下り先)を司る「財務省(ザイム真理教)」と、検察・警察・裁判所の複合体である「法務省(ホウム真理教)」を諸悪の根源として、それらが権力を総動員して、私達国民を欺く手口を、優秀な外科医のオペのような正確な手つきで明るみに出すものである。

 講演の冒頭、植草氏は、1月27日公示・2月8日投開票の衆院選について、以下のように言及した。

植草氏「(前略)1月9日の夜の11時ですけれども、読売のニュースになりますが、『高市首相が、この通常国会の冒頭解散の検討に入った』と、こういうニュースが流れました。(中略)

 高市サイドとしては、観測気球を上げて、一応反応を見た上で、最終決定ということだったようです。

 先ほどもお話がありましたけれども、今、官邸にですね、今井尚哉(いまい・たかや)という人が(内閣官房)参与として入っている。それから、今、内閣広報官に佐伯耕三(さいき・こうぞう)という人、これも経産省からですけれども、この今井・佐伯ラインで、早期解散総選挙を高市にたきつけてきたと言われております。

 この佐伯耕三という人は、安倍(晋三)さんの秘書官もしていたわけです。安倍さんが、コロナの時に、自宅で犬を抱きかかえて、ショート動画を流しましたけれども、非常に悲惨な評判を得たショート動画でありました。これを提案したのが、佐伯耕三と言われております。

 それから、2009年に総選挙がありましたけれども、2008年に、実は、『CHANGE』というフジテレビの政治ドラマが放映されました。木村拓哉主演で、深津絵里なんかが出演した政治ドラマです。

 これは、いわゆる第3極政党を作るための政治ドラマだったと思います。この政治ドラマ、まあ、翌年になって『みんなの党』というのが作られるんですけれども、その後、『維新』とか『国民民主』とか、あるいは最近の『参政党』と、これに連なる、日本における、これはCIAだと思いますけれども、政治工作活動の一環。

 その端緒となったのが、『CHANGE』という、フジテレビ月曜9時の政治ドラマというものです。この政治ドラマの監修に入っているのが、実は福田達夫という自民党の議員であったりですね、それから、この佐伯耕三っていうのも、その監修者の一人に入っているということで、この佐伯耕三というのは、官僚でありながら、政治とも深くかかわってきています」

 植草氏は、次のように話を進めた。

植草氏「今年は、年初から激動ということで、まさかこの時期に選挙をやるのか、という状況でありましたが、1月27日公示、2月8日投開票という日程で、選挙期間にすでに入っている、と。こんな状況です。(中略)

 絶望という言葉以外に、言葉が見当たらないような感じでありますけれども、私、鳩山(友紀夫)さんがやってる『UIチャンネル』という番組がありまして、その番組に昨年出させていただいた時に話をしました」

植草氏「今、日本の政治グループというのは、3つに割れているわけですね。

 『極右』グループと、それから『利権中道』と呼んでますけれども、この『極右』と『利権中道』との共通点は、いずれも『アメリカの支配下にある』と『対米隷属』というところが特徴です。

 それに対して、『対米自立』、まあ、日本の『自主独立』と『共生の経済政策』、こういうことを訴える第3極を、3つの柱の一つにしないと、これはだめだ、と。

 この第3のカテゴリーに入るのは、共産、れいわ、社民ということなんですが、この共産、れいわ、社民が、ばらばらに動いているので、今や絶滅危惧種になりつつあるんですね。

 このままいくと、恐らく絶滅ということになります。ですから、絶滅させないために、これをまとめなきゃいけないということで、『新党きづな』というのをつくって、この3つをつなぎ合わせるようなものをつくる必要があるかな、と。まあ、そんなことも言いました。

 いずれにしても、その部分にしか活路はないんですけれども、そこが今、絶滅危惧種になっておりますし、今回の選挙でも、さらに衰退するということが見えている状況で、では、どうしたらいいかというのが、現局面かと思います」

 登壇した各氏の問題提起、および質疑応答の詳細については、全編動画を御覧いただきたい。

■全編動画 前半

■全編動画 後半

  • 日時 2026年1月29日(木)18:00~21:00(開場17:30)
  • 場所 たんぽぽ舎(東京都千代田区)
  • 詳細

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