2023年10月27日(金)午後5時50分ごろより、東京都八王子市の船森公園において、第441回目の原発反対八王子行動が開催された。
参加者からは、まず初めに、昨年に引き続いて今年も高校の社会科(現代社会)の授業で、世界平和についてのレポート作成のため、12名もの高校生が「八王子 平和・原爆資料館」を訪問してくれた、平和な社会について、若い人たちが本当に真剣に考えてくれるようになったとの喜びの報告があった(8:55~)。
続いて、イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ無差別攻撃に話は及んだ。
「今日私が用意してきたのは、皆さんもやってらっしゃると思うが、世界500以上のNGOが賛同する『即時停戦を求める署名』というのが英語版・アラビア語版、そして日本語版も出ている。全部読んでいると長いので、(一部をご紹介させていただく)。
『今、私たちはガザ地区とイスラエルにおける耐え難い多くの死と被爆・破壊を目の当たりにしています。数千人が殺害され、負傷し、避難し、子どもや高齢者を含む200人近くが人質となっています。
国連によると、ガザ地区では水、食料、燃料、医薬品、さらには遺体袋までもが、イスラエルによる包囲のために不足している状態です。
また、ガザ地区の人々、特に幼い子どもたちが、間もなく深刻な脱水症状で死に追いやられるだろうと警告もしています。街は破壊され、瓦礫の山と化し、安全を求めるガザ地区のパレススナ人は、行き場を失っています。
イスラエル軍による避難命令の後、ガザ北部から南部に移動したパレスチナ人の多くは、ガザ南部に到達した途端に爆撃を受けたとも伝えられています。
このような非人道的な危機を前にして、世界はこれ以上何も行動しないわけにはいきません。この衝突を止めることは世界全体の責任なのです』
というネット署名の呼びかけだが、私も早速呼びかけに応じて署名した。ちょっと長いものなので、これぐらいにさせていただく」
「それからもう一つはこれ。日本の方で皆さんも本当に痛感されられると思うが、『この10年間で国民の負担は明らかに増えています』ということ。
これ週刊フラッシュ2023年10月31日号、これから出るところで、いろんな方、ファイナンシャルプランナーの方が書いてらっしゃる。
厚生年金や介護、雇用保険料率の上昇や消費増税などを考慮すると、年収300万円以下の世代は年間8.7万円、500万世代は11.4万円、700万世代は17.8万円の負担増となっている。この10年間でこれくらい多くなっている。
そして、これプラス物価の上昇が入るので、本当に実質的賃金が下がっている。10年間(の負担増)を確かに実感させられる。
私なんかもこの10年間、自分が正規の職員から、もう今年は年金生活に入ったので、本当にもっと実感してこれプラス住民税とか、それから後期高齢者保険の値上げとか、パーセント値が上がってしまう。
ということで、本当に物価上昇もこの10月からもっとひどくなったが、10年間の国民の負担、そして重税率、年収抜かれの減少というのは、非常に大きな問題として今感じている。
昨日、目白台から新宿まで京王線に乗ったが、この前まで350円とか360円だったのに今400円、この10月から本当に上がっている。びっくりした。本当に今、バス代はもっと上がっている。
そういう意味では本当に今、値上げ/物価上昇と同時に自分たちの生活不安がこれから増してくるなと思いながら、今こういうことにも、私たちは絶対目を向けていかなきゃいけないなと思っている。
でもまあ私たちは一応原発反対なので、今日このことはちょっと集会だけに押さえておいて、ゴールは平和と原発の問題を訴えていきたいと思っている」
- イスラエル/OPT: 前例のない民間人の苦しみを終わらせるために、すべての当事者による即時停戦を緊急に求める(2023.10.26、アムネスティ・インターナショナル)
- 【オンライン署名にご協力ください】イスラエル・パレスチナでの「無差別攻撃の即時停止」と「医療の保護」、「人道性の回復」を(2023.10.24、国旗なき医師団)
- アイキャッチ:#CeasefireNow ガザ地区とイスラエルにおける即時停戦を求めます(2023.10.20、Change.org)より