活動家ウィリアム・リー氏は語る「政治活動にもクリエイティビティを発揮する香港人を知ってほしい!」~12.16 香港議題展『香港人は変幻自在展-友よ、水になれ』展示紹介、関係者インタビュー 2020.12.16

記事公開日:2020.12.17取材地: テキスト動画
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(取材・文:千浦僚)

 2020年12月16日(水)から20日(日)まで、目黒区美術館区民ギャラリーにて『香港人は変幻自在展-友よ、水になれ』が開催されている。

 この展覧会は、現在の香港において民主化運動を行っている人々の、運動の記録とアート的アピールであり、在日香港人活動家グループ「Stand with HK@JPN」らの主催によって行われている。

 会場内では豊富な資料によって、記録と運動史がわかりやすく詳述され、デモの際の装備や路上封鎖の再現、ポップな感覚にあふれた政治風刺・抗議アートなどが展示されている。

 IWJ記者は「Stand with HK@JPN」のメンバーである、ケンさんとウィリアム・リーさんにお話しをうかがった。

 現在21歳、日本で学ぶ学生のケンさんは、「思いがけず立派な政治犯になってしまいました(笑)。もう香港ではこのような展覧会は許されない。そのことを知ってもらいたい。日本から飛行機でわずか4時間でいける国で、非人道的なことが起きている。そして、それは日本にも起こりうることだと考えてほしい」と述べた。

 また、在日香港人活動家グループのスポークスマンとして活躍しているウィリアム・リーさんは、「デモや政治活動にもこのようなクリエイティビティを発揮する、香港人とその文化を知ってほしい。これまで知識や関心がなかった人にこそ、この展覧会に来てほしい」と語った。

 『香港人は変幻自在展-友よ、水になれ』は、目黒駅より徒歩10分、目黒川沿い目黒区美術館区民ギャラリーにて、12月20日(日)まで、連日10時から18時の開催(最終日は14時まで)。

■全編動画

  • 日時 2020年12月16日(火)14:00~
  • 場所 目黒美術館区民ギャラリー(東京都目黒区)
  • 詳細 Stand with HK@JPN 主催者Twitter告知

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