2020年12月11日(金)、午後3時より、東京・千代田区永田町の衆議院第1議員会館にて、同日、先立って午後2時から東京地裁にて行われた「第2回種子法廃止違憲確認訴訟」の報告集会が開催された。
弁護団からの報告に続いて行なわれた質疑応答の中で、「日本の種子を守る会」元農水大臣の山田正彦氏は「種苗法が改正された直後から、果樹の値段が上がっている。かつて一本5000円程度だった種苗が15万円くらいで売買されている。もうすでに、種苗法改正の影響が出始めている。
これまでは『県』の品種だった、つまり、県民の税金で開発したものだったから規制が効いた。しかし、企業がやると、薬などもそうだが、100倍でも200倍でもできる」とし、改正種苗法がもたらす問題の重大さについて説明した。