2020年8月6日(木)午後3時、東京都庁にて、都内の医療従事者、医療介護系労働者らが、小池百合子東京都知事が推進する都立病院・公社病院の独立行政法人化に反対する「都立病院をつぶすな!署名」の第一次分1346筆を提出した。
この都知事宛ての署名は、都庁1階の会議室にて、政策企画局総務部知事秘書 三角知恵人氏らに手渡された。都庁側が新型コロナ感染警戒対策として、提出側は室内に5名までの入室、と規定したため、提出参加の医療従事者らは交替して入室し、署名の主旨や都立病院独法化がなされた場合の弊害などをかわるがわる訴えた。洞口朋子杉並区議もこれに参加した。
その後、午後4時より都庁前で「8.6 都立病院つぶすな!行動」として約1時間にわたり、アピールがおこなわれた。そのなかで、コロナ感染が拡大していた本年3月31日に、小池都知事が都立病院・公社病院を2022年目途で独立行政法人化する方針を決定したことが厳しく批判された。独法化によって医療労働者の労働条件が悪化し、公的医療の破壊が起きかねないことも訴えられた。
約1時間のアピール行動中も署名への呼びかけはなされ、応じてくれた通行人と、都庁で開かれていた労働委員会を終えて立ち寄った出版関連の労働組合員らの協力によって新たに40筆以上が集まったという。今後も署名は続けられ、第二次、さらにその後の分として提出され、独法化方針撤回がなされるまで活動は継続される。
詳しくはぜひ動画をご覧いただきたい。