東京都知事選の幕開け!「私たち一人ひとりは、微力ではあるけれど決して無力ではない。東京を変えることは、必ず日本を変えることにつながる!」支援表明の野党党首が結集!小沢一郎氏からも激励のメッセージ!東京都知事選 宇都宮健児候補 街頭演説(新橋SL広場) 2020.6.18

記事公開日:2020.6.22取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材・文:山内美穂)

特集 #新型コロナウイルス
※2020年7月2日、テキストを追加しました。

 告示日を迎えた東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)初日の2020年6月18日17時、東京都港区の新橋駅SL広場にて、宇都宮健児候補の街頭演説に支援を表明した野党党首が結集した。

 冒頭、この日に駆けつける予定だった国民民主党 小沢一郎衆議院議員からのメッセージが同党 日吉雄太衆議院議員によって代読された。内容は以下の通り。

 「宇都宮健児さんは、派遣村村長の折から注目してまいりました。頑固なまでに反貧困を掲げ、弱者に寄り添い、弱者とともに心寄せる活動は、私が提唱してきた<国民の生活が第一>に相通ずるものではないかと思っています。

 宇都宮さんは、<都民の生活が第一>の候補者です。国政野党が一丸となって推している候補です。勝利のために、あらゆる努力をお約束してメッセージとします」

■全編動画

  • 日時 2020年6月18日(木) 17:00~
  • 場所 新橋駅前 SL 広場(東京都港区)

<ここから特別公開中>

 社会民主党党首、福島瑞穂参議院議員は、宇都宮氏が弁護士時代に多重債務に苦しむ人々を救ってきたとして、グレーゾーン金利を撤廃したり、日弁連の会長だったときには、リーマンショック後の派遣切りで路上に放り出された人々を救済した活動にも触れ、「政策実現する能力のある人物だ」とアピールした。

 日本共産党委員長の志位和夫衆議院議員は、宇都宮氏について、人格・指揮権・政策、どれをとっても最良の候補者と評した。

 新型コロナ禍での小池百合子都知事の政策は、オリパラ延期決定後の翌日に「感染爆発」と発表して初動が遅れたことや、「東京アラート」を解除した翌日に自身の都知事選出馬表明をし、政治的思惑を優先したのではないか、と糾弾。「自粛と自衛をうたい、都民に自己責任ばかりを求める政治家にはもう退場願おうじゃありませんか!」と訴えた。

 立憲民主党代表の枝野幸男衆議院議員は、「新型コロナ禍で、東京都の医療は、崩壊の危機に直面し、一部では崩壊していたといっても過言ではない」と、医療体制の脆弱性について訴えた。これまでの行き過ぎたパフォーマンス色の強い、大見栄を切る政治ではなく、なにも言わなくても結果を出している和歌山県知事や岩手県知事のような地に足をつけてやっている政治家の姿勢について触れ、「常に困っている人たちのそばにいて、支えてくれる宇都宮健児さんを都知事に押し上げていきましょう!」と訴えた。

 最後にマイクを握った宇都宮氏は、新型コロナ禍で、多くの都民の命と生活が脅かされており、この都知事選は、都民一人一人の生存権がかかった選挙であると訴えた。

 日本のPCR検査数がOECD加盟国36ヶ国中、35位という少なさのため、感染拡大が食い止められたかったと述べ、医療体制の充実には程遠く、医療従事者への劣悪な環境を改善するなど実質的な支援が国や都が行うべきであると強調した。

 また、都の感染拡大防止協力金は実際の事業者の3分の1しか支払う対象になっていないことなどにも触れ、休業要請の補償を徹底すると明言した。

 昨年12月の所信表明で小池都知事は都立病院と公社病院を独立行政法人にするとしたことについて、現在、コロナ患者を7割も受け入れている都立病院と公社病院について、本当に感染症対策を考えるのなら(独立行政法人化は)中止すべきとの考えを示した。

 その他に、ライブハウスや映画館などの窮状にも触れ、文化を守ることの重要性にも言及した。

 オリンピックについては、国の専門家会議が開催を妥当ではないと判断した時には、IOCに中止の進言をするとし、カジノ問題(IR)については明確に中止と明言。6月17日に日本記者クラブで行われた東京都知事選立候補予定者 共同記者会見でカジノ問題について小池百合子氏に立場を問いただすと「現在、メリット・デメリットを調査中」と明確な回答を避けたが、都の報告書によるとすでに江東区の青海地区が有力な候補地として挙がっていることにも触れた。

 「カジノとは『賭博』であり、刑法で『犯罪』である。何十年も多重債務問題に取り組んできた者として、また再燃するのではないかと危惧している。治安の悪化、子どもたちの教育への悪影響、依存症の増加が危惧され、何よりも負けた人の犠牲によって成り立つ商売であること、このようなことは認めてはならない」と訴えた。その上で「政治がカジノを経済の活性化の起爆剤とするのは、政治の堕落以外の何物でもない」と断じた。

 「新型コロナウイルス災害が拡大する中、社会の在り方が問われている。今の日本社会は、国民の暮らしや命、人々の人権よりも経済効率性ばかりを求め、自己責任社会だったのではないか。

 新型コロナウイルスが広がって、救える命も救えない、大変脆弱な社会が明るみになった。社会が転換していかないと大変な時代になると危惧している。

 私たち一人ひとりは、微力ではあるけれど決して無力ではない。社会的な協働、支えあい、そういう社会を確立させねばならない。1400万人の暮らしを守る、そういう都政をみなさんと一緒に作っていきたい。そのために立候補した」。

 このように、宇都宮健児候補は最後に、力強く訴えた。

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です