秋葉原駅前ではデモ参加者が横断幕やプラカードを着々と準備していた。
5月24日日曜日、第4回「要請“した”なら補償しろ!」デモが開催され、上野公園まで約3.3キロを70人近くが行進した。
行進前のアピールでは、参加者がそれぞれの思いを訴える。その中に、一際か細い声で演説をする参加者がいた。飲食店を個人経営しているこのデモ参加者は、2月から収入が激減し、4月、5月はゼロに達したと話す。
この参加者は「家賃を払うだけでも精一杯で、もうすぐ潰れちゃうんだろうな、という感じです」と吐露し、悲嘆に暮れた。
東京都の協力金や持続化給付金に申請したものの、10万円の給付金を含め、いまだに給付されておらず、店を閉めなければならない絶望とともに早急の給付を訴えた。