【特別寄稿】新潟県知事選で池田候補にエールを送った小泉元総理!進次郎氏は花角候補の応援を断る!? 公明は自主投票撤回!? 菅官房長官と柄沢自民県連幹事長の極秘面談で創価学会と関係修復か!?(ジャーナリスト・横田一) 2018.6.7

記事公開日:2018.6.7取材地: テキスト
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(取材・文:横田一)

 2018年6月1日18時半、新潟駅南口で池田千賀子候補を支援する市民が集まった「新潟大街宣」が開かれ、IWJが現地から生中継した。

 嘉田由紀子・前滋賀県知事や河合弘之弁護士ら脱原発の論客が次々とマイクを握っていく中、原発ゼロ実現を訴えて全国講演行脚を続ける小泉純一郎元総理の盟友の吉原毅・城南信金相談役は、安倍政権の原発推進(再稼動邁進)政策から自然エネルギーへと転換をすることで「農家の所得10倍」のメリットをもたらすと訴えた。

 「お米を作りながら(農地に設置した)太陽光発電をする『ソーラー・シェアリング』という技術が日本でどんどん普及していて、農水省が大変力を入れているのです。全国で1000ヶ所やっていますが、新潟でも農地で太陽光発電をする。新潟県はお米どころであると同時に電気を売れば、農家の収入が増えて10倍、20倍になる。そういう新しい成長ビジョンを取り入れて『新潟県は原発即時ゼロで十分にやっていけるのだ』ということを、池田さんにお願いしたいと思っています」。

▲(右から)スピーチする吉原毅・城南信金相談役、佐々木寛・新潟国際大学教授、一人置いて河合弘之弁護士、嘉田由紀子・前滋賀県知事(2018年6月1日、横田一撮影)

 続いて、司会役の佐々木寛・新潟国際大学教授が次のような朗報を紹介すると、参加者から大きな拍手が沸き起こった。

 「私が今日、聞いた話では、小泉進次郎さんは(花角英世候補の応援に)来なくなったそうです。『親子対決』を楽しみにしていたのですが、進次郎さんは断られたそうです」

記事目次

  • 小泉純一郎元総理と小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が原発推進の安倍倒閣で連携へ!?
  • 公明党が急転換!? 自主投票を撤回し花角候補支持へ!菅義偉官房長官と柄沢正三自民県連幹事長の極秘面談で創価学会佐藤浩副会長と関係修復説!?
  • 国交省大臣ポストが「指定席」の公明党にとって国交省出身の花角氏で負けるわけにはいかない!?
  • 菅官房長官と公明党・創価学会に「借り」を作った花角氏に「柏崎刈羽原発の再稼動」を断れるのか!?

小泉純一郎元総理と小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が原発推進の安倍倒閣で連携へ!?

 「親子対決」の予測がメデイアに流れたのは、告示日前日の5月23日に小泉元総理が新潟県魚沼市で講演、最前列で熱弁に耳を傾けていた池田氏と握手しながらエールも送ったからだ。

▲5月23日に魚沼市で行われた「小泉純一郎氏講演会 日本の歩むべき道」
最前列に池田千賀子氏の姿も見える(2018年5月23日、魚沼市で、横田一撮影)

 「選挙運動のために来たわけではない」と小泉元総理は説明をしたが、池田氏との面談は報道陣に公開。告示日前日に「頑張っている」と激励すれば、「県知事選の野党系候補を支援」と報じられるのは容易に想像がつく。原発推進の安倍自民党が支持する花角氏は小泉元総理の講演会に現れなかったのだから、講演会に足を運んだ池田氏の当選を期待している本音が透けてみえるではないか。

 小泉元総理は講演でも、脱原発派が多い参加者(約1100人)を勇気づける熱弁を振るった。日本の目指すべき道が「原発即時ゼロ」であると強調した上で、原発推進論者の集まりである自民党の大敗(=安倍政権打倒)の重要性を訴えたのだ。

 「『自然エネルギーで日本は発展できる。もう原発になんか頼らなくてもいい』という考えを国民に持ってもらって、選挙の時に原発推進論者は絶対に当選させない」

 小泉元総理は囲み取材にも応じた。「今回の新潟県知事選挙はどのようにご覧になっていますか」との問いに対して「新潟は原発があるのだから、直ちに廃炉。そういう候補に当選してもらいたい」と強調。

▲講演会後の小泉元総理と池田氏との面談は報道陣に公開された(2018年5月23日、魚沼市で、横田一撮影)

 池田氏の印象についても「女性なのによく頑張っていると思った。女性活躍時代だからね」と激励。すると、隣の池田氏は即座にこう呼応した。「頑張ります。ありがとうございました。私を含めて新潟県民に大きなエールをいただきました。(講演を聞いて)これからの新潟の進む方向、私が公約に掲げた『原発ゼロの新潟』について確信が持てました」。

 8ヶ月前の再現ビデオを見ているかのようだった。小泉氏は2017年10月の衆議院総選挙でも、告示前の9月25日に原発ゼロを掲げて「希望の党」代表に就任したばかりの小池百合子都知事と面談、激励もした。だが、この時は小池氏の「排除」発言が野党分裂を招いて失速、安倍政権打倒(原発ゼロ政権誕生)のチャンスを逃した。

 その経過は「『排除』発言を引き出した記者が見た『小池百合子の400日』なぜジャンヌ・ダルクは墜ちたのか」(現代ビジネス)などの記事にまとめたが、「この時のリベンジをするために、原発推進の安倍政権打倒の旗振り役、新たなジャンヌ・ダルク役を池田氏に託した」というように見えたのだ。

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