国境を越えた日韓の市民社会の連帯を確認!「平和憲法と強力な軍事力」という二つの顔を持つ日本への厳しい問いかけも〜南北対談への希望が見えた3月のソウルで日韓市民が平和会議 2018.3.13 2018.3.13

記事公開日:2018.3.12取材地: | テキスト動画
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(取材・文:上杉英世)

※2018年6月8日、テキストを追加しました。

 日本と韓国、敵対と不信の感情がからんだ国家間に、韓国と日本の市民運動が平和の扉を開く! その一方で、国境を越えた連帯のためには、真摯に議論すべき多くの課題があることも共有された。

■ハイライト

  • 主題
     1.朝鮮半島の戦争の危機の阻止と、日本の平和憲法を擁護するための日韓市民社会の協力をどう実現するか
     2.北東アジアの平和体制構築のための日韓の市民平和運動の役割と国際協力のあり方

 2018年3月13日、9時から18時にかけて、韓国のソウル市庁・多目的ホールで「韓半島の平和と日本の平和憲法擁護のための韓日市民平和会議」が開催された。韓国側からは「2017民主平和フォーラム」や2016年のキャンドル革命に大きな役割を果たした「主権者全国会議」、日本側からは核廃絶国際キャンペーン「ICAN」の川崎哲氏や「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の高田健氏・菱山南帆子氏らが参加した。3部に分けて行われたこの日の会議の、各セッションにおける発言者は以下の通り。

■開会式
 ハン・ワンサン氏(元副首相)
 ハム・セウン神父(主権者全国会議)
 高田健氏(第3回リ・ヨンヒ賞受賞者、総がかり行動実行委員会)
 キム・ヨンホ氏(元産業資源部長官)
 チョン・グンシク氏(ソウル大学・統一平和研究院院長)
 小森陽一氏(九条の会・事務局長、東京大学教授)
 イ・サミョル氏(2017民主平和フォーラム常任共同代表)

■第一セッション:「韓日の市民運動の現況」
 福山真劫氏(総がかり行動実行委共同代表)「日本の市民運動の展開 – 安保法制反対を中心に」
 アン・ジンゴル氏(参与連帯・市民委員長)「キャンドル市民革命の意義と課題」

■第二セッション:「朝鮮半島非核化と東北アジア平和体制」
 ソ・ボヒョク氏(ソウル大学 統一平和研究院)
 キム・ジョンデ氏(正義党国会議員)
 パク・ジョンウン氏(参与連帯・事務局長)
 清水雅彦氏(日本体育大学教授、憲法学者)
 土井登美江氏(脱原発をめざす女たちの会)

■第三セッション:「日韓市民平和運動の課題と協力」
 小田川義和氏(全国労働組合総連合)
 パク・ソクジン氏(開かれた軍隊のための市民連帯)
 有光健氏(戦後補償ネットワーク世話人代表)
 キル・ユンヒョン氏(ハンギョレ21・編集局長)
 菱山南帆子氏(総がかり行動実行委員会)
 イ・チャンス氏(ソウル大学・統一平和研究院)
 チョン・ウシク氏(平和ネットワーク)
 内田雅俊氏(日本弁護士連合会・憲法委員会)

■「韓日市民の平和宣言」採択(読み上げ:菱山南帆子氏)

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