沖縄を孤立させてはいけない! 「沖縄の基地押しつけ撤回署名」を求め新宿で沖縄風街頭宣伝~ギターと歌と三線で沖縄の今を伝える! 2017.1.7

記事公開日:2017.1.13取材地: テキスト動画
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(取材・文:城石裕幸)

特集 IWJが追うオスプレイ問題
特集 高江ヘリパッド
※1月14日テキストを追加しました!

 ギターと三線(さんしん)で歌う、BEGINの「島人ぬ宝」や古謝(こじゃ)美佐子さんの「童神(わらびがみ)」をはじめとする、沖縄にゆかりのある歌の数々。足を止め、集まった人々の間を、「沖縄の基地押しつけ撤回」の署名用紙が行き交う。

 2017年1月7日(土)、新宿駅西口で「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会 街頭宣伝チーム」により、「『沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名』と沖縄の歌&踊りで伝える 1・7沖縄風街頭宣伝」が行われた。

■ハイライト

  • タイトル 「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」と沖縄の歌&踊りで伝える 1・7沖縄風街頭宣伝
  • 日時 2017年1月7日(土)14:45〜16:00
  • 場所 新宿駅西口 小田急百貨店前(東京都新宿区)
  • 主催 解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会街頭宣伝チーム(告知

 「沖縄の基地と戦争は切っても切り離せない。私たちも自分たちのこととして沖縄を孤立させてはいけない」

 「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の菱山菜穂子氏が訴えた。

▲菱山菜穂子氏(中央)と街宣チームのメンバー

▲菱山菜穂子氏(中央)と街宣チームのメンバー

 街宣チームのメンバーが歌い、合間にスピーチを交えた。沖縄では、デモや集会、街宣で参加者が三線を弾き、歌い、踊るのは一般的な光景だ。

▲歌を歌い、踊りを踊りながら署名を集める沖縄風街頭宣伝

▲歌を歌い、踊りを踊りながら署名を集める沖縄風街頭宣伝

 主催者によるとこの日、約一時間の街宣の間に400筆の署名が集められた。署名は、1月の通常国会に第一回の集約分が提出される予定だという。

 沖縄では現在、高江のヘリパッド建設や、普天間基地の辺野古移設が強行されようとしている。2016年12月13日には、米軍普天間飛行場所属のMV22-オスプレイが、名護市安部(あぶ)地区の沖に墜落し、大破した。地元住民の意思を一切無視して米軍に追随する日本政府の対米従属姿勢は、もはや誰の目にもごまかしようのないほど、「植民地」における「傀儡政権」そのものである。

 一方で、こうした沖縄の声に対し、「暴力的な反対運動」「反対派は日当をもらっている」などという、全く無根拠で悪質なデマが、民放のTOKYO MXの報道バラエティ番組「ニュース女子」で放送された。

 IWJは、沖縄での抗議行動の様子をたびたび現地から取材し報じている。また、これまでの取材をもとに、「ニュース女子」のデマを検証する記事もアップしているので、ぜひお読みいただきたい。

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