「『年金カット法案』のストップ、この一点です!」
東京都練馬区の平和台駅前。初秋に似合わず汗ばむ陽気の中、2016年10月18日、衆院東京10区補選民進党・鈴木庸介候補がクロスバイクにまたがりさっそうと到着した。
(城石エマ)
「『年金カット法案』のストップ、この一点です!」
東京都練馬区の平和台駅前。初秋に似合わず汗ばむ陽気の中、2016年10月18日、衆院東京10区補選民進党・鈴木庸介候補がクロスバイクにまたがりさっそうと到着した。
記事目次
■ハイライト
長身の鈴木氏は、立教大学経済学部卒業、NHK入局、コロンビア大学大学院修了、LSE(ロンドン経済政治学院)修了と、華々しい経歴を誇る。しかし10月9日の岩上安身のインタビューでは、33歳から2年間、いわゆる「ニート」の状態となり、精神的にも非常に追い込まれた時期があったことを明かしている。
そんな鈴木候補は街頭に立つと、今国会の焦点の一つである「年金制度改革関連法案」の問題を訴え始めた。同法案を提出した安倍政権は、「現役世代の負担能力に応じて給付を行う仕組みだ」と強調するが、平均賃金が下がれば物価がどれだけ上昇しても、賃金の下げ幅に合わせて年金を下げる制度は、年金受給者の生活を圧迫しかねない。10月12日の衆院予算委員会の集中審議で民進党は、同法案を「年金カット法案だ」と批判した。
鈴木候補は、「この法案だけはなんとしても阻止しなければならない」と述べる。
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