シンポジウム「現代世界 ― 欧州・中東 ― を《文学》から考える」 2016.3.19

記事公開日:2016.3.19取材地: 動画
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 現代文学作品を通じ欧州・中東の現在を考えようというシンポジウム「現代世界 ― 欧州・中東 ― を《文学》から考える」が、2016年3月19日(土)13時半より京都大学で開かれた。中東現代文学研究会ほかの主催。

■I. 総論/II. 各論 (1) 中東編

7分〜 開会・岡氏総論/34分〜(トルコのクルド人)磯部氏/1時間5分〜(シリア―民衆蜂起と内戦)森氏

■III. 各論 (2) 欧州編

2分〜(ドイツの中東移民)鈴木氏/43分〜(フランスのマグレブ系移民)石川氏

■IV. パネルディスカッション

  1. 総論 岡真理氏(京都大学教授、アラブ文学)「文学、この迂遠なるもの」
  2. 各論 (1) ―中東編
    1. トルコのクルド人 磯部加代子氏(トルコ語クルド文学翻訳家)「囚われの故郷で―忘却の民の叫びと沈黙」〜ブルハン・ソンメズ『イスタンブル、イスタンブル』
    2. シリア―民衆蜂起と内戦 森晋太郎氏(アラビア語通訳・翻訳者、東京外国語大学)「牢獄の壁の落書―包囲下の街で」〜ムスタファー・ムーサー「なんていい人たち」『虐殺の花瓶』など
  3. 各論 (2) ―欧州編
    1. ドイツの中東移民 鈴木克己氏(東京慈恵会医科大学、ドイツ文学)「もうひとつの冬物語―望郷、追われし者の心の疼き」〜ラフィク・シャミ『ゾフィア、すべての出来事のはじまり』
    2. フランスのマグレブ系移民 石川清子氏(静岡文化芸術大学、フランス文学)「〈憎しみ〉や〈服従〉から遠く離れて―はざま、亀裂としての〈郊外〉を読む」〜レイラ・セバール『ファティマ、辻公園のアルジェリア女たち』、ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』
  4. パネルディスカッション
  • タイトル シンポジウム「現代世界 ― 欧州・中東 ― を《文学》から考える」
  • 日時 2016年3月19日(土)13:30〜17:30
  • 場所 京都大学吉田キャンパス(京都市左京区)
  • 主催 中東現代文学研究会/京都大学人間・環境学研究科学際教育研究部(詳細
  • 科学研究費基盤研究 (C)「中東現代文学における『ワタン(祖国)』表象とその分析」

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