2016年2月9日(火)14時から、京都市下京区のしんらん交流センターで、「真宗大谷派・九条の会 念仏者九条の会 合同全国集会『殺さない・殺させない』」が開催された。翻訳家の池田香代子氏による記念講演ののち、池田氏と元自衛官の泥憲和氏が対談を行った。
2016年2月9日(火)14時から、京都市下京区のしんらん交流センターで、「真宗大谷派・九条の会 念仏者九条の会 合同全国集会『殺さない・殺させない』」が開催された。翻訳家の池田香代子氏による記念講演ののち、池田氏と元自衛官の泥憲和氏が対談を行った。
■記念講演
■対談
真宗大谷はの人たちは平和を求めて、戦争法に反対し、平和を取り組む行動をされていますが、本願寺はの人たちの声は聴きません。大谷派の宗門は戦争法廃止の声明を出したりしていますね。
はい、確かに本願寺派としての戦争法案廃止の声明は出していません。しかし門徒・僧侶有志は反対声明を出すよう総長(本願寺派のトップ)に求めましたし、各地で抗議・反対行動を行いました。(あくまで「点」ですが)
戦争法案審議真っ只中の8月に戦後70年総長談話というものが出されましたが、慎重審議を求めるくらいの表現です。内向きにはご門徒・僧侶に仏法を根拠とした平和を訴えながら、現実の危機的状況に対しては、各方面(権力)に配慮しすぎて及び腰でした。(東京の築地本願寺内には、政治家によって構成される築地聞真会という組織があります)
ちなみに今回の共同開催の「念仏者9条の会」は全国組織の本願寺派門徒・僧侶の有志の会です。