1号機のオペフロアのカメラ調査が行われ、がれきの状況が明らかになった。燃料交換機やクレーン、天井などがそのまま落下し、燃料プールなどの上n覆いかぶさっている状況が改めて分かった。取出し方法、手順を今後検討することになる。
1号機のオペフロアのカメラ調査が行われ、がれきの状況が明らかになった。燃料交換機やクレーン、天井などがそのまま落下し、燃料プールなどの上n覆いかぶさっている状況が改めて分かった。取出し方法、手順を今後検討することになる。
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福島第一原子力発電所1号機の燃料取出しに向けて、ダストの飛散を防止するために設置した建屋カバーの解体工事が進んでいる。それに合わせて、1号機オペフロアの調査が行い、東京電力はオペフロアに落下したがれきの状況等の調査を行った結果を発表した。
その結果、1号機は燃料交換機やクレーン、屋根等のそのまま落下し、オペフロアにある使用済燃料プールや機器貯蔵プール等の上に覆いかぶさっている様子が、改めて判明した。燃料交換機自体は落下し使用済燃料プールの上にまたがっている。交換機そのものの形状は維持されているが、その上に落下したクレーンがもたれかかって交換機の一部が変形している。また脚部が変形していることも分かった。
その上に落下した屋根が乗っかっているような状況である。取出しには個々に解体しながら、崩さないように取り出すなど、慎重な作業が必須となる。
今後の作業にあたって、燃料プールの中にがれきなどが崩れ落ちるのを防止するためプールの水面を養生し、
がれき取出方法論を検討していくことになる。
東京電力は「現時点でプール自体の機能に問題があるとは判断していない」という見解だ。
尚、現場は線量が高く、人の立ち入りはできない。そのため、クレーンから遠隔操作カメラを吊り下げで撮影し、映像からのみ調査、状況を調べた。今後のプール養生等の作業もクレーンによる遠隔無人作業が続くことになる。
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2016年1月25日(第29回)
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2016年1月25日