降雨の地下浸透を抑制するフェイシングは、5、6号機や汚染水タンクのあるOP35mエリアは2015年度内に完了する見込みだが、護岸や建屋周りはまだ手がついていないと曖昧に答え、具体的な進捗状況をまったく公表しなくなった。
降雨の地下浸透を抑制するフェイシングは、5、6号機や汚染水タンクのあるOP35mエリアは2015年度内に完了する見込みだが、護岸や建屋周りはまだ手がついていないと曖昧に答え、具体的な進捗状況をまったく公表しなくなった。
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原子炉建屋周辺のOP4mエリアや護岸エリアのフェーシング進捗について、東京電力はあまり手がつけられていないと曖昧に答え、具体的な数値で進捗を発表していない。
福島第一原子力発電所構内のフォールアウト汚染や土砂が、降雨により地下に浸透したり流出するのを防ぐため、未舗装の路面や法面にモルタルを吹付ける”フェーシング”を行っている。これは、汚染地下水の増加を抑制し、建屋地下滞留水の増加を抑える効果も期待される。
5,6号機周辺や汚染水貯留タンクを設置したOP35mエリアの進捗は、2015年12月現在約89%を終えている。2015年度末、即ち2016年3月には100%完了を目指している。これは先週1月28日の中長期ロードマップの会見資料でも言及している。
ところが、陸側遮水壁の完成を目前に向かえ、建屋地下への流入に直接関係する建屋周辺、OP4m付近のフェーシングは進んでいない。
線量が依然として高いままだということもある。それ以外にも、護岸付近にはまだ瓦礫が残っている部分がある。建屋周辺はサブドレンや遮水壁工事のため、フェーシングできなかったということもある。
それらの結果、現状、どの程度フェーシングが進んでいるのだろうか。
東京電力は「あまり手がついていない」と答えるにとどまり、具体的な数値で示すことはなかった。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2016年2月1日
2016年1月31日
2016年1月30日
2016年1月29日
2016年2月1日
2016年1月29日
2016年2月1日
2016年1月29日