「日本は本当に法治国家と言えるのか」「最大の犯罪者は政府」小出裕章・元京都大学原子炉実験所助教が説く福島原発事故の凄まじい被害 2015.6.6

記事公開日:2015.6.11取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ中継市民・こうの みなと)

※6月11日テキストを追加しました!

 元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏による講演会が「100年後の人々へ」と題して2015年6月6日(土)13時半より、福岡県北九州市戸畑区にある「ウェルとばた」で開かれた。主催したのは「さよなら原発!北九州連絡会」。集まった約800人の聴衆は、福島第一原発事故の現在の状況や今後の見通しについて、小出氏の説明に耳を傾けた。

▲小出裕章・元京都大学原子炉実験所助教

■ハイライト

  • 講演 小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所)
  • 日時 2015年6月6日(土)13:30〜
  • 場所 ウェルとばた(北九州市戸畑区)
  • 主催 さよなら原発!北九州連絡会

福島第一原発事故は収束などしていない

 小出氏は、福島第一原発について、「事故から4年経っても、10年経っても、現場にはまともに入れない。こんな事故は原発以外に起きない」とし、「事故収束」とはほど遠い現在の状況を説明した。

 2011年3月11日に運転中だった1号機から3号機は、すでに炉心が溶け落ち、それが今どこにあるのかすら、わからない状況である。ひたすら水を注入してきたが、放射能汚染水が溢れ出ている。また、定期検査中で運転していなかった4号機は、使用済み燃料プールの底に広島原爆1万4000発を超えるセシウム137が残されたままである。

 いずれも今後さらなる放射能の大量放出が心配され、果てしない放射能のとじ込め作業と労働者の被曝が続いている。

「日本は本当に法治国家と言えるのか?」

 福島第一原発事故により、福島県の東半分を中心にして、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに、栃木県、群馬県の北半分、千葉県の北部、岩手県、新潟県、埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならないほど汚染された。

 小出氏は、「国民が法律を破ると国家は処罰する。それなら、法律を守るのは、国家の最低限の義務である」とし、「日本では、一般人は1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないし、させてはいけないという法律がある」と指摘。「放射線管理区域から、1㎡あたり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならないという法律もあった」ことを挙げ、「福島原発事故を引き起こした最大の犯罪者は政府であり、その政府は事故が起きたら、それらをすぐに反故にした」とし、「日本は本当に法治国家と言えるのか」と疑問を投げかけた。

燃料デブリを取り出すことはできず、石棺方式しかない

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入よりご覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 300円 (会員以外)

関連記事

「「日本は本当に法治国家と言えるのか」「最大の犯罪者は政府」小出裕章・元京都大学原子炉実験所助教が説く福島原発事故の凄まじい被害」への3件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    「日本は本当に法治国家と言えるのか」「最大の犯罪者は政府」小出裕章氏が説く福島原発事故の凄まじい被害 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/248121 … @iwakamiyasumi
    「国民一人一人が立つことが大切」と小出さん。原発事故だけではない、日本が抱える問題の本質がそれだ。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/609109734944169984

  2. 三井純一郎 より:

    日本経済、世界経済、人類のみの発展を望み、地球に住むすべての生き物を敵に回す行動!何とかならないものでしょうか

  3. 匿名 より:

    弁護士は虚偽事由で提訴する!
    実態は以下のとおり酷い。
     虚偽事由で提訴(訴訟詐欺)することは正当な弁護士業務だと主張する黛千恵子(坪田)・坪田康男・八木宏らは、詐欺罪で告発受理(2014~2015)されていたようですが福井弁護士会は、反省も謝罪もせずに知らぬ振りして何らかの処置もしていないようです。
     それどころか、福井弁護士会は、「虚偽事由で提訴することは正当な弁護士業務だ」と議決して擁護(教唆・幇助)し続けているらしいです。
     被害者は、更なる侮辱や訴訟詐欺にあう事を恐れ恐怖の日々を過ごしているみたいです。
     権力を有した組織的な犯罪が放置される中で正義など通用するはずもなく、おそらくは一人ひとりと食い物にされることになるのでしょう。
    人権擁護や正義などは眼中に無いようです。

    裁判官樋口英明らは、 「虚偽事由で提訴すること(訴訟詐欺)は正当だ」などと主張し実践する福井弁護士会らを相手の訴訟に対して、 「裁判では虚偽は到底許される」 などと被害者に判決言い渡したらしいです。
    司法に正義などありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です