特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL)は、10月25日に予定している「DEMO FINAL@SHIBUYA」の開催を前にした10月22日に記者会見を開き、特定秘密保護法に反対する理由や、活動を始めたきっかけなどを語った。
(IWJ・薊一郎)
特集 秘密保護法
特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL)は、10月25日に予定している「DEMO FINAL@SHIBUYA」の開催を前にした10月22日に記者会見を開き、特定秘密保護法に反対する理由や、活動を始めたきっかけなどを語った。
記事目次
■ハイライト
会見に参加した奥田さんは、特定秘密保護法に反対する理由として、「私達は怒っている。このような法律の通し方でいいのか」と語り、国会での審議が十分なされないまま、可決されてしまったことに怒りをにじませた。
また、現在の国会が「小選挙区制により必ずしも選挙で民意が反映されていない」状態であるとし、「選挙がなくてもデモという形で明確な反対の意思を表明したい」と、抗議行動する意義を語った。
奥田さんは、法案が可決して施行が閣議決定された後も活動を続けることで、「法律の恣意的な運用にブレーキをかける」意図があると説明した。
大野さんは、法律の問題点として、①情報が内閣のみに集中することで権力が一極集中すること、②言論の自由が奪われるおそれがあること、③適正評価制度等によりプライバシーの侵害が危惧されることの3点を指摘した。
SASPLのデモ運営を担当しているという小倉さんは、「私達のデモは個性的で誇りを持っている」と語る。
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