週末の渋谷をブルドーザーとともに2000人以上の参加者が怒りの「安倍政権打倒」デモ 若い女性からも「集団的自衛権反対」の声あがる 2014.8.2

記事公開日:2014.8.3取材地: テキスト動画
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(IWJ・芹沢あんず)

 観光客や若者が多い週末の渋谷を、「安倍政権 打倒 怒りのブルドーザーデモ」と書かれた横断幕を付けたブルドーザーが走行。渋谷にいる人々の目が釘付けになった。

 8月2日(土)、渋谷で、安倍政権に対して、ブルドーザーを使用した抗議デモが行われた。デモが通ると、沿道の人々からは、普段渋谷の街では見慣れないブルドーザーの走行に対して注目が集まり、写真を取る人の姿も多く見られた。時間が経つにつれて飛び入りで参加した人も多く、主催者発表で、参加者は2000人以上となった。

 この日、参加者は、安倍政権が行った、集団的自衛権行使容認の閣議決定に対して反対し、「安倍はやめろ」などのシュプレヒコールがあがった。今回行われたデモには、20歳前後の参加者の姿も多く、同世代の若者が多く集まる渋谷で、沿道の人に対してスピーチが行われた。参加者の一人で、昔からデモに参加しているという、京都から駆けつけた女性は「集団的自衛権の閣議決定の時から、若い人の参加者が増えた」と、自身の印象を語った。

■ハイライト

  • デモコース 代々木公園 → 公園通り → 渋谷スクランブル交差点 → 宮益坂 → 青山通り → 表参道 → 明治通り → 宮下公園ガード下 → 公園通り → 代々木公園(約4km)
  • 日時 2014年8月2日(土)
  • 場所 渋谷周辺(東京都渋谷区)
  • 主催 東京デモクラシーネットワーク(東京デモクラシークルー、怒りのドラムデモ、C.R.A.C.、SASPL、CIVITAS MUSASHINO)

24歳の女性「アメリカからの圧力があって、なんか、色々大変なんだなと思いました…(苦笑)」

 参加者の24歳の女性は 「集団的自衛権行使容認の閣議決定に対して、明確に、反対の立場です」と主張した。

 「集団的自衛権の行使容認は、暴力的だと思う。あまり議論を経ないで憲法の解釈をがらっと変えたので、政府はやり過ぎ。アメリカからの圧力があって、なんか、色々大変なんだなと思いました…(苦笑)。だけど、それに対して私たちが、反対って言っていかないといけないと思います」

 また、デモに参加した理由については「町とかで声を出して、反対って言わなければ、このまま知らない間に色々なことが決まっていってしまう。日本が変わっていってしまうのが嫌だったので、ここに来ました」

 「政治のこととか、分からないこと、腹立たしいことがいっぱいあるけど、安倍さんのせいっていうより、関心を示さなかった市民が悪い。けど、これからは話し合える社会がくると思う。だから、政治の話をしていきましょう! 」と、カメラに訴えた。

なぜ、「ブルドーザー」なのか?

 渋谷にいる多くの人々の関心を集めたブルドーザーの走行。主催者の一人である、東京デモクラシーネットワークの高橋若木氏は、デモ終了後の解散地点となった代々木公園で、ブルドーザーを走行させた今回のデモの結果について「めちゃくちゃ良かったのではないでしょうか。沿道の反応がよく、子どもも喜んでいた。それが大切。注目のきっかけになった」と、喜びの表情で語った。

 なぜ、ブルドーザーを選んだのか。そのことについて高橋氏は「安倍政権に対して、自分たちが弱いものとして必死に訴えるというよりも、自分たちの気持ちとしては、憲法上も法律上も本来であれば、国民の方が強い。国民がパワーであり、主権である。主権を奪っている者に対して、主権を訴える。そういう意味で、パワーでなければいけなかった」と、庶民が働くために使用するブルドーザーを選んだことを説明した。

 そしてさらに「庶民が働くために使用する車で、庶民の力を、庶民として訴えた。力を奪っている奴に対して、俺達の本当の力を訴えたかった」と強調した。

 高橋氏は、安倍政権が7月1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことは「国民と憲法を無視して行っている」と指摘。そしてさらに「これは、国民の主権、国民のパワーをうばっているに等しい」と、強く警鐘を鳴らした。

共産・吉良よし子議員「次から次へと悪政を進めていこうとしているのが、安倍政権」

 デモの参加者には「ANTI FACIST」のTシャツを着た、日本共産党の吉良よし子議員の姿があった。吉良議員は「本当に次から次へと、安倍政権は悪政を進めていこうとしている。原発、憲法(改正)、TPP、労働法制にしても、一つ一つを見て、反対の声を上げていくことが大切」と述べ、安倍政権が行っている閣議決定の強引さや法改正の不備などについて指摘した。

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