金曜反原発抗議行動参加者ら 規制委による川内原発審査書了承に抗議 「火山対策が取られていない」の声 2014.9.12

記事公開日:2014.9.12取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ・石川優)

 今週9月10日水曜日、原子力規制委員会は、九州電力・川内原発1,2審査書を了承し、再稼働が事実上決定した。  9月12日金曜日、国会正門前で行われた「首都圏反原発連合」による抗議行動では、「火山対策がとられてない」「避難計画がとられてない」など、川内原発審査書了承に対して怒りの声があがった。審査書を了承した原子力規制委員会に対しても「原子力規制員会はもはや、(原子力)許可委員会に成り下がってしまっている」など、批判の声が相次いだ。

 また、今週木曜日、政府は、福島第一原発事故調査委員会のヒアリング記録を公開。福島第一原発所長の吉田昌郎氏など、当時の政府関係者、菅総理大臣や枝野官房長官らの証言が内閣官房のHPから閲覧できる。

 吉田所長らを指し、「優秀な人たちの集まりなのにも関わらず、原発を制御することはできなかった」と吉田調書公開に触れる参加者も、「原発反対、再稼働反対」を訴えた。

■参考:内閣官房 政府事故調査委員会ヒアリング

 国会正門前で続けられてきた抗議行動は、東京都下水道局の工事が2年間おこなわれることから、来月10月までは同場所で抗議行動を実施するが、その後は、場所を移してスピーチ中心の抗議をする予定であると、主催の首都圏反原発連合から報告された。

■ハイライト

  • 日時 2014年9月12日(金)18:00~20:00
  • 場所 首相官邸前/国会正門前(東京都千代田区)
  • 主催 首都圏反原発連合詳細

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です