独立行政法人理化学研究所は8月27日、記者会見を開き、STAP現象の検証の中間報告を行なった。会見で理研は、今回の検証で「STAP現象の存在を検証することはできなかった」と報告。今後、さらに条件を追加して検証実験を行う予定だとした。
「中間報告」に先立ち、理研は今月発表した「研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクション・プラン」についても説明した。
このアクション・プランでは、ガバナンスの強化、発生・再生科学総合研究センターの「解体的出直し」、および研究不正防止対策などが盛り込まれており、野依良治理事長、川合眞紀理事、および坪井裕理事がそれぞれプランの概要について説明した。