民主党の海江田万里代表は2014年8月14日(木)、緊急のぶら下がり会見を行なった。
14日付の日経新聞の報道に対して、海江田氏は「事実無根で撤回していただきたい」と強く訴えた。内容は、13日に海江田氏が松原仁国会対策委員長に会い、「生活の党と社民党に統一会派の結成を打診する方針を決めた」というものだ。海江田氏は昨日、在宅しており両親の墓参りをしていたという。
- 日本経済新聞 8月14日 民主、統一会派を打診へ
日経新聞は以前にも、海江田氏が同党の輿石東参議院副議長、大畠章宏幹事長に会ったと報道。これに関しても海江田氏は「全くそんなことありません」と強く否定し、撤回を望んだ。日経新聞に対しては、口頭での注意はすでにしており、文書が必要なら文書でやると海江田氏は述べた。
確かに海江田氏は、7月31日の両院議員懇談会で「野党との協力は必要。選挙協力について党首と会談をやる中で共通認識はできていて、統一会派というのも考えられる」と発言していることは認めている。しかし、個別の党の名前を挙げたことは一度もないという。
統一会派については、「じっくり腰を据えて考えなければいけない。秋の臨時国会の中で、何かできないかなという思いはあります」と語った。